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選択 その一
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「……」
パチパチパチ……。
「……」
「クルックー!」
「んん……」
私は今日のお昼ご飯、串刺しをして焼いたヤモリを渡す。
相棒は器用にヤモリをくちばしでつついている。
空を見上げてると、今日も戦闘機一つ飛んでいない、空襲もない。
排気ガスも砂塵もない、どこまでも澄み切った青い海のように広がっている。
副官君……。
プーシュカの言うとおり、副官君は消息を絶った。発信器も『NO SIGNAL』状態。
私の母艦に副官君が椅子に縛られている姿の映像が送られていた。
疑いようがない。副官君は捕まってしまった。
いくつも予防策を何重にも講じていた。副官君自身にも力はあった。並の兵士では適わないほど鍛えてある。
それなのに、捕まってしまった。
これが何を意味するのか?
祖国の裏切り。
正確に言えばクーデターの可能性。
書類上には存在しない部隊の仕事。
副官君の顔は任務時は常に変装させている。体型も変化させている。
表向きの顔でさえ、限られた人数しか知らない。
彼の本当の顔を知っているのは一握りだけ。彼の位置を常に把握しているのは私ともう一人だけ。
私はすぐ『将軍』に連絡し、救援を求めた。
『将軍』はすぐに手配をとっていただけた。
それでも、異国であり、米の支配下にある日本で隠密に動くには時間がいる。
つまり、すぐには副官君を救えないということ。
「姐さん……」
「……」
私の前にルシアン、ヨシュアン、カリアン先生、ミリアンが立っていた。
そこにジョーンズはいない。フレンド登録も解消されている。
屈辱……私は……私は……。
「俺、諦めていませんから。ジョーンズの事も、姐さんのことも。話をしませんか? みんなが助かる方法を。ジョーンズの機転を無駄にしないために」
「……」
そう、私はあろうことか、救うべき相手であったジョーンズに助けられた。
ハッキリ言わせてもらう。
私は彼らの何倍も何十倍も労力をかけ、金を動かし、人財を裂いて、事件を調べ上げ、準備を進めてきた。
日本政府の何人かも買収済み。
勿論、『アンタニウム13』のこともあるけど、ジョーンズをそのついでとは考えたことはない。
むしろ……。
私はあの夜のことを思い出す。
「彼はこちらで身柄を抑えている。助けようとすれば即殺す。もう一度言う。ルシアン、カリアン、ヨシュアン、ミリアンを脱落させろ」
プレッシャーの脅迫に、私は……。
「却下」
当然の判断。
「「姐さん!」」
ルシアン、ジョーンズ、喜びすぎ。
私が裏切ると思った?
いや、裏切ったフリをして、プーシュカを襲えばよかったかも。
いやいや、それもない。この子達の前では堂々としたいから。
「脅迫するのならまず、平常心を崩せ。説得力のないお前のくだらない挑発など、選択の余地もない。さっさと消えろ」
「で、でも、もし話が本当なら……」
カリアン先生は不安げに私を見てくるが、私は表情を崩すことはない。
この程度の脅しに乗っていたら、戦場で生きていけない。
そんなこと、プーシュカは分かっているはず。
これは情報戦。
どちらが心を屈服させるかで勝敗は決まる。今後の戦いにも大きく左右される。
支配するモノ。
逆に喰い殺すモノ。
だから……。
「本当ならね。ある程度情報を掴んで真実のように見せる手段とかある」
とりあえず、軽い牽制。
「ねえ、コシアン。本当にいいのよね? コイツを倒して。私、人を脅すヤツとか許せないんですけど」
「自制して。脱落させるかはルシアンが決めること」
気が早い、ミリアン。焦りは禁物。ゆっくりと冷静に行動して教えてやるべき。
誰がこの場を支配しているかを。
「それで? どうするんだ、ルシアン? 敵の気配はないけど、増援がこられても迷惑だ」
ヨシュアン、いい判断。
プーシュカが囮で本命が別にいるとも限らない。
どんな状況にも備えておくべき。
そう、備えておくべき。
副官君のことは最大限、最高の機密をもって援護している。
仲間は勿論、副官君すら呆れるほどの徹底ぶり。死角はない。
私が最も自信のある防衛……。
「Gja833d5d@ajein#=ir805Mza8\……」
「やめろ!」
コイツ! 正気!
