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ブルーハワイもある
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「顔がスッキリしている」
「初めて知りましたよ、心労になるような悩みって、マッサージでなんとかなるって」
「それは初耳だな」
「でもなんとかなりましたし、プラシーボかもしれませんが、けども、そんなプラシーボを何人にも起こしている蘆根さんはやはりすごいのでは?」
「そういえば時間外マッサージのお客さんというのはもれなく、暗い顔しているが、帰りはスッキリして帰っていたな」
「あれは本当にスッキリにされていると思いますよ、これはね、何かあったら、何かある前にマッサージ来るんですよっていうお客さんいましたけどもね、あれで正解、自分だけじゃ行き詰まっても、あの足つぼ、老廃物流しでスキッ!って感じですよ」
「まあ、人だけではなく、ケットシーにも人気だからな」
イツモと一緒に支部にいって。
「しばらくこちらでお待ちください」
と待合室で待っていると、支部内にいたケットシー達がぞろぞろと、誰だ?誰だ?と見にくるではありませんか。
そこで蘆根は退屈しのぎのために、ケットシーをマッサージし始めた。
そして戻ってきたイツモが見たものは…
「誰よ、その子達、ハーレムでも作る気なの、私というものがありながら!」
波里の裏声。
「実際機嫌がみるみる悪くなったと、温和なイツモ様が」
「喧嘩にはならなかったみたいですが、起きても不思議ではないと」
そのせいでイツモからは支部にはついてくるなみたいなサインが出てくるようになり、行くとしても蘆根と別々になるのだが。
蘆根が来ると覚えているのかマッサージ希望と駆け寄ってくる。
ザー~
そんな強い風。
「イツモ、中に入ろうよ」
傑が声をかけたら。
カン
音はイメージですが、巻き上がった砂がイツモにかかろうとしたところ、網のようなものが見えた。
「あれが障壁ですよ、さっ、イツモ様、お水の時間なので一旦お戻りを」
するとイツモは塀から飛び降りて、さっさっと屋内に。
「あのトレミー状の」
「そう、それです」
ほぼ自動でケットシーの身を守るが、このせいで骨や関節が若い状態をキープできるそうだ。
「そういえば東司さんがお肉持ってきましたが」
「鹿肉ですね、山菜食われているのを発見したので、手伝いに行ったとかで」
炊き出しにた鹿の焼き肉という限定メニューが登場するようです。
「焼肉のたれがあれば、無限に食べれるぞ」
市販のものもありますが、猟師特性の焼肉のたれもあるので、是非ともお試しください。
「そういえばケットシーのマッサージって何かコツがあるですか?」
「コツか?」
そういって実際にマッサージをして見せることになる。
「お客様、本日はどこがお疲れでしょうか?」
「にゃ!」
「はいはい、たくさん歩いたから足腰がですか」
「それはケットシーの言葉がわからなければマッサージが成立しないのでは?」
「そうか?そうだな、そうじゃない場合は…」
するとイツモはコロンと寝転んだ。
「ケットシーがよく疲れるところを手始めにやってみればいいんじゃないかな、肉球押すとか、イツモの肉球って、押すと沈む感じが癖になるんだよな」
早くマッサージをするんだ!と言わんばかりに、イツモの空いた手が伸びてきた。
「おお悪い悪い、最初にマッサージするなら探りながらだな」
撫でながら慣らしてあげましょう。
「これでちょっと物足りない、この顔をしたら、次の段階に」
「僕がやるとこの顔をしたら、そのまま起きてどっかいっちゃうんですよね」
「なるほど、そうなるとだな」
わりと真面目にマッサージの話になった。
「蘆根さん、この辺でいい歯医者さん知らない?」
そんな話になっても。
「ああ、あそことかはどうですか?」
おすすめの話になるのですが。
「やっぱりさ、痛いの嫌だから、避けていたんだけども、もう行かなきゃいけない状態になってしまってね」
「なんでも早いうちですし、あそこの歯医者さんは痛くないですよ、麻酔が注射じゃないから」
「ええ、時代変わった、歯の治療って痛いから麻酔、でも麻酔の注射が痛いって思ってて」
「あっ、塗るやつです、味もいろいろあるんですよ、イチゴとかメロンとか」
「もしかしてブルーハワイもあるとか?」
「ありますよ」
「やだ、ちょっとそれ試してみたくなるじゃない」
「だからといっていろいろ試すはダメですよ」
「わかっているけどもさ、なんかこういいよね」
傑はそれを聞いて、なんだ、その歯医者はと思った。
「最初はイチゴだけだったらしいんだが、またイチゴ?ってチビッ子がいったら、先生むきになってな」
さまざまなフレーバーで歯科治療を飽きさせません!
「そこに力入れちゃうんだ」
「でもそのうち再生医療とかになるんじゃないかな、今でさえ、歯の移植しているぐらいだし」
親不知が生えてきたら、それを悪くなった歯と差し替えて対応する。
「自分の歯だからこそできるっていってたな」
「でも親不知って、綺麗に生えてこない場合もありますし」
「そうなんだよ、前に聞いた話だと、内側から傷つけて、血管危ないから、抜かれたと、歯は黙って良くなるもんじゃないから、本当に難しいよな」
「でも虫歯予防の重曹うがいのおかげで、炊き出しに来てる人達は歯が悪くなることが少ないと」
「そうなんだよな」
一食食べたら、重曹のうがいなど虫歯のケアをしてもらっているので、その効果も出てきてるとデータに現れてます。
「初めて知りましたよ、心労になるような悩みって、マッサージでなんとかなるって」
「それは初耳だな」
「でもなんとかなりましたし、プラシーボかもしれませんが、けども、そんなプラシーボを何人にも起こしている蘆根さんはやはりすごいのでは?」
「そういえば時間外マッサージのお客さんというのはもれなく、暗い顔しているが、帰りはスッキリして帰っていたな」
「あれは本当にスッキリにされていると思いますよ、これはね、何かあったら、何かある前にマッサージ来るんですよっていうお客さんいましたけどもね、あれで正解、自分だけじゃ行き詰まっても、あの足つぼ、老廃物流しでスキッ!って感じですよ」
「まあ、人だけではなく、ケットシーにも人気だからな」
イツモと一緒に支部にいって。
「しばらくこちらでお待ちください」
と待合室で待っていると、支部内にいたケットシー達がぞろぞろと、誰だ?誰だ?と見にくるではありませんか。
そこで蘆根は退屈しのぎのために、ケットシーをマッサージし始めた。
そして戻ってきたイツモが見たものは…
「誰よ、その子達、ハーレムでも作る気なの、私というものがありながら!」
波里の裏声。
「実際機嫌がみるみる悪くなったと、温和なイツモ様が」
「喧嘩にはならなかったみたいですが、起きても不思議ではないと」
そのせいでイツモからは支部にはついてくるなみたいなサインが出てくるようになり、行くとしても蘆根と別々になるのだが。
蘆根が来ると覚えているのかマッサージ希望と駆け寄ってくる。
ザー~
そんな強い風。
「イツモ、中に入ろうよ」
傑が声をかけたら。
カン
音はイメージですが、巻き上がった砂がイツモにかかろうとしたところ、網のようなものが見えた。
「あれが障壁ですよ、さっ、イツモ様、お水の時間なので一旦お戻りを」
するとイツモは塀から飛び降りて、さっさっと屋内に。
「あのトレミー状の」
「そう、それです」
ほぼ自動でケットシーの身を守るが、このせいで骨や関節が若い状態をキープできるそうだ。
「そういえば東司さんがお肉持ってきましたが」
「鹿肉ですね、山菜食われているのを発見したので、手伝いに行ったとかで」
炊き出しにた鹿の焼き肉という限定メニューが登場するようです。
「焼肉のたれがあれば、無限に食べれるぞ」
市販のものもありますが、猟師特性の焼肉のたれもあるので、是非ともお試しください。
「そういえばケットシーのマッサージって何かコツがあるですか?」
「コツか?」
そういって実際にマッサージをして見せることになる。
「お客様、本日はどこがお疲れでしょうか?」
「にゃ!」
「はいはい、たくさん歩いたから足腰がですか」
「それはケットシーの言葉がわからなければマッサージが成立しないのでは?」
「そうか?そうだな、そうじゃない場合は…」
するとイツモはコロンと寝転んだ。
「ケットシーがよく疲れるところを手始めにやってみればいいんじゃないかな、肉球押すとか、イツモの肉球って、押すと沈む感じが癖になるんだよな」
早くマッサージをするんだ!と言わんばかりに、イツモの空いた手が伸びてきた。
「おお悪い悪い、最初にマッサージするなら探りながらだな」
撫でながら慣らしてあげましょう。
「これでちょっと物足りない、この顔をしたら、次の段階に」
「僕がやるとこの顔をしたら、そのまま起きてどっかいっちゃうんですよね」
「なるほど、そうなるとだな」
わりと真面目にマッサージの話になった。
「蘆根さん、この辺でいい歯医者さん知らない?」
そんな話になっても。
「ああ、あそことかはどうですか?」
おすすめの話になるのですが。
「やっぱりさ、痛いの嫌だから、避けていたんだけども、もう行かなきゃいけない状態になってしまってね」
「なんでも早いうちですし、あそこの歯医者さんは痛くないですよ、麻酔が注射じゃないから」
「ええ、時代変わった、歯の治療って痛いから麻酔、でも麻酔の注射が痛いって思ってて」
「あっ、塗るやつです、味もいろいろあるんですよ、イチゴとかメロンとか」
「もしかしてブルーハワイもあるとか?」
「ありますよ」
「やだ、ちょっとそれ試してみたくなるじゃない」
「だからといっていろいろ試すはダメですよ」
「わかっているけどもさ、なんかこういいよね」
傑はそれを聞いて、なんだ、その歯医者はと思った。
「最初はイチゴだけだったらしいんだが、またイチゴ?ってチビッ子がいったら、先生むきになってな」
さまざまなフレーバーで歯科治療を飽きさせません!
「そこに力入れちゃうんだ」
「でもそのうち再生医療とかになるんじゃないかな、今でさえ、歯の移植しているぐらいだし」
親不知が生えてきたら、それを悪くなった歯と差し替えて対応する。
「自分の歯だからこそできるっていってたな」
「でも親不知って、綺麗に生えてこない場合もありますし」
「そうなんだよ、前に聞いた話だと、内側から傷つけて、血管危ないから、抜かれたと、歯は黙って良くなるもんじゃないから、本当に難しいよな」
「でも虫歯予防の重曹うがいのおかげで、炊き出しに来てる人達は歯が悪くなることが少ないと」
「そうなんだよな」
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