浜薔薇の耳掃除

Toki Jijyaku 時 自若

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ナイトメアだと回復しない

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ホラー系です、苦手な方はバックしてください。


「早く、その女出しなさいよ」

「になってるなで、早く誰か来て!」

「どうしましたか?東司」
「カフェで巻き込まれた話で、今も解決してないというか、事件が起きているそうでな」
「せっかくの時間が台無しになりましたよ」
「あそこでな、拐われた男性がいたんだとさ」
「なんですか、目をつけられたってやつ?」
「そう、それ」
「その救出要請?」
「さすがにあそこで、今だから俺の番は回ってこないかもしれないが、話だけは来たってやつだ、その拐われた男性、彼女がいてな、その彼女が叫んでるんだってさ」

「その女、呼んでこいっていってんでしょ?」

「それを止めるのがKCJのお仕事で」
「うわ」
「行政の負担増やすわけにはいかないから」
「しかし、その彼女さんも勇ましいですね、あそこから脱出してきた我々からすると、あそこにいた何かですよね、見初められたら一般人なら怯みそうですが」
「だがあの調子だと帰ってこれそうじゃないか」
「帰ってきてほしいと願うものがいないと、そこで100%戻ってこないでしたっけ」
そういうデータがございます。

さて、彼氏さんは無事に帰ってこれるでしょうか?

「そういえば奨学金の話、聞いたんだけどな

「一般用とスカウト用の奨学金ですね」
「整備のゴネたが通ったと」
「そうです、そうです、元々給付型の奨学金、毎月募集というのは管理で始めるつもりだったんですよ」
そこでパスすると、卒業までもらえます。
「前も奨学金はありましたから、一年に一度の募集でしたし、それであれです、KCJに来ていた奨学金生さんが遊びにきたときに」
整備がそれを知って、家電とおやつと、飯を食べるために整備に来いっていうのをやっていたことが発覚。
「ちゃんと上手くやってるから、大丈夫だよ」
そう整備はいいわけをしましたが。
「そういう問題じゃないでしょ」
そこで正式に引っ越しの際の家電や物件の選びも職員が対応し、毎月お金と食品が用意されることになりました。
いつもの光景かな。
「あとスカウト生に関しては、私の能力を主人公にしてサバイバルホラーゲームを作るそうです」
それをフリーで配布、プラウザで遊べるようにして。
「SS取れたら、スカウトの対象にするとかいってましたね」
波里と戦闘職のコンビ(最初は東司がモデルのパートナーらしい)
「これで私の視点で探して、戦闘職でぶったぎるんですけども」
能力 鏡の瞳視点にすると、時間制限ありの状態で探索しなければならない。
「だからいってやったんですよ、ナイトメアだと回復しないのはどうですかね」
「それクリア出来るのか?」
「ゲームのうちがいいですって、ただマップ、フィールドを今まで未走破のものを使うっていってるから、そしたら向こうと繋がるか、何か喚んじゃいそうですよね」
「それはゲームにしてはダメなやつだ」
場を浄めるのを忘れてゲームすると、とんでもないこと間違いなしだよ!
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