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二章
630話
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食べ物の台や鉄板など倒しちゃいそうなものは全部隅に寄せられ、ムッキムキのマッチョたちが上着を脱ぎ始める。
「「「「キャーーー☆」」」」
王妃さまがいらっしゃらないので、素が出ちゃう侍女ーズの皆さん。そっか。みんなこのマッチョたちの狂乱の宴をいつも楽しんでたのね。
私が見られない深夜にぃ。ズルい~。
今回は若手も逃さない状況になったので、いつもと違う夜になるわけでーす!
「ジュリアスさま!私の旦那さまが一番だってところが見たいな♡」
逃げたそうなのでそうはさせませんよ。ラストまで見たいんです!
「ルーク・・・私の夫が活躍するところが見たいです(棒)」
ニーナ!多分強さにはこだわりがないのに私のために言ってくれたのね!って、なぜか準備体操をしているポムたちとジャスパーに目が釘付けなのルークにバレてるよ!
「まぁまぁ!リーシャちゃん!まだまだ一番の座はルドガーーさまよぉ♡」
お義母さま、それはもうみんなわかってると思うけど、チャレンジを楽しむのです!!
「ふふ、うちのクラウドかマルゴが一番になるよ!」
お祖母さま、さすがにお祖父さまはそろそろ年に・・・うん。お義父さまと同じくらいにしか見えないんだった。
マルゴさんは筋肉だるま過ぎるんだよなぁ。ぶつかり勝負に有利過ぎる。
「セリウスもクラウスもどれくらい成長したか見せてちょうだぁい♡」
と言うわけでみんな逃げれないよ。
あ、ルルゥだけ「私は脱がないからぁ」って。
アランとジェイクは「ごごごご護衛えいえいででですすす」って嫌がってたけど、連れていかれちゃった。南無~。
みんなであの踊りが始まった。
口笛?みたいな声を出して、スクワットみたいな動きで横跳びしていく。
「「「「フォッフォッフォッフォッ」」」」
音はやっぱり空になった酒樽や皿を叩く。
タンバリンとかマラカスみたいなの作ろうかな?普通に笛と太鼓?
そして、みんな揃って片足で飛んだり、腕の動きをつけて空手の型みたいな動きで、一糸乱れず。カッコいいよ!
半裸のマッチョたちの身体が焚き火の灯りに照らされてめっちゃセクシー。
ジュリアスさまとお義父さま、お祖父さまにスピネルさん、マルゴさん、ザイルさん、ジョズさんって並んでて、セリウスさま、クラウスさま、ルーク、アモンさん、チェイスさんともう圧巻だよ。
ロジャー先生とドーリーさん、庭師さん、コックさんも楽しそうに輪に加わってる。
みんな良い感じに筋肉がついててご立派!!やっぱり服で着痩せして見えたりしてるのね。勿体無いぞ!
一部死んだ魚のような目をしてるけど、女性陣はキラキラしてる。
推しがいるっぽいぞ。旦那さんや家族じゃない人を応援してるぞ?
「「「「フォッフォッフォッフォッ」」」」
「「「「「フォッフォッフォッフォッフォッフォッ」」」」」
「ギャギャギャギャ!」
ワイバーンたちも周りを巻き込まないように首だけ動かして参加している。
まずは若手からトーナメント?でぶつかり合う。
お義父さまたちはシード権みたいな感じで勝ち上がってくる人を待ってる。
「キャーーー♡」
「そこもっと押すのよー!!」
いつも真面目な顔で待機してる侍女さんたち(お義母さま同年代)がめっちゃ大きな声で声援を送る。
筋肉ガチンコ勝負はどんどん勝敗が決まっていく。
「「「「フォッフォッフォッフォッ」」」」
「「「「「フォッフォッフォッフォッフォッフォッ」」」」」
合間に踊り手が入ってポーズを見せてくれるのでやっぱり声援が。
「キャーーーァァァ♡」
「セリウスさまーーー!」
「ニックスーーー!!」
コックさんのニックスは毎日厨房で鍛えられてるけど現役騎士のセリウスさまと戦うの!?
体格と筋肉度はニックスの方が大きいけど、
セリウスさまは3回の張り手?でニックスを転がした。マジですかーー!!
