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原初の四季
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浜薔薇出張所管轄の入浴施設、そこに置いてあるヘアケアやボディシャンプー類は浜薔薇取り扱いのものでもあります。
「普通にドラッグストアでもいいと思うんだがな」
「それも考えたんですけどもね…」
久しぶりにお風呂に入ることになった場合というもの。
「市販のボディシャンプーとかだと、何回も洗わなくちゃいけないんで」
「ああ、それは…」
それに比べて浜薔薇で販売しているものは、そういった場合でも一回洗うだけで落とせるものがあるという。
「それこそ、全身をそれでまず洗う」
商品名Best wishs、意味としてはたくさんの幸せが訪れますようにというやつだ。
「これは介護用とか色んなノウハウがつまった奴だな」
しばらくぶりにお風呂に入るとなると、まあ、汚れているのだが、洗っても洗っても取れないという状態になりますと、心に来るもの、しかしこれが一本、まずはシャワーで全身を濡らした状態で洗っていただにますと。
「まるで何事もなかったかのように落ちるんだよ、風邪引いてしばらく風呂に入れないとか、あと手術してお風呂禁止だから髪だけ洗う場合とかも使うな、これのすごいところは、日焼け止めも落ちるんだよ、その癖潤うんで、これ一本あれば、へへっ、予算かけずに綺麗を維持できるんだぜ」
「蘆根さん結構これ推してきますよね」
そう波里にこういうのあるんだがと、プレゼンしたのは蘆根からである。
「風邪ひいてお風呂に入れず、しばらくぶりにお風呂に入りました、こんなに自分が汚くてイヤになりましたっていう話を前にちょっとな、聞いていたりするから、その時はそのお客さんのためになんとかならないだろうかだったわけさ、でも近年は色んな人がこれを利用したがるかな」
これは衛生班の時間貸しをしている大浴場の方にも置いてある。
「この近所で作業している人たちは、大浴場借りに来ますからね」
「一時間大浴場→一時間休憩室、それで炊き出しからご飯来て、5000円は安いと思う(人数制限特になし)後は、今ならコインランドリーもご自由にか」
近所のコインランドリーではなく、衛生班が常駐している一軒家の中に、素人では見分けのつかない魔改造洗濯機が並んでいた。
「でも元々貸すつもりではありませんでしたからね」
浜薔薇駐車場を炊き出しをしやすいように整備しよう、あっ、整備のみなさんはお風呂と休憩室とご飯つきますから、どうぞ、どうぞが。
「お金払うので貸してくださいになったんですよ」
衛生班の掃除もしっかりと行き届き、今は洗い場が六ヶ所ついて、お風呂ももう1つつけました。
「趣味で作った物件だったんですが、工事が甘かったそうなんですよ」
KCJが遠方から、信頼おける職人さんに来てもらいまして。
「これを治すんだったら…」
といろいろとアドバイスをいただく。
「お金はかかったでしょうとはいわれますが、取得費用が安い物件でしたからね」
この辺の不動産価格は安い、浜薔薇効果で高くなるかな?と思ったが全然上がらない。
「ここら辺は生活音も気にしなくてもいいので、自由にやりたいっていうタイプの職人さんはノリノリで来てくれるんですよね」
試してみたい壁紙を使うチャンスだ!
「ボディシャンプーの減りとか見ていると、ベストフレンドの湯的にはどうなんだろうか」
ライバル視してない?というのが気にはなってるが。
「作業で泥汚れとかのままドタドタここにこれるので、住み分けができていると思いますよ」
「あっ、そうか、そっちか」
泥汚れのままは入れないのだが、泥汚れでもこっちから入るぶんには構いませんよの入り口もここにはある。
それこそ、衛生班出動のために蓄積されたノウハウで作られ、大浴場まで一直線でいける。
そして脱衣室で着替えて、またこれも魔改造の力、泥汚れお任せモードがあるので、手洗いなんてしなくていいのである。
「むしろ、この洗濯機うちにほしいぐらいなんだけど」
すいません、これ売ってないんですよ。
でも使うぶんにはご自由になので、風呂に入り、休憩室で飯食べて、ごらんとしていたら、ちょうど乾燥まで作業服が終わり。
「家に持ち帰らなくていいんで、うちの家族仲を維持するためにも、本当にこのサービス利用していきたいです」
だいたい会社持ちです。
「休憩するにも車は、夏の暑い時期危ないからってことで、ここにKCJさんに頼んだけども、もうね、これやってからやめる人とかいなくなったりするので、このぐらいなら、いつもお願いしようかなって思ってる」
今は近所の現場、三組ほどが定期利用しています。
利用者同士が仲良くなって。
「来週から入院のやつ出るんだけども、こっちに来れる人いないかな?」
「そりゃあ大変だね、それじゃあ、知り合いの、腕のタツ人に連絡するからちょっと待ってね」
なんて、ネットワークが構築されつつある。
「そういえば浜薔薇には一回も来てないな、こんなにお世話になっているのに」
ということで、付き合いで来てくれる人も増えたが。
パリ…
耳掃除の力を見せつけられ、付き合いではなく、耳掃除やマッサージ目的でそのまま通い続けるという、そんな人たちも増えている。
