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76:記念日多過ぎ
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「YO~YO~聞いてくれよ~今日は~何の~記念日~? SAY?」
「……」
「SAY?」
「……」
「ポッキー&プリッツの日~、きりたんぽの日~、ピーナッツの日~、串カツ田中の日~、鮭の日~、チーズの日~……」
「待て待て待て! 結局言うのかよってツッコミもあるが、今日は11月12日だし、食べ物ネタしかねえぞ。もっと、あるだろ? 侍の日とか、第一次世界大戦停戦記念日とか、公共建築の日とか」
「たくあんの日や岩下の新生姜の日、うまい棒の日もありますけどね。後々、勇者の日もあるけど、これは4月9日もそうなんですけどね。ちなみに作者の都合で投稿が遅くなりました。あと一時間以内で13日ですしね」
「許せんな。まあ、いい。十一月十一日は一年で二番目に記念日が多い日だって知ってたか?」
「知ってるからこの話題が出てきたわけですよ。先輩は記念日の作り方を知ってますか?」
「確か日本記念日協会に申請するんだっけか?」
「そうです。記念日は登録制で、団体、企業、個人で申請可です。届いた申請書をもとに、記念日に登録できるか審査するみたいですね。記念日登録料は一件につき、十五万するみたいですけど。年二日以上の登録をする場合は値段が変わるみたいですけどね」
「個人でも払える値段だな。十一月十一日で何か俺達も記念日を作るか?」
「そうですね。犬の日なんてどうですか? ワン♪ ワン♪ ワン♪ ワン♪ みたいな?」
「犬の日はすでにある。十一月一日だ」
「それなら説教の日は? 一一一一うるさいって感じで」
「確かにうるさそうだが、記念日にするようなことか?」
「快傑ズバットの日とか。人呼んで、一呼んで……一が四つで一四んで。なんちゃって」
「読者は誰も知らんだろ。快傑ズバットは……」
「……でましたよ。人に聞いておいて意見をデスってくる面倒くさい性格が。もうもう! それなら、先輩が考えてくださいよ!」
「ふっ……それを俺に聞くのか? それなら仕方ない。俺が考えた記念日は……」
「いえ、やっぱりいいです。なんか面倒くさそうですし、そもそも46個記念日がある時点でもうこれ以上、いらないですよね? 覚えるの、大変ですし」
「(´・д・`)」
「……」
「SAY?」
「……」
「ポッキー&プリッツの日~、きりたんぽの日~、ピーナッツの日~、串カツ田中の日~、鮭の日~、チーズの日~……」
「待て待て待て! 結局言うのかよってツッコミもあるが、今日は11月12日だし、食べ物ネタしかねえぞ。もっと、あるだろ? 侍の日とか、第一次世界大戦停戦記念日とか、公共建築の日とか」
「たくあんの日や岩下の新生姜の日、うまい棒の日もありますけどね。後々、勇者の日もあるけど、これは4月9日もそうなんですけどね。ちなみに作者の都合で投稿が遅くなりました。あと一時間以内で13日ですしね」
「許せんな。まあ、いい。十一月十一日は一年で二番目に記念日が多い日だって知ってたか?」
「知ってるからこの話題が出てきたわけですよ。先輩は記念日の作り方を知ってますか?」
「確か日本記念日協会に申請するんだっけか?」
「そうです。記念日は登録制で、団体、企業、個人で申請可です。届いた申請書をもとに、記念日に登録できるか審査するみたいですね。記念日登録料は一件につき、十五万するみたいですけど。年二日以上の登録をする場合は値段が変わるみたいですけどね」
「個人でも払える値段だな。十一月十一日で何か俺達も記念日を作るか?」
「そうですね。犬の日なんてどうですか? ワン♪ ワン♪ ワン♪ ワン♪ みたいな?」
「犬の日はすでにある。十一月一日だ」
「それなら説教の日は? 一一一一うるさいって感じで」
「確かにうるさそうだが、記念日にするようなことか?」
「快傑ズバットの日とか。人呼んで、一呼んで……一が四つで一四んで。なんちゃって」
「読者は誰も知らんだろ。快傑ズバットは……」
「……でましたよ。人に聞いておいて意見をデスってくる面倒くさい性格が。もうもう! それなら、先輩が考えてくださいよ!」
「ふっ……それを俺に聞くのか? それなら仕方ない。俺が考えた記念日は……」
「いえ、やっぱりいいです。なんか面倒くさそうですし、そもそも46個記念日がある時点でもうこれ以上、いらないですよね? 覚えるの、大変ですし」
「(´・д・`)」
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