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守護者の体術、自分の体術
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格闘術に戦闘スタイルを切り替えた守護者だが……言うだけあって、確かに強い。拳の重さ、鋭さは僅かにかすっただけでこちらのHPをしっかりと奪っていく。更に機動力もかなりの物で、素早く接近して数発攻撃をしたらすぐにはなれるという、まるでアウトボクサーの様な動きをメインにしているようだ。
(こっちだけでも十分強い、と。でも、先ほどまでの様な《ジェルスパーク》に掛けるしかない、と思わせるほどの圧も強さもない。これなら、イチかバチかに掛けずに済む。確実に削って、そして勝つ)
幻術を掛けられている時に感じていた時の様な圧はないのだ。もちろん油断は大敵だが、先ほどまでの状況に比べれば、はるかに楽になった。相手の攻撃に合わせて、こちらも手を出して反撃を仕掛ける。自分と守護者の距離が縮まるたびに、互いの体から鮮血が舞う訳だが……互いにまだまだ致命的な一撃は入っていない。
時折守護者が遠距離攻撃となる闘気を圧縮した球を自分にめがけて放ってくるが、それらは手早く八岐の月で射抜いて消し飛ばしている。一度回避しようとしたんだが、そのタイミングに合わせて守護者が突っ込んできたので射抜いて消し飛ばす方向で対処する事にしたのだ。闘気の弾を使っての、何かしらのコンボ攻撃を仕掛けてくる可能性があるからね。
格闘ゲームでも、特定の状況となるが……飛び道具を絡めてのコンボを行う事がある。そう言った事を知っているがための対処だ。飛び道具を絡めてのコンボ、もしくは連携であるならば飛び道具が消えた時点で成立しない。それに……今までの経験からくる直感がこの飛び道具はただの飛び道具ではない、何かしらの布石だから絶対に潰せと告げているのだ。
(この手の勘は、軽視すると危険だ。今までの経験からくるあてずっぽうの読みじゃない、経験から来る予想だ。この飛び道具には、飛び道具以上の何かがある。そう感じたならば、しっかりと排除するべきだ。放った後に突っ込んでくる動きを見せる守護者の動きも気にかかるからな)
飛び道具の速さも、そう早いものではなく余裕で回避できる程度の速度でしかない。だからこそ、放った後の守護者が追い付けるわけだが──故に、何もないと言う事は無いと直感は再び自分に対して訴えかける。それに、インファイトで戦う時間よりもこの闘気の弾を撃つ行動の方が明確に増えている。何かをしかけたくてたまらないというのは間違いないだろう。
だからこそ、その取っ掛かりを作らせないためにとことん飛び道具は消し飛ばす。これが誘いであるという可能性はもちろん考えているが……それならそれでいい。相手のプランAを阻止してプランBを使うしかないかと思わせて、相手の持っている札をこちらの余裕があるうちに切らせて対処する方が戦いとしては楽になる。
余裕がなくなった時に、相手が切り札を斬ってきた時のきつさは経験したことがある人は多いのではないだろうか? 特に死にゲーと呼ばれる高難易度ゲームでボスを追い詰めたと思ったら、そこからさらに動きが変わって一瞬で擦り潰されたなんてことはよくある。ワンモアでも同じだ、こういう強いボスに相当する相手は、手札を何枚も持っている物だ。
「く、徹底して私の闘気弾を……なら、仕方ないわね」
守護者が小さく自分だけに聞こえるようにつぶやいたんだろうが、自分の耳はその声を拾っていた。つぶやいた理由は、おそらく自分自身の中のスイッチを切り替えるため。恐らく、プランBを出す気になったのだろう。さて、どういう動きをしてくるか──と、また守護者は飛び道具を放ってきたので自分は相殺したのだが。その一瞬を狙って、守護者は滑るかのような高速スライディングを仕掛けてきた。
「な!?」「取った!」
自分は転倒させられ、そこから四の地固めを仕掛けられそうになった。なので、わざとある程度完成するまで待ったところで……体を捻り逆四の地固めでカウンターを仕掛けた。関節技の仕掛け方、返し方は雨龍、砂龍の師匠ズにしっかりと仕込まれたのでよっぽど特殊な物じゃない限りはこうやって返すか、外すかが出来る。更に、魔王様から貰った関節技に関してだけスキルを持っていなくてもダメージを与えられるという──今の今まで出番が無かった『技能の指輪 関節系特化』の出番がついに来た。
「いったあああああああああいいいいいい!!!?」
そして響き渡るのは守護者の悲鳴。逃れようとじたばたともがいているがこちらが逃がす理由はない。更にしっかりと掛けてよりダメージを与えるべく締め上げる。更に片腕を使って自分の体を持ち上げる。こうするとよりダメージが入るようになるってのをプロレスに詳しい知り合いから聞いた記憶がある。
「ぎゅあああああああああ!!!???」
お、守護者の悲鳴が絶叫交じりになったから効いているようだな。プロレスだったらギブアップがあるが残念ながらこの戦いにはギブアップはない。こっちが関節技を使えないと読んでの行動だったんだろうが、残念だったな。だがこれを逃したらたぶん二度と仕掛けてこないだろうから……ここで、しっかりと足を破壊させてもらう。
守護者が逃れようともがき続ける。自分の足に対して攻撃を仕掛けようと腕を振るうが、腰の入っていないパンチなので全く効いていない。だが、こうやって多少でも反撃されるならまだ掛け方が甘いのか? より締め上げるには、こんな感じだったか?
