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二章
204話
しおりを挟む 王子様と王女様は、ミュージカルをひと段落させて、王様たちの近くに戻ってきて、握手する。
王妃さま、王子さまたちも笑顔で握手をすると、王女さまたちにも握手。
さっきほどじゃないけど、鼻にかかった声で、んっぬって入るからちょっと笑えちゃう。
『ナギのお方達のおかげで久方ぶりにレイドラアースの地を訪ねることが出来て、嬉しく存じます』
外交のお偉いさんは歌劇調じゃなかった。
改めて、王子様たちを、カイサル・ラクサンヌ・グリーンリバー第一王子とシャリアンヌ・アーリィン・グリーンリバー第三王女と言う名前だとお偉いさんなジョエル・ダンタル侯爵、外務卿が教えてくれた。
一番面倒と聞いていたドラム公爵じゃなくってホッとした。
同じ方向の面倒なのかは謎だけど、わざわざ面倒な場面に遭遇したくないしね。
『こちらこそ、我が国にお出まし頂き、光栄至極です』
ガルフ侯爵が愛想良くダンタル侯爵と握手。
カイサル殿下とシャリアンヌ殿下が、ファリン殿下とルアラン殿下に直で話しかけてきた。うぉう。通訳必要なさそうだし離れたい。
『んっぬ。すまないっんね!公用語だっとぅ、わたぁーしの良さんっがっ伝わらないっんなっ』
ゲ。母国語だともっとすごい可能性を秘めているの!!??
『おっほうほぅ!おっにいしゃっまぁはぁ、ゴッガックゥからぁおっ逃げぇにィなっるぅからぁぁん』
(お兄さまは語学からお逃げになるから)
シャリアンヌ殿下も大差ない気がするんだけど。
独特なアクセント?訛りとは違うみたいだけど、私に移っちゃったらどうしよう。
ちなみにお二人ともわりと美形なのに言動とカボチャパンツで台無しなの。
王子様が二十五才くらいで、王女様が十九才くらいらしい。マジっすか。
王妃さまにこっそり聞いたら、グリーンリバーの女性も通常はドレスだそうなので、王女様は趣味か旅装か。
以前、お見えになった時は膝丈パンツだったそうなので、ドレスがお嫌いなのかも。
『そっなぁーたぁはぁ、陛ぃ下ぁのぉ、ほっごぉーうぉおぅ、うっけったぁむっすーめかぁ?』
(そなたは、陛下の保護を受けた娘か?)
めっっっんどくせぇな!!あ、お口が悪くなっちゃいました。
『グリーンリバーの尊きお方にご挨拶をする事をお許しください。私はジュリアス・グレーデン辺境伯が妻、リーシャ・グレーデンと申します。我が王より、ナギ国のファリン殿下、ルアラン殿下の通訳としてお側につかせて頂いております』
カーテシーの状態で停止して返事を待つ。
「ほぉほー、言葉にこっまればぁ、まっかせることぐぁ、でっきるなぁ?」
(ほほぅ、言葉に困れば、任せることができるかな?)
え。グリーンリバー語はレイドラアース語とちょっと違うけど、これは公用語の時よりちょっとマシなだけでは。
「おんにさまぁ!出っ来ぃるどぅあけ、こうよっぉうぐぉがぁよっろうしゅいぃわぁ」
(お兄さま、出来るだけ公用語がよろしいわ)
ぬー!これは、ちょっと難しいぞ。二カ国通訳になちゃう感じに頭使うぞ。
『っんむ!そっぉうかぁあっんぬっ』
(ぬ?そうか?)
始終こんな感じなの?
『グッゥレェデェンッのにはぁ、会った事ぐぁあっるまっす!!ヨッメをぉもらわぁんぬっとぅおっもってぇいっましタァがっおっ好みぬぉンっ、すぇいでぇしーったのんっねぇっ』
(グレーデンのには、会った事があります!嫁を貰わぬと思っていましたが、お好みのせいでしたのね)
おおぅ、ロリコン扱いぃ!王女様が酷い事言うって文句言いたいけど、この口調で話しを聞くの面倒だから泣き寝入りで良いかな?
横にいたセリウスさまが「流せー」って顔してるし、ルルゥは笑顔で顔を固めてるし、ガルフ侯爵は「スルーせよ」って顔。
うちの王子さまたちはすでに飽きてる。
ナギの人たちが笑顔のまま、凍りついてるよ。
『『彼女はこう見えて成人していて、嫁ぎ先のグレーデンで商業を発展させている敏腕な夫人だ』』
なぜか、ファリン殿下とルアラン殿下が庇ってくれた。話が長くなるし、もう良いんですよー。
王子様とダンタス侯爵が『ほう?』ってなっちゃった。
『見た目はレイドラアースの王子方とナギの王女方と大差なく見えるのに・・・』
グリーンリバーの皆さんの方からそんな言葉が聞こえてきた。
なんだとぉ!!!!
