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二章
442話
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まだみんな帰ってこない時間だったので今日も厨房にゴー。
裏口はやめたよ。
「ニックス~、ベン~、これ飴がけとチョコがけにしたいの」
チョコスプレーとか欲しいけど、あれどう作ってるんだろ。
ベンがすぐさまチョコを取りに行ってくれて、ニックスが砂糖を溶かし始める。
「甘いやつですね!」
若い子たちが嬉しそう。
想像してたのは三粒か五粒を串に刺したやつだったけど、手のひらサイズだし、みんなに行き渡らせたいから一粒ずつでいいね。
風魔法で冷まして貰えば、すぐ固まった。
ポムとティムがニックスとベンの前でアーン待機してる。
君たちさっき頰に詰めてたのどこ消えたの。
そして、ふわふわ~!!!
ずっと存在を主張してくるやん!!
コックさんたちが手伝ってくれて詰んできたイチゴを全部コーティングしたよ。
干せない!!!
まぁまだ畑になってるからいいかな。
イチゴ飴とイチゴチョコがふわっと浮いてから消えてくよ。
「おお。消える瞬間見たの初めてです」
「すごい!ほんとに食べてくれるんだ」
ビックリしたり困ったりしないんだね。
信仰が薄れてても、精霊の話は語り継がれてはいるんだなぁ。
お菓子食べちゃうなんて、イタズラ妖精みたいだ。
「さて私たちも味見しましょ~♫」
夕食の仕込みを優先してたルルゥも混ざって味見。
お義母さまとお祖母様も大きなお皿を持ってにっこりしてる。
若いコックさんたちがザッとかき集めてお皿に盛ったよ。
味見の量じゃないけど、お義母さまたちには味見だね。
夕飯は別腹。って逆~!!
私は手のひらサイズにイチゴをワクワクした気持ちで食べる。
まずは飴がけ~。
パリッ!じゅわーん。
イチゴがめちゃめちゃ甘い。
酸味がないぞ!何これ。
そのまま生クリームケーキに乗っけるべき!!
アズライトの口にもポーイ。
パカーっと開けたら口で一口。
『うむ、以前食べた時より美味い気がするぞ』
そうなの!普段食べてるケーキのイチゴより美味しい。
「プッキュン!!」
「モッキュン!!」
ポムとティムが胸をポンっと叩いて威張ってるので何かしてくれたんだな。
「すごいね!ありがとう!ポム、ティム」
土の栄養も種の改良も全部やってくれるありがたし。
「いっぱいお食べ~」
マッチョコックさんたちが背を丸めてポムとティムを撫で回す。
ルルゥはディディエに食べさせつつ自分もつまむ。
「果物にチョコと飴かけるだけで幸せになれるのはずるいわねぇ」
そうだね。試行錯誤して作り上げてくれてると切ないね。
「簡単に作れて手軽に出せる屋台向きなおやつだよー」
今は材料がバカ高いけど。
「ケーキはケーキで特別美味しいんだし、口休めって思ってよ」
果物切って出すだけに一手間かかるんだし。
「そうよぉ~、うちのコックさんたちはみんな凄腕なんだからぁ」
「そうさね、戻ってきてから以前の何倍も食べるようになっちまったさね」
何倍も!!!!!!?????
「うふふ、以前は他所で食べるのが苦痛で我が家で食べる食事が一番だったけど、リーシャちゃんがいろんな料理を教えてくれて、うちのコックさんはどんどんそれを吸収してくれるもんだから、私も以前の三倍は食べてるわぁ」
・・・ホールケーキ五台食べてる今が三倍・・・。
元々結構な食欲な気がするなぁ???
だってお義父さまと同じように主食も食べてるんだもの。
お祖母様もお義母さまほどじゃないけど、って言うか比較対象がお母さまとニーナしかいないな。
うん!ニーナもオレイユ家で食べてたような賄いよりは食べてるけど、多分普通の一食を今のニーナの一食にしたとして。
お祖母様は五倍、お義母さまは七倍くらい食べてる気がする。
どうやって消費??
魔力かなぁ。
「チョコの扱い方でも美味しさが変わるからチョコも研究してね?」
そそ、生チョコやチョコの甘さやミルクチョコとかフレーバーチョコに進化させてね。
ん!丸投げ。だって細かいことまではわからないんだもの。
スパイスチョコは素晴らしかったけど、たくさんは食べれないね。
チョコがけイチゴも最高に美味しい。
イチゴの甘味とチョコのほんのりビターが良い感じ。
お義母さまがチョコの二度付けをしようとして止められた。
串屋の幻影が見えたぞ。
うん!串も良いな。揚げ串も欲しい。
小皿にチョコを入れてお義母さまの二度付け専用にした。
忘れないうちにルルゥにお肉を串に刺してパン粉にまぶして揚げるようにお願いした。
甘いイチゴの後はしょっぱいソースを!!!
