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死闘の裏側で 前編
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アミルキシアの森。
別名、薬草の森。
クロスロードの西北に存在する森で、規模は40ヘクタールほど。
大きさは問題ないが、ただ巨大なモンスターが出てくるとのこと。
本日午後過ぎ、ライザー率いる『トラヤヌス旅団』はこの森に住むとあるモンスターを狩りに来ている。
そのときにサジタリアスとキャンサーに協力し、ライザーを脱落させるのが今回の作戦。
ルシアン達とは別行動で私だけ一人でライザー達を尾行する。
遮蔽物がないので、私は遠くから自家製の望遠鏡片手に様子を探っている。
ライザーは情報通り、片腕がない状態。
仲間は三人。
それに対し、サジタリアスとキャンサーの仲間は二人。
四対四。
そこに私を加えて五人。
サジタリアスの作戦はこう。
ライザーはあるプレイヤーに右肩を吹き飛ばされた。体の再生は24時間後にソウルインすると修復される。
ライザーは腕の修復のため、一度ソウルアウトし、再度ソウルインする。
そのときを狙ってライザーを仕留め、後顧の憂いでライザーの三人の仲間を脱落させる。
やり過ぎ……とは言わない。
彼らのチームの中で何があったのか? それも聞かない。
それは彼らの問題であり、私の問題ではない。
ここはゲームの世界。
プレイヤーは最後の一人まで戦い、脱落させる。勝者は一人。
それ故、免罪符が与えられている。
仲間殺しの咎もこれで言い訳が立つ。よく出来たゲーム。
私は望遠鏡を片手にライザーを追尾する。
緑の匂いがする。私はこの匂いが嫌い。
ゲリラ戦を思い出すから。
それに……。
「絶対にサジタリアスに請求してやる」
獣よけの匂い袋、マジで高い。痛い出費。
ああっ、衝動買いでポルシェを買った現実が懐かしい……。
貧乏……なんて惨めな響き……。
別に金に執着しているわけではない。それでも……。
「クルックー」
「我慢して」
今日の昼飯が黒パン一つ、しかも相棒と折半。晩ご飯は……なし。
悲しくて涙が……。
ん? 止まった。目的地に到着?
ここからだと彼らの先にあるものが見えない。場所移動する。
私は木に登り、木から木へと移動する。
ライザーの視線の先にあるものが、私にも見えた。
それは……。
「……化物」
そう、化物。
トカゲの化物。
えっ? なに? 部署が違う。無理。S.H.I.○.L.Dに連絡して。
全長はおおよそ四メートル超。
手にはトカゲの化物と同じ長さの曲刀の大剣。
人間相手なら負けない。けど、あれはダメなヤツ。
銃がないと無理。
あれに立ち向かうとか、絶対に無理。
ほら、哀れな生け贄がトカゲの化物に捕まって投げ飛ばされた。あれは死んだ。
ライザー達もサジタリアスも動かない。
つまり、援護の必要性なし。
私に出来ることはもう、勇気ある青年の死に様に祈りを捧げるだけ。
さらば、青年。
トカゲの化物は大剣を振り上げ……。
「「ジャック!」」
緊急事態発生。
あの青年の危機を三人の女性が救った。
一人は狩人。矢を放ち、トカゲの化物の目にヒット。
二人目は剣士。トカゲの化物の横っ腹をショートソードで斬りつけた。
問題は三人目。
褐色の女、ネルソンが矢を放ち、トカゲの化物の手を攻撃。
……どういうこと? なぜ、あの青年を助けたの?
案の定、揉めている。
私は弓を構え、ライザーにロックする。
判断が必要。
私の決断でライザーを狙撃するか。
サジタリアスの指示を待つか。
ライザーが木を背にして座り込む。動かなくなった。
ソウルアウトを目視で確認。
作戦開始。
ソウルアウトしたソウルメイトは無防備。チャンスは今。
私の存在はライザーにはばれていない。
連射で仕留めることができる。ただ、時間がどれだけあるのか、分からない。
決断しなければならない。
狙撃? それとも、様子見?
