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二章
413話
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まずは前回のカイダールでたくさん仕入れて来た薬草とハーブを確認。
化粧品工場にも定期的に届くようになってるので欲しいものが出たら次回の仕入れに混ぜてもらえるので在庫の心配なく使える。
エステ用にと言っても百目ポーション百パーのは出せないので、知人に配るやつより上くらいで良いかな。
グレーデンとカイダールで受けてこそとリピーターになってもらえる違いが必要。
今回は無理だけど、宿限定のお品とかあると良いね。
作業場で錬金台を使ってじっくりやろう。
化粧品の香り付けは、サーキス夫人の凛とした雰囲気から甘過ぎないのが良いかな。
匂いを確認してたら訳わかんなくなって来たけど、なんとかイメージに合う香になったと思う。
お姉様は今回はお母様とお揃いで許して欲しい。
百目のポーションをほんのり使ってみたので良い感じなはず。
あとはお風呂に入れる系にハーブでリラックスとバラ系をたっぷり使ったお花の香りに包まれるのをご用意。
でも目的が電気とジェットか。匂いいらないかも。
あとは女性ってことでよもぎ蒸しっぽいのを用意した。
椅子は錬金術で陶器ちっくなのを作った。間に合わせなので今回だけ使う。
座る時は木材を一枚かませよう。やけど怖い。
マントは魔獣の皮がいっぱいあるので筒状にしてみた。こっちも間に合わせ。
明日使うのに改良とか間に合わないもん。
よもぎっぽいハーブはグレーデンにもいっぱい生えてるのでリーズナブル。
温泉で使うものことを考えてると浴衣やムームーとか良いなとかビールサーバーと日本酒も置きたいとか妄想が捗っちゃうね。騎士団棟のではお酒はやめておこうかな。
とりあえずお試し程度の準備は整ったので、おもてなし用に酒精低めのデザートワインとか出したいなってマイ酒蔵に確認に行く。
今回はアランとジェイクにはハーブと花の必要部分を毟ってもらってたので「鼻が死んだ」「良い匂いでも苦痛になる」ってヘロヘロしてるのでお詫びに一本だそう。
まずはタンクの確認したら、梅酒みたいなのが完成してた。
やったーーー!!!
これなら女性好みだね。
味見をしようと用意してたら、さっきまでいなかったポム、ティム、ディディエ、アズライトとルルゥとチェイスさんがいた。
どんだけ感が良いのか。
今更なのでみんなでおちょこ一杯分ずつ味見だ。
「うま・・・」
「これお酒?」
「プキュ♫」
「モキュン~」
『ふむ、甘いの』
観光地の酒造とかでさ、飲んだことある感じに仕上がってる。
氷入れたいなってことで冷凍庫から出して来た。
製氷機じゃないからルルゥにアイスピックでかち割ってもらう。お義父さまだったら木っ端微塵だね。
「冷やすのもうまい。氷が美味しい気がする」
それ!!かき氷の梅酒シロップ!!
しかもかち割り氷ってしばらく舐めていられて幸せ。
ポムとティムが氷に顔突っ込んじゃった。
梅酒入れないとただの氷だよ。
「ルルゥ、これサーキス夫人たちにおもてなしになる?」
「最高のおもてなしよぉ~」
良かった。
他にもルルゥに相談しつつ、ワインを選んだ。
結構な在庫が出来たものだ。
ん年ものに出来そうかな。
やっぱり、いつかバーカウンター作りたいな。
漬けている梅干しはまだ出来てない。ルルゥとケビンがお手入れしてくれてるから私がうっかり忘れてても安心。
干し梅も絶対欲しい。
梅酒を一樽分、アズライトにお供えして欲しいと預ける。
『梅林を作らされる気がするのぅ』
美味しいってことだね。梅の花見も好きよ。
お祖母様の悲しいダンジョンのおやつの記憶を塗り替えるために今夜は飲んでもらわないと。
梅干しも早く出来上がれー。
「ルルゥ、この梅酒の梅を細かくしてパウンドケーキ作って梅酒シロップをたっぷり塗って欲しいの」
これは絶対美味しい。
「あとね。実を使ったジャムも欲しいな」
「あら、美味しそうねぇ、今夜たっぷり仕込むわねぇ」
わーい!!
