522 / 764
二章
511話
しおりを挟む
ノーマル・・・スタンダード?な以前の兵糧は今はグレーデンで作ってないらしく。
私が作った雑穀シリアルバー(乾燥フルーツ入り、蜂蜜入り)とお出汁を使って煮込んで干したのを乾燥させて、茹で戻すタイプなど、柔らかジャーキーなんかもテーブルに並べられた。
ナギの方はシンプルに堅そうな辛そうなお色のバー。
『『このナギの兵糧は家畜の餌に似てるが美味いのか?』』
王女さまたち!!!言い方!!
『栄養補給が目的なので味は二の次ですよ』
ユエさまがスンッとした顔で答える。
『薬方も混ざってるので体温維持や気力増進などに効きます』
ほー!体温維持はいいな。
まぁグレーデンだけなら暑いからあんまり意味ないかな?負傷時の貧血改善とかのがいいかも。
『いいですね、薬効を混ぜるのは真似したいです』
『おや、この兵糧には薬効がありそうですが』
『美味しさだけ追求したので特に体に良いとかないです』
いざとなったらポーションか回復魔法使うだろうし。
『『ユエ、重湯になったぞ!しかも美味しい』』
お湯に戻した雑穀が雑炊のようになるんだけど、ナギでは重湯って言うのかな。
『これは好みによって湯の量を変えれるので人気ですよ』
セリウスさまが雑穀バーを小分けして湯量を変えて渡すと王女さまたちがワイワイ言いながら飲む。
昨日からめっちゃ食べてるけど大丈夫?
『私も初めて食べたけれど小腹が空いた時にちょうど良いわねぇ』
お義母さまってば、あんなに食べてて小腹が空くって発想!!
『大奥様は、小腹が空いたら私に言って軽食を食べてるじゃなぁい』
ルルゥがツッコんじゃった。
『あらぁ!我慢してる時もあるのよぉ~』
『薬方を卸す代わりにこのような兵糧を買わせて頂くのは如何でしょうか?』
『ナギでも作れそうでは無いですか?』
セリウスさまとクラウスさまが商談モードな顔になった。
『見たところナギにない食材も使われていますし、うちの料理人に任せると辛味を追加しますので』
レシピ通りにつくらないの!!?
『ナギでは薬方をケチるのは恥なので外部から商品として買ったほうが広めやすいのです』
おっと、流儀とか矜持は守らないと。
『兵糧ははたくさん作るので販売は構わないですよ』
『有難い。こちらの国でしか採れない薬方や果物も興味があります』
『果物はグレーデンで、薬方に関してはカイダール男爵に』
アーロンお兄様も王都で会えるので、特効薬と共にお話だ。
『『二番目は果物だけから雑穀バーだけに変わるかもだ!』』
どっちみち偏食だよ。
作る種類を増やそう。
王女さまたちは名前で呼ばないのかしら?
『『兄弟が多いと面倒だ。うっかり間違えると違う相手に話がいってしまう。従僕にわかりやすく生まれ順で呼ぶ。本人の前では名前を呼ぶよ』』
本人に『二番目』とかは確かに微妙だ。
従者の人、お仕えする王族の名前くらいは覚えてるだろうけど、大勢じゃ大変だなぁ。
兵糧、日持ちするジャーキーや干物の話は後から契約書を作ることになったので、畠などを少し時間がずれたけど、見にい行くよ。
お義母さまとシャロンさまは遠慮するってことで、レオルカさま、セリウスさま、私と。護衛と騎士さんが山盛り。
ナギからは王女さまたち、ユエさまもリンさん、商人、護衛と騎士さん山盛り。
大移動だなぁ。
馬車で海とは反対側に進んでいくとすぐに到着。
グレーデンほどのワッサワサじゃないけど見事に繁った畑は圧巻だ。
_____________
すみません。寝付けず、睡眠不足になったため?熱中症になりかけて、なんとかやりすごしたものの頭痛が出てるので今日は短めです。
めんどくさがりで水分補給を怠ったのもあるかも。
やらかしちゃった私からのお願い。
水分補給はトイレが近くなる程してください。
夜はとにかく寝てください。
少しでも体に熱が籠る時は電気代に泣きながらクーラー入れましょう。
ヤバってなったら水分抱えて水風呂にゴー。
もっとヤバってなったら諦めて救急車です。
筋肉が弛緩して身体が言うこと聞かなくなります。
経口補水液があるといいかも。
明日は少しでも多めに書けるようにしっかり寝ます。
私が作った雑穀シリアルバー(乾燥フルーツ入り、蜂蜜入り)とお出汁を使って煮込んで干したのを乾燥させて、茹で戻すタイプなど、柔らかジャーキーなんかもテーブルに並べられた。
ナギの方はシンプルに堅そうな辛そうなお色のバー。
『『このナギの兵糧は家畜の餌に似てるが美味いのか?』』
王女さまたち!!!言い方!!
