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二十七章 挑戦! ジャックVSバラン! 絶対に勝てない戦い
二十七話 挑戦! ジャックVSバラン! 絶対に勝てない戦い その三
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「ううっ……ジャック……」
ジャックとバランの戦いを、リリアンはアスコットを抱きしめながら、泣きそうな顔で見つめている。
ほんの少し前まではジャックがバランを圧倒していたが、今は窮地に立たされている。
ジャックは防戦一方で、一発でも当たればジャックはそのまま追い詰められ、脱落する可能性が高い。
ソレイユはリリアンとは正反対の態度で、忌々しげにジャックを見つめていた。
ジャックとソレイユは何度かPVPを重ねてきた。
そのどれもがジャックの勝利で終わっているが、その全てが手抜きだったことが今の戦いであきらかになった。
ジャックの戦闘センスはずば抜けている。
バランの猛攻を紙一重で躱しているが、その避け方にソレイユは脱帽していた。
ジャックはバランの連続攻撃にガードを上げるどころか、ノーガードで躱しているのだ。
もし、判断を一つでも間違えば、直撃コースとなるのに、ジャックはガードを上げることはしない。
ジャック曰く、ガードを上げることで視界が狭まり、避けづらくなるのであえてガードはあげないとのこと。
その考え方が常人とはかけ離れている。それがソレイユにも真似が出来るのか?
――出来そうにないわね、今は……。
ソレイユは歯を噛みしめ、悔しさに耐える。
それにジャックは超至近距離でも、足を使って体全体で攻撃を回避する。そうすることで、下半身の攻撃も対処できる。
スタミナは大量に消費しそうだが、両利きのジャックなら、最短の動きで攻撃を躱し、どんな体勢でもジャブにつなげることが出来る。
そこから更に攻撃をつなげ、攻防一体のスタイルが完成する。
ただ、バランのスピードはジャックの動きを凌駕しているため、どんな攻撃も躱してしまうだろう。
この絶望的な状況をジャックはどう覆すのか?
バランのソウル解放が終わるまで粘るつもりか?
ソレイユ……だけでなくバランもジャックの動きにある疑問点があった。
それは……。
「……遅いわね。あの程度なの?」
ソレイユがつぶやいた言葉こそ、ジャックの動きで一番疑問に思った点だった。
ソウルを解放させれば、全ステータスが飛躍的にアップするが、ジャックのスピードは解放する前とあまり変わらないのだ。
そう思っていたら、一瞬だがもの凄く速く動く。そのアンバランス差がバランを翻弄し、ジャックは攻撃を回避し続けている。
ただ、ジャックがわざと動きを遅くしている素振りが全く見られない。
ならば、なぜ、ジャックの動きが遅く見えるのか?
「それは潜在能力のせいだもん!」
「潜在能力のせい?」
リリアンが思わず怒鳴った言葉に、ソレイユは反応する。
潜在能力のせいとはどういうことなのか?
口を両手で押さえるリリアンに、ソレイユは睨みつける。
「教えなさい。ジャック君の潜在能力ってなに?」
ソレイユの問いに、リリアンは目を泳がせ、腕を組みながらぷいっと横を向く。
「そ、それは内緒だもん……ソレイユはジャックの事、嫌いなんでしょ? 敵だって思っている人に教えるなんて……」
「お・し・え・な・さ・い! 教えないとその羽、むしり取るわよ」
「ひぃいいいいい!」
リリアンは涙目でアスコットと抱き合うが、ソレイユは睨みを利かせたまま、黙っている。
ソレイユは泣きべそをかきながら、渋々答えた。
「ジャックの潜在能力は全ステータスを最大五十%まで下げる効果なの。でも、発動中に一度だけ特典があるの」
「全ステータスを下げる? そうなの? もっと別の潜在能力だったと思うのだけれど」
ソレイユは一度、ジャックの潜在能力に助けられたことがある。
リンカーベル山でソレイユは敵のプレイヤー、ハイニックに捕まりそうになったとき、ジャックは助けてくれた。
どんな方法で助けられたかは分からない。捕縛されている状態でフォローしてもらったことから、ジャックの潜在能力が関わっていたと思っていた。
動きが遅くなるでは説明がつかないのだが、リリアンが嘘を言っている素振りは見られない。
「い、いろいろあって、今はそうなの!」
「そう……けど、納得したわ……」
「あれ? 納得しちゃうの? それに疑問に思わなかった? 弱くなる能力に意味があるのかって」
「それは使い方次第でしょ? ジャック君のスタイルには恐ろしいほどあってるわ」
左右のスタイルに緩急までつけられたら、相手はたまったものではない。
しかも、リリアンは最大五十パーセントと述べている。
つまり、下げる割合もジャックが決めることが出来るので、厄介極まりない。
ジャックの攻撃、ディフェンスのタイミングを掴んだと思ったら、実はフェイクで本当は動きが速かったり、また遅くなったりすると相手は混乱するだろう。
ソレイユの憶測だが、ジャックは七十%の動きでバランと戦っている。
攻撃を避ける一瞬だけ、九十%もしくは能力を解除し、バランにタイミングを掴ませようとしない。
速いだけがテクニックではないことを教えてくれる戦い方だ。
「リリアン、さっき、気になる事を言ってたわね? 特典がつくって」
「うっ!」
リリアンはヘビに睨まれた蛙のように動かなくなる。
怯えるリリアンに、アスコットがおずおずと木の実をソレイユに差し出した。
「キューキュー(これで許してやってください、ご主人様)」
「アスコット……」
リリアンはうるうるとした目でアスコットを見つめている。
基本、サポキャラはサポートするプレイヤーの邪魔をすることはしない。プレイヤーの邪魔をするなど、本末転倒なのだ。
それでも、アスコットは友を護るため、主に逆らっている。サポキャラ同士の美しい友情だ。
ソレイユは絶対零度の目つきでアスコットを見下し……。
「キュー!(ああっ! 木の実が!)」
アスコットの手にした木の実はソレイユのデコピン一発で地面に落とされる。
アスコットは慌てて木の実を拾いに行く。
リリアンを助ける相手はもういない。ソレイユはコキコキと指をならし、リリアンに近づく。
「言いなさい」
「ううっ……い、言わないもん!」
リリアンは大粒の涙を溜めながらも、口をへの字にして必死に抵抗する。何があっても絶対に言わないという意思表示をしてみせた。
そんなリリアンに、ソレイユは……。
「そう……ムサシ君との戦いで見せたあのパンチが特典ってわけね」
「えっ! どうして知ってるの!」
「やはり、そうなのね」
「ああっ! 騙した! 誘導尋問だぁ!」
ソレイユはぽかぽかとソレイユの頭を叩くが、ソレイユはようやく得心がいった。
ムサシとジャックが戦ったとき、ムサシの逆胴に、ジャックは後から拳を出したにもかかわらず、ムサシよりも先に攻撃出来た。
ジャックの右腕が青い光に包まれたと思ったら、雷光のようにうなりを上げて、拳を振るった。
そのからくりがようやくみえてきた。
ポコポコとソレイユの頭を叩くリリアンを、ソレイユは一瞬にして掴む。
「種明かししなさい。あの一撃を放つ条件は?」
「……潜在能力を三分間使い続けることだよ。でも、一発しか打てないの。もう一度打つには、一回潜在能力を解除してまた三分間、使用し続けないとダメなの」
「そう……」
ソレイユは更に納得した。
あんな強烈な一撃がそうそう放てるはずがない。そんなことができれば、ジャックを倒すのは更に難しくなる。
それが知れただけでも、この潜在能力を攻略するにはかなり役に立つ。
ジャックの強さがどんどん解明されていく。
それでも、ソレイユはジャックはまだ、隠している能力があると勘で気づいていた。
ソレイユの推理は当たっていた。ジャックにはもう二つ、特異体質があった。
――ふぅ……ソレイユにはバレなかったみたい。ジャックには両手利き以外にも、絶対音感……ならぬ、絶対時間感覚があるんだよね。
リリアンのいう絶対時間感覚とは、時計を見なくても居間の時間を言い当てる感覚だ。
この絶対時間感覚が特定の間でジャックにあるとリリアンは思っている。
この絶対時間感覚は科学的には否定されている。
人間は二十五時間程度ならそれが可能だといわれる説や、ジャネーの法則や体内時計の仕組みなどから否定し、人間にはありえないという説があるが、ジャックの事を見ているとリリアンは絶対時間感覚が限定的でもあると思うようになった。
ジャックは何度か、テツ達に時間を聞かれたとき、ステータス画面を見なくても言い当てていることがあった。
ジャックは秒よりももっと細かい時間を判断、もしくは正確に認識できる能力があり、相手の攻撃の速度を記憶できる。
だからこそ、ジャックは至近距離で相手の攻撃を回避し続ける事が出来るのだ。
それでも、限界はある。
バランの攻撃はジャックが認識できる速度を超えようとしている。
だからこそ、ジャックは自分の潜在能力をON、OFFし、速度を変えることで対処している。
これではジャックのあの高速の一撃を繰り出すことは出来ないだろう。
ジャックに勝ち目はあるのか?
リリアンは不安げにジャックを見つめていた。
ジャックとバランの戦いを、リリアンはアスコットを抱きしめながら、泣きそうな顔で見つめている。
ほんの少し前まではジャックがバランを圧倒していたが、今は窮地に立たされている。
ジャックは防戦一方で、一発でも当たればジャックはそのまま追い詰められ、脱落する可能性が高い。
ソレイユはリリアンとは正反対の態度で、忌々しげにジャックを見つめていた。
ジャックとソレイユは何度かPVPを重ねてきた。
そのどれもがジャックの勝利で終わっているが、その全てが手抜きだったことが今の戦いであきらかになった。
ジャックの戦闘センスはずば抜けている。
バランの猛攻を紙一重で躱しているが、その避け方にソレイユは脱帽していた。
ジャックはバランの連続攻撃にガードを上げるどころか、ノーガードで躱しているのだ。
もし、判断を一つでも間違えば、直撃コースとなるのに、ジャックはガードを上げることはしない。
ジャック曰く、ガードを上げることで視界が狭まり、避けづらくなるのであえてガードはあげないとのこと。
その考え方が常人とはかけ離れている。それがソレイユにも真似が出来るのか?
――出来そうにないわね、今は……。
ソレイユは歯を噛みしめ、悔しさに耐える。
それにジャックは超至近距離でも、足を使って体全体で攻撃を回避する。そうすることで、下半身の攻撃も対処できる。
スタミナは大量に消費しそうだが、両利きのジャックなら、最短の動きで攻撃を躱し、どんな体勢でもジャブにつなげることが出来る。
そこから更に攻撃をつなげ、攻防一体のスタイルが完成する。
ただ、バランのスピードはジャックの動きを凌駕しているため、どんな攻撃も躱してしまうだろう。
この絶望的な状況をジャックはどう覆すのか?
バランのソウル解放が終わるまで粘るつもりか?
ソレイユ……だけでなくバランもジャックの動きにある疑問点があった。
それは……。
「……遅いわね。あの程度なの?」
ソレイユがつぶやいた言葉こそ、ジャックの動きで一番疑問に思った点だった。
ソウルを解放させれば、全ステータスが飛躍的にアップするが、ジャックのスピードは解放する前とあまり変わらないのだ。
そう思っていたら、一瞬だがもの凄く速く動く。そのアンバランス差がバランを翻弄し、ジャックは攻撃を回避し続けている。
ただ、ジャックがわざと動きを遅くしている素振りが全く見られない。
ならば、なぜ、ジャックの動きが遅く見えるのか?
「それは潜在能力のせいだもん!」
「潜在能力のせい?」
リリアンが思わず怒鳴った言葉に、ソレイユは反応する。
潜在能力のせいとはどういうことなのか?
口を両手で押さえるリリアンに、ソレイユは睨みつける。
「教えなさい。ジャック君の潜在能力ってなに?」
ソレイユの問いに、リリアンは目を泳がせ、腕を組みながらぷいっと横を向く。
「そ、それは内緒だもん……ソレイユはジャックの事、嫌いなんでしょ? 敵だって思っている人に教えるなんて……」
「お・し・え・な・さ・い! 教えないとその羽、むしり取るわよ」
「ひぃいいいいい!」
リリアンは涙目でアスコットと抱き合うが、ソレイユは睨みを利かせたまま、黙っている。
ソレイユは泣きべそをかきながら、渋々答えた。
「ジャックの潜在能力は全ステータスを最大五十%まで下げる効果なの。でも、発動中に一度だけ特典があるの」
「全ステータスを下げる? そうなの? もっと別の潜在能力だったと思うのだけれど」
ソレイユは一度、ジャックの潜在能力に助けられたことがある。
リンカーベル山でソレイユは敵のプレイヤー、ハイニックに捕まりそうになったとき、ジャックは助けてくれた。
どんな方法で助けられたかは分からない。捕縛されている状態でフォローしてもらったことから、ジャックの潜在能力が関わっていたと思っていた。
動きが遅くなるでは説明がつかないのだが、リリアンが嘘を言っている素振りは見られない。
「い、いろいろあって、今はそうなの!」
「そう……けど、納得したわ……」
「あれ? 納得しちゃうの? それに疑問に思わなかった? 弱くなる能力に意味があるのかって」
「それは使い方次第でしょ? ジャック君のスタイルには恐ろしいほどあってるわ」
左右のスタイルに緩急までつけられたら、相手はたまったものではない。
しかも、リリアンは最大五十パーセントと述べている。
つまり、下げる割合もジャックが決めることが出来るので、厄介極まりない。
ジャックの攻撃、ディフェンスのタイミングを掴んだと思ったら、実はフェイクで本当は動きが速かったり、また遅くなったりすると相手は混乱するだろう。
ソレイユの憶測だが、ジャックは七十%の動きでバランと戦っている。
攻撃を避ける一瞬だけ、九十%もしくは能力を解除し、バランにタイミングを掴ませようとしない。
速いだけがテクニックではないことを教えてくれる戦い方だ。
「リリアン、さっき、気になる事を言ってたわね? 特典がつくって」
「うっ!」
リリアンはヘビに睨まれた蛙のように動かなくなる。
怯えるリリアンに、アスコットがおずおずと木の実をソレイユに差し出した。
「キューキュー(これで許してやってください、ご主人様)」
「アスコット……」
リリアンはうるうるとした目でアスコットを見つめている。
基本、サポキャラはサポートするプレイヤーの邪魔をすることはしない。プレイヤーの邪魔をするなど、本末転倒なのだ。
それでも、アスコットは友を護るため、主に逆らっている。サポキャラ同士の美しい友情だ。
ソレイユは絶対零度の目つきでアスコットを見下し……。
「キュー!(ああっ! 木の実が!)」
アスコットの手にした木の実はソレイユのデコピン一発で地面に落とされる。
アスコットは慌てて木の実を拾いに行く。
リリアンを助ける相手はもういない。ソレイユはコキコキと指をならし、リリアンに近づく。
「言いなさい」
「ううっ……い、言わないもん!」
リリアンは大粒の涙を溜めながらも、口をへの字にして必死に抵抗する。何があっても絶対に言わないという意思表示をしてみせた。
そんなリリアンに、ソレイユは……。
「そう……ムサシ君との戦いで見せたあのパンチが特典ってわけね」
「えっ! どうして知ってるの!」
「やはり、そうなのね」
「ああっ! 騙した! 誘導尋問だぁ!」
ソレイユはぽかぽかとソレイユの頭を叩くが、ソレイユはようやく得心がいった。
ムサシとジャックが戦ったとき、ムサシの逆胴に、ジャックは後から拳を出したにもかかわらず、ムサシよりも先に攻撃出来た。
ジャックの右腕が青い光に包まれたと思ったら、雷光のようにうなりを上げて、拳を振るった。
そのからくりがようやくみえてきた。
ポコポコとソレイユの頭を叩くリリアンを、ソレイユは一瞬にして掴む。
「種明かししなさい。あの一撃を放つ条件は?」
「……潜在能力を三分間使い続けることだよ。でも、一発しか打てないの。もう一度打つには、一回潜在能力を解除してまた三分間、使用し続けないとダメなの」
「そう……」
ソレイユは更に納得した。
あんな強烈な一撃がそうそう放てるはずがない。そんなことができれば、ジャックを倒すのは更に難しくなる。
それが知れただけでも、この潜在能力を攻略するにはかなり役に立つ。
ジャックの強さがどんどん解明されていく。
それでも、ソレイユはジャックはまだ、隠している能力があると勘で気づいていた。
ソレイユの推理は当たっていた。ジャックにはもう二つ、特異体質があった。
――ふぅ……ソレイユにはバレなかったみたい。ジャックには両手利き以外にも、絶対音感……ならぬ、絶対時間感覚があるんだよね。
リリアンのいう絶対時間感覚とは、時計を見なくても居間の時間を言い当てる感覚だ。
この絶対時間感覚が特定の間でジャックにあるとリリアンは思っている。
この絶対時間感覚は科学的には否定されている。
人間は二十五時間程度ならそれが可能だといわれる説や、ジャネーの法則や体内時計の仕組みなどから否定し、人間にはありえないという説があるが、ジャックの事を見ているとリリアンは絶対時間感覚が限定的でもあると思うようになった。
ジャックは何度か、テツ達に時間を聞かれたとき、ステータス画面を見なくても言い当てていることがあった。
ジャックは秒よりももっと細かい時間を判断、もしくは正確に認識できる能力があり、相手の攻撃の速度を記憶できる。
だからこそ、ジャックは至近距離で相手の攻撃を回避し続ける事が出来るのだ。
それでも、限界はある。
バランの攻撃はジャックが認識できる速度を超えようとしている。
だからこそ、ジャックは自分の潜在能力をON、OFFし、速度を変えることで対処している。
これではジャックのあの高速の一撃を繰り出すことは出来ないだろう。
ジャックに勝ち目はあるのか?
リリアンは不安げにジャックを見つめていた。
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