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二章
457話
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美白パックを生み出してしまった私。
サーペント各位の皆さん、卵を狙われることになってどーもすみません。
屋敷に戻ってお義母さまにおかえりの突撃(ソフトモード)を受けて。
「あら?あらあらあらぁ?」
お義母さまがアランとジェイクに何か感じたのかむっちゃ近距離で視姦ではなく凝視。
おほほ、お腐れモードがちょっと残ってた。
美人なお義母さまの視線に羞恥心で悶える二人。
あかーーーーん!!!
今は女性側からもセクハラ、パワハラダメなヤツです!!
あ、こちらの世界ではそんな言葉ないか。
でもジュリアスさまは完全に逆セクハラの被害者だよねぇ。
「お義母さま!!私!!とんでもないものを生み出したのです!!!!」
可愛い護衛さんを助けるべく、普段ならしない胸張りで自己主張してみた。
私ってば良い雇用者??なんてね。わりとブラックな自覚ある。業務外作業多いしねぇ。
「あら?何かしらぁ?」
「お部屋じゃないと無理なんです」
「まぁそうなのぉ?」
ぐわっしっと腰を抱えられて階段を駆け上がりお義母さまの化粧ルームに連行された。
いやぁ、やっぱりお義母さまって騎士くらいの訓練してそうだよね。
私の体重は内緒だけど女性が私を抱えて階段登るって大変なことだ。
アランとジェイクには今日はもう休んで良いって伝えた。夜番があれば食後にまた待機するはず。
「リーシャちゃん、何作ったのかしらぁ?」
目がキラキラで腕です興奮を表現してるお義母さま。
「まずは〈洗浄〉」
お化粧と今日の汚れ?を落として。
お義母さまにドレスを脱いでもらってコルセットを緩めて、下衣だけになってもらって。
ニーナとお義母さま付きな侍女長にお手伝いしてもらいながら、デコルテとうなじから肩周りにパックを貼ってもらい。
最後にお顔のパック。
「あーん、お肌にスイスイと入ってくるわぁ」
うっとりした声を出せれると少し照れる。
お姉さん系声優さんの良い声を想像しちゃってください。
「これは化粧水よりなんだか効く気がするわぁ」
んー?多分百目ポーションが最強だけど、サーペントの成分もかなり良くてパックでじっくり肌に留まってるからかなぁ?
「本当は十分くらいしたいんですけどまだお試しなんで二分でおしまいです」
「えー?もっと浸っていたわぁ」
「本格的に使えるようになったらまたお持ちしますから」
なんとか納得してもらった。
鑑定では問題なさそうだけど一応ね。
爛れたら大変。お義母さまの美しさを損なうのはダメ。
「ふー、一皮剥けた気分よぉ?」
パックシートを剥ぐとプリーーーンとなったツヤツヤ感。
お肌のトーンもかなりアップ。
パール肌みたいな。
「これは全身出来ないかしらぁ?」
目が本気と書いてマジなヤツ。
うーん。全身パックは大変そうだし、サーペントが絶滅しちゃいそう。
「サーペントの卵がいっぱい要ります」
「あらぁ?レア素材ねぇ」
卵持ちサーペントがそもそもウルトラレアだもの。
「この布みたいなの卵なのぉ?」
「そうです。ほかの素材でやれないかためしてみます」
どっちにしても瓶詰めか何か密封しないと保管できないしねぇ。
「じゃぁうちだけでしか使えないわねぇ」
販売にも贈り物にも難しいと知って逆に嬉しそう。
サーペントの卵と百目使ってる時点で高位貴族くらいにしか売れないしね。
「そういえばリーシャちゃん、せっかくもらった卵使って良かったのぉ?」
「はい、別に卵膜とかはポーションに使うかくらいしか考えてないですし」
そもそも、あるから使ってみただけで好き好んで使いたい素材ではないの。
「欲がないわねぇ!何かいいものを見つけたら取り寄せてもらうからねぇ☆」
常にお義父さまから素材がもらえるので問題ないのですってば。
お義母さまがウキウキ何か考えちゃってる。
そんなお義母さまに慣れてる侍女長とニーナがサクサクとコルセットを締め直して、さっきとは違うドレスを着せる。
プロの技だ。
お義母さまのデコルテがいつにも増して艶めかしい。
「まぁ!まぁ!お粉をつける必要がないわねぇ!」
よっ!素肌美人!!
大きな姿見で自分の姿を見るお義母さまがナルキッソス状態。
これはルルゥにも試してもらったらセクシー姉弟で売り出せそうだ。
ん?美容品の宣伝ですよ?
「あ、お義母さま、赤ちゃん用のパウダーとローションを作ったんですが、お試し出来ないから困ってます」
「赤ちゃん?」
「アウロラ様のお子にと思って」
「あらあらぁ!リーシャちゃんのお肌は生まれたてみたいだからリーシャちゃんが大丈夫ならいいんじゃないかしらぁ?」
さすがに生まれたてと十七歳は無理です。
「それはうちの孫なんかで試させてくれますか?」
侍女長から申し出があってびっくり。
「鑑定は一応問題なしなんだけど、お肌がかぶれちゃったり爛れちゃうかもですよ?」
私が説明するとニッコリ笑って大丈夫って。
「少しずつ様子を確認してみますから」
私の作るものを信用してるって言われちゃうとよろしくって言っちゃうよ。
説明書きと万が一の時用の傷薬ポーションを付けて託した。
「お尻がかぶれたり蒸れでむずがったりする子が多いので、こちらが有効だととても助かると思いますよ」
おお!グレーデンは気温が高めだからホーンの子より切実だったか。
寒いのも暑いのもどっちも大変だ。
「お願いします」
これは量産出来るようにしないとなヤツだ。
侍女長のお孫さん、何かお礼を考えるからね。
「うふふ、リーシャちゃん、ありがとうねぇ♡」
お義母さまに頭をポンポンされて褒められちゃった。
ちょっとむずがゆいね。
サーペント各位の皆さん、卵を狙われることになってどーもすみません。
屋敷に戻ってお義母さまにおかえりの突撃(ソフトモード)を受けて。
「あら?あらあらあらぁ?」
お義母さまがアランとジェイクに何か感じたのかむっちゃ近距離で視姦ではなく凝視。
おほほ、お腐れモードがちょっと残ってた。
美人なお義母さまの視線に羞恥心で悶える二人。
あかーーーーん!!!
今は女性側からもセクハラ、パワハラダメなヤツです!!
あ、こちらの世界ではそんな言葉ないか。
でもジュリアスさまは完全に逆セクハラの被害者だよねぇ。
「お義母さま!!私!!とんでもないものを生み出したのです!!!!」
可愛い護衛さんを助けるべく、普段ならしない胸張りで自己主張してみた。
私ってば良い雇用者??なんてね。わりとブラックな自覚ある。業務外作業多いしねぇ。
「あら?何かしらぁ?」
「お部屋じゃないと無理なんです」
「まぁそうなのぉ?」
ぐわっしっと腰を抱えられて階段を駆け上がりお義母さまの化粧ルームに連行された。
いやぁ、やっぱりお義母さまって騎士くらいの訓練してそうだよね。
私の体重は内緒だけど女性が私を抱えて階段登るって大変なことだ。
アランとジェイクには今日はもう休んで良いって伝えた。夜番があれば食後にまた待機するはず。
「リーシャちゃん、何作ったのかしらぁ?」
目がキラキラで腕です興奮を表現してるお義母さま。
「まずは〈洗浄〉」
お化粧と今日の汚れ?を落として。
お義母さまにドレスを脱いでもらってコルセットを緩めて、下衣だけになってもらって。
ニーナとお義母さま付きな侍女長にお手伝いしてもらいながら、デコルテとうなじから肩周りにパックを貼ってもらい。
最後にお顔のパック。
「あーん、お肌にスイスイと入ってくるわぁ」
うっとりした声を出せれると少し照れる。
お姉さん系声優さんの良い声を想像しちゃってください。
「これは化粧水よりなんだか効く気がするわぁ」
んー?多分百目ポーションが最強だけど、サーペントの成分もかなり良くてパックでじっくり肌に留まってるからかなぁ?
