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アポロンのマフラー
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戦闘をメインの職種の職員も、いつも命がけの戦いをしている…いや、している人もいるんだけども、さすがにそればかりはさせられたいと、受け皿というのを昔から考えられてきたが、一番納得して参加してくれるのは何かというと…
『第1582次誕生日お祝いし隊』
「我々は生誕の祝福を忘れているものに、おめでとうという言葉とケーキを届けに行くものである」
ひねくれものによっては、脱兎し、どっかにいなくなるので、そんな人も地獄の果てまで追い詰めちゃうよ。
「ああいうのに、金を出せるのはKCJぐらいだよ」
「クリスマスはサンタさんのお仕事、誕生日は我々のお仕事だ、それでは整列! 」
こんなんで荒くれものがおとなしくなるのかなと思うだろうが。
「疑いようもない正義、そんな大義名分があれば納得して参加しちゃうよね」
それにだ。
「お兄ちゃんたち、ありがとう」
子供から感謝されると。
「おう」
くすぐったい何かが心に生まれるのである。
クリスマスは集中するが、誕生日はバラけていることもあり、コストも下げて対応出来るというのも魅力である。
「まあ、全力でKCJはアホなことやってるなでいいんじゃないですかね」
これをやるために職員になりたい人もいるという。
「います、います、あっちょっとすいません」
お話をお聞きしているのは管理部なのですが、後ろを振り向き。
「初心者が相場に入ってきたみたい、一割残してみんな売っておいて」
「わかりました」
「ああ、話の続きですね、すいませんね、うちらって盆も正月もないんで」
ここはKCJのトップシークレット、管理部門の幹部たちである。
「うちはこんなご時世でも資金に比較的余裕がある団体でありますが、もちろん好き勝手使うっていうわけにはいきません」
この話の最中でも、「油が売りに出た」「どこの~」など慌ただしくなる。
「とりあえず一度支援すると決めると、ずっと安定させていくのが当然で、他を決めるときもそこが疎かにならないようにという話になってるですよ」
だから利益は出ても、投入先が増えないことがある。
「だから職員のボーナスとか手当てとかいいんですよね」
波里である。
これはボーナス良かった顔ですわ、ニヤニヤですもん。
「るんるんだな」
「えっ、はい、るんるんでもありますね」
『るんるん』という言葉の表現があまり似合わない男、東司からそういわれて波里は動揺する。
「今日は仕事終わったらスタイルコーディネートを頼もうと思って」
スタイルコーディネート、浜薔薇の人気メニューでへアセット+服飾などのアイテムがついてくるもの。
「傑さんの所に新しいものが運ばれていきましたから、さっき写真が更新されたんですよね、傘でした、これがまたいい傘なんですよ」
こういう時KCJ浜薔薇出張所は便利だ、何しろ隣が浜薔薇なのである。
「即予約しました」
傘はスタイルコーディネートでも人気のアイテムで。
「今回のは特にいい気がします」
へアセットと同価格のものもあるよ!
「最近、変なことが続きましたし」
霊、霊、霊、鮫、鮫、霊、鮫。
「自分へのご褒美ですよ」
実はKCは華美なもの、贅沢類はあまりよかれと思ってないところがあるのだが。
「これはKCが戦時中に節約は大事っていうことをスローガンにあげていたからな」
でもだ。
「あっ、浜薔薇?浜薔薇ならいいよ」
とえらい人okしちゃった。
理由としては価値は高くはあるが、使っている金額が高額ではないため。
「前支部長も浜薔薇のファンだったからな」
今は他のところにいる前支部長。
「都会では考えられない値段にあのサービスだから」
本当は自分も行きたいが、職員や友人たちにも浜薔薇は勧めていた。
「私も言われたことがあります」
「波里くん、せっかくなだからさ、こういうのも楽しんできなさいよ」
「本当に傑さんがあの価格で出してくれているから、いいよって通ったんですよ、ありがとう!」
その傑というと。
「品物を探しても探してもすぐに予約で消えてしまうんですよね」
「いいことじゃないか」
「クオリティは落とせないし~う~ん」
悩んでいるがこれは前向きな葛藤です。
「最初はこのラインナップを見ているだけでも楽しかったんだよね」
浜薔薇のファンクラブのレビュー。
「たまたまかな、支払おうとしたら、財布の、小銭の部分がブチって」
それで傑が財布をこれをどうぞと、その時はお代はとりませんでした。
「あの財布が今まで使ったものよりも上のものでさ、こんないいものを傑さんは…」
それでも使いまくってボロボロにしたので。
「新しいの買わないの?」
「これ気に入ってるんだよね」
「予算がない訳じゃないなら、それこそスタイルコーディネートで頼めば」
「あっ、そうか」
そこに気がついて初めてスタイルコーディネート頼んで。
「スタイルコーディネートのファンの人たちの気持ちがよくわかった、こんなものがあるのかっていう驚きと喜び、物欲がそんなにない自分が目覚めました」
そこから浜薔薇ではスタイルコーディネートをチョイス。
「本当、これすごい楽しい、持ち歩いててそんな気分になるなんて最高だね」
スタイルコーディネートに興味あるかたで、まだ頼んだことがないかたは、ファンクラブとしては、スタイルコーディネート新アイテム入荷写真がアップされてすぐのタイミングで予約しよう。
何日か過ぎると、いいものがなくなっていたりもするのですが。
「時間の関係で、なんでもない日にいったら、入荷写真にないものがあった」
「マジ」
「これで俺もぬくぬくよ」
