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二章
335話
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エステなセットはニーナが使う前に~ってルルゥとお義母さまとお祖母様に強奪された。
まぁわかってるので多めに作ったのでいいのだ。
次の日のルルゥがツヤピカのウルウルでフローラルなのがなんかむかついたけど、お尻のプリンプリン度とお胸の弾力が増したわぁって喜んでいた。誰得なの・・・。
お義母さまたちもとってもシャインだったのはもちろんお義父さまたちまで艶々。一緒にお風呂に入ったのかしら?
問題はニーナとルルゥが同じ香りだとルーク的に微妙だろうなぁって。
諦めて香料別で調整できるように作り直した。
サラとメルにもお試しして貰ったら待機中に制服のお胸が少しキツい気がするってコソコソ話してたよ!
成長期に使うとアップ効果があったようだ。
なぜだ!!!!
私の成長期はもう終わってると言うのか!!!
二人が気にしないように笑顔で聞き流したけど心の中はブリザードだよ。
可愛いブラで盛りっとした自前の谷間を見てみたかった・・・。
ちくせう!!!
マダム・シフォンが来たらサラとメルにフリフリのブラと萌え萌えメイド服作って貰うからね!!!
私の目を癒してもらおう。
ニーソの絶対領域が見たいんだけどこの世界でミニスカートははしたないらしいし。
いいじゃん!レースモリモリの見えそうで見えないペチパン使えば。
ダメ元で作ってもらおうかな。
マダムはニーナが戻ってきたら来てもらうからってことなんだけど出発してすでに六日だ。
ジュリアスさまはサーキス家で母親と姉に捕まっているって言ってた。あのルークを抑え込むってすごいなぁ。
ニーナがいじめられていないといいけどって心配してたらサーキス家の人間は底意地が悪いとかではなくてお義母さまをさらに強烈にした感じだって。うーん?
お義母さまは引く時は引くけどサーキス夫人は推しが強いって感じだそうだ。
それはちょっと大変そうだ。
息子の仕事の予定とか無視しちゃうのもって思ったら、ルークとは付き合いが長いから親も「グレーデン家がたまの里帰りに休暇を延ばしたくらいで怒ることはないでしょう」って言えちゃうそうだ。実際あちらの夫人からお義母さまとジュリアスさまに連絡が来たそうだ。
二週間とかなっちゃうのかしら?
寂しくなってきちゃうね。
仕方ないのでルルゥたちにお式に用意したいケーキと引き出物のお菓子、パーティの料理などをニーナがいないうちに決めちゃおう。
「チョコも出しちゃう?」
「そうねぇ、どうせ余分があっても大奥様が食べちゃうだろうし色々作るわぁ」
ウェディングケーキは五段ケーキくらいにしたいな。
私の時より技術も上がってるからより高みに行くのだ。
お砂糖いっぱい使ってアイシングフラワーを飾ろう!
ルルゥにデザインを書いて見せつつ説明するとニックスとベンが盛り上がる。
可愛いものはニックスに任せたほうがいいかな?
お呼びするのはルークとニーナの親族と近しい友人だけで、あとはグレーデンの仲間で良いらしいので、あとはお祝いに来てくれる領民にお菓子を配る分とか決めたら良いのだ。
サーキス家の方達が王都、もしくはサーキス子爵領でやりたいと言われたらそっちでもやらなくちゃだけどそちらは私がしゃしゃりでたらダメだろうからお客さんに徹するよ!
「リーシャちゃん、あっさり許したわねぇ?」
「え、本人が望んでるなら私は口出さないよ?」
「そぉ?ルークのこと苦手そうだから反対するかと思ったわぁ」
私が嫌だから反対とか心狭いことしないってば。
「真面目に働いてて浮気と暴力をしない人なら良いと思うから」
「あら、意外とハードル低かったのねぇ?」
「そうかな?最低限だけど一緒に暮らす中で大事でしょ?」
「当たり前のことじゃなぁい?」
「当たり前だけど案外多いと思ってるから」
「そうかもねぇ?」
束縛とか精神的に支配するとかもやだけど。
「ニーナが婚約して崩れ落ちた使用人や騎士が結構いたわよぉ~、ルークじゃ勝ち目がないから荒れてはいなけど燃え尽きてたわねぇ」
おおおお!やっぱりモテてた。
若い女性の絶対数が少ないしね。
サラとメルはまだ若いしゴリゴリの騎士の父親がいるから下手に口説けないだろう。
「私はねぇ、ニーナがベンみたいな優しげで包容力がある人がタイプだと思ってたからびっくりしたよ」
「「「え!!?!!」」」
あら、ベン本人どころかルルゥとニックスまですごい顔。
「ベンとルークじゃ真逆どころじゃないわねぇ」
「マジか!俺イケたのかもだった・・・」
ちょっと悲しげに頬を染めるクマさん。カワユスな。
ニーナのことはコックさんたちも好みに思っても高嶺の花みたいに思ってたそうだ。
物静かで綺麗なニーナなので声掛けずらかったのかな。
「俺、目一杯頑張ってニーナの門出を祝います!!」
おお、やさぐれずにお祝いしてくれるベンはやっぱ優しくて良い男だ。
側で聞いてたコックさんたちも「おお!」って張り切り出した。
「まぁリーシャちゃんはルークの姉たちに化粧水のことで襲われないようにいっぱい用意しておくのが良いわよぉ~」
え?何それ怖い。
「ニーナのお肌具合を知ってお土産の化粧水を使ったあとはきっと猛獣になってるわよぉ」
やだ。何かフラグを立てようとしてるの!?
女性を猛獣に例えるなんてどんだけなの!?
---------------
いつもお読みいただき、応援くださりありがとうございます。
皆さまがお読みくださったおかげでこの一年、グレーデン家と共に頑張ることができました。
来年も楽しくほのぼので書き続けたいと思います。よろしくお願いします。
良いお年を!!
まぁわかってるので多めに作ったのでいいのだ。
次の日のルルゥがツヤピカのウルウルでフローラルなのがなんかむかついたけど、お尻のプリンプリン度とお胸の弾力が増したわぁって喜んでいた。誰得なの・・・。
お義母さまたちもとってもシャインだったのはもちろんお義父さまたちまで艶々。一緒にお風呂に入ったのかしら?
問題はニーナとルルゥが同じ香りだとルーク的に微妙だろうなぁって。
諦めて香料別で調整できるように作り直した。
サラとメルにもお試しして貰ったら待機中に制服のお胸が少しキツい気がするってコソコソ話してたよ!
成長期に使うとアップ効果があったようだ。
なぜだ!!!!
私の成長期はもう終わってると言うのか!!!
二人が気にしないように笑顔で聞き流したけど心の中はブリザードだよ。
可愛いブラで盛りっとした自前の谷間を見てみたかった・・・。
ちくせう!!!
マダム・シフォンが来たらサラとメルにフリフリのブラと萌え萌えメイド服作って貰うからね!!!
私の目を癒してもらおう。
ニーソの絶対領域が見たいんだけどこの世界でミニスカートははしたないらしいし。
いいじゃん!レースモリモリの見えそうで見えないペチパン使えば。
ダメ元で作ってもらおうかな。
マダムはニーナが戻ってきたら来てもらうからってことなんだけど出発してすでに六日だ。
ジュリアスさまはサーキス家で母親と姉に捕まっているって言ってた。あのルークを抑え込むってすごいなぁ。
ニーナがいじめられていないといいけどって心配してたらサーキス家の人間は底意地が悪いとかではなくてお義母さまをさらに強烈にした感じだって。うーん?