ポムとティムも一緒にバンザイしてる。
チェイスさんとディディエは梅酒の実をそのまま齧ってる。通だな。
気に入ったみたいなのでアランとジェイクのご褒美には梅酒一本にした。
チェイスさんが羨ましそうに見てきたので梅酒の実をたくさんあげたよ。
いっぱい出るからね。
みんなで本邸にと向かうとまだ実をつけてない方のプルルン畑に蜜ミツバチがいっぱい来てた。
でっかいからビビるけど美味しい蜂蜜をくれるので気にしない。
「プッキュン!」
「モッキュン」
ポムとティムが喜んでるのでスライムみたいに招かざる客じゃないし。
しかしでかいなー。顔が怖くないのは良かった。スズメバチ顔がおっきかったら泣き叫ぶもん。
「ふふ、あれだけ来てくれたらまた蜂蜜いっぱい採れるわねぇ」
蜂蜜酒もいっぱい作れるねぇ。
ルルゥと悪い顔しちゃう。
今日はいっぱいハーブにまみれたのでジュリアスさまの帰宅前に着替えなくちゃ。
サラとメルがニーナが選ぶよりレースが多いドレスを用意して着替えさせてくれる。
「リーシャさまはもっとフリフリ増やしても良いと思います」
「ジュリアスさまも喜んでくださると思いますよ」
たくさん褒めてくれるけど、食事をするだけでこんなおしゃれじゃなくても良いと思うのよ。
でもサラとメルが楽しそうに選んでくれたし、このドレスを用意してくれたお義母さまが喜んでくれるだろうから、たまには良いかなぁ。
化粧品工場にも定期的に届くようになってるので欲しいものが出たら次回の仕入れに混ぜてもらえるので在庫の心配なく使える。
エステ用にと言っても百目ポーション百パーのは出せないので、知人に配るやつより上くらいで良いかな。
グレーデンとカイダールで受けてこそとリピーターになってもらえる違いが必要。
今回は無理だけど、宿限定のお品とかあると良いね。
作業場で錬金台を使ってじっくりやろう。
化粧品の香り付けは、サーキス夫人の凛とした雰囲気から甘過ぎないのが良いかな。
匂いを確認してたら訳わかんなくなって来たけど、なんとかイメージに合う香になったと思う。
お姉様は今回はお母様とお揃いで許して欲しい。
百目のポーションをほんのり使ってみたので良い感じなはず。
あとはお風呂に入れる系にハーブでリラックスとバラ系をたっぷり使ったお花の香りに包まれるのをご用意。
でも目的が電気とジェットか。匂いいらないかも。
あとは女性ってことでよもぎ蒸しっぽいのを用意した。
椅子は錬金術で陶器ちっくなのを作った。間に合わせなので今回だけ使う。
座る時は木材を一枚かませよう。やけど怖い。
マントは魔獣の皮がいっぱいあるので筒状にしてみた。こっちも間に合わせ。
明日使うのに改良とか間に合わないもん。
よもぎっぽいハーブはグレーデンにもいっぱい生えてるのでリーズナブル。
温泉で使うものことを考えてると浴衣やムームーとか良いなとかビールサーバーと日本酒も置きたいとか妄想が捗っちゃうね。騎士団棟のではお酒はやめておこうかな。
とりあえずお試し程度の準備は整ったので、おもてなし用に酒精低めのデザートワインとか出したいなってマイ酒蔵に確認に行く。
今回はアランとジェイクにはハーブと花の必要部分を毟ってもらってたので「鼻が死んだ」「良い匂いでも苦痛になる」ってヘロヘロしてるのでお詫びに一本だそう。
まずはタンクの確認したら、梅酒みたいなのが完成してた。
やったーーー!!!
これなら女性好みだね。
味見をしようと用意してたら、さっきまでいなかったポム、ティム、ディディエ、アズライトとルルゥとチェイスさんがいた。
どんだけ感が良いのか。
今更なのでみんなでおちょこ一杯分ずつ味見だ。
「うま・・・」
「これお酒?」
「プキュ♫」
「モキュン~」
『ふむ、甘いの』
観光地の酒造とかでさ、飲んだことある感じに仕上がってる。
氷入れたいなってことで冷凍庫から出して来た。
製氷機じゃないからルルゥにアイスピックでかち割ってもらう。お義父さまだったら木っ端微塵だね。
「冷やすのもうまい。氷が美味しい気がする」
それ!!かき氷の梅酒シロップ!!
しかもかち割り氷ってしばらく舐めていられて幸せ。
ポムとティムが氷に顔突っ込んじゃった。
梅酒入れないとただの氷だよ。
「ルルゥ、これサーキス夫人たちにおもてなしになる?」
「最高のおもてなしよぉ~」
良かった。
他にもルルゥに相談しつつ、ワインを選んだ。
結構な在庫が出来たものだ。
ん年ものに出来そうかな。
やっぱり、いつかバーカウンター作りたいな。
漬けている梅干しはまだ出来てない。ルルゥとケビンがお手入れしてくれてるから私がうっかり忘れてても安心。
干し梅も絶対欲しい。
梅酒を一樽分、アズライトにお供えして欲しいと預ける。
『梅林を作らされる気がするのぅ』
美味しいってことだね。梅の花見も好きよ。
お祖母様の悲しいダンジョンのおやつの記憶を塗り替えるために今夜は飲んでもらわないと。
梅干しも早く出来上がれー。
「ルルゥ、この梅酒の梅を細かくしてパウンドケーキ作って梅酒シロップをたっぷり塗って欲しいの」
これは絶対美味しい。
「あとね。実を使ったジャムも欲しいな」
「あら、美味しそうねぇ、今夜たっぷり仕込むわねぇ」
わーい!!
ポムとティムも一緒にバンザイしてる。
チェイスさんとディディエは梅酒の実をそのまま齧ってる。通だな。
気に入ったみたいなのでアランとジェイクのご褒美には梅酒一本にした。
チェイスさんが羨ましそうに見てきたので梅酒の実をたくさんあげたよ。
いっぱい出るからね。
みんなで本邸にと向かうとまだ実をつけてない方のプルルン畑に蜜ミツバチがいっぱい来てた。
でっかいからビビるけど美味しい蜂蜜をくれるので気にしない。
「プッキュン!」
「モッキュン」
ポムとティムが喜んでるのでスライムみたいに招かざる客じゃないし。
しかしでかいなー。顔が怖くないのは良かった。スズメバチ顔がおっきかったら泣き叫ぶもん。
「ふふ、あれだけ来てくれたらまた蜂蜜いっぱい採れるわねぇ」
蜂蜜酒もいっぱい作れるねぇ。
ルルゥと悪い顔しちゃう。
今日はいっぱいハーブにまみれたのでジュリアスさまの帰宅前に着替えなくちゃ。
サラとメルがニーナが選ぶよりレースが多いドレスを用意して着替えさせてくれる。
「リーシャさまはもっとフリフリ増やしても良いと思います」
「ジュリアスさまも喜んでくださると思いますよ」
たくさん褒めてくれるけど、食事をするだけでこんなおしゃれじゃなくても良いと思うのよ。
でもサラとメルが楽しそうに選んでくれたし、このドレスを用意してくれたお義母さまが喜んでくれるだろうから、たまには良いかなぁ。
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