341 / 765
二章
332話
しおりを挟む
ボディクリームを強奪されて一週間。
お祖母様は百目入りのおかげか帰還時より若々しくなってお義母さまと姉妹のようだ。
二人してうる艶でジュリアスさまたちのような孫や息子がいるとは思えない若々しさになってて。
そこにボディクリーム(バスト&ヒップケア)で念入りにエステをしていたらしく、ただでさえナイスなボディがさらにダイナマイトだよ。
ちなみにマギー先生も二十は若く見えるんようになったんじゃなかろうか?
「若さの秘訣かい?」
って言いつつ高笑いしてそうだなぁ。
幸い社交界やお茶会に出掛けるタイプじゃないのでまだ話題沸騰ではないものの、化粧水の方はお義母さまさまの友人方から注文が入ってるそうだ。
お義父さまとお祖父様が奥さんが綺麗で若くてご機嫌でって言うのが嬉しいらしくてマジで甘ーーーい!だよ。
ニーナもお胸の位置が高くなってる気がするのでハリが出たんでは?
・・・私のお胸は変化なし。肌触りはちょっと良くなったかな?
うーん?アップケアはイマイチでハリツヤ効果のみか・・・。
再び成分の見直しだよ。え?諦めないのかって?私はまだ十代だからイケるはず!!
お兄様と伯父様は久しぶりに戻っていたカンガリー教授とジョシュー先生とでお祖母様の魔導書からヒントを得たらしく、錬金術と薬術の融合で新しい薬が作れないかと話し合ってた。
お兄様たちはそろそろカイダールに戻らなくちゃらしいので教授たちはカイダールの植生にも興味があるとついていくことになった。
お祖父様がワイバーンで送ろうかって言い出して断固拒否されてて、馬車でってことに。二度と乗りたくないらしい。
グレーデンの薬草とお弁当をいっぱい渡して見送った。
やっぱり少し寂しいけど、近いうちにカイダールに行けるので良いんだ。
ホーンも落ち着いてきたのでセリウスさまとクラウスさまが普段グレーデンに居られるようになったので食事を一緒に取れるようになった。
家族が揃うのは嬉しい。
お祖父様たちは近いうちに池に近い場所で離れを建てて住むそうで、スピネルさんとマルゴさんもそこに住むんだとか。
ただルルゥのご飯が食べたいから夕食だけは本邸に来るんだって。
しばらくは池のダンジョンに挑戦だからのんびりやるわ~だそう。
美味しい食事とオヤツを済ませてお部屋でジュリアスさまと寛いでいたら、サーキスさまが改まって私にお願いがあると言って来た。
ジュリアスさまは何か聞いてたみたいで普通にお部屋に迎え入れた。
「リーシャさま、ニーナ嬢との婚姻の許しを頂きたいのですが」
ふぁ!?
私のそばで片膝を付き頭を下げられた。
ふえええええええええ!?
何?なんで?いつから?
私は後ろに控えているニーナの顔を見る。
え?どんな感情なの?無なんだけど!?!?
「えええ・・・と、ニーナがお受けしたんです?」
「はい、リーシャさまのお許しが頂けたらと」
んんんん??
「えーとニーナとニーナのご家族が良いなら私が反対することはないです?」
いやマジでどう答えるのが正解なの?
「私は婚姻後もリーシャさまの侍女として務めること、出来ればリーシャさまのお子様の乳母になりたいと言うことを了承して頂いたのでお申し出は嬉しく思っています」
なんだろう?とんでもないイケメンに婚姻を申し込まれているのに薔薇色でも桃色でもなく淡々としてる!!?
「サーキスさまはニーナを愛していらっしゃるんですか?」
なんか契約婚みたいな感じじゃん?
「リーシャさまには取り繕っても素がバレているのではっきり言いますが都合がいいのが一番の理由です。王都からリーシャさまがやって来られてグレーデンまでの道中のニーナ嬢の様子、グレーデンでのリーシャさまへの献身的な姿を好ましく思っております」
んんん?好ましいなら良いのかな?