「クルックー!」
「……了解」
作戦は失敗。
サジタリアスより、作戦中止の連絡があった。
ライザーのソウルメイトが光の粒子となって消えていく。
あの消え方はソウルメイトが消滅したものではない。
ソウルメイトが消滅するときは灰になって消える。
それはつまり……。
蘇生した。
ライザーの腕は元通りに戻り、絶好のチャンスを失ってしまった。
物事は計画通りに進まない。
だから、これは想定内。
問題はここから。
どうでる、サジタリアス。
「……はぁ?」
いや……レベルせぶぅうううううううううううううううううううううううううううんんんんんんんんんんんんん!
レベル7がトカゲの化物と青年の死闘に割り込んでいった。
どこからツッコんだらいい?
青年が未だにトカゲの化物と戦っていること?
機密レベル最高の女がトカゲの化物の前に躍り出たこと?
これは流石に想定外。
それでも、私はすぐに場所を移動する。
「クルックー!」
「もうやっている!」
サジタリアスから彼女の護衛の命が出た。
ふ・ざ・け・る・な!
ハンドガンすらないこの状況であの化物から護衛するとか、どんだけ無茶ぶりをするの。
とにかく、あの子だけも保護する。
まずは、協力者が必要。
青年とレベル7がリザードマンに立ち向かう。
任務開始。
私はまず、協力者にコンタクトをとる。
「!」
私の放った矢がトカゲの化物の目の下にヒット。
反射的に矢を防いできた。
「誰!」
「静かにしろ、スコーピオ。私はパイシース」
「!」
やはり、そう。
青年を援護していたのは同じネーム持ちのスコーピオ。
これはただの確認。
私はすでにスコーピオの所在を確認していた。そして、スコーピオは白だと判明。
彼女は何も知らない。
だから、ここに私がいることに困惑している。
「援護する」
「……後で理由を聞かせてくれるんでしょうね?」
「おしゃべりは嫌い。S2でいく」
「……了解」
これだからガキは……年配者と先輩は敬え。
私とスコーピオはS2と呼ばれる連携で青年とレベル7を援護する。
S2は身内ならすぐに連携がとれる攻撃パターンであり、ライザー達から私の姿を隠すための効果がある。
単純な連携がどこまでレベル7の役に立つのか。
それは分からないが、状況次第では姿をさらすことになる。
そんな覚悟をしていたのだけど……。
「「……」」
援護の手が止まった。
二人の動きについていけなくなった。
あの二人は現実世界での知り合い? でないと、あの息の合った動きに説明がつかない。
戦場で双子の兵士と戦ったが、あれに似ている。
それにしても……。
目の前の怪奇現象に目が奪われる。
二人の間に真っ白で汚れを知らない純白のソウルが共鳴するように結びつく。
その光を見つめていると、心の奥が苦しくて私はつい、目をそらした。
なに、あれは……。
不快……いや、これは嫉妬……。
昔、戦場においてきたもの。諦めていたもの……。
「クルックー!」
「……分かっている」
戦場に感傷は必要ない。分析する。
あの現象は青年、もしくはレベル7の潜在能力?
違うような気がする。
もしかすると、ソウルを使用できる者同士、心が同調することで発動する現象……だと思われる。
ソウルの色は感情を表現しているように思えた。これは頭ではなく、心がそう告げている。
ただ、サンプルがないため、判断は早計。
「パイシース、どうします? あの動きは予想が困難で、援護が難しいです」
「……とりあえず、様子見で」
援護が不要な場合、手を貸す必要なし。それにこのままだと倒せそう。
それにあの青年、動きに違和感を覚える。
何に対して? 利き足が変?