裏口はやめたよ。
「ニックス~、ベン~、これ飴がけとチョコがけにしたいの」
チョコスプレーとか欲しいけど、あれどう作ってるんだろ。
ベンがすぐさまチョコを取りに行ってくれて、ニックスが砂糖を溶かし始める。
「甘いやつですね!」
若い子たちが嬉しそう。
想像してたのは三粒か五粒を串に刺したやつだったけど、手のひらサイズだし、みんなに行き渡らせたいから一粒ずつでいいね。
風魔法で冷まして貰えば、すぐ固まった。
ポムとティムがニックスとベンの前でアーン待機してる。
君たちさっき頰に詰めてたのどこ消えたの。
そして、ふわふわ~!!!
ずっと存在を主張してくるやん!!
コックさんたちが手伝ってくれて詰んできたイチゴを全部コーティングしたよ。
干せない!!!
まぁまだ畑になってるからいいかな。
イチゴ飴とイチゴチョコがふわっと浮いてから消えてくよ。
「おお。消える瞬間見たの初めてです」
「すごい!ほんとに食べてくれるんだ」
ビックリしたり困ったりしないんだね。
信仰が薄れてても、精霊の話は語り継がれてはいるんだなぁ。
お菓子食べちゃうなんて、イタズラ妖精みたいだ。
「さて私たちも味見しましょ~♫」
夕食の仕込みを優先してたルルゥも混ざって味見。
お義母さまとお祖母様も大きなお皿を持ってにっこりしてる。
若いコックさんたちがザッとかき集めてお皿に盛ったよ。
味見の量じゃないけど、お義母さまたちには味見だね。
夕飯は別腹。って逆~!!
私は手のひらサイズにイチゴをワクワクした気持ちで食べる。
まずは飴がけ~。
パリッ!じゅわーん。
イチゴがめちゃめちゃ甘い。
酸味がないぞ!何これ。
そのまま生クリームケーキに乗っけるべき!!
アズライトの口にもポーイ。
パカーっと開けたら口で一口。
『うむ、以前食べた時より美味い気がするぞ』
そうなの!普段食べてるケーキのイチゴより美味しい。
「プッキュン!!」
「モッキュン!!」
ポムとティムが胸をポンっと叩いて威張ってるので何かしてくれたんだな。
「すごいね!ありがとう!ポム、ティム」
土の栄養も種の改良も全部やってくれるありがたし。
「いっぱいお食べ~」
マッチョコックさんたちが背を丸めてポムとティムを撫で回す。
ルルゥはディディエに食べさせつつ自分もつまむ。
「果物にチョコと飴かけるだけで幸せになれるのはずるいわねぇ」
そうだね。試行錯誤して作り上げてくれてると切ないね。
「簡単に作れて手軽に出せる屋台向きなおやつだよー」
今は材料がバカ高いけど。
「ケーキはケーキで特別美味しいんだし、口休めって思ってよ」
果物切って出すだけに一手間かかるんだし。
「そうよぉ~、うちのコックさんたちはみんな凄腕なんだからぁ」
「そうさね、戻ってきてから以前の何倍も食べるようになっちまったさね」
何倍も!!!!!!?????
「うふふ、以前は他所で食べるのが苦痛で我が家で食べる食事が一番だったけど、リーシャちゃんがいろんな料理を教えてくれて、うちのコックさんはどんどんそれを吸収してくれるもんだから、私も以前の三倍は食べてるわぁ」
・・・ホールケーキ五台食べてる今が三倍・・・。
元々結構な食欲な気がするなぁ???
だってお義父さまと同じように主食も食べてるんだもの。
お祖母様もお義母さまほどじゃないけど、って言うか比較対象がお母さまとニーナしかいないな。
うん!ニーナもオレイユ家で食べてたような賄いよりは食べてるけど、多分普通の一食を今のニーナの一食にしたとして。
お祖母様は五倍、お義母さまは七倍くらい食べてる気がする。
どうやって消費??
魔力かなぁ。
「チョコの扱い方でも美味しさが変わるからチョコも研究してね?」
そそ、生チョコやチョコの甘さやミルクチョコとかフレーバーチョコに進化させてね。
ん!丸投げ。だって細かいことまではわからないんだもの。
スパイスチョコは素晴らしかったけど、たくさんは食べれないね。
チョコがけイチゴも最高に美味しい。
イチゴの甘味とチョコのほんのりビターが良い感じ。
お義母さまがチョコの二度付けをしようとして止められた。
串屋の幻影が見えたぞ。
うん!串も良いな。揚げ串も欲しい。
小皿にチョコを入れてお義母さまの二度付け専用にした。
忘れないうちにルルゥにお肉を串に刺してパン粉にまぶして揚げるようにお願いした。
甘いイチゴの後はしょっぱいソースを!!!
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