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6話 おむかえ
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家の近くの道を走っていると道の先に何かがいた
近づいていくと徐々に見えてきたそれは綺麗な銀色の塊
ウルだった
興奮しているのか尻尾をふって吠えている
「ははっなんだあいつ。俺を迎えにきたのか?」
車の速度を落として近づくと「ワゥ!!」と車の横にきて吠えた
乗せてやろうと車を停めたが、ウルは荷台に乗ることなく車の横を走っていたのでそのまま家まで帰ることにした
ウルは楽しそうに走ってついてきたのだった
「ただいま」
車から降りるとウルが嬉しさからか立ち上がりのしかかってきた
「なんだよそんなに嬉しいか」
よーしよしよしと、ウルの全身を撫でる
それが嬉しいのかしっぽが高速で動く
体と同じで尻尾も大きいから風圧がすごい
「ワゥ!!」
そういえばウルがきてから、はじめてひとりにしたかもしれない
仕事でも、狩りでもいつでもウルは俺の後をついてきていたからな
「そうか寂しかったか?」
「ワゥワゥ!!」
「そうか。よし、じゃあ今日は美味しいご飯をつくってやろう」
そうして夕飯はウルの好きな肉を多めにいれてやったのだった
はじめはガリガリに痩せていた体も、こうやってよく食べて徐々に健康的な体へとなってきている
ガツガツと食べているウルをみて嬉しくなった
「今度はウルも連れてってやるからな」
「ワゥ!」
パタパタと尻尾をふったのだった
近づいていくと徐々に見えてきたそれは綺麗な銀色の塊
ウルだった
興奮しているのか尻尾をふって吠えている
「ははっなんだあいつ。俺を迎えにきたのか?」
車の速度を落として近づくと「ワゥ!!」と車の横にきて吠えた
乗せてやろうと車を停めたが、ウルは荷台に乗ることなく車の横を走っていたのでそのまま家まで帰ることにした
ウルは楽しそうに走ってついてきたのだった
「ただいま」
車から降りるとウルが嬉しさからか立ち上がりのしかかってきた
「なんだよそんなに嬉しいか」
よーしよしよしと、ウルの全身を撫でる
それが嬉しいのかしっぽが高速で動く
体と同じで尻尾も大きいから風圧がすごい
「ワゥ!!」
そういえばウルがきてから、はじめてひとりにしたかもしれない
仕事でも、狩りでもいつでもウルは俺の後をついてきていたからな
「そうか寂しかったか?」
「ワゥワゥ!!」
「そうか。よし、じゃあ今日は美味しいご飯をつくってやろう」
そうして夕飯はウルの好きな肉を多めにいれてやったのだった
はじめはガリガリに痩せていた体も、こうやってよく食べて徐々に健康的な体へとなってきている
ガツガツと食べているウルをみて嬉しくなった
「今度はウルも連れてってやるからな」
「ワゥ!」
パタパタと尻尾をふったのだった
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