核戦争でも起こす気!
「現時点をもって貴様を祖国に仇をなす……」
「安心しろ。もう、そのコードに意味はない」
「?」
最高機密のコードが意味を成さない?
何を言って……。
「アナタならご理解いただけるはず。時が来たのです。そのときは是非、アナタも……」
「それ以上言うな……言わないで……」
なるほど……これがヤツの武器。至急、報告しなければ……。
認める。正直、なめていた。
その覚悟は認める。
けど、あまい。それと副官君の事は別問題。
なぜなら、副官君は……。
「『将軍』のDNAデータはこちらで掴んでいる」
「!」
「アナタの副官は二重工作員。それ故、位置情報は常に監視されている。そのシステムにアクセスするには『キー』と『情報』が必要となる。『キー』も『情報』も『将軍』からいただいている」
「そんなわけ!」
「コードを知ってることが証拠です。『将軍』の血縁が我らの『指導者』です。理解いただけましたか?」
「……」
ウソ……ありえない……。
けど、それなら納得できる。
私達のIDを盗まれたのも、コードを知っていたのも……あのシステムを知っていることを……。
詰んだ……終わった……。
『将軍』の名前が出た時点で、私の砦は崩されていたのかもしれない。
彼しかいない。『指導者』は。
けど、私には手が出せない。
もう、副官君の命どころではない。私の想像を……私がどうにかできる域を超えている。
「姐さん?」
ヤルしかない。
ルシアン達を巻き込めない。そんなことは私の命に代えても阻止する。彼らの幸福を願っているから……。
ならば……。
「う、ウソでしょ……」
「コシアンさん……」
「マジかよ……」
私は決意した。
ルシアン、ヨシュアン、カリアン、ミリアンを脱落させることを。
私を恨んでいい。必ず報いは受ける。
だから……。
「待て、プーシュカ! もし、姐さんにルシアン達を脱落させようとしたら、俺はこの大会を辞退するからな! グリズリーやテンペストにもビックタワーを抜けるように仕向ける。そうなったら、お前の目論見は消えるだろ? どうする?」
「……」
ジョーンズ……。
「ここで姐さん達を見逃せば、お前の思い通りに踊ってやる。どうする?」
沈黙が場を占める。
フツウならプーシュカはジョーンズの提案を受け入れるわけがない。
軍人が一般人と取引など出来るわけがない。相手を間違えている。
けど……。
「……分かった。だが、お前がパイシースと連絡をとった場合、人質を殺す。パイシースは今まで通りルシアン達と共に行動し、ビックタワーに一切関わるな。いいな?」
「……姐さん、お願いします。これしかみんなを護れないんです」
「……すまない。従う」
私は敗北した。
完全にマウントをとられた。
「悪いな、みんな。俺、ビックタワーに戻るわ」
「「「……」」」
「姐さん」
「……」
ジョーンズが私を抱きしめる。
そして、耳元で……。
「信じてます」
そう言い残し、去って行った。
私は自分の無力さを嘆かずにはいられなかった。
まさか、この私が足を引っ張り、ジョーンズを利用される側にたたき落としてしまった。
ジョーンズは子供の頃から、大人の都合に振り回されてきた。それを解放させるために私は行動した。
それが私の最後の良心になるはずだった。
だが、私が彼を最も嫌悪する大人の都合に巻き込んでしまった。
屈辱……。
私だけが決意を示せなかった。
この場で一番大人だった私が日和ってしまった。
私はこの夜から眠れずにいた。悔しさで腸が煮えくりかえるのを我慢しながら己の愚かさを恥いていた。
パチパチパチ……。
「……」
「クルックー!」
「んん……」
私は今日のお昼ご飯、串刺しをして焼いたヤモリを渡す。
相棒は器用にヤモリをくちばしでつついている。
空を見上げてると、今日も戦闘機一つ飛んでいない、空襲もない。
排気ガスも砂塵もない、どこまでも澄み切った青い海のように広がっている。
副官君……。
プーシュカの言うとおり、副官君は消息を絶った。発信器も『NO SIGNAL』状態。
私の母艦に副官君が椅子に縛られている姿の映像が送られていた。
疑いようがない。副官君は捕まってしまった。
いくつも予防策を何重にも講じていた。副官君自身にも力はあった。並の兵士では適わないほど鍛えてある。
それなのに、捕まってしまった。
これが何を意味するのか?
