ちびっ子ボディのチート令嬢は辺境で幸せを掴む

紫楼

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二章

小話 ポムたち目線の宴

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「ハッハッハァーーーーーッ」
「ハッハッハッハッフッフッフゥー」
「フォーー!!!フォーーーーーーォ!!」

 グレーデン主人たちとはまた違った踊りは、ポムたちにとっては新しい動きで楽しいものだ。

 リーシャたちが真剣に踊りの輪を見入ってる中、ポムたちはラヴァたちワイバーンの前で、熱き男たちの踊りを真似る。

「プップップキュー」
「モモモッキュー」「きゃきゃきゃーん」
「ギャー!ギャーーーオ!!」

 お互いの腕の長さでは腕を組めないので、手繋ぎで腰を落として、右左。
 
 (お尻が地面に着いた状態で尻尾を振ってモニュモニュ動く球体になってるわ)
 その様子をルルゥはテーブルに肩肘を付いて見つめる。

 ポムと、ティム、シャムはシルエットがほぼ同じで、ディディエは腕が伸ばしきれずに羽でちょんと手を繋いでる風になってる。

 そしてジャスパーは体が大きいのと骨格的に同じ動きは無理だからお尻歩きやジャンプで真似してるつもり。

 ワイバーンたちは、足踏みと首を小さく左右に振って参加している。
 
「プップップキュー」
「モモモッキュー」「きゃきゃきゃーん」
「ギャー!ギャーーーオ!!」

 ウェーブはディディエが付いていけずにみんなでペシャンと倒れた。

「ギャ!?」
「ギャギャ?」

 ワイバーンたちが鼻先で起こしてあげている。

「ハッハッハァーーーーーッ」
「ハッハッハッハッフッフッフゥー」
「フォーー!!!フォーーーーーーォ!!」

 転んでも、騎士たちの声が響けば再チャレンジだ。

「プップップキュー」
「モモモッキュー」「きゃきゃきゃーん」
「ギャー!ギャーーーオ!!」

 アズライトにグレーデン以外では、精霊を呼びたければ静かにやれと言われているので、彼らは一応気をつけている。

 だけれど、楽しく舞い踊れば、少しずつ精霊も反応をする。

 アズライトは人に踏まれないようにテーブルの上でポムたちを見守りながら、精霊たちに派手なことをするなと伝える。

 ポムたちの動きを見た一部の騎士たちはその動きにデレッとして、踊りのリズムを崩して隣の騎士にグイッと支えられている。

 それを見たリーシャがマッチョたちの支え合いにお腐れメーターが上がった。

「リーシャ?」
「う腐ふ・・・はっ!?」
 うっかりジュリアスに見られて焦るのだった。



_________________

 すみません。

 今日はリアルで、モヤることがありまして、つい思い出しイラムカしちゃったので、ちょうどタイミングがいいので、ポムたちに出てもらいました。
 ほのぼので癒されたい。

 ドラマのネタのような場面に出会すと思考がフリーズしてしまって物語なんぞ始まらないで嫌悪しかわかないと体感した日でした。

 いつか本当にネタにしてやろうと思うのでした。
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