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110:We Are The Champions!
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「オ~レ~~オレオレオレ~♪ ウィアザキ~ング♪ ウィアザキ~ング♪」
「……なんですか、伊藤さん。いきなり」
「許してやってくれ、紫苑。コイツはかわいそうなヤツなんだ……」
「ちょとちょっとちょぉお~~~と! 分かるでしょ! この歌! Jリーグじゃないですか!」
「だから~、なんで急にサッカーなんですか?」
「よくぞ聞いてくれました! 今日、5/15はJリーグの日です!」
「おおっ、そうだったな。1993年5月15日に日本初のプロサッカーリーグが始まった日だな。確かヴェルディ川崎vs横浜マリノスだな」
「当時はラモスとかアルシンドとか有名外国人選手がいましたね~」
「俺達は何歳なんだ?」
「いいじゃないですか、先輩。Jリーグは初年度10クラブでスタートしましたけど、今ではJ1、J2、J3で60チームありますからね」
「2022年のワールドカップではスペインやドイツにも勝ったな。あのときは盛り上がった」
「サッカー日本女子代表のなでしこジャパンが優勝したときも盛り上がりましたよね~」
「俺達が生きている間に日本がワールドカップ優勝とか、夢見るよな」
「それには必殺シュートですよ! 見てください、先輩! あちょー! ドライブシュートです!」
「伊藤さん……それってただ勢いがなくなって落ちているだけじゃないですか~。それもつま先蹴りだし~。まあ、非力の伊藤さんなら仕方ないですよね~。後、なぜ、私に向かってボールを蹴ったんですか?」
「……はざいたな、小娘! 私の超必殺技、ドラゴンタイガーで死ねええええええええええええええええええええええ!」
「なんの! ファイナルタイガーで打ち返す!」
ドガァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!
「しぇ……しぇんぱい……まけちゃいました……」
「伊藤……サッカーは漫画みたいな必殺シュートないから……死人出るからな……後、頑張れ」
「……なんですか、伊藤さん。いきなり」
「許してやってくれ、紫苑。コイツはかわいそうなヤツなんだ……」
「ちょとちょっとちょぉお~~~と! 分かるでしょ! この歌! Jリーグじゃないですか!」
「だから~、なんで急にサッカーなんですか?」
「よくぞ聞いてくれました! 今日、5/15はJリーグの日です!」
「おおっ、そうだったな。1993年5月15日に日本初のプロサッカーリーグが始まった日だな。確かヴェルディ川崎vs横浜マリノスだな」
「当時はラモスとかアルシンドとか有名外国人選手がいましたね~」
「俺達は何歳なんだ?」
「いいじゃないですか、先輩。Jリーグは初年度10クラブでスタートしましたけど、今ではJ1、J2、J3で60チームありますからね」
「2022年のワールドカップではスペインやドイツにも勝ったな。あのときは盛り上がった」
「サッカー日本女子代表のなでしこジャパンが優勝したときも盛り上がりましたよね~」
「俺達が生きている間に日本がワールドカップ優勝とか、夢見るよな」
「それには必殺シュートですよ! 見てください、先輩! あちょー! ドライブシュートです!」
「伊藤さん……それってただ勢いがなくなって落ちているだけじゃないですか~。それもつま先蹴りだし~。まあ、非力の伊藤さんなら仕方ないですよね~。後、なぜ、私に向かってボールを蹴ったんですか?」
「……はざいたな、小娘! 私の超必殺技、ドラゴンタイガーで死ねええええええええええええええええええええええ!」
「なんの! ファイナルタイガーで打ち返す!」
ドガァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!
「しぇ……しぇんぱい……まけちゃいました……」
「伊藤……サッカーは漫画みたいな必殺シュートないから……死人出るからな……後、頑張れ」
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