祖国の裏切り。
正確に言えばクーデターの可能性。
書類上には存在しない部隊の仕事。
副官君の顔は任務時は常に変装させている。体型も変化させている。
表向きの顔でさえ、限られた人数しか知らない。
彼の本当の顔を知っているのは一握りだけ。彼の位置を常に把握しているのは私ともう一人だけ。
私はすぐ『将軍』に連絡し、救援を求めた。
『将軍』はすぐに手配をとっていただけた。
それでも、異国であり、米の支配下にある日本で隠密に動くには時間がいる。
つまり、すぐには副官君を救えないということ。
「姐さん……」
「……」
私の前にルシアン、ヨシュアン、カリアン先生、ミリアンが立っていた。
そこにジョーンズはいない。フレンド登録も解消されている。
屈辱……私は……私は……。
「俺、諦めていませんから。ジョーンズの事も、姐さんのことも。話をしませんか? みんなが助かる方法を。ジョーンズの機転を無駄にしないために」
「……」
そう、私はあろうことか、救うべき相手であったジョーンズに助けられた。
ハッキリ言わせてもらう。
私は彼らの何倍も何十倍も労力をかけ、金を動かし、人財を裂いて、事件を調べ上げ、準備を進めてきた。
日本政府の何人かも買収済み。
勿論、『アンタニウム13』のこともあるけど、ジョーンズをそのついでとは考えたことはない。
むしろ……。
私はあの夜のことを思い出す。
「彼はこちらで身柄を抑えている。助けようとすれば即殺す。もう一度言う。ルシアン、カリアン、ヨシュアン、ミリアンを脱落させろ」
プレッシャーの脅迫に、私は……。
「却下」
当然の判断。
「「姐さん!」」
ルシアン、ジョーンズ、喜びすぎ。
私が裏切ると思った?
いや、裏切ったフリをして、プーシュカを襲えばよかったかも。
いやいや、それもない。この子達の前では堂々としたいから。
「脅迫するのならまず、平常心を崩せ。説得力のないお前のくだらない挑発など、選択の余地もない。さっさと消えろ」
「で、でも、もし話が本当なら……」
カリアン先生は不安げに私を見てくるが、私は表情を崩すことはない。
この程度の脅しに乗っていたら、戦場で生きていけない。
そんなこと、プーシュカは分かっているはず。
これは情報戦。
どちらが心を屈服させるかで勝敗は決まる。今後の戦いにも大きく左右される。
支配するモノ。
逆に喰い殺すモノ。
だから……。
「本当ならね。ある程度情報を掴んで真実のように見せる手段とかある」
とりあえず、軽い牽制。
「ねえ、コシアン。本当にいいのよね? コイツを倒して。私、人を脅すヤツとか許せないんですけど」
「自制して。脱落させるかはルシアンが決めること」
気が早い、ミリアン。焦りは禁物。ゆっくりと冷静に行動して教えてやるべき。
誰がこの場を支配しているかを。
「それで? どうするんだ、ルシアン? 敵の気配はないけど、増援がこられても迷惑だ」
ヨシュアン、いい判断。
プーシュカが囮で本命が別にいるとも限らない。
どんな状況にも備えておくべき。
そう、備えておくべき。
副官君のことは最大限、最高の機密をもって援護している。
仲間は勿論、副官君すら呆れるほどの徹底ぶり。死角はない。
私が最も自信のある防衛……。
「Gja833d5d@ajein#=ir805Mza8\……」
「やめろ!」
コイツ! 正気!
核戦争でも起こす気!
「現時点をもって貴様を祖国に仇をなす……」
「安心しろ。もう、そのコードに意味はない」
「?」
最高機密のコードが意味を成さない?
何を言って……。
「アナタならご理解いただけるはず。時が来たのです。そのときは是非、アナタも……」
「それ以上言うな……言わないで……」
なるほど……これがヤツの武器。至急、報告しなければ……。
認める。正直、なめていた。
その覚悟は認める。
けど、あまい。それと副官君の事は別問題。
なぜなら、副官君は……。
「『将軍』のDNAデータはこちらで掴んでいる」
「!」
「アナタの副官は二重工作員。それ故、位置情報は常に監視されている。そのシステムにアクセスするには『キー』と『情報』が必要となる。『キー』も『情報』も『将軍』からいただいている」
「そんなわけ!」
「コードを知ってることが証拠です。『将軍』の血縁が我らの『指導者』です。理解いただけましたか?」
「……」
ウソ……ありえない……。
けど、それなら納得できる。
私達のIDを盗まれたのも、コードを知っていたのも……あのシステムを知っていることを……。
詰んだ……終わった……。
『将軍』の名前が出た時点で、私の砦は崩されていたのかもしれない。
彼しかいない。『指導者』は。
けど、私には手が出せない。
もう、副官君の命どころではない。私の想像を……私がどうにかできる域を超えている。
「姐さん?」
ヤルしかない。
ルシアン達を巻き込めない。そんなことは私の命に代えても阻止する。彼らの幸福を願っているから……。
ならば……。
「う、ウソでしょ……」
「コシアンさん……」
「マジかよ……」
私は決意した。
ルシアン、ヨシュアン、カリアン、ミリアンを脱落させることを。
私を恨んでいい。必ず報いは受ける。
だから……。
「待て、プーシュカ! もし、姐さんにルシアン達を脱落させようとしたら、俺はこの大会を辞退するからな! グリズリーやテンペストにもビックタワーを抜けるように仕向ける。そうなったら、お前の目論見は消えるだろ? どうする?」
「……」
ジョーンズ……。
「ここで姐さん達を見逃せば、お前の思い通りに踊ってやる。どうする?」
沈黙が場を占める。
フツウならプーシュカはジョーンズの提案を受け入れるわけがない。
軍人が一般人と取引など出来るわけがない。相手を間違えている。
けど……。
「……分かった。だが、お前がパイシースと連絡をとった場合、人質を殺す。パイシースは今まで通りルシアン達と共に行動し、ビックタワーに一切関わるな。いいな?」
「……姐さん、お願いします。これしかみんなを護れないんです」
「……すまない。従う」
私は敗北した。
完全にマウントをとられた。
「悪いな、みんな。俺、ビックタワーに戻るわ」
「「「……」」」
「姐さん」
「……」
ジョーンズが私を抱きしめる。
そして、耳元で……。
「信じてます」
そう言い残し、去って行った。
私は自分の無力さを嘆かずにはいられなかった。
まさか、この私が足を引っ張り、ジョーンズを利用される側にたたき落としてしまった。
ジョーンズは子供の頃から、大人の都合に振り回されてきた。それを解放させるために私は行動した。
それが私の最後の良心になるはずだった。
だが、私が彼を最も嫌悪する大人の都合に巻き込んでしまった。
屈辱……。
私だけが決意を示せなかった。
この場で一番大人だった私が日和ってしまった。
私はこの夜から眠れずにいた。悔しさで腸が煮えくりかえるのを我慢しながら己の愚かさを恥いていた。
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