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二章
558話
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普段は王族がビュッフェコーナーにいることはないので、食事に見向きもぜずに歓談に夢中な人たちが唖然としている。
王族や高位貴族は、毒や異物混入を恐れて、自分たちの待機場などに専用の食事を用意されているので会場では見られない光景だ。
王様はこっそり気になるものを摘んだりしてたけどね?
王子さまたちもそう教えられてるはずだ。それをスルーしちゃうのはさすが王様の子供?
夜会や祝宴に出られない年齢の王子さまたちは、初めて見る華やかに盛り付けられた料理が気になって我慢できず、王様たちはそれにこれ幸いと便乗しちゃってるのだと思う。
だって侍従長が激酸っぱい顔になってる。
王様、お父さんなんだから諭さないとって、王妃さまが笑って列に混ざってる!
『肉が輝いてるぞ!』
煌めいてるのはジュレソースかな?
『この野菜はなぜ甘いのか?』
グレーデンの野菜ですので!!
辛い実を使っている物はテーブルを一段高くして子供な王子さまに取りにくくしてある。
出来る従者がいるな!!
今回ダメな人見過ぎてたから感動しちゃう。
『ダッ!?ンヌゥ!』
ちょっと年配のドレアレス公爵が辛いスープに手をつけて衝撃に一瞬固まってから「美味しい」って気が付いて夫人にお薦めしている。
カレー粉やスパイスで刺激のある味も広がってるけど、もろ唐辛子主体な食べ物はラー油くらいでそれはあまり広まってないから、これくらい辛いとびっくりだよね。ナギの人たちは自国よりは辛くないけど美味しいと言ってくれてる。
ちなみにナギの味付けそのものも辛さの料理も用意されていて。こっちの貴族が知らずに食べたら大変な辛さなので給仕が付いて説明することになっている。
新しい物好きな貴族がチャレンジして「ファーーーーー!!!」っと悶えつつも吐くようなことはせずに堪えて。そのあとなぜかおかわりしてる人がいる。刺激が欲しいのかな。
「ファーーー」ってゴルフかよって突っ込みたい。誰もゴルフ知らないから言わないよ。
『あの反応は気になる。食べてみたい』
『『あれはナギでも十歳までは食べてはならぬものぞ』』
悶えてはお代わりしているお祖父様を見てハリス王子さまが興味をもってしまう。
王女さまたちが説明して止めると、
『私は十歳です』
って貰いに行こうとする。
『ハリス殿下、辛い食べ物は慣れていないと喉を痛めるのです。まずはこちらを食べてみてください』
コック服のルルゥが追加の料理を運んできてたみたいで、王子さまに辛味の少ない食べ物をよそう。
『ありがとう』
受け取った香辛料と刻んだ辛い味をふりかけてあったお肉料理を食べる。
お礼を言える王子さま。将来良い男になるね!
『・・・美味しい・・・でも確かに辛いのは慣れない味です』
王女さまたちに笑顔で『まだ早かった』と舌を出して言う王子さま、可愛過ぎない?
『『我が国が辛い味を好むのは気候と土地に合う食物が限られていることも大きいのでな』』
うーん、グレーデンでもあった連作障害とか土の栄養とかもあるのかなぁ?
アッガスでの畑の見学で何かわかったか報告来てるかも。
『気候にもよるのですか?』
ぬー、十二歳と十歳の会話が渋いよー。さすが国の未来を背負った人たち。
それに比べて、あのクソ役人と悪口貴族めー!王子さまの爪の垢を煎じて飲ませたろか?いや、手遅れかも。
料理が喜ばれているのをルルゥが嬉しそうに見てたので、お祖父様から貰ったグ○コのお菓子を作って欲しいけど、お祖父様たちが滞在中に作って貰える時間あるかって聞いてみた。
『あら、じゃあ夜会の後に回収に行くわねぇ』
ルルゥ、寝る時間あるかな?
『私もグ○コのタルトとグラッセが食べたいわぁ』
って、自分も食べたいので気にしないのって。イケメンおネエめ。
『リーシャ、これは上手いぞ』
『リーシャちゃん、このショコラクッキーもほっぺが落ちちゃうわよぉ』
お義父さまたちがいつものようにすごい食欲を見せてたくさんお皿に盛ってる。
それを見た貴族は普段の見栄とか上品さとか馬鹿馬鹿しくなっちゃったのか、お義父さまに続けとばかりにお皿に盛ってる。
いえね、美味しいから食は進むだろうけど、お義父さまの真似は無理ですよ。
お義母さまに釣られてケーキを幸せそうに食べてる夫人方、コルセットは締め過ぎてませんか?