お義母さまは引く時は引くけどサーキス夫人は推しが強いって感じだそうだ。
それはちょっと大変そうだ。
息子の仕事の予定とか無視しちゃうのもって思ったら、ルークとは付き合いが長いから親も「グレーデン家がたまの里帰りに休暇を延ばしたくらいで怒ることはないでしょう」って言えちゃうそうだ。実際あちらの夫人からお義母さまとジュリアスさまに連絡が来たそうだ。
二週間とかなっちゃうのかしら?
寂しくなってきちゃうね。
仕方ないのでルルゥたちにお式に用意したいケーキと引き出物のお菓子、パーティの料理などをニーナがいないうちに決めちゃおう。
「チョコも出しちゃう?」
「そうねぇ、どうせ余分があっても大奥様が食べちゃうだろうし色々作るわぁ」
ウェディングケーキは五段ケーキくらいにしたいな。
私の時より技術も上がってるからより高みに行くのだ。
お砂糖いっぱい使ってアイシングフラワーを飾ろう!
ルルゥにデザインを書いて見せつつ説明するとニックスとベンが盛り上がる。
可愛いものはニックスに任せたほうがいいかな?
お呼びするのはルークとニーナの親族と近しい友人だけで、あとはグレーデンの仲間で良いらしいので、あとはお祝いに来てくれる領民にお菓子を配る分とか決めたら良いのだ。
サーキス家の方達が王都、もしくはサーキス子爵領でやりたいと言われたらそっちでもやらなくちゃだけどそちらは私がしゃしゃりでたらダメだろうからお客さんに徹するよ!
「リーシャちゃん、あっさり許したわねぇ?」
「え、本人が望んでるなら私は口出さないよ?」
「そぉ?ルークのこと苦手そうだから反対するかと思ったわぁ」
私が嫌だから反対とか心狭いことしないってば。
「真面目に働いてて浮気と暴力をしない人なら良いと思うから」
「あら、意外とハードル低かったのねぇ?」
「そうかな?最低限だけど一緒に暮らす中で大事でしょ?」
「当たり前のことじゃなぁい?」
「当たり前だけど案外多いと思ってるから」
「そうかもねぇ?」
束縛とか精神的に支配するとかもやだけど。
「ニーナが婚約して崩れ落ちた使用人や騎士が結構いたわよぉ~、ルークじゃ勝ち目がないから荒れてはいなけど燃え尽きてたわねぇ」
おおおお!やっぱりモテてた。
若い女性の絶対数が少ないしね。
サラとメルはまだ若いしゴリゴリの騎士の父親がいるから下手に口説けないだろう。
「私はねぇ、ニーナがベンみたいな優しげで包容力がある人がタイプだと思ってたからびっくりしたよ」
「「「え!!?!!」」」
あら、ベン本人どころかルルゥとニックスまですごい顔。
「ベンとルークじゃ真逆どころじゃないわねぇ」
「マジか!俺イケたのかもだった・・・」
ちょっと悲しげに頬を染めるクマさん。カワユスな。
ニーナのことはコックさんたちも好みに思っても高嶺の花みたいに思ってたそうだ。
物静かで綺麗なニーナなので声掛けずらかったのかな。
「俺、目一杯頑張ってニーナの門出を祝います!!」
おお、やさぐれずにお祝いしてくれるベンはやっぱ優しくて良い男だ。
側で聞いてたコックさんたちも「おお!」って張り切り出した。
「まぁリーシャちゃんはルークの姉たちに化粧水のことで襲われないようにいっぱい用意しておくのが良いわよぉ~」
え?何それ怖い。
「ニーナのお肌具合を知ってお土産の化粧水を使ったあとはきっと猛獣になってるわよぉ」
やだ。何かフラグを立てようとしてるの!?
女性を猛獣に例えるなんてどんだけなの!?
---------------
いつもお読みいただき、応援くださりありがとうございます。
皆さまがお読みくださったおかげでこの一年、グレーデン家と共に頑張ることができました。
来年も楽しくほのぼので書き続けたいと思います。よろしくお願いします。
良いお年を!!
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