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最後の相手、赤い騎士
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桃色の騎士が言い残した気になる言葉の事を考えながら待っていると、最後の五人めの騎士が姿を見せた。予想通りに出てきた騎士は赤い鎧を纏っている……こいつも武器は片手剣と盾だが、また途中から一般的ではない使い方をしてくるんだろうか。
『待たせたかな? 五回戦の大将はこいつだ! 彼に勝てれば君達は晴れてこの試練を突破したとして先に進めるようになる! だが、彼は最後の一人。容易く勝てるなんて……言わずとも、ここまで来た君達が油断するはずもないか』
そりゃそうでしょ。ここまでの戦いが続いて、ラストが弱いなんて某シューティングのラスボスぐらいなもん。ここまで来て負けてしまったら、今までの戦いが台無しになる。何が何でも、勝つ。
『それでは、両者の意思を確認したい。準備が出来たら教えてくれ!』
すると、赤色の鎧を着た騎士が片手剣を高く掲げた。ふむ。何となく自分もレガリオンの状態からレパードとガナードに分離し、ガナードを騎士と同じように掲げた。
「我らは今から戦う間柄だが、戦う相手には敬意を払いたい。私は剣に誓う、どのような結末を迎えようと決してそちらを恨みもしなければ罵るような真似もしないと」
なるほど、ならばこちらも相手と同じような形で応えよう。
「ならば、自分もこの一戦においてどのような結果になろうと、貴殿を恨んだり罵ったりするような真似はしないと剣に誓う。良き戦いにならんことを」
自分の返答に赤い騎士は満足したように一度だけゆっくりと頷いた。
「私の方は、いつでも始めてくれて構わない。さあ、始めようではないか」
自分も再び剣をレガリオン状態に戻してから「こちらも準備は整いました。いつでもどうぞ」と口にした。いよいよ最終戦だ。
『よし、両者の意思を確認した! では五回戦副将VS大将戦、始め!』
司会者の言葉が終わった食後、自分と赤い騎士は真っ向からぶつかった。そのまま剣と剣を合わせてお互いの力を比べ合う。うん、腕力は相手の方が圧倒的に上だな。だが、技術はこちら側が上手か? だが、圧倒的なパワーは小細工をすべて圧し潰すだけの勢いがある。決着がつくまでは、どう転ぶか分からないな。
互いに斬り合って、互いに数歩後ろに下がった。こっちと同じく、向こうもこっちの力量をある程度図ったはず。剣を構えなおすと、今度は一転して待ちの態勢に入ったか。なら、こちらから仕掛けますか。ゆっくりと間合いを図りながら近寄って……
「ふっ!」「はあっ!」
お互いの剣が交差した。最初のぶつかり合いとは速度もパワーも違う一撃だったが、赤い騎士も同じように上げてきたためどちらが優位ともならず。二撃、三撃と剣を交わすが、こちらも向こうも一歩も引かない。剣戟の合間に赤い騎士がシールドバッシュを繰り出してきたが、自分も両手につけている盾のうち、今回は右手の盾をぶつけて相殺する。
そこからさらに数合ほど遣り合ったが、互いにこれと言った一手を打てずに再び下がる結果に。うーむ、赤い騎士がパワーだけでなく徐々にテクニックも出してきた。お陰でこちらが切り込むタイミングがつかめない。流石最終戦の相手、手ごわい。最初のぶつかり合いでは意図的にパワーだけを前面に押し出していたんだろう。
(さて、と。剣の腕前もパワーもあちらさんが上。このまま遣り合っていたら自分に勝ち目はない、か。自分の本領は剣ではなくいろんな手札をもってそれを使いこなす事だし、それは仕方がないが)
そう考えているところに、赤い騎士が自分に向かって剣を向ける。
「こちらが騎士だから、剣だけで相手しているのか? 気にすることはない、己の持つ手札を使う事は卑怯でも何でもないぞ。それにな、むしろこのまま剣のみの戦いをこちら側が強いたら、卑怯者は私と言う事になってしまう。見せてくれ、私にそちらの持つ力を」
どうやら、気を使われてしまったらしい。最初に剣の誓いがあったから、剣で相手しないと失礼だなんて考えが自分のどこかにあったようだ。で、それを見抜かれたという感じである。まあ、それなら遠慮なくここからは手札を切らせてもらうことにしよう。
「了解した。では、遠慮なくそうさせていただく。準備は宜しいか?」
自分の確認に、赤い騎士は頷いた。赤い騎士が武器を構えなおしたことを確認し、自分は八岐の月に矢を三本番えて素早く放つ。一本は剣で弾かれ、一本は盾で防がれたが、残りの一本は赤い騎士の頭部を削っていった。もちろん鎧だから溝が入ったという感じだが。
「矢を複数同時に放ちながらも、的確に射撃をずらして防御手段を多数取る事を強要してくるとは……その弓こそがそちらの本命か!」
自分がこの世界に降り立ってから、一番最初に手にして一番長く使ったのは間違いなく弓だ。いくつもの弓を作り、いくつもの矢を放ち、いくつもの戦闘を乗り越えてきた。その戦いの歴史はちょっとやそっとではない。この体、アースの歴史そのものなのだ。
だが、弓に頼っての遠距離射撃に専念する、様な事はしない。突撃系統のアーツなんて腐るほどあるし、盾を構えて突進してくるシールドチャージの上位版なんてものはごろごろある。だからこそ自分は蹴りを学び、スネークソードに手を出し、弓そのものにも爪をつけて近距離戦になっても戦えるように修練を積んできたのだ。
なので、赤い騎士が距離を詰めてきて再び激しい近距離戦に移行しても、八岐の月とレガリオンとマリン・レッグセイヴァー・クラネスパワーの三つからなるコンビネーションで今度は対応できるのだ。押し負けない、負けられない。
「そこ!」「させん!」
こちらは手数で、相手はパワーで相手の一太刀入れるべく武器を振るう。だが、双方ともに防がれるか回避されるかでまたも一撃も通らず。やはり強い、もう一段階ぐらいギアを上げないと相手の防御を抜けないな。飛びのきながら八岐の月に矢を二本番えて放つ行為を三セット。が、これはどれもが回避される片手や剣で防がれるかに終わる。
静寂が訪れ、一定距離を保った状態で互いにに武器を構えなおした。さて、ここからどう攻めるか。真同化が健在だったなら、攻撃を誘ってカウンターアーツに嵌めるという手段も取れたんだがな。もしくは、ここまで使わずにいた強化オイルを絡めるか。向こうもすでにエンジンは十分にかかっているだろう。ここから先はもっと戦いが激しくなる事は容易に予想がつく。
(いざとなれば放出しよう。だが、まだ向こうは切り札を切っていないはず。こっちが先に出すのは先の展開を考えるとあまりよろしくない。相手に先に切らせて、凌いだ後にこちらが切れば流れを一気に引き寄せられるからな)
向こうも考えが纏まったのだろう、じりじりと間合いを詰めてきた。こちらもそれに応じてゆっくりと間合いを詰める。さて、ここからが本番だ、しっかりと勝つ為の道筋を組み立てていかなければ。
『待たせたかな? 五回戦の大将はこいつだ! 彼に勝てれば君達は晴れてこの試練を突破したとして先に進めるようになる! だが、彼は最後の一人。容易く勝てるなんて……言わずとも、ここまで来た君達が油断するはずもないか』
そりゃそうでしょ。ここまでの戦いが続いて、ラストが弱いなんて某シューティングのラスボスぐらいなもん。ここまで来て負けてしまったら、今までの戦いが台無しになる。何が何でも、勝つ。
『それでは、両者の意思を確認したい。準備が出来たら教えてくれ!』
すると、赤色の鎧を着た騎士が片手剣を高く掲げた。ふむ。何となく自分もレガリオンの状態からレパードとガナードに分離し、ガナードを騎士と同じように掲げた。
「我らは今から戦う間柄だが、戦う相手には敬意を払いたい。私は剣に誓う、どのような結末を迎えようと決してそちらを恨みもしなければ罵るような真似もしないと」
なるほど、ならばこちらも相手と同じような形で応えよう。
「ならば、自分もこの一戦においてどのような結果になろうと、貴殿を恨んだり罵ったりするような真似はしないと剣に誓う。良き戦いにならんことを」
自分の返答に赤い騎士は満足したように一度だけゆっくりと頷いた。
「私の方は、いつでも始めてくれて構わない。さあ、始めようではないか」
自分も再び剣をレガリオン状態に戻してから「こちらも準備は整いました。いつでもどうぞ」と口にした。いよいよ最終戦だ。
『よし、両者の意思を確認した! では五回戦副将VS大将戦、始め!』
司会者の言葉が終わった食後、自分と赤い騎士は真っ向からぶつかった。そのまま剣と剣を合わせてお互いの力を比べ合う。うん、腕力は相手の方が圧倒的に上だな。だが、技術はこちら側が上手か? だが、圧倒的なパワーは小細工をすべて圧し潰すだけの勢いがある。決着がつくまでは、どう転ぶか分からないな。
互いに斬り合って、互いに数歩後ろに下がった。こっちと同じく、向こうもこっちの力量をある程度図ったはず。剣を構えなおすと、今度は一転して待ちの態勢に入ったか。なら、こちらから仕掛けますか。ゆっくりと間合いを図りながら近寄って……