「本当は十分くらいしたいんですけどまだお試しなんで二分でおしまいです」
「えー?もっと浸っていたわぁ」
「本格的に使えるようになったらまたお持ちしますから」
なんとか納得してもらった。
鑑定では問題なさそうだけど一応ね。
爛れたら大変。お義母さまの美しさを損なうのはダメ。
「ふー、一皮剥けた気分よぉ?」
パックシートを剥ぐとプリーーーンとなったツヤツヤ感。
お肌のトーンもかなりアップ。
パール肌みたいな。
「これは全身出来ないかしらぁ?」
目が本気と書いてマジなヤツ。
うーん。全身パックは大変そうだし、サーペントが絶滅しちゃいそう。
「サーペントの卵がいっぱい要ります」
「あらぁ?レア素材ねぇ」
卵持ちサーペントがそもそもウルトラレアだもの。
「この布みたいなの卵なのぉ?」
「そうです。ほかの素材でやれないかためしてみます」
どっちにしても瓶詰めか何か密封しないと保管できないしねぇ。
「じゃぁうちだけでしか使えないわねぇ」
販売にも贈り物にも難しいと知って逆に嬉しそう。
サーペントの卵と百目使ってる時点で高位貴族くらいにしか売れないしね。
「そういえばリーシャちゃん、せっかくもらった卵使って良かったのぉ?」
「はい、別に卵膜とかはポーションに使うかくらいしか考えてないですし」
そもそも、あるから使ってみただけで好き好んで使いたい素材ではないの。
「欲がないわねぇ!何かいいものを見つけたら取り寄せてもらうからねぇ☆」
常にお義父さまから素材がもらえるので問題ないのですってば。
お義母さまがウキウキ何か考えちゃってる。
そんなお義母さまに慣れてる侍女長とニーナがサクサクとコルセットを締め直して、さっきとは違うドレスを着せる。
プロの技だ。
お義母さまのデコルテがいつにも増して艶めかしい。
「まぁ!まぁ!お粉をつける必要がないわねぇ!」
よっ!素肌美人!!
大きな姿見で自分の姿を見るお義母さまがナルキッソス状態。
これはルルゥにも試してもらったらセクシー姉弟で売り出せそうだ。
ん?美容品の宣伝ですよ?
「あ、お義母さま、赤ちゃん用のパウダーとローションを作ったんですが、お試し出来ないから困ってます」
「赤ちゃん?」
「アウロラ様のお子にと思って」
「あらあらぁ!リーシャちゃんのお肌は生まれたてみたいだからリーシャちゃんが大丈夫ならいいんじゃないかしらぁ?」
さすがに生まれたてと十七歳は無理です。
「それはうちの孫なんかで試させてくれますか?」
侍女長から申し出があってびっくり。
「鑑定は一応問題なしなんだけど、お肌がかぶれちゃったり爛れちゃうかもですよ?」
私が説明するとニッコリ笑って大丈夫って。
「少しずつ様子を確認してみますから」
私の作るものを信用してるって言われちゃうとよろしくって言っちゃうよ。
説明書きと万が一の時用の傷薬ポーションを付けて託した。
「お尻がかぶれたり蒸れでむずがったりする子が多いので、こちらが有効だととても助かると思いますよ」
おお!グレーデンは気温が高めだからホーンの子より切実だったか。
寒いのも暑いのもどっちも大変だ。
「お願いします」
これは量産出来るようにしないとなヤツだ。
侍女長のお孫さん、何かお礼を考えるからね。
「うふふ、リーシャちゃん、ありがとうねぇ♡」
お義母さまに頭をポンポンされて褒められちゃった。
ちょっとむずがゆいね。
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