「筋肉は見せかけかー!?」
「ニックス、腰を鍛えろー」
仲間たちのヤジが飛ぶ。
ルークはドーリーさんに当たって、負けた。
魔法は最狂なルークは筋肉勝負は弱いのか。ルークは綺麗な筋肉ついてるけど、ドーリーさんは魔馬を管理できる人だし、未だお義父さまと付き合って魔の森に行ける人だし仕方ない。
「ルーク!魔法使えない場所もあるぞー」
「ドーリーさんマジカッケェぞーー!!」
均整の取れたプチマッチョとガチマッチョの動きが間近で見れるこの宴!!
クミちゃーーーん!!!アリーナ最前列、汗と言う聖水が浴びれるこの天国な席にご招待したいよーーーー!
「「「「フォッフォッフォッフォッ」」」」
「「「「「フォッフォッフォッフォッフォッフォッ」」」」」
盛り上がってる中、ディディエとシャムが倒れてて、ポムとティムが最強の座を争い始めた。
ちゃんと口笛?を吹いて片足あげて踊りは完コピと言う器用さ。
「プィーーーー」
「モヒューーーーー」
口笛が吹けてないのが可愛い。
ちゃんと肩からぶつかって吹き飛ばないように足を踏ん張る。
ザイルさんとチェイスさんが対戦しているのに、ポムとティムにみんなの視線が集中しちゃう。
「プッキュ!」
「モッキュン!」
勝負はティムの勝ちだった。僅差だけど、ティムの小狡さ勝ち?それも勝負のうちかな。
「プキュゥ・・・」
「モキュゥ・・・」
どっちも大の字で倒れてフーフー言ってる。ニーナたちが号泣してるよ。感動の対戦だったようだ。
アズライトとジャスパーは大きさが違い過ぎるから参加しなかったみたい。そこはフェアなのね。
「「「「フォッフォッフォッフォッ」」」」
ザイルさんとチェイスさんとは、やっぱりザイルさんの勝ちだった。
「俺頑張ったのに誰も見てねぇ!」
そ・・・そんなことはないよ??
「キャーーー」
次はお祖父さまとジュリアスさまだ。
キャーーーーー!!!!
「「「「キャーーー☆」」」」
王妃さまがいらっしゃらないので、素が出ちゃう侍女ーズの皆さん。そっか。みんなこのマッチョたちの狂乱の宴をいつも楽しんでたのね。
私が見られない深夜にぃ。ズルい~。
今回は若手も逃さない状況になったので、いつもと違う夜になるわけでーす!
「ジュリアスさま!私の旦那さまが一番だってところが見たいな♡」
逃げたそうなのでそうはさせませんよ。ラストまで見たいんです!
「ルーク・・・私の夫が活躍するところが見たいです(棒)」
ニーナ!多分強さにはこだわりがないのに私のために言ってくれたのね!って、なぜか準備体操をしているポムたちとジャスパーに目が釘付けなのルークにバレてるよ!
「まぁまぁ!リーシャちゃん!まだまだ一番の座はルドガーーさまよぉ♡」
お義母さま、それはもうみんなわかってると思うけど、チャレンジを楽しむのです!!
「ふふ、うちのクラウドかマルゴが一番になるよ!」
お祖母さま、さすがにお祖父さまはそろそろ年に・・・うん。お義父さまと同じくらいにしか見えないんだった。
マルゴさんは筋肉だるま過ぎるんだよなぁ。ぶつかり勝負に有利過ぎる。
「セリウスもクラウスもどれくらい成長したか見せてちょうだぁい♡」
と言うわけでみんな逃げれないよ。
あ、ルルゥだけ「私は脱がないからぁ」って。
アランとジェイクは「ごごごご護衛えいえいででですすす」って嫌がってたけど、連れていかれちゃった。南無~。
みんなであの踊りが始まった。
口笛?みたいな声を出して、スクワットみたいな動きで横跳びしていく。
「「「「フォッフォッフォッフォッ」」」」
音はやっぱり空になった酒樽や皿を叩く。
タンバリンとかマラカスみたいなの作ろうかな?普通に笛と太鼓?