「ふっ!」「はあっ!」
お互いの剣が交差した。最初のぶつかり合いとは速度もパワーも違う一撃だったが、赤い騎士も同じように上げてきたためどちらが優位ともならず。二撃、三撃と剣を交わすが、こちらも向こうも一歩も引かない。剣戟の合間に赤い騎士がシールドバッシュを繰り出してきたが、自分も両手につけている盾のうち、今回は右手の盾をぶつけて相殺する。
そこからさらに数合ほど遣り合ったが、互いにこれと言った一手を打てずに再び下がる結果に。うーむ、赤い騎士がパワーだけでなく徐々にテクニックも出してきた。お陰でこちらが切り込むタイミングがつかめない。流石最終戦の相手、手ごわい。最初のぶつかり合いでは意図的にパワーだけを前面に押し出していたんだろう。
(さて、と。剣の腕前もパワーもあちらさんが上。このまま遣り合っていたら自分に勝ち目はない、か。自分の本領は剣ではなくいろんな手札をもってそれを使いこなす事だし、それは仕方がないが)
そう考えているところに、赤い騎士が自分に向かって剣を向ける。
「こちらが騎士だから、剣だけで相手しているのか? 気にすることはない、己の持つ手札を使う事は卑怯でも何でもないぞ。それにな、むしろこのまま剣のみの戦いをこちら側が強いたら、卑怯者は私と言う事になってしまう。見せてくれ、私にそちらの持つ力を」
どうやら、気を使われてしまったらしい。最初に剣の誓いがあったから、剣で相手しないと失礼だなんて考えが自分のどこかにあったようだ。で、それを見抜かれたという感じである。まあ、それなら遠慮なくここからは手札を切らせてもらうことにしよう。
「了解した。では、遠慮なくそうさせていただく。準備は宜しいか?」
自分の確認に、赤い騎士は頷いた。赤い騎士が武器を構えなおしたことを確認し、自分は八岐の月に矢を三本番えて素早く放つ。一本は剣で弾かれ、一本は盾で防がれたが、残りの一本は赤い騎士の頭部を削っていった。もちろん鎧だから溝が入ったという感じだが。
「矢を複数同時に放ちながらも、的確に射撃をずらして防御手段を多数取る事を強要してくるとは……その弓こそがそちらの本命か!」
自分がこの世界に降り立ってから、一番最初に手にして一番長く使ったのは間違いなく弓だ。いくつもの弓を作り、いくつもの矢を放ち、いくつもの戦闘を乗り越えてきた。その戦いの歴史はちょっとやそっとではない。この体、アースの歴史そのものなのだ。
だが、弓に頼っての遠距離射撃に専念する、様な事はしない。突撃系統のアーツなんて腐るほどあるし、盾を構えて突進してくるシールドチャージの上位版なんてものはごろごろある。だからこそ自分は蹴りを学び、スネークソードに手を出し、弓そのものにも爪をつけて近距離戦になっても戦えるように修練を積んできたのだ。
なので、赤い騎士が距離を詰めてきて再び激しい近距離戦に移行しても、八岐の月とレガリオンとマリン・レッグセイヴァー・クラネスパワーの三つからなるコンビネーションで今度は対応できるのだ。押し負けない、負けられない。
「そこ!」「させん!」
こちらは手数で、相手はパワーで相手の一太刀入れるべく武器を振るう。だが、双方ともに防がれるか回避されるかでまたも一撃も通らず。やはり強い、もう一段階ぐらいギアを上げないと相手の防御を抜けないな。飛びのきながら八岐の月に矢を二本番えて放つ行為を三セット。が、これはどれもが回避される片手や剣で防がれるかに終わる。
静寂が訪れ、一定距離を保った状態で互いにに武器を構えなおした。さて、ここからどう攻めるか。真同化が健在だったなら、攻撃を誘ってカウンターアーツに嵌めるという手段も取れたんだがな。もしくは、ここまで使わずにいた強化オイルを絡めるか。向こうもすでにエンジンは十分にかかっているだろう。ここから先はもっと戦いが激しくなる事は容易に予想がつく。
(いざとなれば放出しよう。だが、まだ向こうは切り札を切っていないはず。こっちが先に出すのは先の展開を考えるとあまりよろしくない。相手に先に切らせて、凌いだ後にこちらが切れば流れを一気に引き寄せられるからな)
向こうも考えが纏まったのだろう、じりじりと間合いを詰めてきた。こちらもそれに応じてゆっくりと間合いを詰める。さて、ここからが本番だ、しっかりと勝つ為の道筋を組み立てていかなければ。
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