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二章
138話
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夜はやっぱり海鮮丼。
お肉のお寿司の流れでちゃんとお刺身乗っけたお寿司もあった。
さすがルルゥだねぇ。
海苔があれば軍艦も欲しかったね。
と言ってもめっちゃ食べるので普段の料理にお魚系が増えた感じ。
「俺も海行きたかった・・・」
「ワシも行きたいのー」
セリウスさまお義父さまが海への思いを強くしてる。
「アルジェさまが軍事訓練と海の魔獣の討伐にいつでも来てくれと言っているから行けば良いと思うよぉ~」
クラウスさまがイェンゲをガン盛りで丼を食べてる。
丼って言ってるけど、おっきめなお重みたいな入れ物だよ。
三人前鍋くらいはあるんじゃないかなぁ?
「僕もまた行きたいなぁ」
入れ食いの釣り場だから楽しかったんだよね。私にはゴ○ラvsガ○ラを生で観たような光景だったけど。
「手が空いてる時なら好きにしたらいい。ルークがついて行くだろうが」
うん!サーキスさまは他の仕事があったら全部前倒しして予定組んでサクサク行くよね!
ジュリアスさまはあまり行けそうにないからしょんぼり気味だ。
「あの入れ食いはリーシャちゃんが一緒にいたからよぉ」
『うむ、良質な餌だ。まぁ坊やも十分うまいだろうの』
やっぱ餌扱いされてる。クラウスさまを坊やってアズライトひどくない?
「ふぅむ、じゃぁワシはリーシャちゃんと旅行がてら行こうかのぉ?」
「ダメです」
「ダメよぉ!リーシャちゃんと一緒にいたいわぁ」
ジュリアスさまとお義母さまの反対でお義父さまは撃沈。
「強行軍でしたので当分はゆっくりさせたい」
「そうねぇ!リーシャちゃんは私とドレスを作るのよぉ」
マダム・シフォン呼んじゃったらゆっくりできないです!
「アルジェが定期便送ってくれるそうなんで当面は食べられる」
でもあのおっきいクランゴとかあまり獲ってないみたいだったけどな。
タコもどきもカマランの隣の領って言ってたし。
「他の海からも取り寄せるからそれなりに揃うだろう」
「そうねぇ、足りなければルークが一週間で当面の分確保してくるだろうし出張して貰えばいいのよぅ」
サーキスさまの扱いが!
「ふむ、その時はついて行こう」
「そうだね~」
お義父さまもセリウスさまも多分すごく強いけどあのサーキスさまと同じくらいヒャッハーしちゃったら海が消えそう。
「隣のアッガス領は最近あまり良い話が出てこないから頂いちゃえばぁ?」
「あらそれは良い考えねぇ!買い取りでも良いし、良くない噂を王宮に報告しても良いわぁ」
クラウスさまとお義母さまが悪い顔してる~。
「ハーボット系列だったか?それだと簡単に転がって来そうだな。これ以上領地要らんが・・・」
「あら~お義兄さまの次男のレオルカがもうじき結婚するからお祝いにあげれば良いじゃない?」
ジュリアスさまがしょっぱいお顔になって、逆にお義母さまがナイスアイデアとばかりに手を叩く。
「ふむ~、アッガスはあまり領地運営がうまくいってないから貰ってもうれしくなかろう?」
「漁業を主軸にして農業も指導入れれば損益は出ないんじゃない?」
クラウスさまが楽しそうに提案。
あくまでも自分が領地もらう気はないみたい。
て言うかそんなに海の食べ物気に入っちゃったのか。いや海の入れ食いの方?
アッガスはグレーデンとあまり交流が無く、魔の森を挟んでるから民の行き来も少ないんだって。
手に入れたら魔の森をどうするかって話まで始めちゃった。
アッガスさんとやら運がなかったね。合掌。
「まぁどう転ぶかはわからないけどどうせハーボットの流れで連座だろうから交渉次第ねぇ」
ハーボット家の処分まだ決まってないんだねぇ。
「セリウス、あなた陛下に交渉に行って来なさいな」
「俺?」
イクラもどきを口いっぱいに入れてる時に言われて大変なお顔になってる。
「ジュリアスは領地運営、あなたは社交よ。うまくやってみなさいな」
丸投げされた!セリウスさま青天の霹靂。
「えー、何か褒賞とかもらう予定の成果あったかなぁ?」
「美味しい料理のためって言ったら普通にくれるんじゃないかしらぁ?」
えぇ?そんな簡単に・・・。
「ダメ元でいいぞ。カマランからのが入るからな」
お魚食べたい~から始まってとんでもないことになってるよ。
「自分の領地内であれば簡易転移陣を置くのも可能だしの」
なるほど!海行きやすくなるのかぁ。
他国だと転移陣使ったら密入国になっちゃう!