「ニーナはサーキスさまを好き?」
「・・・ハッキリ物を言える人でリーシャさまをちゃんと叱れる人なので信頼はできます」
二人が納得しているなら良いのかな?胸キュンとか顔が好きとかなんか甘酸っぱいのはないの?
「リーシャ、ルークは見た目はこうだが真面目で優しい男だ。ニーナを泣かせることはないと思うから許してやってくれないか」
ぬー。許可はいいんだよ。私の許可はいらないでしょ。
「ニーナが受け入れてるなら私は反対しません。浮気したり暴力を振るうようなことがあれば私は全力でモギます」
「「モグ?」」
「モギます」
何をって顔をしてるけど確実に不能にしてらるからね!私が手で果実をギュッと握ってモグ動作をして見せると「うわぁ」って顔したよね。腐り落ちる薬とか盛る方が確実かもしれない。
「・・・そのような心配はないので大丈夫です」
ニーナに浮いた噂が全くなかったのにいきなりサーキスさまか。びっくりだよ。
私はサーキスさまといると冷や汗しか出ないけどニーナは大丈夫なんだね。
「んーとマーベルハント領のご家族とサーキスさまのご家族にご挨拶に行かなくちゃですね?どれくらいお休み要りますか?」
ニーナがしばらくいないとなるとちょっと不安だ。でも喜び事だから家族もお祝いしたりしたいでしょ。
「どちらにも転移陣で行けますので四日ほどいただければと」
短か!!!
「せっかくなのでゆっくりご家族と過ごした方が・・・」
「いいえ結構です」
なぜだ!!!
「うちの家族はうざいのでゆっくりしていると長く引き止められます。マーベルハントには三日ほどの予定で行きます」
うわぁ。
「ニーナが嫁いびりされたりしちゃう?」
「ああ、いえ。そうではなく過干渉なので」
過干渉・・・。このサーキスさまに対して強心臓だな。
「それで婚約期間はどれくらい?」
「・・・このまま結婚でよくないですか?」
あかーーーーん!!!
「お披露目式とパーティは必須です」
「それはしますが」
「ドレスと招待状の準備に最低半年要ります」
めっちゃ嫌そうな顔する。
ニーナのドレス姿は絶対見たいので譲らないもん。
「大きなお式じゃなくてもいいので神前の誓いとお披露目はしてください」
お義母さまとドレスをプレゼントせねば!!
「・・・そういえば乳母?赤ちゃんの予定を合わせるの?」
「授かり物ですので運が良ければなりたいと狙っております」
ニーナがガチの目だ。もしかしてサーキスさまは種馬要員ではなかろうか?
「サーキスさまは見目が美しいですし、いつも気を遣ってくださるのでちゃんと好意は持っていますよ」
あ、そうなんだ。サーキスさまの耳がほんのり赤くなってる。
なぜかジュリアスさまもモジモジだよ。
かなりびっくりしたけどニーナが今後もそばにいてくれるってことなので嬉しいな。
お祖母様は百目入りのおかげか帰還時より若々しくなってお義母さまと姉妹のようだ。
二人してうる艶でジュリアスさまたちのような孫や息子がいるとは思えない若々しさになってて。
そこにボディクリーム(バスト&ヒップケア)で念入りにエステをしていたらしく、ただでさえナイスなボディがさらにダイナマイトだよ。
ちなみにマギー先生も二十は若く見えるんようになったんじゃなかろうか?
「若さの秘訣かい?」
って言いつつ高笑いしてそうだなぁ。
幸い社交界やお茶会に出掛けるタイプじゃないのでまだ話題沸騰ではないものの、化粧水の方はお義母さまさまの友人方から注文が入ってるそうだ。
お義父さまとお祖父様が奥さんが綺麗で若くてご機嫌でって言うのが嬉しいらしくてマジで甘ーーーい!だよ。
ニーナもお胸の位置が高くなってる気がするのでハリが出たんでは?
・・・私のお胸は変化なし。肌触りはちょっと良くなったかな?
うーん?アップケアはイマイチでハリツヤ効果のみか・・・。
再び成分の見直しだよ。え?諦めないのかって?私はまだ十代だからイケるはず!!
お兄様と伯父様は久しぶりに戻っていたカンガリー教授とジョシュー先生とでお祖母様の魔導書からヒントを得たらしく、錬金術と薬術の融合で新しい薬が作れないかと話し合ってた。
お兄様たちはそろそろカイダールに戻らなくちゃらしいので教授たちはカイダールの植生にも興味があるとついていくことになった。
お祖父様がワイバーンで送ろうかって言い出して断固拒否されてて、馬車でってことに。二度と乗りたくないらしい。
グレーデンの薬草とお弁当をいっぱい渡して見送った。
やっぱり少し寂しいけど、近いうちにカイダールに行けるので良いんだ。
ホーンも落ち着いてきたのでセリウスさまとクラウスさまが普段グレーデンに居られるようになったので食事を一緒に取れるようになった。
家族が揃うのは嬉しい。
お祖父様たちは近いうちに池に近い場所で離れを建てて住むそうで、スピネルさんとマルゴさんもそこに住むんだとか。
ただルルゥのご飯が食べたいから夕食だけは本邸に来るんだって。
しばらくは池のダンジョンに挑戦だからのんびりやるわ~だそう。
美味しい食事とオヤツを済ませてお部屋でジュリアスさまと寛いでいたら、サーキスさまが改まって私にお願いがあると言って来た。
ジュリアスさまは何か聞いてたみたいで普通にお部屋に迎え入れた。
「リーシャさま、ニーナ嬢との婚姻の許しを頂きたいのですが」
ふぁ!?
私のそばで片膝を付き頭を下げられた。
ふえええええええええ!?
何?なんで?いつから?
私は後ろに控えているニーナの顔を見る。
え?どんな感情なの?無なんだけど!?!?
「えええ・・・と、ニーナがお受けしたんです?」
「はい、リーシャさまのお許しが頂けたらと」
んんんん??
「えーとニーナとニーナのご家族が良いなら私が反対することはないです?」
いやマジでどう答えるのが正解なの?
「私は婚姻後もリーシャさまの侍女として務めること、出来ればリーシャさまのお子様の乳母になりたいと言うことを了承して頂いたのでお申し出は嬉しく思っています」
なんだろう?とんでもないイケメンに婚姻を申し込まれているのに薔薇色でも桃色でもなく淡々としてる!!?
「サーキスさまはニーナを愛していらっしゃるんですか?」
なんか契約婚みたいな感じじゃん?
「リーシャさまには取り繕っても素がバレているのではっきり言いますが都合がいいのが一番の理由です。王都からリーシャさまがやって来られてグレーデンまでの道中のニーナ嬢の様子、グレーデンでのリーシャさまへの献身的な姿を好ましく思っております」
んんん?好ましいなら良いのかな?
「ニーナはサーキスさまを好き?」
「・・・ハッキリ物を言える人でリーシャさまをちゃんと叱れる人なので信頼はできます」
二人が納得しているなら良いのかな?胸キュンとか顔が好きとかなんか甘酸っぱいのはないの?
「リーシャ、ルークは見た目はこうだが真面目で優しい男だ。ニーナを泣かせることはないと思うから許してやってくれないか」
ぬー。許可はいいんだよ。私の許可はいらないでしょ。
「ニーナが受け入れてるなら私は反対しません。浮気したり暴力を振るうようなことがあれば私は全力でモギます」
「「モグ?」」
「モギます」
何をって顔をしてるけど確実に不能にしてらるからね!私が手で果実をギュッと握ってモグ動作をして見せると「うわぁ」って顔したよね。腐り落ちる薬とか盛る方が確実かもしれない。
「・・・そのような心配はないので大丈夫です」
ニーナに浮いた噂が全くなかったのにいきなりサーキスさまか。びっくりだよ。
私はサーキスさまといると冷や汗しか出ないけどニーナは大丈夫なんだね。
「んーとマーベルハント領のご家族とサーキスさまのご家族にご挨拶に行かなくちゃですね?どれくらいお休み要りますか?」
ニーナがしばらくいないとなるとちょっと不安だ。でも喜び事だから家族もお祝いしたりしたいでしょ。
「どちらにも転移陣で行けますので四日ほどいただければと」
短か!!!
「せっかくなのでゆっくりご家族と過ごした方が・・・」
「いいえ結構です」
なぜだ!!!
「うちの家族はうざいのでゆっくりしていると長く引き止められます。マーベルハントには三日ほどの予定で行きます」
うわぁ。
「ニーナが嫁いびりされたりしちゃう?」
「ああ、いえ。そうではなく過干渉なので」
過干渉・・・。このサーキスさまに対して強心臓だな。
「それで婚約期間はどれくらい?」
「・・・このまま結婚でよくないですか?」
あかーーーーん!!!
「お披露目式とパーティは必須です」
「それはしますが」
「ドレスと招待状の準備に最低半年要ります」
めっちゃ嫌そうな顔する。
ニーナのドレス姿は絶対見たいので譲らないもん。
「大きなお式じゃなくてもいいので神前の誓いとお披露目はしてください」
お義母さまとドレスをプレゼントせねば!!
「・・・そういえば乳母?赤ちゃんの予定を合わせるの?」
「授かり物ですので運が良ければなりたいと狙っております」
ニーナがガチの目だ。もしかしてサーキスさまは種馬要員ではなかろうか?
「サーキスさまは見目が美しいですし、いつも気を遣ってくださるのでちゃんと好意は持っていますよ」
あ、そうなんだ。サーキスさまの耳がほんのり赤くなってる。
なぜかジュリアスさまもモジモジだよ。
かなりびっくりしたけどニーナが今後もそばにいてくれるってことなので嬉しいな。
448
お気に入りに追加
1,876
あなたにおすすめの小説
【完結】捨てられた双子のセカンドライフ
mazecco
ファンタジー
【第14回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞作】
王家の血を引きながらも、不吉の象徴とされる双子に生まれてしまったアーサーとモニカ。
父王から疎まれ、幼くして森に捨てられた二人だったが、身体能力が高いアーサーと魔法に適性のあるモニカは、力を合わせて厳しい環境を生き延びる。
やがて成長した二人は森を出て街で生活することを決意。
これはしあわせな第二の人生を送りたいと夢見た双子の物語。
冒険あり商売あり。
さまざまなことに挑戦しながら双子が日常生活?を楽しみます。
(話の流れは基本まったりしてますが、内容がハードな時もあります)
聖女召喚されて『お前なんか聖女じゃない』って断罪されているけど、そんなことよりこの国が私を召喚したせいで滅びそうなのがこわい
金田のん
恋愛
自室で普通にお茶をしていたら、聖女召喚されました。
私と一緒に聖女召喚されたのは、若くてかわいい女の子。
勝手に召喚しといて「平凡顔の年増」とかいう王族の暴言はこの際、置いておこう。
なぜなら、この国・・・・私を召喚したせいで・・・・いまにも滅びそうだから・・・・・。
※小説家になろうさんにも投稿しています。

ぬいぐるみばかり作っていたら実家を追い出された件〜だけど作ったぬいぐるみが意志を持ったので何も不自由してません〜
望月かれん
ファンタジー
中流貴族シーラ・カロンは、ある日勘当された。理由はぬいぐるみ作りしかしないから。
戸惑いながらも少量の荷物と作りかけのぬいぐるみ1つを持って家を出たシーラは1番近い町を目指すが、その日のうちに辿り着けず野宿をすることに。
暇だったので、ぬいぐるみを完成させようと意気込み、ついに夜更けに完成させる。
疲れから眠りこけていると聞き慣れない低い声。
なんと、ぬいぐるみが喋っていた。
しかもぬいぐるみには帰りたい場所があるようで……。
天真爛漫娘✕ワケアリぬいぐるみのドタバタ冒険ファンタジー。
※この作品は小説家になろう・ノベルアップ+にも掲載しています。

【完結】クビだと言われ、実家に帰らないといけないの?と思っていたけれどどうにかなりそうです。
まりぃべる
ファンタジー
「お前はクビだ!今すぐ出て行け!!」
そう、第二王子に言われました。
そんな…せっかく王宮の侍女の仕事にありつけたのに…!