『栄養補給が目的なので味は二の次ですよ』
ユエさまがスンッとした顔で答える。
『薬方も混ざってるので体温維持や気力増進などに効きます』
ほー!体温維持はいいな。
まぁグレーデンだけなら暑いからあんまり意味ないかな?負傷時の貧血改善とかのがいいかも。
『いいですね、薬効を混ぜるのは真似したいです』
『おや、この兵糧には薬効がありそうですが』
『美味しさだけ追求したので特に体に良いとかないです』
いざとなったらポーションか回復魔法使うだろうし。
『『ユエ、重湯になったぞ!しかも美味しい』』
お湯に戻した雑穀が雑炊のようになるんだけど、ナギでは重湯って言うのかな。
『これは好みによって湯の量を変えれるので人気ですよ』
セリウスさまが雑穀バーを小分けして湯量を変えて渡すと王女さまたちがワイワイ言いながら飲む。
昨日からめっちゃ食べてるけど大丈夫?
『私も初めて食べたけれど小腹が空いた時にちょうど良いわねぇ』
お義母さまってば、あんなに食べてて小腹が空くって発想!!
『大奥様は、小腹が空いたら私に言って軽食を食べてるじゃなぁい』
ルルゥがツッコんじゃった。
『あらぁ!我慢してる時もあるのよぉ~』
『薬方を卸す代わりにこのような兵糧を買わせて頂くのは如何でしょうか?』
『ナギでも作れそうでは無いですか?』
セリウスさまとクラウスさまが商談モードな顔になった。
『見たところナギにない食材も使われていますし、うちの料理人に任せると辛味を追加しますので』
レシピ通りにつくらないの!!?
『ナギでは薬方をケチるのは恥なので外部から商品として買ったほうが広めやすいのです』
おっと、流儀とか矜持は守らないと。
『兵糧ははたくさん作るので販売は構わないですよ』
『有難い。こちらの国でしか採れない薬方や果物も興味があります』
『果物はグレーデンで、薬方に関してはカイダール男爵に』
アーロンお兄様も王都で会えるので、特効薬と共にお話だ。
『『二番目は果物だけから雑穀バーだけに変わるかもだ!』』
どっちみち偏食だよ。
作る種類を増やそう。
王女さまたちは名前で呼ばないのかしら?
『『兄弟が多いと面倒だ。うっかり間違えると違う相手に話がいってしまう。従僕にわかりやすく生まれ順で呼ぶ。本人の前では名前を呼ぶよ』』
本人に『二番目』とかは確かに微妙だ。
従者の人、お仕えする王族の名前くらいは覚えてるだろうけど、大勢じゃ大変だなぁ。
兵糧、日持ちするジャーキーや干物の話は後から契約書を作ることになったので、畠などを少し時間がずれたけど、見にい行くよ。
お義母さまとシャロンさまは遠慮するってことで、レオルカさま、セリウスさま、私と。護衛と騎士さんが山盛り。
ナギからは王女さまたち、ユエさまもリンさん、商人、護衛と騎士さん山盛り。
大移動だなぁ。
馬車で海とは反対側に進んでいくとすぐに到着。
グレーデンほどのワッサワサじゃないけど見事に繁った畑は圧巻だ。
_____________
すみません。寝付けず、睡眠不足になったため?熱中症になりかけて、なんとかやりすごしたものの頭痛が出てるので今日は短めです。
めんどくさがりで水分補給を怠ったのもあるかも。
やらかしちゃった私からのお願い。
水分補給はトイレが近くなる程してください。
夜はとにかく寝てください。
少しでも体に熱が籠る時は電気代に泣きながらクーラー入れましょう。
ヤバってなったら水分抱えて水風呂にゴー。
もっとヤバってなったら諦めて救急車です。
筋肉が弛緩して身体が言うこと聞かなくなります。
経口補水液があるといいかも。
明日は少しでも多めに書けるようにしっかり寝ます。
715
お気に入りに追加
1,875
あなたにおすすめの小説
伯爵令嬢の秘密の知識
シマセイ
ファンタジー
16歳の女子高生 佐藤美咲は、神のミスで交通事故に巻き込まれて死んでしまう。異世界のグランディア王国ルナリス伯爵家のミアとして転生し、前世の記憶と知識チートを授かる。魔法と魔道具を秘密裏に研究しつつ、科学と魔法を融合させた夢を追い、小さな一歩を踏み出す。
【完結】捨てられた双子のセカンドライフ
mazecco
ファンタジー
【第14回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞作】
王家の血を引きながらも、不吉の象徴とされる双子に生まれてしまったアーサーとモニカ。
父王から疎まれ、幼くして森に捨てられた二人だったが、身体能力が高いアーサーと魔法に適性のあるモニカは、力を合わせて厳しい環境を生き延びる。
やがて成長した二人は森を出て街で生活することを決意。
これはしあわせな第二の人生を送りたいと夢見た双子の物語。
冒険あり商売あり。
さまざまなことに挑戦しながら双子が日常生活?を楽しみます。
(話の流れは基本まったりしてますが、内容がハードな時もあります)
異世界ゆるり紀行 ~子育てしながら冒険者します~
水無月 静琉
ファンタジー
神様のミスによって命を落とし、転生した茅野巧。様々なスキルを授かり異世界に送られると、そこは魔物が蠢く危険な森の中だった。タクミはその森で双子と思しき幼い男女の子供を発見し、アレン、エレナと名づけて保護する。格闘術で魔物を楽々倒す二人に驚きながらも、街に辿り着いたタクミは生計を立てるために冒険者ギルドに登録。アレンとエレナの成長を見守りながらの、のんびり冒険者生活がスタート!