『皆がこれだけ賑やかに食事をとるのを見るのは初めてだ』
王様が嬉しそうにしてる。
貴族たちがナギの人たちと美味しいと思った食べ物を勧め合うことで会話が弾んでる。
ふと食事をしないのに料理に近い場所に集まってる女性たちがいるのに気がついた。
セリウスさまが少し年上っぽい女性に囲まれつつ、スルーして食事をとってる。
なんだあれ。
アンゼリカさまとは逸れちゃったのかなって思ったら、アンゼリカさまも食事に夢中だった!
ドレス姿のアンゼリカさまに気がついてないのかと思えばそうでもないようで、話しかけれずに少し離れた場所で固まってる感じだ。
『あらぁ、息子がモテてるぅ!でもダメねぇ、あの子たちセリウスの嫌いなタイプだものぉ』
あらら、お義母さまチェックに抜かりなし。
三兄弟の学園時代に令嬢をあらかたチェック済みで、その後も夫人ネットワークで、人となりとかお金遣いとか悪い遊びとかは流れてくるから、大体の令嬢のことは知ってるんだそう。怖い!
お義母さまはセリウスさまが気に入ったなら、離婚歴とか借金は気にしないけど、悪い遊びの場合はダメ。
セリウスさま自身が辺境に残りたがってるから、辺境で暮らせる子って条件も付く。
『王都の数少ない年頃の優良貴公子がこの前結婚したのよねぇ』
わぁ。ますます争奪戦が。
『うふ、セリウスもずっと独り身だとあの攻撃から逃げられないわねぇ』
えー、独身でいたい人に迫ったってダメでしょ。
『うるさい!ここは食事をとりたい者が入る場所だ。他の者に迷惑だろう。食べぬなら離れろ』
大皿を持ったアンゼリカさまが女性たちを追い払った。
ドレス姿で大皿を持ったアンゼリカさまってば、笑えるのにカッコいい。
セリウスさまと近くにいたおじさまたちが尊敬の眼差しを送っているのをスルーして、アンゼリカさまは食事を再開しちゃったよ。
王族や高位貴族は、毒や異物混入を恐れて、自分たちの待機場などに専用の食事を用意されているので会場では見られない光景だ。
王様はこっそり気になるものを摘んだりしてたけどね?
王子さまたちもそう教えられてるはずだ。それをスルーしちゃうのはさすが王様の子供?
夜会や祝宴に出られない年齢の王子さまたちは、初めて見る華やかに盛り付けられた料理が気になって我慢できず、王様たちはそれにこれ幸いと便乗しちゃってるのだと思う。
だって侍従長が激酸っぱい顔になってる。
王様、お父さんなんだから諭さないとって、王妃さまが笑って列に混ざってる!
『肉が輝いてるぞ!』
煌めいてるのはジュレソースかな?
『この野菜はなぜ甘いのか?』
グレーデンの野菜ですので!!
辛い実を使っている物はテーブルを一段高くして子供な王子さまに取りにくくしてある。
出来る従者がいるな!!
今回ダメな人見過ぎてたから感動しちゃう。
『ダッ!?ンヌゥ!』
ちょっと年配のドレアレス公爵が辛いスープに手をつけて衝撃に一瞬固まってから「美味しい」って気が付いて夫人にお薦めしている。
カレー粉やスパイスで刺激のある味も広がってるけど、もろ唐辛子主体な食べ物はラー油くらいでそれはあまり広まってないから、これくらい辛いとびっくりだよね。ナギの人たちは自国よりは辛くないけど美味しいと言ってくれてる。
ちなみにナギの味付けそのものも辛さの料理も用意されていて。こっちの貴族が知らずに食べたら大変な辛さなので給仕が付いて説明することになっている。
新しい物好きな貴族がチャレンジして「ファーーーーー!!!」っと悶えつつも吐くようなことはせずに堪えて。そのあとなぜかおかわりしてる人がいる。刺激が欲しいのかな。
「ファーーー」ってゴルフかよって突っ込みたい。誰もゴルフ知らないから言わないよ。
『あの反応は気になる。食べてみたい』
『『あれはナギでも十歳までは食べてはならぬものぞ』』
悶えてはお代わりしているお祖父様を見てハリス王子さまが興味をもってしまう。
王女さまたちが説明して止めると、
『私は十歳です』
って貰いに行こうとする。
『ハリス殿下、辛い食べ物は慣れていないと喉を痛めるのです。まずはこちらを食べてみてください』
コック服のルルゥが追加の料理を運んできてたみたいで、王子さまに辛味の少ない食べ物をよそう。
『ありがとう』
受け取った香辛料と刻んだ辛い味をふりかけてあったお肉料理を食べる。
お礼を言える王子さま。将来良い男になるね!
