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第1章 公爵と戯れを
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目を閉じながら呼吸を整えていると、ちゅっと額に口づけが落ちてきて、熱を帯びた声で「セシリア」と名前を囁かれた。
ぼんやりと公爵さまを見れば、その瞳は欲望を含んでいて、さらに公爵さまからは色っぽい息が吐かれていた。
なんだろうと思って、公爵さまを見つめれば、手で下半身の隆起した物をなにやら上下に擦っていた。
「ヴァロアさ、ま………?」
そう名を呼べば、返事を聞く前に荒々しい接吻で口を塞がれてしまった。
これはもしや自慰というもの? ヴァロア様は私をみて感じてくださっていたの?
余計なことを考えていれば、公爵様の唸る声とともに腹部に熱い液体が垂れたような感触に襲われる。
息が上がっている公爵様は私の手を掴むとその液体へと導いた。
「セシリアっ…………この白いモノのは子種だ」
ぬるりとするその白い液体は子種だった。ぱっと手を離せば、くつくつと公爵様が喉で笑っていた。
その後、公爵様が綺麗に腹部を拭いてくださって、裸のままで抱き合った。
人肌がこんなに温かいものなのかと私は思ったが同時に今まで公爵様のこの温度を感じてきた女性は何人なのだろうかと思うと悲しくなってしまった。
だんだんと心地よくなってきて、微睡んでしまい、意識が掠れていく。
「セシリア………少しは慣れてくれたか?」
「ん…………」
「あなたは、俺を………愛してくれるのだろうか…………」
不安そうな公爵様の声が夢の中で響いた。
ぼんやりと公爵さまを見れば、その瞳は欲望を含んでいて、さらに公爵さまからは色っぽい息が吐かれていた。
なんだろうと思って、公爵さまを見つめれば、手で下半身の隆起した物をなにやら上下に擦っていた。
「ヴァロアさ、ま………?」
そう名を呼べば、返事を聞く前に荒々しい接吻で口を塞がれてしまった。
これはもしや自慰というもの? ヴァロア様は私をみて感じてくださっていたの?
余計なことを考えていれば、公爵様の唸る声とともに腹部に熱い液体が垂れたような感触に襲われる。
息が上がっている公爵様は私の手を掴むとその液体へと導いた。
「セシリアっ…………この白いモノのは子種だ」
ぬるりとするその白い液体は子種だった。ぱっと手を離せば、くつくつと公爵様が喉で笑っていた。
その後、公爵様が綺麗に腹部を拭いてくださって、裸のままで抱き合った。
人肌がこんなに温かいものなのかと私は思ったが同時に今まで公爵様のこの温度を感じてきた女性は何人なのだろうかと思うと悲しくなってしまった。
だんだんと心地よくなってきて、微睡んでしまい、意識が掠れていく。
「セシリア………少しは慣れてくれたか?」
「ん…………」
「あなたは、俺を………愛してくれるのだろうか…………」
不安そうな公爵様の声が夢の中で響いた。
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