写真が送られてきた、王国の住人が身に付けているマフラーは、アポロンのマフラーというもので、アポロンという神のシンボルというのは雄羊、そのの毛だけで編み上げた、寒い冬にはぴったりなアイテムである。
『第1582次誕生日お祝いし隊』
「我々は生誕の祝福を忘れているものに、おめでとうという言葉とケーキを届けに行くものである」
ひねくれものによっては、脱兎し、どっかにいなくなるので、そんな人も地獄の果てまで追い詰めちゃうよ。
「ああいうのに、金を出せるのはKCJぐらいだよ」
「クリスマスはサンタさんのお仕事、誕生日は我々のお仕事だ、それでは整列! 」
こんなんで荒くれものがおとなしくなるのかなと思うだろうが。
「疑いようもない正義、そんな大義名分があれば納得して参加しちゃうよね」
それにだ。
「お兄ちゃんたち、ありがとう」
子供から感謝されると。
「おう」
くすぐったい何かが心に生まれるのである。
クリスマスは集中するが、誕生日はバラけていることもあり、コストも下げて対応出来るというのも魅力である。
「まあ、全力でKCJはアホなことやってるなでいいんじゃないですかね」
これをやるために職員になりたい人もいるという。
「います、います、あっちょっとすいません」
お話をお聞きしているのは管理部なのですが、後ろを振り向き。
「初心者が相場に入ってきたみたい、一割残してみんな売っておいて」
「わかりました」
「ああ、話の続きですね、すいませんね、うちらって盆も正月もないんで」
ここはKCJのトップシークレット、管理部門の幹部たちである。
「うちはこんなご時世でも資金に比較的余裕がある団体でありますが、もちろん好き勝手使うっていうわけにはいきません」
この話の最中でも、「油が売りに出た」「どこの~」など慌ただしくなる。
「とりあえず一度支援すると決めると、ずっと安定させていくのが当然で、他を決めるときもそこが疎かにならないようにという話になってるですよ」
だから利益は出ても、投入先が増えないことがある。
「だから職員のボーナスとか手当てとかいいんですよね」
波里である。
これはボーナス良かった顔ですわ、ニヤニヤですもん。
「るんるんだな」
「えっ、はい、るんるんでもありますね」
『るんるん』という言葉の表現があまり似合わない男、東司からそういわれて波里は動揺する。
「今日は仕事終わったらスタイルコーディネートを頼もうと思って」
スタイルコーディネート、浜薔薇の人気メニューでへアセット+服飾などのアイテムがついてくるもの。
「傑さんの所に新しいものが運ばれていきましたから、さっき写真が更新されたんですよね、傘でした、これがまたいい傘なんですよ」
こういう時KCJ浜薔薇出張所は便利だ、何しろ隣が浜薔薇なのである。
「即予約しました」
傘はスタイルコーディネートでも人気のアイテムで。
「今回のは特にいい気がします」
へアセットと同価格のものもあるよ!
「最近、変なことが続きましたし」
霊、霊、霊、鮫、鮫、霊、鮫。
「自分へのご褒美ですよ」
実はKCは華美なもの、贅沢類はあまりよかれと思ってないところがあるのだが。
「これはKCが戦時中に節約は大事っていうことをスローガンにあげていたからな」
でもだ。
「あっ、浜薔薇?浜薔薇ならいいよ」
とえらい人okしちゃった。
理由としては価値は高くはあるが、使っている金額が高額ではないため。
「前支部長も浜薔薇のファンだったからな」
今は他のところにいる前支部長。
「都会では考えられない値段にあのサービスだから」
本当は自分も行きたいが、職員や友人たちにも浜薔薇は勧めていた。
「私も言われたことがあります」
「波里くん、せっかくなだからさ、こういうのも楽しんできなさいよ」
「本当に傑さんがあの価格で出してくれているから、いいよって通ったんですよ、ありがとう!」
その傑というと。
「品物を探しても探してもすぐに予約で消えてしまうんですよね」
「いいことじゃないか」
「クオリティは落とせないし~う~ん」
悩んでいるがこれは前向きな葛藤です。
「最初はこのラインナップを見ているだけでも楽しかったんだよね」
浜薔薇のファンクラブのレビュー。
「たまたまかな、支払おうとしたら、財布の、小銭の部分がブチって」
それで傑が財布をこれをどうぞと、その時はお代はとりませんでした。
「あの財布が今まで使ったものよりも上のものでさ、こんないいものを傑さんは…」
それでも使いまくってボロボロにしたので。
「新しいの買わないの?」
「これ気に入ってるんだよね」
「予算がない訳じゃないなら、それこそスタイルコーディネートで頼めば」
「あっ、そうか」
そこに気がついて初めてスタイルコーディネート頼んで。
「スタイルコーディネートのファンの人たちの気持ちがよくわかった、こんなものがあるのかっていう驚きと喜び、物欲がそんなにない自分が目覚めました」
そこから浜薔薇ではスタイルコーディネートをチョイス。
「本当、これすごい楽しい、持ち歩いててそんな気分になるなんて最高だね」
スタイルコーディネートに興味あるかたで、まだ頼んだことがないかたは、ファンクラブとしては、スタイルコーディネート新アイテム入荷写真がアップされてすぐのタイミングで予約しよう。
何日か過ぎると、いいものがなくなっていたりもするのですが。
「時間の関係で、なんでもない日にいったら、入荷写真にないものがあった」
「マジ」
「これで俺もぬくぬくよ」
写真が送られてきた、王国の住人が身に付けているマフラーは、アポロンのマフラーというもので、アポロンという神のシンボルというのは雄羊、そのの毛だけで編み上げた、寒い冬にはぴったりなアイテムである。
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