「ーーーーーーーーーーーーーー!?!?!?!?!?」
声にならない悲鳴を、守護者があげた。どうやらよりしっかりと極まったらしい。ミシミシという音も聞こえているし……これ、あとちょっと極めたら足の骨が折れるんじゃないか? 足の骨が折れたら、ブレイク扱いになるのかな? やってみようか……よっと。そう行動を起こした瞬間、明確に何かが折れた音が聞こえた。
その音が聞こえた瞬間、火事場の馬鹿力とでも言うべき力で守護者が自分の逆四の地固めから逃れた。マジか、軽く吹っ飛ばされたぞ……が、逃れたは良い物の守護者は床をひたすら転がって悶え続けている。あの様子だと、どっちの足かは分からないが間違いなくへし折れたようだ。
ならば更に追撃しよう。鬼畜と言われようが構わない、勝てるときには容赦なく勝つべきだ。八岐の月を構えて、守護者に向かって遠慮する事なく矢を撃ち続ける。が、当たらない。いや、あの痛みで悶えているにもかかわらず守護者は回避しているのだ。しかもこちらが打ち始めたと理解するや否や、転がり方にランダム性まで持たせ始めた。
(もしかして、あの痛がっているのも演技なのか? 効いたことは間違いないはずだが、ああするほどの痛みではない、とか?)
でも、先ほどの逆四の地固めで締め上げた時の感覚は、ちゃんと極まったという感じがした。全てが演技と言う事はないはずだ。そのはずなんだが……当たらん。先読みはもちろんしているし、追い詰めるように射撃して相手の動きを制限した上でその先に撃った矢も回避された。やはり、こちらの動きを見て守護者は回避している。涙目ではあるけれど。
(が、だからと言って接近戦を仕掛けるのは愚策だよな。恐らく接近すれば、まだ十分に使える腕で何かしらの攻撃を仕掛けてくる。お互いのスペックでは相手の方がはるかに上……やはり、ここは接近するべきではない。そして、点の攻撃が回避されるのであれば面の攻撃に切り替えればいいだけだ)
自分は再び八岐の月を構え、守護者に対して《スコールアロー》を放つ。放たれた矢そのものは回避されたが、その場所を中心に風の矢が降り注ぐ範囲攻撃。これなら当たるか、そう考えたのだが守護者は立ち上がってダッシュで範囲外へと逃れた。というか、今間違いなく普通に立って走ったよな……やはり、先ほどまで転がっていたのはフェイクか。
「やはり、うかつに接近戦を仕掛けなくて正解か」「ああまで痛がったのに、乗ってこないなんて! いや、本当に痛かった上に骨まで軽くやられたけど! 骨だけは何とか戻ったから走れるけど! 今もまだすんごく痛いの!」
自分の言葉に、涙をぼろぼろギャグマンガのように零しながら守護者が叫ぶ事で返答してきた。ああ、ダメージだけはしっかり入っていたんだろう。しかし、骨を完全に折ることが出来ていなかったことは想定外だった。もっときつく締めあげて確実に折らなきゃダメだったか。やっぱり普段使わない技はこういうミスをするな。
「そもそも、なんで弓を使う人間が関節技の知識を持ってるのよ! やっぱり貴方おかしいわ!」
更に指をさされながらそんな事を言われてしまった。だが、そのおかしい所が無ければ危なかったな……先を見越して修行をつけてくれた雨龍、砂龍の両師匠に改めて感謝しなければ。師匠のお陰で、自分は戦えています。
(こっちだけでも十分強い、と。でも、先ほどまでの様な《ジェルスパーク》に掛けるしかない、と思わせるほどの圧も強さもない。これなら、イチかバチかに掛けずに済む。確実に削って、そして勝つ)
幻術を掛けられている時に感じていた時の様な圧はないのだ。もちろん油断は大敵だが、先ほどまでの状況に比べれば、はるかに楽になった。相手の攻撃に合わせて、こちらも手を出して反撃を仕掛ける。自分と守護者の距離が縮まるたびに、互いの体から鮮血が舞う訳だが……互いにまだまだ致命的な一撃は入っていない。
時折守護者が遠距離攻撃となる闘気を圧縮した球を自分にめがけて放ってくるが、それらは手早く八岐の月で射抜いて消し飛ばしている。一度回避しようとしたんだが、そのタイミングに合わせて守護者が突っ込んできたので射抜いて消し飛ばす方向で対処する事にしたのだ。闘気の弾を使っての、何かしらのコンボ攻撃を仕掛けてくる可能性があるからね。
