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二章
621話
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お義父さまは三日後に戻って来た。
お祖父さまたちも一緒。
お昼を少し越した時間だったので私が全力でお出迎え。
お義母さまがいらっしゃらないので寂しがりのお義父さまを励まさなくては。
「おかえりなさいませ」
どすこーい!!
ぶつかり稽古のつもりでどこーんと行ってみたけど、ヒョイっと抱き上げられてしまった。スピードが足りない。
「はははは!以前にくらべたら力強くなったのう」
おお!ちょっとは成長していたみたい。
ポムとティムがお義父さまの頭でくつろいでるよ。なんかそんな帽子があるなら欲しい感じで可愛い。
「リーシャちゃん!私にもやってちょうだいな」
お祖母さまがカモンしたのでお義父さまに下ろしてもらって、ちょっと腰を落として、どすこーい!!
「あはは、かわいいねぇ!ジュリアスの昔を思い出したよ」
「さすがにもう少し強かったと思うぞぅ」
「感覚だよ」
お祖父さまもして欲しそうにこちらを見ている。
「さすがにリーシャちゃんの体力がもたないよ」
お祖母さまが私を抱き上げたまま、みんなで食堂に向かった。
「ルーデウス!!悪いけど何か作って持って来い」
「腹にたまるのがいいのぅ」
「モッキューーーン」
「プッキューーーン」
みんな着替えに行かずにご飯を所望。アニメの荒くれ者ならナイフとフォーク持ってお皿をカンカンしちゃう感じだよ。
私は一人で座るのに専用の椅子を出してもらってアズライトと座る。
「まぁ!おかえりなさぁい!」
「食材はこれに入れてあるぞぉ」
お義父さまたちがマジックバッグをルルゥに差し出した。
「あらぁ食事が終わるまでにはお返しするわぁ」
食卓にはすぐにスープやパン、肉の塊を煮込んだものが並ぶ。作り置きもいっぱいあるので心配ないけど、さすがに手早いねぇ。
「リーシャちゃん、魔石はこっちで素材はこっちだのぅ」
お土産が毎回すごいので困るね。
「変わった種と食べ物っぽいがよくわからないものが出てのぅ」
お義父さまたちが出して来たのはなんともびっくりな品々。
以前、謎肉っぽいものが出て来て不思議だったんだけど、ダンジョンって地球の食べ物ぽいの出てくるの?
駄菓子屋さんに売ってたようなペラペラの蒲焼きだっけ?なんかそれっぽいのとか、フォーの乾燥麺とか、どうしてこのチョイスなんだろうって物がゴロゴロ。
「これはこのまま齧って食べても美味しい気がします」
「ほう!」
チープだけどとっても濃い味のお酒のつまみに良さげなお菓子・・・珍味?
「これは茹でてスープに入れたらどうかしら」
辛いスープにも合いそう。
「おーい、ルーデウス、これを茹でてくれ」
「私はルルゥだってば!」
「ルルゥ、アズライトのパバブも一緒にお願い」
フォーに鳥出汁スープ、ワサビ合いそう。
『おお、気が利くの』
・・・このクリーム状のは生クリームかな?って鑑定したら、これも駄菓子のヨー○ルだっけ?なんか甘いクリームの。
「これはこのまま食べる甘いやつです」
結構好きだったので嬉しい。
「お菓子作るのに入れたりじゃないのぉ?」
「入れても良いかもだけどお砂糖の方が良くない?」
これ他に使い道あるのかな?そのまま食べて美味しいから手を加えなくて良いよね?
海外のカラフルすぎなマシュマロみたいなのもあった。
「ほほう、今回も面白かったのぅ」
「モッキュン」
「プッキュン」
ポムとティムが早速マシュマロとヨー○ルを口に詰め込んでる。
両方とも溶けちゃうよ?
「尻が重そうなアントがいっぱい出てねぇ!蜜をたっぷり頂いたよ」
「あれは自分の足の長さより尻が膨らんで動けなくなるのに何故懲りないんだろうな」
蜜を貯め過ぎてお尻が大きくなって手足をバタつかせているのを倒すとアントが消えて、蜜瓶が落ちるらしい。
何それ面白そう!ダンジョン行きたいね。
「ゴーレムを倒したら大きな石が転がって来て潰されるかと思ったぞ」
その石を割ると中に鉱石が入っていたらしい。
多分お義父さまが叩き割ったと思って聞いてみれば、やっぱお義父さまだった。
「今回はかなり稼いだぞぅ」
「そうだな、大儲けだ」
ふえぇ。いつも儲かってるのにかなりって。
「ふふ、リーシャちゃんの今年の稼ぎとどっちが多いかしらぁ?」
「ぬ?」
「リーシャちゃんは魔道具の権利金も美容液の利益も山ほどだからどうかねぇ」
私の儲けどうなってるんだ?
全然使う機会なくて、使える機会にガッツリ使ってもらったりしてるけど、毎月大きい金額くるってヤバいよね。
「美容液はかなり大きいわよぉ~!付加価値ついてるしねぇ?」
いくらで売ってるんだろう。素材代と製作費と権利料・・・。百目はいっぱい残ってるからレアだと思ってないんだけど、レア素材なんだよねぇ。
「速乾タグもかなり大きいぞう」
国中の足蒸れ、コルセット蒸れのお悩みが解決できそうなほどヒットしてるそう。
魔道具の工房に何か差し入れしよう。
お休み取れてるかなぁ?
お義父さまもお祖父さまたちも、マジックバッグでいっぱいお弁当やおやつ持って行ってたけど、やっぱりおうちで食べるのが一番美味しくてしあわせだとモリモリ。
デザートまでバッチリ食べてたけど、もう一時間くらいで夕食ですよ?
お祖父さまたちも一緒。
お昼を少し越した時間だったので私が全力でお出迎え。
お義母さまがいらっしゃらないので寂しがりのお義父さまを励まさなくては。
「おかえりなさいませ」
どすこーい!!
ぶつかり稽古のつもりでどこーんと行ってみたけど、ヒョイっと抱き上げられてしまった。スピードが足りない。
「はははは!以前にくらべたら力強くなったのう」
おお!ちょっとは成長していたみたい。
ポムとティムがお義父さまの頭でくつろいでるよ。なんかそんな帽子があるなら欲しい感じで可愛い。
「リーシャちゃん!私にもやってちょうだいな」
お祖母さまがカモンしたのでお義父さまに下ろしてもらって、ちょっと腰を落として、どすこーい!!
「あはは、かわいいねぇ!ジュリアスの昔を思い出したよ」
「さすがにもう少し強かったと思うぞぅ」
「感覚だよ」
お祖父さまもして欲しそうにこちらを見ている。
「さすがにリーシャちゃんの体力がもたないよ」
お祖母さまが私を抱き上げたまま、みんなで食堂に向かった。
「ルーデウス!!悪いけど何か作って持って来い」
「腹にたまるのがいいのぅ」
「モッキューーーン」
「プッキューーーン」
みんな着替えに行かずにご飯を所望。アニメの荒くれ者ならナイフとフォーク持ってお皿をカンカンしちゃう感じだよ。
私は一人で座るのに専用の椅子を出してもらってアズライトと座る。
「まぁ!おかえりなさぁい!」
「食材はこれに入れてあるぞぉ」
お義父さまたちがマジックバッグをルルゥに差し出した。
「あらぁ食事が終わるまでにはお返しするわぁ」
食卓にはすぐにスープやパン、肉の塊を煮込んだものが並ぶ。作り置きもいっぱいあるので心配ないけど、さすがに手早いねぇ。
「リーシャちゃん、魔石はこっちで素材はこっちだのぅ」
お土産が毎回すごいので困るね。
「変わった種と食べ物っぽいがよくわからないものが出てのぅ」
お義父さまたちが出して来たのはなんともびっくりな品々。
以前、謎肉っぽいものが出て来て不思議だったんだけど、ダンジョンって地球の食べ物ぽいの出てくるの?
駄菓子屋さんに売ってたようなペラペラの蒲焼きだっけ?なんかそれっぽいのとか、フォーの乾燥麺とか、どうしてこのチョイスなんだろうって物がゴロゴロ。
「これはこのまま齧って食べても美味しい気がします」
「ほう!」
チープだけどとっても濃い味のお酒のつまみに良さげなお菓子・・・珍味?
「これは茹でてスープに入れたらどうかしら」
辛いスープにも合いそう。
「おーい、ルーデウス、これを茹でてくれ」
「私はルルゥだってば!」
「ルルゥ、アズライトのパバブも一緒にお願い」
フォーに鳥出汁スープ、ワサビ合いそう。
『おお、気が利くの』
・・・このクリーム状のは生クリームかな?って鑑定したら、これも駄菓子のヨー○ルだっけ?なんか甘いクリームの。
「これはこのまま食べる甘いやつです」
結構好きだったので嬉しい。
「お菓子作るのに入れたりじゃないのぉ?」
「入れても良いかもだけどお砂糖の方が良くない?」
これ他に使い道あるのかな?そのまま食べて美味しいから手を加えなくて良いよね?
海外のカラフルすぎなマシュマロみたいなのもあった。
「ほほう、今回も面白かったのぅ」
「モッキュン」
「プッキュン」
ポムとティムが早速マシュマロとヨー○ルを口に詰め込んでる。
両方とも溶けちゃうよ?
「尻が重そうなアントがいっぱい出てねぇ!蜜をたっぷり頂いたよ」
「あれは自分の足の長さより尻が膨らんで動けなくなるのに何故懲りないんだろうな」
蜜を貯め過ぎてお尻が大きくなって手足をバタつかせているのを倒すとアントが消えて、蜜瓶が落ちるらしい。
何それ面白そう!ダンジョン行きたいね。
「ゴーレムを倒したら大きな石が転がって来て潰されるかと思ったぞ」
その石を割ると中に鉱石が入っていたらしい。
多分お義父さまが叩き割ったと思って聞いてみれば、やっぱお義父さまだった。
「今回はかなり稼いだぞぅ」
「そうだな、大儲けだ」
ふえぇ。いつも儲かってるのにかなりって。
「ふふ、リーシャちゃんの今年の稼ぎとどっちが多いかしらぁ?」
「ぬ?」
「リーシャちゃんは魔道具の権利金も美容液の利益も山ほどだからどうかねぇ」
私の儲けどうなってるんだ?
全然使う機会なくて、使える機会にガッツリ使ってもらったりしてるけど、毎月大きい金額くるってヤバいよね。
「美容液はかなり大きいわよぉ~!付加価値ついてるしねぇ?」
いくらで売ってるんだろう。素材代と製作費と権利料・・・。百目はいっぱい残ってるからレアだと思ってないんだけど、レア素材なんだよねぇ。
「速乾タグもかなり大きいぞう」
国中の足蒸れ、コルセット蒸れのお悩みが解決できそうなほどヒットしてるそう。
魔道具の工房に何か差し入れしよう。
お休み取れてるかなぁ?
お義父さまもお祖父さまたちも、マジックバッグでいっぱいお弁当やおやつ持って行ってたけど、やっぱりおうちで食べるのが一番美味しくてしあわせだとモリモリ。
デザートまでバッチリ食べてたけど、もう一時間くらいで夕食ですよ?
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