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二章
306話
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朝食の席でルルゥにネチネチ、お義母さまに拗ねられている。
「ひどいわぁ、そんな素敵な時に呼んでくれないなんてぇ」
いつもなら何故かいるルルゥが昨日は来なかったんだよね。ディディエもルルゥと一緒に寝てたらしい。
「そうよねぇ、綺麗なのも美味しいのも仲間外れはイヤよぉ~」
お義母さまは夜更かしは美容の大敵派なので緊急事態以外は起こさないんだってセリウスさまたちが言う。
「なぜかあなたたちお肌プルップルで心なしか若返ってる気がするのよねぇ?」
ジュリアスさまとセリウスさまを交互に鼻先まで近づいて見てるルルゥ。
ほんのりビーなエルだよ!
お色気マッチョと生真面目マッチョとチャラマッチョで!萌えるよ!!
「若返りはしないだろう」
「だなー、ちょっと潤った程度だよー」
「潤いだって羨ましいわよぉ~」
お義母さまもうんうんって。
クラウスさまと私は若いから変化が少ないようでスルーかな?
「ほら!ディディだって仲間外れ悲しいって!」
ん?ディディエならポムたちに七虹草の花冠とか美味しそうな木の実をもらってご機嫌だよ。いきなり話を振られたディディエが「!?」ってなって首を傾げてからメソッとポーズを取って伏せる。賢い!!
主人の意向を理解して凹んでますポーズをしてるディディエをポムとティムが「「キュ!」」って騒ぎながら撫でてる。連携プレーか。
「はぁ、朝からうるさいな。次は呼ぶ」
そうだね。済んじゃったから取り戻せないから次回って言うしかないよね。
「絶対よぉ~」
「私もよぉ」
あの光景を大勢で見るのもどうかな?
まぁ身内を呼ぶのまでは許容してくれるかしら。
侍従侍女さんたちも苦笑しつつ見守ってるよ!
食事が済んだあと、お仕事に向かうジュリアスさまをお見送りする時に迎えに来たサーキスさまを見てびっくりした。
「「「「えええー」」」」
なんて言うのかな?元々お美しいんだけどここのところお休み無しだったからかお疲れっぽかったサーキスさまがお肌艶々、機嫌も良さげで美しさマシマシでちょっと若返ってる気がする。
「睡眠不足が解消されたような気分です」
いや、サーキスさま、徹夜続きでも問題ないとか言ってたよね。睡眠不足を感じてたらならちゃんと休んでね!
「やっぱりずるいわぁ!」
ルルゥのブチブチが再燃した。
お義母さまもサーキスさまの頬を撫で撫でペチペチ確認して良い笑顔で私たちに次回は絶対よ?って。背中に冷たい汗が出たよ。
ジュリアスさまもお肌のくすみがなくなったかもくらいに見えたけどサーキスさまほどじゃなかったから個人差激しい。
飲み切ってしまったので何を言われても出せないのでそのうち美肌ポーションでも作ろう。
みんなが仕事に行ったので私は離れに向かうことにして。
ニーナとジェイクに姫抱っこについて嘆かれた。
「ルルゥさんに申し訳ないです」
「俺なんてアランにですよー」
ニーナは女性陣には羨望の抱っこだったけどジェイクはね。なぜ担いであげなかったのかは、
「あれが一番運びやすい」
ってアランが言うのでそういうことだ。
まだ成長途中マッチョだけど同じような体型のジェイクを運ぶのは大変だよね。
ルルゥは喋るとオネエだけど見た目は色っぽいマッチョなお兄さんなので絵になったよ。
離れについたのでみんなに自由にしてもらって、私は少し考えた。
チョコレートを作るなら機械化しないと口溶けのいいものはできない。
お試しに手動でって思わないでもないけどとんでもない労力だ。
まずは簡単な設計図を書くか。
豆の洗浄と焙煎、皮剥き、粉砕、混合、磨砕とテンパリングと冷却かな。
いきなり完璧を目指さなくても手作りキットで出来る程度で納得しとく?
ルルゥみたいに向上心を持つ人に丸投げする方が発展するかな。
完全に機械化でやるとミルクや生クリーム混ぜてとか難しくなっちゃうか。
困ったなぁ。
豆の選別までこだわるのは時期尚早だしね。輸入ルートが出来たって言っても量が無限じゃないし。
機械が大きくなりそうだし、美味しさからお義母さまのためにお義父さまが大工場作るだろうし最初から工場を建ててもらう方が良いかなぁ。
カカオニブやカカオティーとかも分けたいから以前用意した工場の横に作るのが一番良いな。
工場展開するならまずは味見か。やっぱまず手作りだ。
ニーナたちに厨房に移ってもらってまずはコーナの豆の洗浄をお願いする。
粉になってるのも貰ってるけどこれは料理に使いたいから取っておく。
次の焙煎は風魔法と火魔法で一気に仕上げる。
豆の皮を取り除いて、すり鉢で細かく。
アランとジェイクに丸投げ。
途中でお昼ご飯を挟んで・・・ルルゥが登場。
「コーナっていい匂いよねぇ♡」
コーナじゃなくても匂いか何かでやってくるじゃん!
モリッとした上腕を見せつけて高速でネリネリしてくれたからいいけど。
湯煎しながらゴリゴリネリネリ。
横でポムたちも挑戦してるんだけどコーナの油がべっとりになってる。甘い匂いまみれ。
砂糖とちょっとだけ生クリーム混ぜてネリネリ。
「「キツイですー!」」
アランたちの腕がパンパンだよ。
とろみが出てきたのでさらにネリネリ。
今回はテンパリングはなし。
半分はそのまま木枠を使って板チョコほどのサイズに。
半分はナッツを絡めて。
ゆっくり風魔法で冷却して。
「いい匂い~。美味しそうねぇ♡」
お約束のお義母の登場でみんなでお味見タイム。
バレンタインでデバチカで買い漁って友チョコをクミちゃんとお酒を飲みながら色々食べた私にはちょっと不満足だけど、ちゃんとチョコになってた。
ザリッザリだけどチョコ。
「まぁぁ!面白いわ!美味しいわ」
「ちょっと粗いのかしら?」
ルルゥは流石だね。食感で未知のはずのチョコをより良い状態を模索してる。
「うまいですー食べたことない味です」
「腕がパンパンになってもいいです」
「甘くて幸せです」
お義母さまも嬉しそうに食べてるし、ニーナの目がうっとりしてるのでこの世界の女性陣もチョコ大好きだね。
機械を作って大量に作りたいから工場に機械を作りたいって説明したらルルゥもお義母さまも大賛成してくれた。
お義父さまが戻ったらすぐに取り掛かることになったよ。
板チョコ状のは湯煎で溶かしてケーキのコーティングにしたり、細かく割ってクッキーに入れて欲しいって伝えたらすぐさまルルゥが作り始めた。
ポムたちもチョコが大好きになってチョコを上に掲げて踊り始めた。
アズライトも喜んでたので精霊樹にお供えする用に少し包んだ。
「ひどいわぁ、そんな素敵な時に呼んでくれないなんてぇ」
いつもなら何故かいるルルゥが昨日は来なかったんだよね。ディディエもルルゥと一緒に寝てたらしい。
「そうよねぇ、綺麗なのも美味しいのも仲間外れはイヤよぉ~」
お義母さまは夜更かしは美容の大敵派なので緊急事態以外は起こさないんだってセリウスさまたちが言う。
「なぜかあなたたちお肌プルップルで心なしか若返ってる気がするのよねぇ?」
ジュリアスさまとセリウスさまを交互に鼻先まで近づいて見てるルルゥ。
ほんのりビーなエルだよ!
お色気マッチョと生真面目マッチョとチャラマッチョで!萌えるよ!!
「若返りはしないだろう」
「だなー、ちょっと潤った程度だよー」
「潤いだって羨ましいわよぉ~」
お義母さまもうんうんって。
クラウスさまと私は若いから変化が少ないようでスルーかな?
「ほら!ディディだって仲間外れ悲しいって!」
ん?ディディエならポムたちに七虹草の花冠とか美味しそうな木の実をもらってご機嫌だよ。いきなり話を振られたディディエが「!?」ってなって首を傾げてからメソッとポーズを取って伏せる。賢い!!
主人の意向を理解して凹んでますポーズをしてるディディエをポムとティムが「「キュ!」」って騒ぎながら撫でてる。連携プレーか。
「はぁ、朝からうるさいな。次は呼ぶ」
そうだね。済んじゃったから取り戻せないから次回って言うしかないよね。
「絶対よぉ~」
「私もよぉ」
あの光景を大勢で見るのもどうかな?
まぁ身内を呼ぶのまでは許容してくれるかしら。
侍従侍女さんたちも苦笑しつつ見守ってるよ!
食事が済んだあと、お仕事に向かうジュリアスさまをお見送りする時に迎えに来たサーキスさまを見てびっくりした。
「「「「えええー」」」」
なんて言うのかな?元々お美しいんだけどここのところお休み無しだったからかお疲れっぽかったサーキスさまがお肌艶々、機嫌も良さげで美しさマシマシでちょっと若返ってる気がする。
「睡眠不足が解消されたような気分です」
いや、サーキスさま、徹夜続きでも問題ないとか言ってたよね。睡眠不足を感じてたらならちゃんと休んでね!
「やっぱりずるいわぁ!」
ルルゥのブチブチが再燃した。
お義母さまもサーキスさまの頬を撫で撫でペチペチ確認して良い笑顔で私たちに次回は絶対よ?って。背中に冷たい汗が出たよ。
ジュリアスさまもお肌のくすみがなくなったかもくらいに見えたけどサーキスさまほどじゃなかったから個人差激しい。
飲み切ってしまったので何を言われても出せないのでそのうち美肌ポーションでも作ろう。
みんなが仕事に行ったので私は離れに向かうことにして。
ニーナとジェイクに姫抱っこについて嘆かれた。
「ルルゥさんに申し訳ないです」
「俺なんてアランにですよー」
ニーナは女性陣には羨望の抱っこだったけどジェイクはね。なぜ担いであげなかったのかは、
「あれが一番運びやすい」
ってアランが言うのでそういうことだ。
まだ成長途中マッチョだけど同じような体型のジェイクを運ぶのは大変だよね。
ルルゥは喋るとオネエだけど見た目は色っぽいマッチョなお兄さんなので絵になったよ。
離れについたのでみんなに自由にしてもらって、私は少し考えた。
チョコレートを作るなら機械化しないと口溶けのいいものはできない。
お試しに手動でって思わないでもないけどとんでもない労力だ。
まずは簡単な設計図を書くか。
豆の洗浄と焙煎、皮剥き、粉砕、混合、磨砕とテンパリングと冷却かな。
いきなり完璧を目指さなくても手作りキットで出来る程度で納得しとく?
ルルゥみたいに向上心を持つ人に丸投げする方が発展するかな。
完全に機械化でやるとミルクや生クリーム混ぜてとか難しくなっちゃうか。
困ったなぁ。
豆の選別までこだわるのは時期尚早だしね。輸入ルートが出来たって言っても量が無限じゃないし。
機械が大きくなりそうだし、美味しさからお義母さまのためにお義父さまが大工場作るだろうし最初から工場を建ててもらう方が良いかなぁ。
カカオニブやカカオティーとかも分けたいから以前用意した工場の横に作るのが一番良いな。
工場展開するならまずは味見か。やっぱまず手作りだ。
ニーナたちに厨房に移ってもらってまずはコーナの豆の洗浄をお願いする。
粉になってるのも貰ってるけどこれは料理に使いたいから取っておく。
次の焙煎は風魔法と火魔法で一気に仕上げる。
豆の皮を取り除いて、すり鉢で細かく。
アランとジェイクに丸投げ。
途中でお昼ご飯を挟んで・・・ルルゥが登場。
「コーナっていい匂いよねぇ♡」
コーナじゃなくても匂いか何かでやってくるじゃん!
モリッとした上腕を見せつけて高速でネリネリしてくれたからいいけど。
湯煎しながらゴリゴリネリネリ。
横でポムたちも挑戦してるんだけどコーナの油がべっとりになってる。甘い匂いまみれ。
砂糖とちょっとだけ生クリーム混ぜてネリネリ。
「「キツイですー!」」
アランたちの腕がパンパンだよ。
とろみが出てきたのでさらにネリネリ。
今回はテンパリングはなし。
半分はそのまま木枠を使って板チョコほどのサイズに。
半分はナッツを絡めて。
ゆっくり風魔法で冷却して。
「いい匂い~。美味しそうねぇ♡」
お約束のお義母の登場でみんなでお味見タイム。
バレンタインでデバチカで買い漁って友チョコをクミちゃんとお酒を飲みながら色々食べた私にはちょっと不満足だけど、ちゃんとチョコになってた。
ザリッザリだけどチョコ。
「まぁぁ!面白いわ!美味しいわ」
「ちょっと粗いのかしら?」
ルルゥは流石だね。食感で未知のはずのチョコをより良い状態を模索してる。
「うまいですー食べたことない味です」
「腕がパンパンになってもいいです」
「甘くて幸せです」
お義母さまも嬉しそうに食べてるし、ニーナの目がうっとりしてるのでこの世界の女性陣もチョコ大好きだね。
機械を作って大量に作りたいから工場に機械を作りたいって説明したらルルゥもお義母さまも大賛成してくれた。
お義父さまが戻ったらすぐに取り掛かることになったよ。
板チョコ状のは湯煎で溶かしてケーキのコーティングにしたり、細かく割ってクッキーに入れて欲しいって伝えたらすぐさまルルゥが作り始めた。
ポムたちもチョコが大好きになってチョコを上に掲げて踊り始めた。
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