シフトウエイトが異様に手慣れているというか、隙がないというか……。
利き足が右足でも左足でも必ず移動に制限がかかる時がある。それなのに、青年は瞬時に利き足を変化させているというか……。
まさか、彼は……。
とにかく、いつでも援護できるよう準備。
この戦いを静観することにした。
別名、薬草の森。
クロスロードの西北に存在する森で、規模は40ヘクタールほど。
大きさは問題ないが、ただ巨大なモンスターが出てくるとのこと。
本日午後過ぎ、ライザー率いる『トラヤヌス旅団』はこの森に住むとあるモンスターを狩りに来ている。
そのときにサジタリアスとキャンサーに協力し、ライザーを脱落させるのが今回の作戦。
ルシアン達とは別行動で私だけ一人でライザー達を尾行する。
遮蔽物がないので、私は遠くから自家製の望遠鏡片手に様子を探っている。
ライザーは情報通り、片腕がない状態。
仲間は三人。
それに対し、サジタリアスとキャンサーの仲間は二人。
四対四。
そこに私を加えて五人。
サジタリアスの作戦はこう。
ライザーはあるプレイヤーに右肩を吹き飛ばされた。体の再生は24時間後にソウルインすると修復される。
ライザーは腕の修復のため、一度ソウルアウトし、再度ソウルインする。
そのときを狙ってライザーを仕留め、後顧の憂いでライザーの三人の仲間を脱落させる。
やり過ぎ……とは言わない。
彼らのチームの中で何があったのか? それも聞かない。
それは彼らの問題であり、私の問題ではない。
ここはゲームの世界。
プレイヤーは最後の一人まで戦い、脱落させる。勝者は一人。
それ故、免罪符が与えられている。
仲間殺しの咎もこれで言い訳が立つ。よく出来たゲーム。
私は望遠鏡を片手にライザーを追尾する。
緑の匂いがする。私はこの匂いが嫌い。
ゲリラ戦を思い出すから。
それに……。
「絶対にサジタリアスに請求してやる」
獣よけの匂い袋、マジで高い。痛い出費。
ああっ、衝動買いでポルシェを買った現実が懐かしい……。
貧乏……なんて惨めな響き……。
別に金に執着しているわけではない。それでも……。
「クルックー」
「我慢して」
今日の昼飯が黒パン一つ、しかも相棒と折半。晩ご飯は……なし。
悲しくて涙が……。
ん? 止まった。目的地に到着?
ここからだと彼らの先にあるものが見えない。場所移動する。
私は木に登り、木から木へと移動する。
ライザーの視線の先にあるものが、私にも見えた。
それは……。
「……化物」
そう、化物。
トカゲの化物。
えっ? なに? 部署が違う。無理。S.H.I.○.L.Dに連絡して。
全長はおおよそ四メートル超。
手にはトカゲの化物と同じ長さの曲刀の大剣。
人間相手なら負けない。けど、あれはダメなヤツ。
銃がないと無理。
あれに立ち向かうとか、絶対に無理。
ほら、哀れな生け贄がトカゲの化物に捕まって投げ飛ばされた。あれは死んだ。
ライザー達もサジタリアスも動かない。
つまり、援護の必要性なし。
私に出来ることはもう、勇気ある青年の死に様に祈りを捧げるだけ。
さらば、青年。
トカゲの化物は大剣を振り上げ……。
「「ジャック!」」
緊急事態発生。
あの青年の危機を三人の女性が救った。
一人は狩人。矢を放ち、トカゲの化物の目にヒット。
二人目は剣士。トカゲの化物の横っ腹をショートソードで斬りつけた。
問題は三人目。
褐色の女、ネルソンが矢を放ち、トカゲの化物の手を攻撃。
……どういうこと? なぜ、あの青年を助けたの?
案の定、揉めている。
私は弓を構え、ライザーにロックする。
判断が必要。
私の決断でライザーを狙撃するか。
サジタリアスの指示を待つか。
ライザーが木を背にして座り込む。動かなくなった。
ソウルアウトを目視で確認。
作戦開始。
ソウルアウトしたソウルメイトは無防備。チャンスは今。
私の存在はライザーにはばれていない。
連射で仕留めることができる。ただ、時間がどれだけあるのか、分からない。
決断しなければならない。
狙撃? それとも、様子見?
「クルックー!」
「……了解」
作戦は失敗。
サジタリアスより、作戦中止の連絡があった。
ライザーのソウルメイトが光の粒子となって消えていく。
あの消え方はソウルメイトが消滅したものではない。
ソウルメイトが消滅するときは灰になって消える。
それはつまり……。
蘇生した。
ライザーの腕は元通りに戻り、絶好のチャンスを失ってしまった。
物事は計画通りに進まない。
だから、これは想定内。
問題はここから。
どうでる、サジタリアス。
「……はぁ?」
いや……レベルせぶぅうううううううううううううううううううううううううううんんんんんんんんんんんんん!
レベル7がトカゲの化物と青年の死闘に割り込んでいった。
どこからツッコんだらいい?
青年が未だにトカゲの化物と戦っていること?
機密レベル最高の女がトカゲの化物の前に躍り出たこと?
これは流石に想定外。
それでも、私はすぐに場所を移動する。
「クルックー!」
「もうやっている!」
サジタリアスから彼女の護衛の命が出た。
ふ・ざ・け・る・な!
ハンドガンすらないこの状況であの化物から護衛するとか、どんだけ無茶ぶりをするの。
とにかく、あの子だけも保護する。
まずは、協力者が必要。
青年とレベル7がリザードマンに立ち向かう。
任務開始。
私はまず、協力者にコンタクトをとる。
「!」
私の放った矢がトカゲの化物の目の下にヒット。
反射的に矢を防いできた。
「誰!」
「静かにしろ、スコーピオ。私はパイシース」
「!」
やはり、そう。
青年を援護していたのは同じネーム持ちのスコーピオ。
これはただの確認。
私はすでにスコーピオの所在を確認していた。そして、スコーピオは白だと判明。
彼女は何も知らない。
だから、ここに私がいることに困惑している。
「援護する」
「……後で理由を聞かせてくれるんでしょうね?」
「おしゃべりは嫌い。S2でいく」
「……了解」
これだからガキは……年配者と先輩は敬え。
私とスコーピオはS2と呼ばれる連携で青年とレベル7を援護する。
S2は身内ならすぐに連携がとれる攻撃パターンであり、ライザー達から私の姿を隠すための効果がある。
単純な連携がどこまでレベル7の役に立つのか。
それは分からないが、状況次第では姿をさらすことになる。
そんな覚悟をしていたのだけど……。
「「……」」
援護の手が止まった。
二人の動きについていけなくなった。
あの二人は現実世界での知り合い? でないと、あの息の合った動きに説明がつかない。
戦場で双子の兵士と戦ったが、あれに似ている。
それにしても……。
目の前の怪奇現象に目が奪われる。
二人の間に真っ白で汚れを知らない純白のソウルが共鳴するように結びつく。
その光を見つめていると、心の奥が苦しくて私はつい、目をそらした。
なに、あれは……。
不快……いや、これは嫉妬……。
昔、戦場においてきたもの。諦めていたもの……。
「クルックー!」
「……分かっている」
戦場に感傷は必要ない。分析する。
あの現象は青年、もしくはレベル7の潜在能力?
違うような気がする。
もしかすると、ソウルを使用できる者同士、心が同調することで発動する現象……だと思われる。
ソウルの色は感情を表現しているように思えた。これは頭ではなく、心がそう告げている。
ただ、サンプルがないため、判断は早計。
「パイシース、どうします? あの動きは予想が困難で、援護が難しいです」
「……とりあえず、様子見で」
援護が不要な場合、手を貸す必要なし。それにこのままだと倒せそう。
それにあの青年、動きに違和感を覚える。
何に対して? 利き足が変?
シフトウエイトが異様に手慣れているというか、隙がないというか……。
利き足が右足でも左足でも必ず移動に制限がかかる時がある。それなのに、青年は瞬時に利き足を変化させているというか……。
まさか、彼は……。
とにかく、いつでも援護できるよう準備。
この戦いを静観することにした。
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