そして、みんな揃って片足で飛んだり、腕の動きをつけて空手の型みたいな動きで、一糸乱れず。カッコいいよ!
半裸のマッチョたちの身体が焚き火の灯りに照らされてめっちゃセクシー。
ジュリアスさまとお義父さま、お祖父さまにスピネルさん、マルゴさん、ザイルさん、ジョズさんって並んでて、セリウスさま、クラウスさま、ルーク、アモンさん、チェイスさんともう圧巻だよ。
ロジャー先生とドーリーさん、庭師さん、コックさんも楽しそうに輪に加わってる。
みんな良い感じに筋肉がついててご立派!!やっぱり服で着痩せして見えたりしてるのね。勿体無いぞ!
一部死んだ魚のような目をしてるけど、女性陣はキラキラしてる。
推しがいるっぽいぞ。旦那さんや家族じゃない人を応援してるぞ?
「「「「フォッフォッフォッフォッ」」」」
「「「「「フォッフォッフォッフォッフォッフォッ」」」」」
「ギャギャギャギャ!」
ワイバーンたちも周りを巻き込まないように首だけ動かして参加している。
まずは若手からトーナメント?でぶつかり合う。
お義父さまたちはシード権みたいな感じで勝ち上がってくる人を待ってる。
「キャーーー♡」
「そこもっと押すのよー!!」
いつも真面目な顔で待機してる侍女さんたち(お義母さま同年代)がめっちゃ大きな声で声援を送る。
筋肉ガチンコ勝負はどんどん勝敗が決まっていく。
「「「「フォッフォッフォッフォッ」」」」
「「「「「フォッフォッフォッフォッフォッフォッ」」」」」
合間に踊り手が入ってポーズを見せてくれるのでやっぱり声援が。
「キャーーーァァァ♡」
「セリウスさまーーー!」
「ニックスーーー!!」
コックさんのニックスは毎日厨房で鍛えられてるけど現役騎士のセリウスさまと戦うの!?
体格と筋肉度はニックスの方が大きいけど、
セリウスさまは3回の張り手?でニックスを転がした。マジですかーー!!
「筋肉は見せかけかー!?」
「ニックス、腰を鍛えろー」
仲間たちのヤジが飛ぶ。
ルークはドーリーさんに当たって、負けた。
魔法は最狂なルークは筋肉勝負は弱いのか。ルークは綺麗な筋肉ついてるけど、ドーリーさんは魔馬を管理できる人だし、未だお義父さまと付き合って魔の森に行ける人だし仕方ない。
「ルーク!魔法使えない場所もあるぞー」
「ドーリーさんマジカッケェぞーー!!」
均整の取れたプチマッチョとガチマッチョの動きが間近で見れるこの宴!!
クミちゃーーーん!!!アリーナ最前列、汗と言う聖水が浴びれるこの天国な席にご招待したいよーーーー!
「「「「フォッフォッフォッフォッ」」」」
「「「「「フォッフォッフォッフォッフォッフォッ」」」」」
盛り上がってる中、ディディエとシャムが倒れてて、ポムとティムが最強の座を争い始めた。
ちゃんと口笛?を吹いて片足あげて踊りは完コピと言う器用さ。
「プィーーーー」
「モヒューーーーー」
口笛が吹けてないのが可愛い。
ちゃんと肩からぶつかって吹き飛ばないように足を踏ん張る。
ザイルさんとチェイスさんが対戦しているのに、ポムとティムにみんなの視線が集中しちゃう。
「プッキュ!」
「モッキュン!」
勝負はティムの勝ちだった。僅差だけど、ティムの小狡さ勝ち?それも勝負のうちかな。
「プキュゥ・・・」
「モキュゥ・・・」
どっちも大の字で倒れてフーフー言ってる。ニーナたちが号泣してるよ。感動の対戦だったようだ。
アズライトとジャスパーは大きさが違い過ぎるから参加しなかったみたい。そこはフェアなのね。
「「「「フォッフォッフォッフォッ」」」」
ザイルさんとチェイスさんとは、やっぱりザイルさんの勝ちだった。
「俺頑張ったのに誰も見てねぇ!」
そ・・・そんなことはないよ??
「キャーーー」
次はお祖父さまとジュリアスさまだ。
キャーーーーー!!!!
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