そりゃあ浜薔薇の古参のファン達、原初の四季(アルケークァットル)も早急にルールなどを決めようとしますわ。
なんかあるたびに生き霊飛ばされたらたまったもんじゃないもよね。
「普通にドラッグストアでもいいと思うんだがな」
「それも考えたんですけどもね…」
久しぶりにお風呂に入ることになった場合というもの。
「市販のボディシャンプーとかだと、何回も洗わなくちゃいけないんで」
「ああ、それは…」
それに比べて浜薔薇で販売しているものは、そういった場合でも一回洗うだけで落とせるものがあるという。
「それこそ、全身をそれでまず洗う」
商品名Best wishs、意味としてはたくさんの幸せが訪れますようにというやつだ。
「これは介護用とか色んなノウハウがつまった奴だな」
しばらくぶりにお風呂に入るとなると、まあ、汚れているのだが、洗っても洗っても取れないという状態になりますと、心に来るもの、しかしこれが一本、まずはシャワーで全身を濡らした状態で洗っていただにますと。
「まるで何事もなかったかのように落ちるんだよ、風邪引いてしばらく風呂に入れないとか、あと手術してお風呂禁止だから髪だけ洗う場合とかも使うな、これのすごいところは、日焼け止めも落ちるんだよ、その癖潤うんで、これ一本あれば、へへっ、予算かけずに綺麗を維持できるんだぜ」
「蘆根さん結構これ推してきますよね」
そう波里にこういうのあるんだがと、プレゼンしたのは蘆根からである。
「風邪ひいてお風呂に入れず、しばらくぶりにお風呂に入りました、こんなに自分が汚くてイヤになりましたっていう話を前にちょっとな、聞いていたりするから、その時はそのお客さんのためになんとかならないだろうかだったわけさ、でも近年は色んな人がこれを利用したがるかな」
これは衛生班の時間貸しをしている大浴場の方にも置いてある。
「この近所で作業している人たちは、大浴場借りに来ますからね」
「一時間大浴場→一時間休憩室、それで炊き出しからご飯来て、5000円は安いと思う(人数制限特になし)後は、今ならコインランドリーもご自由にか」
近所のコインランドリーではなく、衛生班が常駐している一軒家の中に、素人では見分けのつかない魔改造洗濯機が並んでいた。
「でも元々貸すつもりではありませんでしたからね」
浜薔薇駐車場を炊き出しをしやすいように整備しよう、あっ、整備のみなさんはお風呂と休憩室とご飯つきますから、どうぞ、どうぞが。
「お金払うので貸してくださいになったんですよ」
衛生班の掃除もしっかりと行き届き、今は洗い場が六ヶ所ついて、お風呂ももう1つつけました。
「趣味で作った物件だったんですが、工事が甘かったそうなんですよ」
KCJが遠方から、信頼おける職人さんに来てもらいまして。
「これを治すんだったら…」
といろいろとアドバイスをいただく。
「お金はかかったでしょうとはいわれますが、取得費用が安い物件でしたからね」
この辺の不動産価格は安い、浜薔薇効果で高くなるかな?と思ったが全然上がらない。
「ここら辺は生活音も気にしなくてもいいので、自由にやりたいっていうタイプの職人さんはノリノリで来てくれるんですよね」
試してみたい壁紙を使うチャンスだ!
「ボディシャンプーの減りとか見ていると、ベストフレンドの湯的にはどうなんだろうか」
ライバル視してない?というのが気にはなってるが。
「作業で泥汚れとかのままドタドタここにこれるので、住み分けができていると思いますよ」
「あっ、そうか、そっちか」
泥汚れのままは入れないのだが、泥汚れでもこっちから入るぶんには構いませんよの入り口もここにはある。
それこそ、衛生班出動のために蓄積されたノウハウで作られ、大浴場まで一直線でいける。
そして脱衣室で着替えて、またこれも魔改造の力、泥汚れお任せモードがあるので、手洗いなんてしなくていいのである。
「むしろ、この洗濯機うちにほしいぐらいなんだけど」
すいません、これ売ってないんですよ。
でも使うぶんにはご自由になので、風呂に入り、休憩室で飯食べて、ごらんとしていたら、ちょうど乾燥まで作業服が終わり。
「家に持ち帰らなくていいんで、うちの家族仲を維持するためにも、本当にこのサービス利用していきたいです」
だいたい会社持ちです。
「休憩するにも車は、夏の暑い時期危ないからってことで、ここにKCJさんに頼んだけども、もうね、これやってからやめる人とかいなくなったりするので、このぐらいなら、いつもお願いしようかなって思ってる」
今は近所の現場、三組ほどが定期利用しています。
利用者同士が仲良くなって。
「来週から入院のやつ出るんだけども、こっちに来れる人いないかな?」
「そりゃあ大変だね、それじゃあ、知り合いの、腕のタツ人に連絡するからちょっと待ってね」
なんて、ネットワークが構築されつつある。
「そういえば浜薔薇には一回も来てないな、こんなにお世話になっているのに」
ということで、付き合いで来てくれる人も増えたが。
パリ…
耳掃除の力を見せつけられ、付き合いではなく、耳掃除やマッサージ目的でそのまま通い続けるという、そんな人たちも増えている。
そりゃあ浜薔薇の古参のファン達、原初の四季(アルケークァットル)も早急にルールなどを決めようとしますわ。
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