703 / 745
連載
VSジャグドその4
しおりを挟む
そんな自分の考えが顔に出てしまったのだろうか? ジャグドの立ち回りに変化が見られた。無理に離れようとはしないが手数を減らして防御に回る事が増え、明確にこちらを警戒する様子がうかがえる。こちらの連撃は継続しているとはいえ、手数が急に増えたりなんて事はない……今のジャグドには、シザーズを放っても多分避けられる。
(顔に出たか、これまでの戦闘経験から来る勘か。どちらにせよ厄介だ、こういうジャグドの勘の良さは)
先ほどまでの動き慣らしかけられるチャンスはそのうち生み出せただろう。だが、こうも警戒されてしまっているとそう言ったチャンスを生み出す事が難しくなる。何とかして警戒を解くなり、他の事に注意を向けて注意を分散させるなりしないとダメだ。しかし、そう簡単に次の手が思い浮かぶわけもない。
結局、今の連撃を続けてジャグドを何とかもう一回崩す機会がやってくるまで耐えるほかないのか。そう思っていた所にジャグドからの反撃が飛んできた。それを回避できたのはほぼ偶然。だが、なんか危ないという直感がジャグドの着ている鎧、その右手の隙間から飛んできた何かを回避する事に成功させた。
「暗器か!」「マジかよ、これを初見でよけんのかよ!? 存在を知っているグラッドでも結構喰らうってのによ!」
鎧の手甲付近に、そう言った暗器を射出できる機構をジャグドも作っていたようだ。自分も暗器のように盾などに仕込んだ武器を使う事があるからこそ、勘づく事が出来たんだろう。多分、そうなると左手側にもあるな? 右側だけって事はまずないだろう。流石にマシンガンのように乱射は出来ないと信じたいが、実際はどうか分からない。
(なんて面倒な武器だ。それに多分だがただの飛翔体って事は無いだろう。毒の一つも塗ってあると考える方が自然だ)
剣などと違って、その小ささからその攻撃単体で大きなダメージを取る事は出来ない。ならば毒などに侵す事で相手の体力を削ろうと考えるのが普通だろう。まあ、自分には状態異常は意味がないんだが。蒼杯三の一件で宿った左目の魔眼で、状態異常を吸収する事が出来るのだから。もちろんそんな事をジャグドに教えるつもりはない。
(左目が見えなくても、多分その効果は発動する、よな?)
左目そのものをくりぬかれた訳ではないのだから、たぶん大丈夫だろう。それに能力的にも『相手を凝視する必要がある』系統じゃないからね。発動しなかった場合は……まあポーションで回復だな。能力を過信して状態異常の治療系ポーションを持ってこないなんて選択は自分にはない。能力を封じてくるモンスターなんていくらでもいるんだし。
それはさておき──攻撃を継続しているがやはりジャグドに明確な一撃を加えられてはいない。それに加えてジャグドがこちらに向かって右手を向けてきたらこちらは回避体勢を取らざるを得ず……踏み込みが浅くなりつつあった。当然ジャグドもそんな事は分かっているだろう。フェイントとして見せてくるのは当然のことだ。
だが、そのフェイントが一つ加わるだけでも非常にやりづらくなった。間違いなく戦いの主導権をジャグドが握りつつある。だからこそこちらも主導権を取り戻すべく動かなければならないのだが、オイルはもう取り出した直後に反応されるしシザーズの間合いには入ってこない。パイルバンカーも撃つ機会がない。
その結果戦闘距離が開きやすくなり、ジャグドの弓矢攻撃が飛んでくる回数が明確に増える一方だ。その攻撃すべてを捌き切る事が左目をやられている自分には出来ず、じりじりとHPをこちらだけが減らされている。もちろん自分は再び距離を詰めるべく動くのだが、その動きを察するとジャグドはすかさず右手を自分に向けてくる。そのため最初の時のように思い切って突っ込むことが難しい。
もちろんフェイントだけでなく、実際に撃ってくる事も数回あった。盾で弾いたり回避したりで直撃こそ受けていないが、そう言った防御行動をとらされると再び距離が開く。自分が用いるのは中盾や大盾のようなガード面積が大きい盾ではない為、盾を構えて突っ込むシールドチャージはやりずらい。強引に突っ込む事は出来ないのだ。
無論スライディングで飛翔体を放たれてもその下をくぐると言う事も考えたが──その動きに反応できないジャグドではない。それに対処も手馴れている感じがする……恐らく、グラッドパーティの紅一点で格闘家のゼラァ相手にやられた経験があるのかもしれない。何せこちらがスライディングしようかと動きを見せたとたんに反応するのだから。
「厄介な装備を鎧に取り付けたものだ!」「は、参考にしたのはアースの装備だがな! お前の盾に仕込んだ暗器は良いヒントになったぜ! そこから発展させたのがこいつって訳だ!」
ああー、そうなのか。自分の過去が今のジャグドの装備強化に一役買ってしまっていたのか。そのうえで機構も小さく取り回しが良好で、厄介さは非常に大きく相手の行動を制限する……理想的な武器だな。変な武器ばかり作る自分ではたどり着かない方向性だ。
「その厄介さはグラッドを始めとした面々も認めてるぜ? 流石に鉄板を身にまとっているような装備のザッドにだけは通じねえけどな!」
グラッドが認めてるのか、それは非常に厄介だ。まさにお墨付きというやつだろう。実際こうやって対峙すると非常に厄介なのは身にしみてわかる。しかも手に持つ武器ではなく右手を向けるだけで良いようだし、矢を放つ時と暗器を射出するときのタイムラグも非常に少ない。だ知らが飛んでくるのかがさっぱり読めないと言うだけで、本当に面倒だ。
だがそれでも、自分は距離を詰めるしかない。一応弓による射撃攻撃も何度かしてみたがやはり矢が明後日の方向に飛んでしまってジャグドに当たらない。それはそれで牽制にはなるのだが、逆に言えばそれ以上にはならない。自分のメイン火力の一つが牽制にしかならないと言うのはすさまじく辛い展開だ。
(今後は左目をやられるようなへまは絶対にしないと誓おう。唯一の救いは、これがPvP中の出来事であったことだ。有翼人とかの重要な戦いの最中で発生した事ではなかった事だけは救いだ)
この失敗は次に生かそうと心に決めつつ、ここからどうやってジャグドに勝とうかと頭を動かすが、まだいい案は浮かんでこない。今はとにかくもう一度接近戦に持ち込んでそこから崩す、しか思いつかない。接近戦に持ち込んで機会を作れれば、ジャグドがまだ見た事のない武器が二つある。どちらかが刺されば、状況はひっくり返る。
と言うこちらの考えを当然ジャグドは分かっている。だからこそ距離をしっかり保ってフェイントを織り交ぜての遠距離攻撃をしているのだから。が、こうも戦っていれば流石に行けるタイミングを掴むことはできる。後三回……後三回ジャグドにフェイントをやらせたら突撃する。癖みたいなものを見つけたのだ。
それは、実際に飛翔体を撃ってきた時だけは、フェイントとして腕を上げる高さが微妙に低い事。本当に微妙な差だからジャグドが気が付いていない可能性がある。もしこれもジャグドの誘いだったら、それは素直に褒めるしかない。それをはっきりさせるためにも、仕掛けるほかない。
フェイント攻撃が一回、二回、三回。そして──腕が高めに上がった。それを確認した自分は全力で前に出る。ジャグドが自分の動きを見て珍しい驚愕の表情を浮かべている。まさに読まれた!? と驚いている感じだ。ここで距離を詰めて主導権を取り戻す!
(顔に出たか、これまでの戦闘経験から来る勘か。どちらにせよ厄介だ、こういうジャグドの勘の良さは)
先ほどまでの動き慣らしかけられるチャンスはそのうち生み出せただろう。だが、こうも警戒されてしまっているとそう言ったチャンスを生み出す事が難しくなる。何とかして警戒を解くなり、他の事に注意を向けて注意を分散させるなりしないとダメだ。しかし、そう簡単に次の手が思い浮かぶわけもない。
結局、今の連撃を続けてジャグドを何とかもう一回崩す機会がやってくるまで耐えるほかないのか。そう思っていた所にジャグドからの反撃が飛んできた。それを回避できたのはほぼ偶然。だが、なんか危ないという直感がジャグドの着ている鎧、その右手の隙間から飛んできた何かを回避する事に成功させた。
「暗器か!」「マジかよ、これを初見でよけんのかよ!? 存在を知っているグラッドでも結構喰らうってのによ!」
鎧の手甲付近に、そう言った暗器を射出できる機構をジャグドも作っていたようだ。自分も暗器のように盾などに仕込んだ武器を使う事があるからこそ、勘づく事が出来たんだろう。多分、そうなると左手側にもあるな? 右側だけって事はまずないだろう。流石にマシンガンのように乱射は出来ないと信じたいが、実際はどうか分からない。
(なんて面倒な武器だ。それに多分だがただの飛翔体って事は無いだろう。毒の一つも塗ってあると考える方が自然だ)
剣などと違って、その小ささからその攻撃単体で大きなダメージを取る事は出来ない。ならば毒などに侵す事で相手の体力を削ろうと考えるのが普通だろう。まあ、自分には状態異常は意味がないんだが。蒼杯三の一件で宿った左目の魔眼で、状態異常を吸収する事が出来るのだから。もちろんそんな事をジャグドに教えるつもりはない。
(左目が見えなくても、多分その効果は発動する、よな?)
左目そのものをくりぬかれた訳ではないのだから、たぶん大丈夫だろう。それに能力的にも『相手を凝視する必要がある』系統じゃないからね。発動しなかった場合は……まあポーションで回復だな。能力を過信して状態異常の治療系ポーションを持ってこないなんて選択は自分にはない。能力を封じてくるモンスターなんていくらでもいるんだし。
それはさておき──攻撃を継続しているがやはりジャグドに明確な一撃を加えられてはいない。それに加えてジャグドがこちらに向かって右手を向けてきたらこちらは回避体勢を取らざるを得ず……踏み込みが浅くなりつつあった。当然ジャグドもそんな事は分かっているだろう。フェイントとして見せてくるのは当然のことだ。
だが、そのフェイントが一つ加わるだけでも非常にやりづらくなった。間違いなく戦いの主導権をジャグドが握りつつある。だからこそこちらも主導権を取り戻すべく動かなければならないのだが、オイルはもう取り出した直後に反応されるしシザーズの間合いには入ってこない。パイルバンカーも撃つ機会がない。
その結果戦闘距離が開きやすくなり、ジャグドの弓矢攻撃が飛んでくる回数が明確に増える一方だ。その攻撃すべてを捌き切る事が左目をやられている自分には出来ず、じりじりとHPをこちらだけが減らされている。もちろん自分は再び距離を詰めるべく動くのだが、その動きを察するとジャグドはすかさず右手を自分に向けてくる。そのため最初の時のように思い切って突っ込むことが難しい。
もちろんフェイントだけでなく、実際に撃ってくる事も数回あった。盾で弾いたり回避したりで直撃こそ受けていないが、そう言った防御行動をとらされると再び距離が開く。自分が用いるのは中盾や大盾のようなガード面積が大きい盾ではない為、盾を構えて突っ込むシールドチャージはやりずらい。強引に突っ込む事は出来ないのだ。
無論スライディングで飛翔体を放たれてもその下をくぐると言う事も考えたが──その動きに反応できないジャグドではない。それに対処も手馴れている感じがする……恐らく、グラッドパーティの紅一点で格闘家のゼラァ相手にやられた経験があるのかもしれない。何せこちらがスライディングしようかと動きを見せたとたんに反応するのだから。
「厄介な装備を鎧に取り付けたものだ!」「は、参考にしたのはアースの装備だがな! お前の盾に仕込んだ暗器は良いヒントになったぜ! そこから発展させたのがこいつって訳だ!」
ああー、そうなのか。自分の過去が今のジャグドの装備強化に一役買ってしまっていたのか。そのうえで機構も小さく取り回しが良好で、厄介さは非常に大きく相手の行動を制限する……理想的な武器だな。変な武器ばかり作る自分ではたどり着かない方向性だ。
「その厄介さはグラッドを始めとした面々も認めてるぜ? 流石に鉄板を身にまとっているような装備のザッドにだけは通じねえけどな!」
グラッドが認めてるのか、それは非常に厄介だ。まさにお墨付きというやつだろう。実際こうやって対峙すると非常に厄介なのは身にしみてわかる。しかも手に持つ武器ではなく右手を向けるだけで良いようだし、矢を放つ時と暗器を射出するときのタイムラグも非常に少ない。だ知らが飛んでくるのかがさっぱり読めないと言うだけで、本当に面倒だ。
だがそれでも、自分は距離を詰めるしかない。一応弓による射撃攻撃も何度かしてみたがやはり矢が明後日の方向に飛んでしまってジャグドに当たらない。それはそれで牽制にはなるのだが、逆に言えばそれ以上にはならない。自分のメイン火力の一つが牽制にしかならないと言うのはすさまじく辛い展開だ。
(今後は左目をやられるようなへまは絶対にしないと誓おう。唯一の救いは、これがPvP中の出来事であったことだ。有翼人とかの重要な戦いの最中で発生した事ではなかった事だけは救いだ)
この失敗は次に生かそうと心に決めつつ、ここからどうやってジャグドに勝とうかと頭を動かすが、まだいい案は浮かんでこない。今はとにかくもう一度接近戦に持ち込んでそこから崩す、しか思いつかない。接近戦に持ち込んで機会を作れれば、ジャグドがまだ見た事のない武器が二つある。どちらかが刺されば、状況はひっくり返る。
と言うこちらの考えを当然ジャグドは分かっている。だからこそ距離をしっかり保ってフェイントを織り交ぜての遠距離攻撃をしているのだから。が、こうも戦っていれば流石に行けるタイミングを掴むことはできる。後三回……後三回ジャグドにフェイントをやらせたら突撃する。癖みたいなものを見つけたのだ。
それは、実際に飛翔体を撃ってきた時だけは、フェイントとして腕を上げる高さが微妙に低い事。本当に微妙な差だからジャグドが気が付いていない可能性がある。もしこれもジャグドの誘いだったら、それは素直に褒めるしかない。それをはっきりさせるためにも、仕掛けるほかない。
フェイント攻撃が一回、二回、三回。そして──腕が高めに上がった。それを確認した自分は全力で前に出る。ジャグドが自分の動きを見て珍しい驚愕の表情を浮かべている。まさに読まれた!? と驚いている感じだ。ここで距離を詰めて主導権を取り戻す!
1,827
お気に入りに追加
26,943
あなたにおすすめの小説
魔王を倒した手柄を横取りされたけど、俺を処刑するのは無理じゃないかな
七辻ゆゆ
ファンタジー
「では罪人よ。おまえはあくまで自分が勇者であり、魔王を倒したと言うのだな?」
「そうそう」
茶番にも飽きてきた。処刑できるというのなら、ぜひやってみてほしい。
無理だと思うけど。
勇者パーティーを追放されました。国から莫大な契約違反金を請求されると思いますが、払えますよね?
猿喰 森繁
ファンタジー
「パーティーを抜けてほしい」
「え?なんて?」
私がパーティーメンバーにいることが国の条件のはず。
彼らは、そんなことも忘れてしまったようだ。
私が聖女であることが、どれほど重要なことか。
聖女という存在が、どれほど多くの国にとって貴重なものか。
―まぁ、賠償金を支払う羽目になっても、私には関係ないんだけど…。
前の話はテンポが悪かったので、全文書き直しました。
『王家の面汚し』と呼ばれ帝国へ売られた王女ですが、普通に歓迎されました……
Ryo-k
ファンタジー
王宮で開かれた側妃主催のパーティーで婚約破棄を告げられたのは、アシュリー・クローネ第一王女。
優秀と言われているラビニア・クローネ第二王女と常に比較され続け、彼女は貴族たちからは『王家の面汚し』と呼ばれ疎まれていた。
そんな彼女は、帝国との交易の条件として、帝国に送られることになる。
しかしこの時は誰も予想していなかった。
この出来事が、王国の滅亡へのカウントダウンの始まりであることを……
アシュリーが帝国で、秘められていた才能を開花するのを……
※この作品は「小説家になろう」でも掲載しています。
【完結】魔王を倒してスキルを失ったら「用済み」と国を追放された勇者、数年後に里帰りしてみると既に祖国が滅んでいた
きなこもちこ
ファンタジー
🌟某小説投稿サイトにて月間3位(異ファン)獲得しました!
「勇者カナタよ、お前はもう用済みだ。この国から追放する」
魔王討伐後一年振りに目を覚ますと、突然王にそう告げられた。
魔王を倒したことで、俺は「勇者」のスキルを失っていた。
信頼していたパーティメンバーには蔑まれ、二度と国の土を踏まないように察知魔法までかけられた。
悔しさをバネに隣国で再起すること十数年……俺は結婚して妻子を持ち、大臣にまで昇り詰めた。
かつてのパーティメンバー達に「スキルが無くても幸せになった姿」を見せるため、里帰りした俺は……祖国の惨状を目にすることになる。
※ハピエン・善人しか書いたことのない作者が、「追放」をテーマにして実験的に書いてみた作品です。普段の作風とは異なります。
※小説家になろう、カクヨムさんで同一名義にて掲載予定です
元聖女だった少女は我が道を往く
春の小径
ファンタジー
突然入ってきた王子や取り巻きたちに聖室を荒らされた。
彼らは先代聖女様の棺を蹴り倒し、聖石まで蹴り倒した。
「聖女は必要がない」と言われた新たな聖女になるはずだったわたし。
その言葉は取り返しのつかない事態を招く。
でも、もうわたしには関係ない。
だって神に見捨てられたこの世界に聖女は二度と現れない。
わたしが聖女となることもない。
─── それは誓約だったから
☆これは聖女物ではありません
☆他社でも公開はじめました
学園長からのお話です
ラララキヲ
ファンタジー
学園長の声が学園に響く。
『昨日、平民の女生徒の食べていたお菓子を高位貴族の令息5人が取り囲んで奪うという事がありました』
昨日ピンク髪の女生徒からクッキーを貰った自覚のある王太子とその側近4人は項垂れながらその声を聴いていた。
学園長の話はまだまだ続く……
◇テンプレ乙女ゲームになりそうな登場人物(しかし出てこない)
◇ふんわり世界観。ゆるふわ設定。
◇なろうにも上げています。
仰っている意味が分かりません
水姫
ファンタジー
お兄様が何故か王位を継ぐ気満々なのですけれど、何を仰っているのでしょうか?
常識知らずの迷惑な兄と次代の王のやり取りです。
※過去に投稿したものを手直し後再度投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。