216 / 764
二章
210話
しおりを挟む
まっさらな島。
水中でちょっとだけ藻が育ってたのか苔を纏った岩がちょっぴりあるけど、水浸しの島が誕生した。
早速ボートに乗り込んで島に上陸。
ポムがうーん!ってやったら地面がポコポコって動いて均された。
食い意地のはったエロモニパルとか思っててごめん。
めちゃくちゃ有能だった。
私はアイテムボックスから栗の木と若木、苗木を出した。
お祖父様がどうせ間引きで倒さなくちゃいけない部分があるからダメ元で持っていっていいって言ってくれたのでかなり育った成木も持ち帰って来たんだ。
栗が食べられるものでしかも美味しかったからご機嫌だったよ。
「じゃぁ適当に植えますか~」
ルルゥとハロルドが魔法で浮かしてポムに指示すると穴を開けてくれるのでそこに入れる。上からはティムが風魔法で土を被せて、ポムが土魔法で表面を固める。
普段仲悪いのに連携は取れてる。
私は木々の空いた合間に種を植えた。
全部植え終わったらポムとティムが踊り出して、それを見たシエルが感激しながら踊りに加わった。
「プッキュプキュッキュ」
「モキュッモキューン」
相変わらずお尻フリフリ、手を上下してステップしながらちょっと後ろに後退してとかでグルグル回ってる。
シエルの衣装の裾がふわふわ動いて羽があるみたい。
そしてディディエが飛んで一緒にグルグルしてる。
飛んで!!!!
「ルルゥ、ディディエって飛べるようになったの?」
「そうなのよぉ~、昨日の夜突然飛んだの~」
ルルゥが嬉しそうにその姿を目で追ってる。なんだかんだ可愛がってるね。
様子を見てたら地面から草がサワサワっと生えて来ていて植えた若木と苗木がニョキニョキっと育って。成木は青々と生命力漲った。
「「ええ~?」」
バナナの時と似た光景だけど、苗木が一気に育つなんて!
『離れも魔素が濃いが我の領域の方がさらに濃いからの』
ふわぁ!
「プッキュ!」
「モッキュ!」
「ピギャウ!」
二匹と一羽が胸を張り褒めろとポーズ取ってる。
「ありがとう!すごいね。オヤツいっぱい用意するね」
作るのはルルゥだけど。
「プッキュキューン」
「モキューン」
「ピギャオ~」
やったぁみたいな感じでバンザイしてる。
『では仕上げじゃの』
アズライトがちょっと大きめの岩をいくつか浮かせて上の方にやった。
何をするのか見てたらそれからすぐに水が霧雨状になって降って来た。
『これで温度調整になるであろ』
ミストカーテンだ。すっご!
『我はバパブをいっぱいつけた魚の刺身と酒を所望する』
これはみんなに聞こえるように言った。まぁルルゥに聞かせたかっただけだろうけど。
ちくせう!めっちゃうらやまけしからんメニューだよ。
「はぁい!とっておきのを出してあげるわね☆」
とっておきの酒・・・。
アズライトめ、禿げろ。その綺麗な鱗禿げろ。
「あの・・・ルルゥさん、僕、プリンパフェが食べたいです」
シエルがルルゥのコックコートの裾をちょんちょんと引っ張っておねだり。可愛い!!
「まぁぁ!!いいわよ。いっぱい作るわねぇ♡」
パフェいっぱいはお腹下します。
そんなおねだりが通じるならば!!!
「ルルゥ、私はパウンドケーキのお酒味のが良いな」
私も上目遣いにおねだり。
「リーシャちゃん、お酒ちょっとだけ解禁でしょ?おねだりしなくても作るわよぉ」
ケラケラ笑われた。私の上目遣い不発!
「新しいの思いついたけど教えてあげないから」
乙女心を傷つけおってからに。
「え!!なんで!!」
「アラン、ジェイク、グ◯コ採れるだけ採って」
さすがに全部の木が実をつけてるわけじゃないけど結構ありそう。
「「はい」」
早速風魔法でティムとディディエも混じって回収を始めた。
「リーシャちゃん!私に作らせて~」
「別にニックスでも出来るし、私一人でも出来るもん」
ぷーんだ。
「リーシャさま、いつも色々なものをご馳走になって私めも幸せでございます。新しいレシピはこの爺めも気になりますぞ」
ハロルドってばそんな下手に出てこないでも。
「多分お義母さまもお喜びになるしハロルドも好きだと思う」
甘くて美味しくてほんのりお酒風味。
「おやおや、それではルーデウスではなくニックスにお願いしましょうかね」
「ひでぇ!ルドさん!!」
ルルゥ、素が出た。
「離れにルルゥが入れないようにしてくださ
い」
「リーシャちゃん!?」
だいたいいつもいきなりいるのが変なんだからね。
「そう言うことなのでルーデウス。しばらく離れは出入り禁止ですよ」
「ルドさん!!」
執事長強い。コック長より強いのかな?年功序列?
『主、食べ物で報復はやめてやれ。そのコックより上の良いものがいないのだからの』
ぬぅ。アズライトめ。餌付けされてるな。
みんなに聞こえるように言っちゃうから、ルルゥは助かったって顔してるし、ハロルドはやれやれって。
シエルはオロオロでハロルドにくっついてる。
「プキュキュゥ?」
ティムが私の体を登って来て頭を撫でてくれる。
「リーシャちゃん、なんかごめんなさいね?」
何で怒ったかわかってなさげだけど、大人気なかったからもういいや。
「最後にお酒を入れるから美味しいの使ってね?」
「了解よぉ~」
食べれるまで三日くらいかかるけどね!
栗島(マロン島のがいいかな)を出てボートに乗ったら、以前見た綺麗なウミウシ?みたいなのが跳ねた。
青いヒレ?が広がって綺麗だな。
やっぱカメラ欲しいな。デジカメくらいなら魔道具でできそうね?
ピンホールカメラとかは確か瞬間を撮れないから。
岸に着いてボートから降りたら、ルルゥの抱っこで本邸に戻った。
めっちゃ甘やかしてくるけどなんか気持ちがささくれ立ってる。
「新しいのは明日にする。三日か四日かかるから。グ◯コは熱湯につけてから皮だけ剥いて置いといて欲しい」
「了解よ~」
ニーナが私の様子を見ていて違和感があったみたいですぐにお部屋に連れていってくれた。
「お身体が冷えてます」
そう言うと寝巻きに着替えさせてくれて出ていっちゃった。
この世界に来て初めてダウンかな。
栄養失調でも特に何も感じてなかったのに。
「失礼する」
しばらくぼんやりしていたらロジャー先生が入って来て私の手首を掴んだり喉を触ったりしてた。魔力でスキャンじゃないのかな。
「疲れだな。旅疲れだろう」
んぎゃ!そんな弱いのか。私。
「気持ちが落ち着かないならハーブティーでも飲むとよい」
く!眠りに誘うバリトンボイス。
「そろそろマギーを呼んだ方がいいかもしれん」
「マギー?」
「女医だ。俺では女性の体調変化に対処しきれん」
お義母さまや侍女さんたちは今まで大丈夫だったのかな。
「マギーは今は地方に回っているがセリウスやクラウスを取り上げたし、精神面でも味方になってくれる」
おう!いずれ妊娠とか見越してのことか。まだまだ先だと思うけど、月のもののこととかロジャー先生に言うのは辛いから有り難いかも。
「ロジャー先生はもう見てくれないの?」
全く会えないのは寂しくなるよ。
「俺は元々怪我専門だからな。怪我をするようなことがあれば診る。まぁマギーは気まぐれだから俺も駆り出されるさ」
優しい声にいつの間にか眠りについてた。
次に目を覚ました時はジュリアスさまが戻ってて、心配そうにしてた。
食事はもう済んでるようで私に何か食べるかって聞いてくれたけど、お腹空いてないから断った。
「リーシャ、気がついてやれずに悪かったな」
「ジュリアスさまは悪くないです。自分でもわかんないことだから仕方ないですよ」
いきなり寝かされるまで気づかなかったし。
心配症の旦那さまにべったり甘えて寝たらすぐ回復するよ。
水中でちょっとだけ藻が育ってたのか苔を纏った岩がちょっぴりあるけど、水浸しの島が誕生した。
早速ボートに乗り込んで島に上陸。
ポムがうーん!ってやったら地面がポコポコって動いて均された。
食い意地のはったエロモニパルとか思っててごめん。
めちゃくちゃ有能だった。
私はアイテムボックスから栗の木と若木、苗木を出した。
お祖父様がどうせ間引きで倒さなくちゃいけない部分があるからダメ元で持っていっていいって言ってくれたのでかなり育った成木も持ち帰って来たんだ。
栗が食べられるものでしかも美味しかったからご機嫌だったよ。
「じゃぁ適当に植えますか~」
ルルゥとハロルドが魔法で浮かしてポムに指示すると穴を開けてくれるのでそこに入れる。上からはティムが風魔法で土を被せて、ポムが土魔法で表面を固める。
普段仲悪いのに連携は取れてる。
私は木々の空いた合間に種を植えた。
全部植え終わったらポムとティムが踊り出して、それを見たシエルが感激しながら踊りに加わった。
「プッキュプキュッキュ」
「モキュッモキューン」
相変わらずお尻フリフリ、手を上下してステップしながらちょっと後ろに後退してとかでグルグル回ってる。
シエルの衣装の裾がふわふわ動いて羽があるみたい。
そしてディディエが飛んで一緒にグルグルしてる。
飛んで!!!!
「ルルゥ、ディディエって飛べるようになったの?」
「そうなのよぉ~、昨日の夜突然飛んだの~」
ルルゥが嬉しそうにその姿を目で追ってる。なんだかんだ可愛がってるね。
様子を見てたら地面から草がサワサワっと生えて来ていて植えた若木と苗木がニョキニョキっと育って。成木は青々と生命力漲った。
「「ええ~?」」
バナナの時と似た光景だけど、苗木が一気に育つなんて!
『離れも魔素が濃いが我の領域の方がさらに濃いからの』
ふわぁ!
「プッキュ!」
「モッキュ!」
「ピギャウ!」
二匹と一羽が胸を張り褒めろとポーズ取ってる。
「ありがとう!すごいね。オヤツいっぱい用意するね」
作るのはルルゥだけど。
「プッキュキューン」
「モキューン」
「ピギャオ~」
やったぁみたいな感じでバンザイしてる。
『では仕上げじゃの』
アズライトがちょっと大きめの岩をいくつか浮かせて上の方にやった。
何をするのか見てたらそれからすぐに水が霧雨状になって降って来た。
『これで温度調整になるであろ』
ミストカーテンだ。すっご!
『我はバパブをいっぱいつけた魚の刺身と酒を所望する』
これはみんなに聞こえるように言った。まぁルルゥに聞かせたかっただけだろうけど。
ちくせう!めっちゃうらやまけしからんメニューだよ。
「はぁい!とっておきのを出してあげるわね☆」
とっておきの酒・・・。
アズライトめ、禿げろ。その綺麗な鱗禿げろ。
「あの・・・ルルゥさん、僕、プリンパフェが食べたいです」
シエルがルルゥのコックコートの裾をちょんちょんと引っ張っておねだり。可愛い!!
「まぁぁ!!いいわよ。いっぱい作るわねぇ♡」
パフェいっぱいはお腹下します。
そんなおねだりが通じるならば!!!
「ルルゥ、私はパウンドケーキのお酒味のが良いな」
私も上目遣いにおねだり。
「リーシャちゃん、お酒ちょっとだけ解禁でしょ?おねだりしなくても作るわよぉ」
ケラケラ笑われた。私の上目遣い不発!
「新しいの思いついたけど教えてあげないから」
乙女心を傷つけおってからに。
「え!!なんで!!」
「アラン、ジェイク、グ◯コ採れるだけ採って」
さすがに全部の木が実をつけてるわけじゃないけど結構ありそう。
「「はい」」
早速風魔法でティムとディディエも混じって回収を始めた。
「リーシャちゃん!私に作らせて~」
「別にニックスでも出来るし、私一人でも出来るもん」
ぷーんだ。
「リーシャさま、いつも色々なものをご馳走になって私めも幸せでございます。新しいレシピはこの爺めも気になりますぞ」
ハロルドってばそんな下手に出てこないでも。
「多分お義母さまもお喜びになるしハロルドも好きだと思う」
甘くて美味しくてほんのりお酒風味。
「おやおや、それではルーデウスではなくニックスにお願いしましょうかね」
「ひでぇ!ルドさん!!」
ルルゥ、素が出た。
「離れにルルゥが入れないようにしてくださ
い」
「リーシャちゃん!?」
だいたいいつもいきなりいるのが変なんだからね。
「そう言うことなのでルーデウス。しばらく離れは出入り禁止ですよ」
「ルドさん!!」
執事長強い。コック長より強いのかな?年功序列?
『主、食べ物で報復はやめてやれ。そのコックより上の良いものがいないのだからの』
ぬぅ。アズライトめ。餌付けされてるな。
みんなに聞こえるように言っちゃうから、ルルゥは助かったって顔してるし、ハロルドはやれやれって。
シエルはオロオロでハロルドにくっついてる。
「プキュキュゥ?」
ティムが私の体を登って来て頭を撫でてくれる。
「リーシャちゃん、なんかごめんなさいね?」
何で怒ったかわかってなさげだけど、大人気なかったからもういいや。
「最後にお酒を入れるから美味しいの使ってね?」
「了解よぉ~」
食べれるまで三日くらいかかるけどね!
栗島(マロン島のがいいかな)を出てボートに乗ったら、以前見た綺麗なウミウシ?みたいなのが跳ねた。
青いヒレ?が広がって綺麗だな。
やっぱカメラ欲しいな。デジカメくらいなら魔道具でできそうね?
ピンホールカメラとかは確か瞬間を撮れないから。
岸に着いてボートから降りたら、ルルゥの抱っこで本邸に戻った。
めっちゃ甘やかしてくるけどなんか気持ちがささくれ立ってる。
「新しいのは明日にする。三日か四日かかるから。グ◯コは熱湯につけてから皮だけ剥いて置いといて欲しい」
「了解よ~」
ニーナが私の様子を見ていて違和感があったみたいですぐにお部屋に連れていってくれた。
「お身体が冷えてます」
そう言うと寝巻きに着替えさせてくれて出ていっちゃった。
この世界に来て初めてダウンかな。
栄養失調でも特に何も感じてなかったのに。
「失礼する」
しばらくぼんやりしていたらロジャー先生が入って来て私の手首を掴んだり喉を触ったりしてた。魔力でスキャンじゃないのかな。
「疲れだな。旅疲れだろう」
んぎゃ!そんな弱いのか。私。
「気持ちが落ち着かないならハーブティーでも飲むとよい」
く!眠りに誘うバリトンボイス。
「そろそろマギーを呼んだ方がいいかもしれん」
「マギー?」
「女医だ。俺では女性の体調変化に対処しきれん」
お義母さまや侍女さんたちは今まで大丈夫だったのかな。
「マギーは今は地方に回っているがセリウスやクラウスを取り上げたし、精神面でも味方になってくれる」
おう!いずれ妊娠とか見越してのことか。まだまだ先だと思うけど、月のもののこととかロジャー先生に言うのは辛いから有り難いかも。
「ロジャー先生はもう見てくれないの?」
全く会えないのは寂しくなるよ。
「俺は元々怪我専門だからな。怪我をするようなことがあれば診る。まぁマギーは気まぐれだから俺も駆り出されるさ」
優しい声にいつの間にか眠りについてた。
次に目を覚ました時はジュリアスさまが戻ってて、心配そうにしてた。
食事はもう済んでるようで私に何か食べるかって聞いてくれたけど、お腹空いてないから断った。
「リーシャ、気がついてやれずに悪かったな」
「ジュリアスさまは悪くないです。自分でもわかんないことだから仕方ないですよ」
いきなり寝かされるまで気づかなかったし。
心配症の旦那さまにべったり甘えて寝たらすぐ回復するよ。
503
お気に入りに追加
1,875
あなたにおすすめの小説
伯爵令嬢の秘密の知識
シマセイ
ファンタジー
16歳の女子高生 佐藤美咲は、神のミスで交通事故に巻き込まれて死んでしまう。異世界のグランディア王国ルナリス伯爵家のミアとして転生し、前世の記憶と知識チートを授かる。魔法と魔道具を秘密裏に研究しつつ、科学と魔法を融合させた夢を追い、小さな一歩を踏み出す。
【完結】捨てられた双子のセカンドライフ
mazecco
ファンタジー
【第14回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞作】
王家の血を引きながらも、不吉の象徴とされる双子に生まれてしまったアーサーとモニカ。
父王から疎まれ、幼くして森に捨てられた二人だったが、身体能力が高いアーサーと魔法に適性のあるモニカは、力を合わせて厳しい環境を生き延びる。
やがて成長した二人は森を出て街で生活することを決意。
これはしあわせな第二の人生を送りたいと夢見た双子の物語。
冒険あり商売あり。
さまざまなことに挑戦しながら双子が日常生活?を楽しみます。
(話の流れは基本まったりしてますが、内容がハードな時もあります)
異世界ゆるり紀行 ~子育てしながら冒険者します~
水無月 静琉
ファンタジー
神様のミスによって命を落とし、転生した茅野巧。様々なスキルを授かり異世界に送られると、そこは魔物が蠢く危険な森の中だった。タクミはその森で双子と思しき幼い男女の子供を発見し、アレン、エレナと名づけて保護する。格闘術で魔物を楽々倒す二人に驚きながらも、街に辿り着いたタクミは生計を立てるために冒険者ギルドに登録。アレンとエレナの成長を見守りながらの、のんびり冒険者生活がスタート!
***この度アルファポリス様から書籍化しました! 詳しくは近況ボードにて!

ペットたちと一緒に異世界へ転生!?魔法を覚えて、皆とのんびり過ごしたい。
千晶もーこ
ファンタジー
疲労で亡くなってしまった和菓。
気付いたら、異世界に転生していた。
なんと、そこには前世で飼っていた犬、猫、インコもいた!?
物語のような魔法も覚えたいけど、一番は皆で楽しくのんびり過ごすのが目標です!
※この話は小説家になろう様へも掲載しています

今日も学園食堂はゴタゴタしてますが、こっそり観賞しようとして本日も萎えてます。
柚ノ木 碧/柚木 彗
恋愛
駄目だこれ。
詰んでる。
そう悟った主人公10歳。
主人公は悟った。実家では無駄な事はしない。搾取父親の元を三男の兄と共に逃れて王都へ行き、乙女ゲームの舞台の学園の厨房に就職!これで予てより念願の世界をこっそりモブ以下らしく観賞しちゃえ!と思って居たのだけど…
何だか知ってる乙女ゲームの内容とは微妙に違う様で。あれ?何だか萎えるんだけど…
なろうにも掲載しております。

聖女転生? だが断る
日村透
恋愛
生まれ変わったら、勝ち逃げ確定の悪役聖女になっていた―――
形ばかりと思っていた聖女召喚の儀式で、本当に異世界の少女が訪れてしまった。
それがきっかけで聖女セレスティーヌは思い出す。
この世界はどうも、前世の母親が書いた恋愛小説の世界ではないか。
しかも自分は、本物の聖女をいじめて陥れる悪役聖女に転生してしまったらしい。
若くして生涯を終えるものの、断罪されることなく悠々自適に暮らし、苦しみのない最期を迎えるのだが……
本当にそうだろうか?
「怪しいですわね。話がうますぎですわ」
何やらあの召喚聖女も怪しい臭いがプンプンする。
セレスティーヌは逃亡を決意した。
ぼっちな幼女は異世界で愛し愛され幸せになりたい
珂里
ファンタジー
ある日、仲の良かった友達が突然いなくなってしまった。
本当に、急に、目の前から消えてしまった友達には、二度と会えなかった。
…………私も消えることができるかな。
私が消えても、きっと、誰も何とも思わない。
私は、邪魔な子だから。
私は、いらない子だから。
だからきっと、誰も悲しまない。
どこかに、私を必要としてくれる人がいないかな。
そんな人がいたら、絶対に側を離れないのに……。
異世界に迷い込んだ少女と、孤独な獣人の少年が徐々に心を通わせ成長していく物語。
☆「神隠し令嬢は騎士様と幸せになりたいんです」と同じ世界です。
彩菜が神隠しに遭う時に、公園で一緒に遊んでいた「ゆうちゃん」こと優香の、もう一つの神隠し物語です。
無一文で追放される悪女に転生したので特技を活かしてお金儲けを始めたら、聖女様と呼ばれるようになりました
結城芙由奈@コミカライズ発売中
恋愛
スーパームーンの美しい夜。仕事帰り、トラックに撥ねらてしまった私。気づけば草の生えた地面の上に倒れていた。目の前に見える城に入れば、盛大なパーティーの真っ最中。目の前にある豪華な食事を口にしていると見知らぬ男性にいきなり名前を呼ばれて、次期王妃候補の資格を失ったことを聞かされた。理由も分からないまま、家に帰宅すると「お前のような恥さらしは今日限り、出ていけ」と追い出されてしまう。途方に暮れる私についてきてくれたのは、私の専属メイドと御者の青年。そこで私は2人を連れて新天地目指して旅立つことにした。無一文だけど大丈夫。私は前世の特技を活かしてお金を稼ぐことが出来るのだから――
※ 他サイトでも投稿中
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる