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10分のハンドマッサージ
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浜薔薇のアレこと、ごっそりくん。
「ごっそりくんが無くなるなって思ったら、浜薔薇に行くときかなって思ってる」
「ありがとうございます」
「無くなってからさ、来ちゃったんだけどもさ、他のウェットティッシュで拭きすぎたら、クリーム塗ったら染みちゃってて」
「それ拭きすぎですよ」
「やっぱりか、なんていうの、ごっそりくんだと一回で拭き取れるじゃん、他のだと何回も拭かないとさ、眼鏡とかしていると気になるんだよね」
そう眼鏡を使う人はごっそりくんの良さが特にわかります。
「眼鏡を綺麗にする時に、耳にごっそりくん使うからさ、消費が激しいし、これコンビニとかでも売ればいいのにな」
「あっ、これ、うちの父の会社の商品なんで」
「そういう繋がりなんだ」
「傑が理容師の学校行ったときに、よくあるじゃないですか、家族を練習に付き合ってもらうってやつ」
その時に傑と父は、こういうサロン向けの専用の品物ってどういうのがあるんだろうかと、たまたまカタログをペラペラとめくってみる癖がついてた。
「元々はうちの父が、使ってたんですよ」
傑、これ知ってるか、ごっそり取れるんだぞ!
それをなんでか蘆根も加わり。
「これすごいごっそりとれますね」
「だろ!」
父親の感覚と蘆根の感性はよく似てる。
「なんかうちの父って、手軽便利系に弱い」
「だってさっと使えるだろ?」
そういう感覚で選んでいるので、定期的にヒットするものやごっそりくんのような手堅い売上を出してくれるものを扱っていたりする。
「ごっそりくん、営業とかに行く人にすごい売れているっていってましたね」
取引先の前に変な格好できませんし、さっと一拭きですよ。
「でもさ、ボディシートとかってたくさんあるよな」
「これ成分が違うので」
ベタつきのとれかたが違います。
「一回で取れるのに肌に優しいというか、なんか別物なんですよね」
「でもこういうのを見ると、進化すごいなって思うよね」
「そういえばお客さんは、最近100円ショップいきました?昨日うちの三人で行ってきたんですけども」
「うちの奥さんが好きで行くよ」
「じゃあ、あれ知ってます?教えてもらったんですが…」
そんな話で盛り上がった。
「俺は思うんだ」
次のお客様のために準備している蘆根が言い出した。
「浜薔薇とお客さんおすすめの100円ショップのグッズとか募集したら、たくさん集まりそうだと」
「いや、そんなことは」
「謝礼とかもつけれたらな…」
「じゃあ、採用されたら、先輩の10分メニュー何か付き辺りでいいんじゃないですか」
「おっ、そんなんでいいのか?」
そこで採用されたら10分メニューのサービス券をつけることになったが。
「せっかくだから、いつもやれないことをやろうと思うんだが」
そういうとピクっと反応する層が浜薔薇にはいる。
(これは大スクープ)
「ハンドマッサージとか?」
「ああ、ハンドだけはうちはやってなかったものな」
「じゃあ、とりあえずハンドマッサージが10分つけれますよ、単品でもいいですよってことで集めていきましょう」
するとだ。
「たくさん来ましたが、ここから採用基準を設けないと大混乱ですよ」
「はいはい、そんな時はKCJにお任せください」
波里である。
「えっ?」
「いいんですか?」
「こういうのは分類しまして、ババババって」
品物のジャンルによって分けられました。
「これで気になるものを選んでみたらいいんじゃないですかね?更新ペースはゆっくりでかまいませんよ!」
そういって波里は戻っていった。
「さすがにいつもこういう仕事をしている人は違うもんだな」
分類されたら見やすくなりました。
「マッサージグッズとかもあるんだな」
「やっぱり手軽にみんなリフレッシュしたいとかあるんじゃないですかね」
「確かにな、足指広げるくんは俺もたまに使ってる」
「あれだと足の筋肉か変わるんですよね?」
「そうそう、だから仕事終わってから、家に戻って、着替えて、その時に広げるくんつけて、ご飯の準備していると、イツモが足にまとわりついてって感じだな」
イツモは広がるくんをつけていると、お仕事が終わったんだなとわかるそうだ。
「まあ、ちょっと、数分足裏のストレッチしてくれるだけで疲れは違うんだがな」
「みなさん忙しいですからね」
「俺も本当はもっと学びたいとかあるけども、さすがに昔みたいにあちこちはもう無理だしな」
そういいつつも動画などが増えたために、国内外のものを再生している。
「英語とかわからなくても、調べたりするし、やっぱり面白いよ」
後は各種メーカーさんなどが自社製品を使ったマッサージなども行っているので、それを見て、なんでそれなんだろうな、あっ、そういうことなのかを、寝るまでの時間、イツモをあやしながら見ていたりする。
「やっぱりイツモも邪魔したりするんですか?」
「しそうになるから、こう、先手を打っている」
モフモフモフモフモフ
蘆根のマッサージが唸り、イツモはその指先にくたぁと落ちて、そのまま寝るので、そんなイツモを抱き上げて動画を見て。
「あっ、こんな時間か」
晩酌もないのでそんな感じで寝ると言う。
「ごっそりくんが無くなるなって思ったら、浜薔薇に行くときかなって思ってる」
「ありがとうございます」
「無くなってからさ、来ちゃったんだけどもさ、他のウェットティッシュで拭きすぎたら、クリーム塗ったら染みちゃってて」
「それ拭きすぎですよ」
「やっぱりか、なんていうの、ごっそりくんだと一回で拭き取れるじゃん、他のだと何回も拭かないとさ、眼鏡とかしていると気になるんだよね」
そう眼鏡を使う人はごっそりくんの良さが特にわかります。
「眼鏡を綺麗にする時に、耳にごっそりくん使うからさ、消費が激しいし、これコンビニとかでも売ればいいのにな」
「あっ、これ、うちの父の会社の商品なんで」
「そういう繋がりなんだ」
「傑が理容師の学校行ったときに、よくあるじゃないですか、家族を練習に付き合ってもらうってやつ」
その時に傑と父は、こういうサロン向けの専用の品物ってどういうのがあるんだろうかと、たまたまカタログをペラペラとめくってみる癖がついてた。
「元々はうちの父が、使ってたんですよ」
傑、これ知ってるか、ごっそり取れるんだぞ!
それをなんでか蘆根も加わり。
「これすごいごっそりとれますね」
「だろ!」
父親の感覚と蘆根の感性はよく似てる。
「なんかうちの父って、手軽便利系に弱い」
「だってさっと使えるだろ?」
そういう感覚で選んでいるので、定期的にヒットするものやごっそりくんのような手堅い売上を出してくれるものを扱っていたりする。
「ごっそりくん、営業とかに行く人にすごい売れているっていってましたね」
取引先の前に変な格好できませんし、さっと一拭きですよ。
「でもさ、ボディシートとかってたくさんあるよな」
「これ成分が違うので」
ベタつきのとれかたが違います。
「一回で取れるのに肌に優しいというか、なんか別物なんですよね」
「でもこういうのを見ると、進化すごいなって思うよね」
「そういえばお客さんは、最近100円ショップいきました?昨日うちの三人で行ってきたんですけども」
「うちの奥さんが好きで行くよ」
「じゃあ、あれ知ってます?教えてもらったんですが…」
そんな話で盛り上がった。
「俺は思うんだ」
次のお客様のために準備している蘆根が言い出した。
「浜薔薇とお客さんおすすめの100円ショップのグッズとか募集したら、たくさん集まりそうだと」
「いや、そんなことは」
「謝礼とかもつけれたらな…」
「じゃあ、採用されたら、先輩の10分メニュー何か付き辺りでいいんじゃないですか」
「おっ、そんなんでいいのか?」
そこで採用されたら10分メニューのサービス券をつけることになったが。
「せっかくだから、いつもやれないことをやろうと思うんだが」
そういうとピクっと反応する層が浜薔薇にはいる。
(これは大スクープ)
「ハンドマッサージとか?」
「ああ、ハンドだけはうちはやってなかったものな」
「じゃあ、とりあえずハンドマッサージが10分つけれますよ、単品でもいいですよってことで集めていきましょう」
するとだ。
「たくさん来ましたが、ここから採用基準を設けないと大混乱ですよ」
「はいはい、そんな時はKCJにお任せください」
波里である。
「えっ?」
「いいんですか?」
「こういうのは分類しまして、ババババって」
品物のジャンルによって分けられました。
「これで気になるものを選んでみたらいいんじゃないですかね?更新ペースはゆっくりでかまいませんよ!」
そういって波里は戻っていった。
「さすがにいつもこういう仕事をしている人は違うもんだな」
分類されたら見やすくなりました。
「マッサージグッズとかもあるんだな」
「やっぱり手軽にみんなリフレッシュしたいとかあるんじゃないですかね」
「確かにな、足指広げるくんは俺もたまに使ってる」
「あれだと足の筋肉か変わるんですよね?」
「そうそう、だから仕事終わってから、家に戻って、着替えて、その時に広げるくんつけて、ご飯の準備していると、イツモが足にまとわりついてって感じだな」
イツモは広がるくんをつけていると、お仕事が終わったんだなとわかるそうだ。
「まあ、ちょっと、数分足裏のストレッチしてくれるだけで疲れは違うんだがな」
「みなさん忙しいですからね」
「俺も本当はもっと学びたいとかあるけども、さすがに昔みたいにあちこちはもう無理だしな」
そういいつつも動画などが増えたために、国内外のものを再生している。
「英語とかわからなくても、調べたりするし、やっぱり面白いよ」
後は各種メーカーさんなどが自社製品を使ったマッサージなども行っているので、それを見て、なんでそれなんだろうな、あっ、そういうことなのかを、寝るまでの時間、イツモをあやしながら見ていたりする。
「やっぱりイツモも邪魔したりするんですか?」
「しそうになるから、こう、先手を打っている」
モフモフモフモフモフ
蘆根のマッサージが唸り、イツモはその指先にくたぁと落ちて、そのまま寝るので、そんなイツモを抱き上げて動画を見て。
「あっ、こんな時間か」
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