でも王宮の庭園で、出会った人に連れてこられた先で、どうにかなりそうです!?
☆★☆★
全33話です。出来上がってますので、随時更新していきます。
読んでいただけると嬉しいです。

こちらの異世界で頑張ります
kotaro
ファンタジー
原 雪は、初出勤で事故にあい死亡する。神様に第二の人生を授かり幼女の姿で
魔の森に降り立つ 其処で獣魔となるフェンリルと出合い後の保護者となる冒険者と出合う。
様々の事が起こり解決していく

無能と言われた召喚士は実家から追放されたが、別の属性があるのでどうでもいいです
竹桜
ファンタジー
無能と呼ばれた召喚士は王立学園を卒業と同時に実家を追放され、絶縁された。
だが、その無能と呼ばれた召喚士は別の力を持っていたのだ。
その力を使用し、無能と呼ばれた召喚士は歌姫と魔物研究者を守っていく。

忘れられた幼な妻は泣くことを止めました
帆々
恋愛
アリスは十五歳。王国で高家と呼ばれるう高貴な家の姫だった。しかし、家は貧しく日々の暮らしにも困窮していた。
そんな時、アリスの父に非常に有利な融資をする人物が現れた。その代理人のフーは巧みに父を騙して、莫大な借金を負わせてしまう。
もちろん返済する目処もない。
「アリス姫と我が主人との婚姻で借財を帳消しにしましょう」
フーの言葉に父は頷いた。アリスもそれを責められなかった。家を守るのは父の責務だと信じたから。
嫁いだドリトルン家は悪徳金貸しとして有名で、アリスは邸の厳しいルールに従うことになる。フーは彼女を監視し自由を許さない。そんな中、夫の愛人が邸に迎え入れることを知る。彼女は庭の隅の離れ住まいを強いられているのに。アリスは嘆き悲しむが、フーに強く諌められてうなだれて受け入れた。
「ご実家への援助はご心配なく。ここでの悪くないお暮らしも保証しましょう」
そういう経緯を仲良しのはとこに打ち明けた。晩餐に招かれ、久しぶりに心の落ち着く時間を過ごした。その席にははとこ夫妻の友人のロエルもいて、彼女に彼の掘った珍しい鉱石を見せてくれた。しかし迎えに現れたフーが、和やかな夜をぶち壊してしまう。彼女を庇うはとこを咎め、フーの無礼を責めたロエルにまで痛烈な侮蔑を吐き捨てた。
厳しい婚家のルールに縛られ、アリスは外出もままならない。
それから五年の月日が流れ、ひょんなことからロエルに再会することになった。金髪の端正な紳士の彼は、彼女に問いかけた。
「お幸せですか?」
アリスはそれに答えられずにそのまま別れた。しかし、その言葉が彼の優しかった印象と共に尾を引いて、彼女の中に残っていく_______。
世間知らずの高貴な姫とやや強引な公爵家の子息のじれじれなラブストーリーです。
古風な恋愛物語をお好きな方にお読みいただけますと幸いです。
ハッピーエンドを心がけております。読後感のいい物語を努めます。
※小説家になろう様にも投稿させていただいております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる