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二章
629話
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今日も遅い時間にフォッフォとやらないかなってちょっとワクワクしてるんだけど、寝る時間って言われないようにお酒を控えめにして、ラヴァたちをご機嫌にして私を離したがらないようにするんだ!
「ラヴァ、このピザって言うんだけど、これ美味しいよ」
「ギャ?」
ふふふ、ラヴァたちが獲って来てくれたお肉ちゃんをたんまり乗せて「アーン」だよ。
ピザ用のスプーンみたいな取り出すやつ、ピザピールだっけ?それを模して作ってもらったので必死にお口に運ぶよ。
プルプルしちゃうのでジュリアスさまが私を抱っこして腕を支えてくれたよ。
騎士のおじさまたちが、ほっこりしちゃう。「がんばれー」って幼稚園児の応援みたい。
「ギャ!」
ラヴァが美味しいって鳴くと他の子達も「ちょうだい」ってなるから、見てたおじさま騎士さんもみんな巻き添えになるんだよ。
焼いてるところも具を乗せたりしてるのも全部が気になるラヴァたち。
「ギャウ?」
「ギャウン」
楽しそうに調理中を覗き込む。
かーーわーーいーーーーいーーー!
ちょっと反応が気になったので、ルルゥに頼んで機会を出してもらって作ってもらってラヴァたちに綿菓子を出してみることに。
まず甘い匂いが出て来ているのに反応して、ふわふわ出て来た綿菓子を見て、みんな首を傾げた。
「ギュギャ?」
「ギャウギャウ?」
「ギャ?」
『なぜ空のものがここから出てくるのか気になっておるの』
やっぱ可愛いぞーー!!
「ラヴァ、食べてみて」
「ギュル?」
パカーンとお口を開けてくれたので、大きめに作って貰った綿菓子をテイッと入れてあげる。
割り箸がわりの竹串をジュリアスさまがちゃんと引き抜いてくれる。
「キュオ!?」
あま~い!かな。
他の子たちも早く早くって。
「ギャ!」
「ギャウ!」
「ギャンギャ!」
『無くなった!なぜだと言っているの』
ちゃんと顔を寄せ合って話すんだね。
「ギャウ!」
「ギャウーゥ!」
「ギャンギャ!」
ワイバーン同士で何か話し合いが始まった。
『空にいっぱいあるからいっぱい食べて来て主人にもお土産に取ってくると言い出したの』
ひゃーー!!
「ラヴァ!?これね!お砂糖だよ!お空のは水だから甘くないよ!(食べたことないから味は知らないけど)いっぱい欲しいならここで作るから雲は要らないよ?」
雲って掴んで運ぶの無理だからね?
「ギャ?」
「ギャウン?」
汚れのない目で見られて私の邪な心が!
「はいはーい!これいっぱい食べれば雲なんかいらないでしょー」
ルルゥがモクモクとカラフルで大きな綿菓子を作ってくれてラヴァたちの関心が移った。
雲は白いか灰色か黒いかだからね。良かったよ。
「この子たちは賢いけど、さすがに雲とこれの違いなんてわからないわよねぇ」
はい。ちょっとした出来心でした。
「次の飛行中にきっとパクッとしちゃうわねぇ」
雲の高さまで余裕だもんね。ちょっと見たい。
「プッキュウ」
「モッキュ」
なぜか綿菓子機の端にポムとティムが棒を持ってモクモクチャレンジしてる。
『大きく作っていっぱい食べたいんだそうだの』
食い意地張りすぎー!!
『我も大きいのが良いんだぞ!』
綿菓子は甘いし楽しいしで侍女ーズさんたちもやって来て作り出した。
ニーナはポムとティムが落ちないように見張ってるよ。
そんなこんなで夜も更けて、お肉は大半みんなのお腹に消え、お酒に空樽も転がっている。
「まだまだ飲むぞー」
「おー!!」
マギー先生がお祖母さまと肩組んでご機嫌になってる。
「もっと酒を運んでくるのだー」
「「「「おおおお!!!」」」」
お祖父さまが言うとマッチョめのおじさまたちが走り出した。まさか工場区域まで取りに行くの!?
みんなほろ酔いで腕相撲したりし歌ったり踊ったりし始めた。
それをポムとティム、ディディエ、シャムが察して大きな焚き火の側で踊り始める。
豊穣の舞は今は間に合ってるからね?普通にしてね?
「プッキュンキュン」
「モッキュンモキュモキュ」
「ギャオギャーゥ」
「きゃんきゃんきゃーん」
『我をみるんだぞ!!』
シャムは見よう見まねでチラチラとポムたちを確認してて可愛すぎて、ニーナたちもふもふガチ勢が最前列で一緒に踊り出した。
ワイバーンたちも門前で合わせて身体を揺らして「ギャゥゥ」と歌ってる。
ジュリアスさまやセリウスさま、クラウスさま、若手がソワソワし始めた。
もしかして逃げたい感じかな?
ルークはニーナが楽しそうだから止められないのでちょっと途方に暮れた顔だ。
そろそろ始まっちゃう?
お待ちかねのマッスルヘブンが!
「みんなぁ!今日は私のために頂点を目指して競ってちょうだいなぁ♡」
お義父さまの横で頬を紅潮させたお義母さまが開幕宣言したよ!
キタァーーーーーーーーー!!!!
「「「「「「「おおーーー!!!!」」」」」」」
これじゃ若い子も逃げられないね!お義母さまのご希望は絶対だよ!
ジュリアスさまたちが遠い目になった。
今夜も響くよ!!
「「「「フォッフォッフォッフォッ」」」」
「ラヴァ、このピザって言うんだけど、これ美味しいよ」
「ギャ?」
ふふふ、ラヴァたちが獲って来てくれたお肉ちゃんをたんまり乗せて「アーン」だよ。
ピザ用のスプーンみたいな取り出すやつ、ピザピールだっけ?それを模して作ってもらったので必死にお口に運ぶよ。
プルプルしちゃうのでジュリアスさまが私を抱っこして腕を支えてくれたよ。
騎士のおじさまたちが、ほっこりしちゃう。「がんばれー」って幼稚園児の応援みたい。
「ギャ!」
ラヴァが美味しいって鳴くと他の子達も「ちょうだい」ってなるから、見てたおじさま騎士さんもみんな巻き添えになるんだよ。
焼いてるところも具を乗せたりしてるのも全部が気になるラヴァたち。
「ギャウ?」
「ギャウン」
楽しそうに調理中を覗き込む。
かーーわーーいーーーーいーーー!
ちょっと反応が気になったので、ルルゥに頼んで機会を出してもらって作ってもらってラヴァたちに綿菓子を出してみることに。
まず甘い匂いが出て来ているのに反応して、ふわふわ出て来た綿菓子を見て、みんな首を傾げた。
「ギュギャ?」
「ギャウギャウ?」
「ギャ?」
『なぜ空のものがここから出てくるのか気になっておるの』
やっぱ可愛いぞーー!!
「ラヴァ、食べてみて」
「ギュル?」
パカーンとお口を開けてくれたので、大きめに作って貰った綿菓子をテイッと入れてあげる。
割り箸がわりの竹串をジュリアスさまがちゃんと引き抜いてくれる。
「キュオ!?」
あま~い!かな。
他の子たちも早く早くって。
「ギャ!」
「ギャウ!」
「ギャンギャ!」
『無くなった!なぜだと言っているの』
ちゃんと顔を寄せ合って話すんだね。
「ギャウ!」
「ギャウーゥ!」
「ギャンギャ!」
ワイバーン同士で何か話し合いが始まった。
『空にいっぱいあるからいっぱい食べて来て主人にもお土産に取ってくると言い出したの』
ひゃーー!!
「ラヴァ!?これね!お砂糖だよ!お空のは水だから甘くないよ!(食べたことないから味は知らないけど)いっぱい欲しいならここで作るから雲は要らないよ?」
雲って掴んで運ぶの無理だからね?
「ギャ?」
「ギャウン?」
汚れのない目で見られて私の邪な心が!
「はいはーい!これいっぱい食べれば雲なんかいらないでしょー」
ルルゥがモクモクとカラフルで大きな綿菓子を作ってくれてラヴァたちの関心が移った。
雲は白いか灰色か黒いかだからね。良かったよ。
「この子たちは賢いけど、さすがに雲とこれの違いなんてわからないわよねぇ」
はい。ちょっとした出来心でした。
「次の飛行中にきっとパクッとしちゃうわねぇ」
雲の高さまで余裕だもんね。ちょっと見たい。
「プッキュウ」
「モッキュ」
なぜか綿菓子機の端にポムとティムが棒を持ってモクモクチャレンジしてる。
『大きく作っていっぱい食べたいんだそうだの』
食い意地張りすぎー!!
『我も大きいのが良いんだぞ!』
綿菓子は甘いし楽しいしで侍女ーズさんたちもやって来て作り出した。
ニーナはポムとティムが落ちないように見張ってるよ。
そんなこんなで夜も更けて、お肉は大半みんなのお腹に消え、お酒に空樽も転がっている。
「まだまだ飲むぞー」
「おー!!」
マギー先生がお祖母さまと肩組んでご機嫌になってる。
「もっと酒を運んでくるのだー」
「「「「おおおお!!!」」」」
お祖父さまが言うとマッチョめのおじさまたちが走り出した。まさか工場区域まで取りに行くの!?
みんなほろ酔いで腕相撲したりし歌ったり踊ったりし始めた。
それをポムとティム、ディディエ、シャムが察して大きな焚き火の側で踊り始める。
豊穣の舞は今は間に合ってるからね?普通にしてね?
「プッキュンキュン」
「モッキュンモキュモキュ」
「ギャオギャーゥ」
「きゃんきゃんきゃーん」
『我をみるんだぞ!!』
シャムは見よう見まねでチラチラとポムたちを確認してて可愛すぎて、ニーナたちもふもふガチ勢が最前列で一緒に踊り出した。
ワイバーンたちも門前で合わせて身体を揺らして「ギャゥゥ」と歌ってる。
ジュリアスさまやセリウスさま、クラウスさま、若手がソワソワし始めた。
もしかして逃げたい感じかな?
ルークはニーナが楽しそうだから止められないのでちょっと途方に暮れた顔だ。
そろそろ始まっちゃう?
お待ちかねのマッスルヘブンが!
「みんなぁ!今日は私のために頂点を目指して競ってちょうだいなぁ♡」
お義父さまの横で頬を紅潮させたお義母さまが開幕宣言したよ!
キタァーーーーーーーーー!!!!
「「「「「「「おおーーー!!!!」」」」」」」
これじゃ若い子も逃げられないね!お義母さまのご希望は絶対だよ!
ジュリアスさまたちが遠い目になった。
今夜も響くよ!!
「「「「フォッフォッフォッフォッ」」」」
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