『・・・美味しい・・・でも確かに辛いのは慣れない味です』
王女さまたちに笑顔で『まだ早かった』と舌を出して言う王子さま、可愛過ぎない?
『『我が国が辛い味を好むのは気候と土地に合う食物が限られていることも大きいのでな』』
うーん、グレーデンでもあった連作障害とか土の栄養とかもあるのかなぁ?
アッガスでの畑の見学で何かわかったか報告来てるかも。
『気候にもよるのですか?』
ぬー、十二歳と十歳の会話が渋いよー。さすが国の未来を背負った人たち。
それに比べて、あのクソ役人と悪口貴族めー!王子さまの爪の垢を煎じて飲ませたろか?いや、手遅れかも。
料理が喜ばれているのをルルゥが嬉しそうに見てたので、お祖父様から貰ったグ○コのお菓子を作って欲しいけど、お祖父様たちが滞在中に作って貰える時間あるかって聞いてみた。
『あら、じゃあ夜会の後に回収に行くわねぇ』
ルルゥ、寝る時間あるかな?
『私もグ○コのタルトとグラッセが食べたいわぁ』
って、自分も食べたいので気にしないのって。イケメンおネエめ。
『リーシャ、これは上手いぞ』
『リーシャちゃん、このショコラクッキーもほっぺが落ちちゃうわよぉ』
お義父さまたちがいつものようにすごい食欲を見せてたくさんお皿に盛ってる。
それを見た貴族は普段の見栄とか上品さとか馬鹿馬鹿しくなっちゃったのか、お義父さまに続けとばかりにお皿に盛ってる。
いえね、美味しいから食は進むだろうけど、お義父さまの真似は無理ですよ。
お義母さまに釣られてケーキを幸せそうに食べてる夫人方、コルセットは締め過ぎてませんか?
『皆がこれだけ賑やかに食事をとるのを見るのは初めてだ』
王様が嬉しそうにしてる。
貴族たちがナギの人たちと美味しいと思った食べ物を勧め合うことで会話が弾んでる。
ふと食事をしないのに料理に近い場所に集まってる女性たちがいるのに気がついた。
セリウスさまが少し年上っぽい女性に囲まれつつ、スルーして食事をとってる。
なんだあれ。
アンゼリカさまとは逸れちゃったのかなって思ったら、アンゼリカさまも食事に夢中だった!
ドレス姿のアンゼリカさまに気がついてないのかと思えばそうでもないようで、話しかけれずに少し離れた場所で固まってる感じだ。
『あらぁ、息子がモテてるぅ!でもダメねぇ、あの子たちセリウスの嫌いなタイプだものぉ』
あらら、お義母さまチェックに抜かりなし。
三兄弟の学園時代に令嬢をあらかたチェック済みで、その後も夫人ネットワークで、人となりとかお金遣いとか悪い遊びとかは流れてくるから、大体の令嬢のことは知ってるんだそう。怖い!
お義母さまはセリウスさまが気に入ったなら、離婚歴とか借金は気にしないけど、悪い遊びの場合はダメ。
セリウスさま自身が辺境に残りたがってるから、辺境で暮らせる子って条件も付く。
『王都の数少ない年頃の優良貴公子がこの前結婚したのよねぇ』
わぁ。ますます争奪戦が。
『うふ、セリウスもずっと独り身だとあの攻撃から逃げられないわねぇ』
えー、独身でいたい人に迫ったってダメでしょ。
『うるさい!ここは食事をとりたい者が入る場所だ。他の者に迷惑だろう。食べぬなら離れろ』
大皿を持ったアンゼリカさまが女性たちを追い払った。
ドレス姿で大皿を持ったアンゼリカさまってば、笑えるのにカッコいい。
セリウスさまと近くにいたおじさまたちが尊敬の眼差しを送っているのをスルーして、アンゼリカさまは食事を再開しちゃったよ。
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