***この度アルファポリス様から書籍化しました! 詳しくは近況ボードにて!

ペットたちと一緒に異世界へ転生!?魔法を覚えて、皆とのんびり過ごしたい。
千晶もーこ
ファンタジー
疲労で亡くなってしまった和菓。
気付いたら、異世界に転生していた。
なんと、そこには前世で飼っていた犬、猫、インコもいた!?
物語のような魔法も覚えたいけど、一番は皆で楽しくのんびり過ごすのが目標です!
※この話は小説家になろう様へも掲載しています

今日も学園食堂はゴタゴタしてますが、こっそり観賞しようとして本日も萎えてます。
柚ノ木 碧/柚木 彗
恋愛
駄目だこれ。
詰んでる。
そう悟った主人公10歳。
主人公は悟った。実家では無駄な事はしない。搾取父親の元を三男の兄と共に逃れて王都へ行き、乙女ゲームの舞台の学園の厨房に就職!これで予てより念願の世界をこっそりモブ以下らしく観賞しちゃえ!と思って居たのだけど…
何だか知ってる乙女ゲームの内容とは微妙に違う様で。あれ?何だか萎えるんだけど…
なろうにも掲載しております。

聖女転生? だが断る
日村透
恋愛
生まれ変わったら、勝ち逃げ確定の悪役聖女になっていた―――
形ばかりと思っていた聖女召喚の儀式で、本当に異世界の少女が訪れてしまった。
それがきっかけで聖女セレスティーヌは思い出す。
この世界はどうも、前世の母親が書いた恋愛小説の世界ではないか。
しかも自分は、本物の聖女をいじめて陥れる悪役聖女に転生してしまったらしい。
若くして生涯を終えるものの、断罪されることなく悠々自適に暮らし、苦しみのない最期を迎えるのだが……
本当にそうだろうか?
「怪しいですわね。話がうますぎですわ」
何やらあの召喚聖女も怪しい臭いがプンプンする。
セレスティーヌは逃亡を決意した。
ぼっちな幼女は異世界で愛し愛され幸せになりたい
珂里
ファンタジー
ある日、仲の良かった友達が突然いなくなってしまった。
本当に、急に、目の前から消えてしまった友達には、二度と会えなかった。
…………私も消えることができるかな。
私が消えても、きっと、誰も何とも思わない。
私は、邪魔な子だから。
私は、いらない子だから。
だからきっと、誰も悲しまない。
どこかに、私を必要としてくれる人がいないかな。
そんな人がいたら、絶対に側を離れないのに……。
異世界に迷い込んだ少女と、孤独な獣人の少年が徐々に心を通わせ成長していく物語。
☆「神隠し令嬢は騎士様と幸せになりたいんです」と同じ世界です。
彩菜が神隠しに遭う時に、公園で一緒に遊んでいた「ゆうちゃん」こと優香の、もう一つの神隠し物語です。
無一文で追放される悪女に転生したので特技を活かしてお金儲けを始めたら、聖女様と呼ばれるようになりました
結城芙由奈@コミカライズ発売中
恋愛
スーパームーンの美しい夜。仕事帰り、トラックに撥ねらてしまった私。気づけば草の生えた地面の上に倒れていた。目の前に見える城に入れば、盛大なパーティーの真っ最中。目の前にある豪華な食事を口にしていると見知らぬ男性にいきなり名前を呼ばれて、次期王妃候補の資格を失ったことを聞かされた。理由も分からないまま、家に帰宅すると「お前のような恥さらしは今日限り、出ていけ」と追い出されてしまう。途方に暮れる私についてきてくれたのは、私の専属メイドと御者の青年。そこで私は2人を連れて新天地目指して旅立つことにした。無一文だけど大丈夫。私は前世の特技を活かしてお金を稼ぐことが出来るのだから――
※ 他サイトでも投稿中
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる