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蘆根さんの過激な人生
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「蘆根さんって、いつ寝てます?」
「えっ?ちゃんと寝てるぞ」
KCJの職員より働いている気がする。
「いや、それぐらいできないと、店なんて持てないでしょ」
「いやいやいやいや」
後輩は否定する。
「人間なんで、この時間休む、そして回復して目覚めるとか、ぴったりいかないですよ」
「そこはまあ、気を付けているから」
「いやいやいやいや、だめですよ、二人とも、先輩を鵜呑みにしたら!」
魔法のない世界に生きている魔法使い、それが蘆根の立ち一位置といえばいいのか。
「なんで休まないでそこまで仕事をこなせるのか?ええ、まあ、そういうの上手い人たちっていうのがいてな、俺は才能ない方」
「そんな告白されたら、ショック受ける人たちたくさんいると思いますが」
「そうか?でも、俺は身につかなかったんだよな、時間術とかそういう管理のスキル、本当ならばこれ、何十人か分の仕事を一気に処理するとかそういう」
「それは神童か何かですか」
「でもさ、確かにシステムで楽にはなったけもも、そういうのを求められる立ち位置ってあるじゃん?時間はどうしても足りなくなるから、早いうちにこういうのを身に付けておけって、まあ、実際はあんまり物になってないけどもね」
「いやいやいやいや」
これで物になってないとしたら、他はどうなんだっていう話だ。
「でもそれこそ、普通の仕事でいうなら、生産性をあげるとか、そういうやつだよ、俺はそれで腕を磨く時間とか確保した、いや、本当ならばもっとさ、やりたかったんだけどもね、これ以上となると…難しいかな」
「そういう欲を持つのは悪いことじゃねえよ」
「ありがとうございます、精進します」
(これが職人気質)
「職人の腕を身に付けるなら、やっぱり時間はいくらあっても足りないし、そうだな、大人になると学生時代の友達と気軽に会うとかもなくなるじゃないか、そういうのの代わりに修行で埋めているのかな」
「蘆根、お前さんは修行を始めるのは確かに遅かったからな」
「そうですね、ほとんど成人してから習いに行ったようなもんですからね、みなさんの話を聞く限りでは、やっぱりとんでもなく若いときから始めているから、それこそ覚えるのに体力が必要になるんだけども、そういう体力まではなかったから、さてどうしようかっていう話ですね」
「自分のやり方でやっても文句は言わないが、それで教えた方が納得するかっていうと、また別な話だからな」
「そうなんですよ、自己流でやる、それでもいいとは思ったんですけども、スゲー人たちがたくさんいて、あっ、これは俺は真面目にやらないといけないんだなと、態度から、姿勢からリスペクトをしなければならないっていうときに、自分を見つめ直すことから始めた」
簡単なやり方も確かにある、確かにあるのだが、そのやり方で習得した人たちはそのやり方で習得した人しか認めないところもある。
「それでどうしたんですか?」
「両方覚えたんだわ、それで解決」
「時間、通常よりかかりますよね」
「かかったな、そりゃあこれできねえと話にならないって思いながら、こりゃ絶対覚えられないわ、覚えるの無理じゃねえ?とか、いつもそんな目には合うな」
蘆根はそれで諦めるタイプではなかった。
「面白いなって」
「何がですか?」
「その道を歩んだ人が今は見かけないが、かつてはいた名残をちょっとづつ感じるんだよな、それが嬉しくなって追いかけるというか、サッサッと出来るタイプではない、そう見られるけどもさ、葛藤しないわけじゃない、挫折したことがないわけでもないんだがな」
「蘆根さんってモチベーションってなんなんですか?」
「モチベーション?そんなもん考えもしないな、ただあれだ、そんなことを考える余裕何てないというか、そこに力を入れるだけ無駄かな」
「傑さんじゃないけども、どうやったら出来るの?って聞かれて、こんな返事が来たら、迷いますね」
「迷うどころか、困りますからね、フィーリングで語るタイプよりも厄介ですよ、先輩ってこれでも教えるの上手いんで」
「うわ」
「なんでうわ!なんですか、さすがに傷つきますよ」
「蘆根さんって、教育者と逆に相性悪い気がしてきた」
「悪いと思いますよ、職人さん系じゃないと、ええっと教育の人たちは、可能性とかそういうのあんまり見ないでしょ?テストしてできないと出来ないっていうことで、出来るまでやらせないというか」
「あっ、もしかして、蘆根さんって出来るまでやっちゃうタイプ?」
「前に先輩のご学友の方がお客さんに来たときにいってましたから」
こいつ決めるとひたすらそれだから、大変だろ?
「僕も職人さん慣れはしてますけども、それ学生時代にやったら、先生大変だなとは何回か思いました」
「でもさ、お前は出来ないって言われたら腹立たない?」
「立ちますけども」
学校では点数が悪く、チャンスが与えられなかったために、
「学校じゃないところに問い合わせて、そっちで試験とか見学受けたりして、そこの人が逆に学校に電話を入れてくれて、その見学したところの係員さんとかが、君の学校どうなっているの?って言われたことはあったぞ」
「なんでそんな台詞が?」
「そん時俺はすぐに働けるぐらいになっちゃってたわけ、で、そこは各種学校用にに推薦とかそういう枠とかあったんだけども、俺が選ばれないで他の人間選ばれたんだけど、なんでどうなつまているの?って奴だな、まあ、そことは今も上手くやっているけども、ああ、そういえば、その時推薦とった奴って何しているのかな、話全然聞かないし、今度聞いてみるか」
残酷な結果が待ってそう。
「蘆根さんって、結構嵐とか呼んでるタイプなんですね」
「でも、俺は話とかは聞いてた方だぞ、それでやりたいことやれないって言われて、本当にダメかっていうことで直接聞いたらそうではない、じゃあ、ダメってどこの誰がいってたんだみたいな」
「そうですね、蘆根さんは過激だなと思う一方で、そこまでさせる周囲は何やってるんだって言いたくなる奴ですね」
「見込みある奴だけを育てるっていうところだったからな、でも選ばれなくてよかったと思うわ、前にも来たろ?俺の友達、あいつはどっちかっていうと、選ばれた方、今、仕事大変じゃないかな」
何かの選択肢があっても自分で選べることはそうなかった人生だと蘆根はいうのだが、今の人生は気に入っていた。
「えっ?ちゃんと寝てるぞ」
KCJの職員より働いている気がする。
「いや、それぐらいできないと、店なんて持てないでしょ」
「いやいやいやいや」
後輩は否定する。
「人間なんで、この時間休む、そして回復して目覚めるとか、ぴったりいかないですよ」
「そこはまあ、気を付けているから」
「いやいやいやいや、だめですよ、二人とも、先輩を鵜呑みにしたら!」
魔法のない世界に生きている魔法使い、それが蘆根の立ち一位置といえばいいのか。
「なんで休まないでそこまで仕事をこなせるのか?ええ、まあ、そういうの上手い人たちっていうのがいてな、俺は才能ない方」
「そんな告白されたら、ショック受ける人たちたくさんいると思いますが」
「そうか?でも、俺は身につかなかったんだよな、時間術とかそういう管理のスキル、本当ならばこれ、何十人か分の仕事を一気に処理するとかそういう」
「それは神童か何かですか」
「でもさ、確かにシステムで楽にはなったけもも、そういうのを求められる立ち位置ってあるじゃん?時間はどうしても足りなくなるから、早いうちにこういうのを身に付けておけって、まあ、実際はあんまり物になってないけどもね」
「いやいやいやいや」
これで物になってないとしたら、他はどうなんだっていう話だ。
「でもそれこそ、普通の仕事でいうなら、生産性をあげるとか、そういうやつだよ、俺はそれで腕を磨く時間とか確保した、いや、本当ならばもっとさ、やりたかったんだけどもね、これ以上となると…難しいかな」
「そういう欲を持つのは悪いことじゃねえよ」
「ありがとうございます、精進します」
(これが職人気質)
「職人の腕を身に付けるなら、やっぱり時間はいくらあっても足りないし、そうだな、大人になると学生時代の友達と気軽に会うとかもなくなるじゃないか、そういうのの代わりに修行で埋めているのかな」
「蘆根、お前さんは修行を始めるのは確かに遅かったからな」
「そうですね、ほとんど成人してから習いに行ったようなもんですからね、みなさんの話を聞く限りでは、やっぱりとんでもなく若いときから始めているから、それこそ覚えるのに体力が必要になるんだけども、そういう体力まではなかったから、さてどうしようかっていう話ですね」
「自分のやり方でやっても文句は言わないが、それで教えた方が納得するかっていうと、また別な話だからな」
「そうなんですよ、自己流でやる、それでもいいとは思ったんですけども、スゲー人たちがたくさんいて、あっ、これは俺は真面目にやらないといけないんだなと、態度から、姿勢からリスペクトをしなければならないっていうときに、自分を見つめ直すことから始めた」
簡単なやり方も確かにある、確かにあるのだが、そのやり方で習得した人たちはそのやり方で習得した人しか認めないところもある。
「それでどうしたんですか?」
「両方覚えたんだわ、それで解決」
「時間、通常よりかかりますよね」
「かかったな、そりゃあこれできねえと話にならないって思いながら、こりゃ絶対覚えられないわ、覚えるの無理じゃねえ?とか、いつもそんな目には合うな」
蘆根はそれで諦めるタイプではなかった。
「面白いなって」
「何がですか?」
「その道を歩んだ人が今は見かけないが、かつてはいた名残をちょっとづつ感じるんだよな、それが嬉しくなって追いかけるというか、サッサッと出来るタイプではない、そう見られるけどもさ、葛藤しないわけじゃない、挫折したことがないわけでもないんだがな」
「蘆根さんってモチベーションってなんなんですか?」
「モチベーション?そんなもん考えもしないな、ただあれだ、そんなことを考える余裕何てないというか、そこに力を入れるだけ無駄かな」
「傑さんじゃないけども、どうやったら出来るの?って聞かれて、こんな返事が来たら、迷いますね」
「迷うどころか、困りますからね、フィーリングで語るタイプよりも厄介ですよ、先輩ってこれでも教えるの上手いんで」
「うわ」
「なんでうわ!なんですか、さすがに傷つきますよ」
「蘆根さんって、教育者と逆に相性悪い気がしてきた」
「悪いと思いますよ、職人さん系じゃないと、ええっと教育の人たちは、可能性とかそういうのあんまり見ないでしょ?テストしてできないと出来ないっていうことで、出来るまでやらせないというか」
「あっ、もしかして、蘆根さんって出来るまでやっちゃうタイプ?」
「前に先輩のご学友の方がお客さんに来たときにいってましたから」
こいつ決めるとひたすらそれだから、大変だろ?
「僕も職人さん慣れはしてますけども、それ学生時代にやったら、先生大変だなとは何回か思いました」
「でもさ、お前は出来ないって言われたら腹立たない?」
「立ちますけども」
学校では点数が悪く、チャンスが与えられなかったために、
「学校じゃないところに問い合わせて、そっちで試験とか見学受けたりして、そこの人が逆に学校に電話を入れてくれて、その見学したところの係員さんとかが、君の学校どうなっているの?って言われたことはあったぞ」
「なんでそんな台詞が?」
「そん時俺はすぐに働けるぐらいになっちゃってたわけ、で、そこは各種学校用にに推薦とかそういう枠とかあったんだけども、俺が選ばれないで他の人間選ばれたんだけど、なんでどうなつまているの?って奴だな、まあ、そことは今も上手くやっているけども、ああ、そういえば、その時推薦とった奴って何しているのかな、話全然聞かないし、今度聞いてみるか」
残酷な結果が待ってそう。
「蘆根さんって、結構嵐とか呼んでるタイプなんですね」
「でも、俺は話とかは聞いてた方だぞ、それでやりたいことやれないって言われて、本当にダメかっていうことで直接聞いたらそうではない、じゃあ、ダメってどこの誰がいってたんだみたいな」
「そうですね、蘆根さんは過激だなと思う一方で、そこまでさせる周囲は何やってるんだって言いたくなる奴ですね」
「見込みある奴だけを育てるっていうところだったからな、でも選ばれなくてよかったと思うわ、前にも来たろ?俺の友達、あいつはどっちかっていうと、選ばれた方、今、仕事大変じゃないかな」
何かの選択肢があっても自分で選べることはそうなかった人生だと蘆根はいうのだが、今の人生は気に入っていた。
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