格闘ゲームでも、特定の状況となるが……飛び道具を絡めてのコンボを行う事がある。そう言った事を知っているがための対処だ。飛び道具を絡めてのコンボ、もしくは連携であるならば飛び道具が消えた時点で成立しない。それに……今までの経験からくる直感がこの飛び道具はただの飛び道具ではない、何かしらの布石だから絶対に潰せと告げているのだ。
(この手の勘は、軽視すると危険だ。今までの経験からくるあてずっぽうの読みじゃない、経験から来る予想だ。この飛び道具には、飛び道具以上の何かがある。そう感じたならば、しっかりと排除するべきだ。放った後に突っ込んでくる動きを見せる守護者の動きも気にかかるからな)
飛び道具の速さも、そう早いものではなく余裕で回避できる程度の速度でしかない。だからこそ、放った後の守護者が追い付けるわけだが──故に、何もないと言う事は無いと直感は再び自分に対して訴えかける。それに、インファイトで戦う時間よりもこの闘気の弾を撃つ行動の方が明確に増えている。何かをしかけたくてたまらないというのは間違いないだろう。
だからこそ、その取っ掛かりを作らせないためにとことん飛び道具は消し飛ばす。これが誘いであるという可能性はもちろん考えているが……それならそれでいい。相手のプランAを阻止してプランBを使うしかないかと思わせて、相手の持っている札をこちらの余裕があるうちに切らせて対処する方が戦いとしては楽になる。
余裕がなくなった時に、相手が切り札を斬ってきた時のきつさは経験したことがある人は多いのではないだろうか? 特に死にゲーと呼ばれる高難易度ゲームでボスを追い詰めたと思ったら、そこからさらに動きが変わって一瞬で擦り潰されたなんてことはよくある。ワンモアでも同じだ、こういう強いボスに相当する相手は、手札を何枚も持っている物だ。
「く、徹底して私の闘気弾を……なら、仕方ないわね」
守護者が小さく自分だけに聞こえるようにつぶやいたんだろうが、自分の耳はその声を拾っていた。つぶやいた理由は、おそらく自分自身の中のスイッチを切り替えるため。恐らく、プランBを出す気になったのだろう。さて、どういう動きをしてくるか──と、また守護者は飛び道具を放ってきたので自分は相殺したのだが。その一瞬を狙って、守護者は滑るかのような高速スライディングを仕掛けてきた。
「な!?」「取った!」
自分は転倒させられ、そこから四の地固めを仕掛けられそうになった。なので、わざとある程度完成するまで待ったところで……体を捻り逆四の地固めでカウンターを仕掛けた。関節技の仕掛け方、返し方は雨龍、砂龍の師匠ズにしっかりと仕込まれたのでよっぽど特殊な物じゃない限りはこうやって返すか、外すかが出来る。更に、魔王様から貰った関節技に関してだけスキルを持っていなくてもダメージを与えられるという──今の今まで出番が無かった『技能の指輪 関節系特化』の出番がついに来た。
「いったあああああああああいいいいいい!!!?」
そして響き渡るのは守護者の悲鳴。逃れようとじたばたともがいているがこちらが逃がす理由はない。更にしっかりと掛けてよりダメージを与えるべく締め上げる。更に片腕を使って自分の体を持ち上げる。こうするとよりダメージが入るようになるってのをプロレスに詳しい知り合いから聞いた記憶がある。
「ぎゅあああああああああ!!!???」
お、守護者の悲鳴が絶叫交じりになったから効いているようだな。プロレスだったらギブアップがあるが残念ながらこの戦いにはギブアップはない。こっちが関節技を使えないと読んでの行動だったんだろうが、残念だったな。だがこれを逃したらたぶん二度と仕掛けてこないだろうから……ここで、しっかりと足を破壊させてもらう。
守護者が逃れようともがき続ける。自分の足に対して攻撃を仕掛けようと腕を振るうが、腰の入っていないパンチなので全く効いていない。だが、こうやって多少でも反撃されるならまだ掛け方が甘いのか? より締め上げるには、こんな感じだったか?
「ーーーーーーーーーーーーーー!?!?!?!?!?」
声にならない悲鳴を、守護者があげた。どうやらよりしっかりと極まったらしい。ミシミシという音も聞こえているし……これ、あとちょっと極めたら足の骨が折れるんじゃないか? 足の骨が折れたら、ブレイク扱いになるのかな? やってみようか……よっと。そう行動を起こした瞬間、明確に何かが折れた音が聞こえた。
その音が聞こえた瞬間、火事場の馬鹿力とでも言うべき力で守護者が自分の逆四の地固めから逃れた。マジか、軽く吹っ飛ばされたぞ……が、逃れたは良い物の守護者は床をひたすら転がって悶え続けている。あの様子だと、どっちの足かは分からないが間違いなくへし折れたようだ。
ならば更に追撃しよう。鬼畜と言われようが構わない、勝てるときには容赦なく勝つべきだ。八岐の月を構えて、守護者に向かって遠慮する事なく矢を撃ち続ける。が、当たらない。いや、あの痛みで悶えているにもかかわらず守護者は回避しているのだ。しかもこちらが打ち始めたと理解するや否や、転がり方にランダム性まで持たせ始めた。
(もしかして、あの痛がっているのも演技なのか? 効いたことは間違いないはずだが、ああするほどの痛みではない、とか?)
でも、先ほどの逆四の地固めで締め上げた時の感覚は、ちゃんと極まったという感じがした。全てが演技と言う事はないはずだ。そのはずなんだが……当たらん。先読みはもちろんしているし、追い詰めるように射撃して相手の動きを制限した上でその先に撃った矢も回避された。やはり、こちらの動きを見て守護者は回避している。涙目ではあるけれど。
(が、だからと言って接近戦を仕掛けるのは愚策だよな。恐らく接近すれば、まだ十分に使える腕で何かしらの攻撃を仕掛けてくる。お互いのスペックでは相手の方がはるかに上……やはり、ここは接近するべきではない。そして、点の攻撃が回避されるのであれば面の攻撃に切り替えればいいだけだ)
自分は再び八岐の月を構え、守護者に対して《スコールアロー》を放つ。放たれた矢そのものは回避されたが、その場所を中心に風の矢が降り注ぐ範囲攻撃。これなら当たるか、そう考えたのだが守護者は立ち上がってダッシュで範囲外へと逃れた。というか、今間違いなく普通に立って走ったよな……やはり、先ほどまで転がっていたのはフェイクか。
「やはり、うかつに接近戦を仕掛けなくて正解か」「ああまで痛がったのに、乗ってこないなんて! いや、本当に痛かった上に骨まで軽くやられたけど! 骨だけは何とか戻ったから走れるけど! 今もまだすんごく痛いの!」
自分の言葉に、涙をぼろぼろギャグマンガのように零しながら守護者が叫ぶ事で返答してきた。ああ、ダメージだけはしっかり入っていたんだろう。しかし、骨を完全に折ることが出来ていなかったことは想定外だった。もっときつく締めあげて確実に折らなきゃダメだったか。やっぱり普段使わない技はこういうミスをするな。
「そもそも、なんで弓を使う人間が関節技の知識を持ってるのよ! やっぱり貴方おかしいわ!」
更に指をさされながらそんな事を言われてしまった。だが、そのおかしい所が無ければ危なかったな……先を見越して修行をつけてくれた雨龍、砂龍の両師匠に改めて感謝しなければ。師匠のお陰で、自分は戦えています。
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