いくらなんでも私は十才には見えんだろうがぁい!!!
ふんぬー!
「ちゃんとリーシャちゃんの方が大人っぽいからねぇ」
後ろからルルゥにそっと肩を抑えられて慰められた。
グレーデンやホーンで小さく見えるのは仕方ないけど、王子さまたちよりは背丈もあるし、顔つきも子供じゃないもん。
『まぁあん!我っが国ぃにぃはぁ、こっこっまでぇペッタンこぉおーっぬあぁフッジィンはぁいらっしゃるっぅくぁしらぁ?』
(まあ!我が国には、ここまでペッタンコの夫人はいらっしゃらるかしら?)
私のお胸を見て、盛大に首を傾げるシャリアンヌ!!!絶許!!
敬称なんか排除だ。
全世界貧乳教会員を敵に回したな!?
そんな会はないけど、ツルペタ仲間を敵に回したよ!
シャリアンヌのお胸は大きくも小さくもない程よい丘に見える。が、王子様と同じベストの上にジャケットなのでハッキリはわからない。ちくせう!!でもお義母さまくらいあったら隠せないボリュームだから、多分人のこと言えるほど、大した事ないよ!!
『シャリゥアァンッンッヌッ!じょっせいぃうぁ、ムッネッっじゃぬぁいんっどぅあっんぬ!くぉっしぃだっよんっぬ!わったぁしぃぬぉツッマぬぉ、ん、ふぉっぉすぉくぅくっびぃれったぁ!くぉっし!よっぉいよっぅんぬ!』
(シャリアンヌ!女性は胸じゃないんだ!腰だよ!私の妻の、ん、細く括れた!腰!良いんだよ!)
細く括れた腰!それも私にはナッシング!
兄妹がしょうもない喧嘩してる。
その内容に私は連続して攻撃を受けてるんだけど。
『『リーシャはリーシャのままで良い。うるさいよりよほど良い事だしな』』
十二歳の王女さまたちに小声で励まされた。
国中の重鎮が集まり、ナギとグリーンリバーのお客様のいる前で子供体型だと周知されたんだけど、もうお家帰りたい。
___________________
グリーンリバーの面倒な二人は大した事を言ってないので、深く考えなくて良いかと訳を付けてなかったんですが、訳した方がいいとのことで訳を追加しました。
改めて打ち直すとくだらなさに精神が病みそうですw
自分にダメージが大きいので、面倒なキャラを考えたことに後悔中です。
イラっとさせてしまっていたら申し訳ない。
とっとと国へ追い出したいです⭐︎
王妃さま、王子さまたちも笑顔で握手をすると、王女さまたちにも握手。
さっきほどじゃないけど、鼻にかかった声で、んっぬって入るからちょっと笑えちゃう。
『ナギのお方達のおかげで久方ぶりにレイドラアースの地を訪ねることが出来て、嬉しく存じます』
外交のお偉いさんは歌劇調じゃなかった。
改めて、王子様たちを、カイサル・ラクサンヌ・グリーンリバー第一王子とシャリアンヌ・アーリィン・グリーンリバー第三王女と言う名前だとお偉いさんなジョエル・ダンタル侯爵、外務卿が教えてくれた。
一番面倒と聞いていたドラム公爵じゃなくってホッとした。
同じ方向の面倒なのかは謎だけど、わざわざ面倒な場面に遭遇したくないしね。
『こちらこそ、我が国にお出まし頂き、光栄至極です』
ガルフ侯爵が愛想良くダンタル侯爵と握手。
カイサル殿下とシャリアンヌ殿下が、ファリン殿下とルアラン殿下に直で話しかけてきた。うぉう。通訳必要なさそうだし離れたい。
『んっぬ。すまないっんね!公用語だっとぅ、わたぁーしの良さんっがっ伝わらないっんなっ』
ゲ。母国語だともっとすごい可能性を秘めているの!!??
『おっほうほぅ!おっにいしゃっまぁはぁ、ゴッガックゥからぁおっ逃げぇにィなっるぅからぁぁん』
(お兄さまは語学からお逃げになるから)
シャリアンヌ殿下も大差ない気がするんだけど。
独特なアクセント?訛りとは違うみたいだけど、私に移っちゃったらどうしよう。
ちなみにお二人ともわりと美形なのに言動とカボチャパンツで台無しなの。
王子様が二十五才くらいで、王女様が十九才くらいらしい。マジっすか。
王妃さまにこっそり聞いたら、グリーンリバーの女性も通常はドレスだそうなので、王女様は趣味か旅装か。
以前、お見えになった時は膝丈パンツだったそうなので、ドレスがお嫌いなのかも。
『そっなぁーたぁはぁ、陛ぃ下ぁのぉ、ほっごぉーうぉおぅ、うっけったぁむっすーめかぁ?』
(そなたは、陛下の保護を受けた娘か?)
めっっっんどくせぇな!!あ、お口が悪くなっちゃいました。
『グリーンリバーの尊きお方にご挨拶をする事をお許しください。私はジュリアス・グレーデン辺境伯が妻、リーシャ・グレーデンと申します。我が王より、ナギ国のファリン殿下、ルアラン殿下の通訳としてお側につかせて頂いております』
カーテシーの状態で停止して返事を待つ。
「ほぉほー、言葉にこっまればぁ、まっかせることぐぁ、でっきるなぁ?」
(ほほぅ、言葉に困れば、任せることができるかな?)
え。グリーンリバー語はレイドラアース語とちょっと違うけど、これは公用語の時よりちょっとマシなだけでは。
「おんにさまぁ!出っ来ぃるどぅあけ、こうよっぉうぐぉがぁよっろうしゅいぃわぁ」
(お兄さま、出来るだけ公用語がよろしいわ)
ぬー!これは、ちょっと難しいぞ。二カ国通訳になちゃう感じに頭使うぞ。
『っんむ!そっぉうかぁあっんぬっ』
(ぬ?そうか?)
始終こんな感じなの?
『グッゥレェデェンッのにはぁ、会った事ぐぁあっるまっす!!ヨッメをぉもらわぁんぬっとぅおっもってぇいっましタァがっおっ好みぬぉンっ、すぇいでぇしーったのんっねぇっ』
(グレーデンのには、会った事があります!嫁を貰わぬと思っていましたが、お好みのせいでしたのね)
おおぅ、ロリコン扱いぃ!王女様が酷い事言うって文句言いたいけど、この口調で話しを聞くの面倒だから泣き寝入りで良いかな?
横にいたセリウスさまが「流せー」って顔してるし、ルルゥは笑顔で顔を固めてるし、ガルフ侯爵は「スルーせよ」って顔。
うちの王子さまたちはすでに飽きてる。
ナギの人たちが笑顔のまま、凍りついてるよ。
『『彼女はこう見えて成人していて、嫁ぎ先のグレーデンで商業を発展させている敏腕な夫人だ』』
なぜか、ファリン殿下とルアラン殿下が庇ってくれた。話が長くなるし、もう良いんですよー。
王子様とダンタス侯爵が『ほう?』ってなっちゃった。
『見た目はレイドラアースの王子方とナギの王女方と大差なく見えるのに・・・』
グリーンリバーの皆さんの方からそんな言葉が聞こえてきた。
なんだとぉ!!!!
いくらなんでも私は十才には見えんだろうがぁい!!!
ふんぬー!
「ちゃんとリーシャちゃんの方が大人っぽいからねぇ」
後ろからルルゥにそっと肩を抑えられて慰められた。
グレーデンやホーンで小さく見えるのは仕方ないけど、王子さまたちよりは背丈もあるし、顔つきも子供じゃないもん。
『まぁあん!我っが国ぃにぃはぁ、こっこっまでぇペッタンこぉおーっぬあぁフッジィンはぁいらっしゃるっぅくぁしらぁ?』
(まあ!我が国には、ここまでペッタンコの夫人はいらっしゃらるかしら?)
私のお胸を見て、盛大に首を傾げるシャリアンヌ!!!絶許!!
敬称なんか排除だ。
全世界貧乳教会員を敵に回したな!?
そんな会はないけど、ツルペタ仲間を敵に回したよ!
シャリアンヌのお胸は大きくも小さくもない程よい丘に見える。が、王子様と同じベストの上にジャケットなのでハッキリはわからない。ちくせう!!でもお義母さまくらいあったら隠せないボリュームだから、多分人のこと言えるほど、大した事ないよ!!
『シャリゥアァンッンッヌッ!じょっせいぃうぁ、ムッネッっじゃぬぁいんっどぅあっんぬ!くぉっしぃだっよんっぬ!わったぁしぃぬぉツッマぬぉ、ん、ふぉっぉすぉくぅくっびぃれったぁ!くぉっし!よっぉいよっぅんぬ!』
(シャリアンヌ!女性は胸じゃないんだ!腰だよ!私の妻の、ん、細く括れた!腰!良いんだよ!)
細く括れた腰!それも私にはナッシング!
兄妹がしょうもない喧嘩してる。
その内容に私は連続して攻撃を受けてるんだけど。
『『リーシャはリーシャのままで良い。うるさいよりよほど良い事だしな』』
十二歳の王女さまたちに小声で励まされた。
国中の重鎮が集まり、ナギとグリーンリバーのお客様のいる前で子供体型だと周知されたんだけど、もうお家帰りたい。
___________________
グリーンリバーの面倒な二人は大した事を言ってないので、深く考えなくて良いかと訳を付けてなかったんですが、訳した方がいいとのことで訳を追加しました。
改めて打ち直すとくだらなさに精神が病みそうですw
自分にダメージが大きいので、面倒なキャラを考えたことに後悔中です。
イラっとさせてしまっていたら申し訳ない。
とっとと国へ追い出したいです⭐︎
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