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笑うニンジン
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イツモは浜薔薇の周囲ではよく見かけるので、ここの猫、猫じゃないけども、猫なんだなと思われているようですが。
「この間ですね」
波里は目撃してしまった。
ランドセルを背負った小学生男子が、イツモを見かけると、指で銃を作り。
「バン!」
というと。
「ふにゃ~」
力無くないてから、ふらふらと歩いてから倒れた。
するとそこに他の猫たちが駆け寄るという。
「映画かな?と」
これで気になり、波里も指で銃を作ると。
「やってみたけども、何しているの?というかおが辛かったです」
??えっ?どういうこと?何したいの?
「イツモ様のその顔は本当にきつい」
それを聞いた蘆根は。
「なんか子供と遊んでいるのはよく見るな」
無限もふりなどをされていたり。
「とりあえずイツモを持ってみたら、重い!とか叫んでいたりするのは聞こえたな」
その子は作文で、猫をもったらおもかった、どのぐらいおもいか、犬ぐらいおもいという、哲学的な文章を残したという。
KCJの二人は書類作成中。
「なあ」
「なんです?」
「休憩いれたい」
「あ~はいはい」
そういって東司は冷蔵庫を開けている。
「山に行って、鹿や熊をとってきた方が早い気がする」
「取りつくしたらどうするんですか?」
「あっ」
予算問題の解決のための書類を作成しているので、東司は山に行って狩猟するという考えになりがちである。
「山菜は確かに今の時期とれますがね」
「そういえばこの辺のサラリーマンが、山に行って給料が安いから山菜をとって、販売してお金にしていると」
「食べるんじゃないんだ」
「そうみたいだな」
今日は冷たいお…
「これ、うどん汁?」
「そう」
冷水筒がお茶っぽい色だからそれをカップにいれようとしたら、香りが鰹だったので気づいた。
「傑さんが、ほら、あの美味しいご飯のスーパーのうどんの話をしていたから、昼はうどんにしようと思って」
炊き出しの際に、もつ汁の日はおにぎりだけじゃ足りない層が、近所のスーパーやコンビニからご飯を買ってくるようになり、近所のコンビニのオーナーからは、もつ汁やる日は行ってください、ご飯を多目に入れるからと言ってきた。
そんな中であるが、とある男が買ってきたご飯が脚光を浴びた。
「遅かったな、こっちこっち」
「悪いな、どうしても合わせたいご飯があったんだ」
「えっ?何、そんなに旨いの?」
「おそらくこの辺りで一番だな、ちょっと食べてみればわかるさ」
パクパク
「これ何?」
「特Aの米を使っているし、このスーパーの辺りは水も良くてな、ほら、周囲に蕎麦屋の名店が多いだろう?」
「ああ、あそこらか」
「俺の調べでは、ここか、デパ地下の街道屋(鮮魚)のご飯は、ツートップ!ただ鯨屋のはもつ汁よりはやはり魚に合うんだ」
この男は安くて旨いものを知っていた。
「それであのグループはご飯を頼むようになったんですけども、今は二升かな、そしたらそこのスーパーの人、平日だったら届けてくれるようになって、浜薔薇の方にも何かありましたらお願いしますって」
「そこと、うどんがどう繋がるんだ?」
「ここ、うどんも美味しいって傑さんが味噌ダレらしいんですが、普通の出汁も試してみてねって、それと牛皿かな、浜薔薇のお昼がそこからなんで、せっかくだから一緒に頼んでみました」
もちろん東司の分もありますよ。
「今日は炊き出しやキッチンカーが来ないから、どんな感じなんだろうな」
「一応前もって、食料支援分は渡してはありますけどもね、不安にはなりますよね」
「アンケートは取れているのか?」
「箱は置いてますが、私たちはみないでそのまま集計先に渡しますからね」
生活改善へのなんとやらというやつですね。
「運用はなんか言ってた?」
「いえ、特には、少なくとも今までの規模からちょっと多いぐらいならば、想定内ですから」
「想定外が多くなったときどうするかだな」
「そうですね、それは…本当に、そうなると小手先ではなく、抜本的な改革、改善が必要になるから、今のような形では出来なくなるかもしれません」
「黒字キープか」
「やっぱりね、この間来たような、遠方から支援を求める人が来ちゃうということは、一大事なんですよ」
「本来考えていた量じゃ賄えなくなる日が来るかもしれない」
「そういうことです、ここできちんとやらないと、運用の担当は信用しなくなるでしょうし」
「連携してあたるか…」
「それは理想ですね、我々の現実ではない」
「トゲがあるな」
「そりゃあね、バランスがあるから、今上手くいっているけども、そのバランスを失ってしまえば…さて、どうなるか」
「やっぱり山から猪を」
「1日みんなで鍋にして終わりですよ、猪だって無限にいるわけではないでしょ」
「異世界産の食べ物ならばたくさんあるんだがな」
「それもね、議論には上がるんですよね、今食べれないのに、食べ物があるのならばなんでってやつ」
「経済問題か」
「後、心理的か抵抗があるとかね」
笑うニンジンという野菜が、ほぼニンジンなので一度テストケースで、こちらでも調理されてみたのだが。
「みじん切りにしても笑い声止まらないから、食べた後、胃の中でも笑い声が聞こえるような気がするっていうことで、話がなくなったんですよね」
ヒャハハハハハハハハハハ
「この間ですね」
波里は目撃してしまった。
ランドセルを背負った小学生男子が、イツモを見かけると、指で銃を作り。
「バン!」
というと。
「ふにゃ~」
力無くないてから、ふらふらと歩いてから倒れた。
するとそこに他の猫たちが駆け寄るという。
「映画かな?と」
これで気になり、波里も指で銃を作ると。
「やってみたけども、何しているの?というかおが辛かったです」
??えっ?どういうこと?何したいの?
「イツモ様のその顔は本当にきつい」
それを聞いた蘆根は。
「なんか子供と遊んでいるのはよく見るな」
無限もふりなどをされていたり。
「とりあえずイツモを持ってみたら、重い!とか叫んでいたりするのは聞こえたな」
その子は作文で、猫をもったらおもかった、どのぐらいおもいか、犬ぐらいおもいという、哲学的な文章を残したという。
KCJの二人は書類作成中。
「なあ」
「なんです?」
「休憩いれたい」
「あ~はいはい」
そういって東司は冷蔵庫を開けている。
「山に行って、鹿や熊をとってきた方が早い気がする」
「取りつくしたらどうするんですか?」
「あっ」
予算問題の解決のための書類を作成しているので、東司は山に行って狩猟するという考えになりがちである。
「山菜は確かに今の時期とれますがね」
「そういえばこの辺のサラリーマンが、山に行って給料が安いから山菜をとって、販売してお金にしていると」
「食べるんじゃないんだ」
「そうみたいだな」
今日は冷たいお…
「これ、うどん汁?」
「そう」
冷水筒がお茶っぽい色だからそれをカップにいれようとしたら、香りが鰹だったので気づいた。
「傑さんが、ほら、あの美味しいご飯のスーパーのうどんの話をしていたから、昼はうどんにしようと思って」
炊き出しの際に、もつ汁の日はおにぎりだけじゃ足りない層が、近所のスーパーやコンビニからご飯を買ってくるようになり、近所のコンビニのオーナーからは、もつ汁やる日は行ってください、ご飯を多目に入れるからと言ってきた。
そんな中であるが、とある男が買ってきたご飯が脚光を浴びた。
「遅かったな、こっちこっち」
「悪いな、どうしても合わせたいご飯があったんだ」
「えっ?何、そんなに旨いの?」
「おそらくこの辺りで一番だな、ちょっと食べてみればわかるさ」
パクパク
「これ何?」
「特Aの米を使っているし、このスーパーの辺りは水も良くてな、ほら、周囲に蕎麦屋の名店が多いだろう?」
「ああ、あそこらか」
「俺の調べでは、ここか、デパ地下の街道屋(鮮魚)のご飯は、ツートップ!ただ鯨屋のはもつ汁よりはやはり魚に合うんだ」
この男は安くて旨いものを知っていた。
「それであのグループはご飯を頼むようになったんですけども、今は二升かな、そしたらそこのスーパーの人、平日だったら届けてくれるようになって、浜薔薇の方にも何かありましたらお願いしますって」
「そこと、うどんがどう繋がるんだ?」
「ここ、うどんも美味しいって傑さんが味噌ダレらしいんですが、普通の出汁も試してみてねって、それと牛皿かな、浜薔薇のお昼がそこからなんで、せっかくだから一緒に頼んでみました」
もちろん東司の分もありますよ。
「今日は炊き出しやキッチンカーが来ないから、どんな感じなんだろうな」
「一応前もって、食料支援分は渡してはありますけどもね、不安にはなりますよね」
「アンケートは取れているのか?」
「箱は置いてますが、私たちはみないでそのまま集計先に渡しますからね」
生活改善へのなんとやらというやつですね。
「運用はなんか言ってた?」
「いえ、特には、少なくとも今までの規模からちょっと多いぐらいならば、想定内ですから」
「想定外が多くなったときどうするかだな」
「そうですね、それは…本当に、そうなると小手先ではなく、抜本的な改革、改善が必要になるから、今のような形では出来なくなるかもしれません」
「黒字キープか」
「やっぱりね、この間来たような、遠方から支援を求める人が来ちゃうということは、一大事なんですよ」
「本来考えていた量じゃ賄えなくなる日が来るかもしれない」
「そういうことです、ここできちんとやらないと、運用の担当は信用しなくなるでしょうし」
「連携してあたるか…」
「それは理想ですね、我々の現実ではない」
「トゲがあるな」
「そりゃあね、バランスがあるから、今上手くいっているけども、そのバランスを失ってしまえば…さて、どうなるか」
「やっぱり山から猪を」
「1日みんなで鍋にして終わりですよ、猪だって無限にいるわけではないでしょ」
「異世界産の食べ物ならばたくさんあるんだがな」
「それもね、議論には上がるんですよね、今食べれないのに、食べ物があるのならばなんでってやつ」
「経済問題か」
「後、心理的か抵抗があるとかね」
笑うニンジンという野菜が、ほぼニンジンなので一度テストケースで、こちらでも調理されてみたのだが。
「みじん切りにしても笑い声止まらないから、食べた後、胃の中でも笑い声が聞こえるような気がするっていうことで、話がなくなったんですよね」
ヒャハハハハハハハハハハ
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