「まぁ今回のハーボットの問題ではかなり領地取り上げや降格が出るだろうから振り分けで大変だろうのぅ。ちょうど良いからもらってしまおう」
オレイユの領地はどうなるんだろうな。カイダールお父さまだったらどうして欲しいかなぁ?私に運営は無理だから良い人に渡って欲しい。
お吸い物を手に取ろうとしたらジュリアスさまが持ってくれた。
「リーシャ、このスープもうまいな」
お吸い物のお出汁の味を気に入ってくれたらしい。ブシの実が使えるようになったらもっとバージョンアップするから!
「貝と魚と海藻でたくさん旨味が出るんです」
「ほう、それは素晴らしいな」
明日は小豆を使ってみようかな。
何かいきなりアッガスの話が出てビックリだし物騒だし精神的に疲れたから甘いのにしよう。
お肉のお寿司の流れでちゃんとお刺身乗っけたお寿司もあった。
さすがルルゥだねぇ。
海苔があれば軍艦も欲しかったね。
と言ってもめっちゃ食べるので普段の料理にお魚系が増えた感じ。
「俺も海行きたかった・・・」
「ワシも行きたいのー」
セリウスさまお義父さまが海への思いを強くしてる。
「アルジェさまが軍事訓練と海の魔獣の討伐にいつでも来てくれと言っているから行けば良いと思うよぉ~」
クラウスさまがイェンゲをガン盛りで丼を食べてる。
丼って言ってるけど、おっきめなお重みたいな入れ物だよ。
三人前鍋くらいはあるんじゃないかなぁ?
「僕もまた行きたいなぁ」
入れ食いの釣り場だから楽しかったんだよね。私にはゴ○ラvsガ○ラを生で観たような光景だったけど。
「手が空いてる時なら好きにしたらいい。ルークがついて行くだろうが」
うん!サーキスさまは他の仕事があったら全部前倒しして予定組んでサクサク行くよね!
ジュリアスさまはあまり行けそうにないからしょんぼり気味だ。
「あの入れ食いはリーシャちゃんが一緒にいたからよぉ」
『うむ、良質な餌だ。まぁ坊やも十分うまいだろうの』
やっぱ餌扱いされてる。クラウスさまを坊やってアズライトひどくない?
「ふぅむ、じゃぁワシはリーシャちゃんと旅行がてら行こうかのぉ?」
「ダメです」
「ダメよぉ!リーシャちゃんと一緒にいたいわぁ」
ジュリアスさまとお義母さまの反対でお義父さまは撃沈。
「強行軍でしたので当分はゆっくりさせたい」
「そうねぇ!リーシャちゃんは私とドレスを作るのよぉ」
マダム・シフォン呼んじゃったらゆっくりできないです!
「アルジェが定期便送ってくれるそうなんで当面は食べられる」
でもあのおっきいクランゴとかあまり獲ってないみたいだったけどな。
タコもどきもカマランの隣の領って言ってたし。
「他の海からも取り寄せるからそれなりに揃うだろう」
「そうねぇ、足りなければルークが一週間で当面の分確保してくるだろうし出張して貰えばいいのよぅ」
サーキスさまの扱いが!
「ふむ、その時はついて行こう」
「そうだね~」
お義父さまもセリウスさまも多分すごく強いけどあのサーキスさまと同じくらいヒャッハーしちゃったら海が消えそう。
「隣のアッガス領は最近あまり良い話が出てこないから頂いちゃえばぁ?」
「あらそれは良い考えねぇ!買い取りでも良いし、良くない噂を王宮に報告しても良いわぁ」
クラウスさまとお義母さまが悪い顔してる~。
「ハーボット系列だったか?それだと簡単に転がって来そうだな。これ以上領地要らんが・・・」
「あら~お義兄さまの次男のレオルカがもうじき結婚するからお祝いにあげれば良いじゃない?」
ジュリアスさまがしょっぱいお顔になって、逆にお義母さまがナイスアイデアとばかりに手を叩く。
「ふむ~、アッガスはあまり領地運営がうまくいってないから貰ってもうれしくなかろう?」
「漁業を主軸にして農業も指導入れれば損益は出ないんじゃない?」
クラウスさまが楽しそうに提案。
あくまでも自分が領地もらう気はないみたい。
て言うかそんなに海の食べ物気に入っちゃったのか。いや海の入れ食いの方?
アッガスはグレーデンとあまり交流が無く、魔の森を挟んでるから民の行き来も少ないんだって。
手に入れたら魔の森をどうするかって話まで始めちゃった。
アッガスさんとやら運がなかったね。合掌。
「まぁどう転ぶかはわからないけどどうせハーボットの流れで連座だろうから交渉次第ねぇ」
ハーボット家の処分まだ決まってないんだねぇ。
「セリウス、あなた陛下に交渉に行って来なさいな」
「俺?」
イクラもどきを口いっぱいに入れてる時に言われて大変なお顔になってる。
「ジュリアスは領地運営、あなたは社交よ。うまくやってみなさいな」
丸投げされた!セリウスさま青天の霹靂。
「えー、何か褒賞とかもらう予定の成果あったかなぁ?」
「美味しい料理のためって言ったら普通にくれるんじゃないかしらぁ?」
えぇ?そんな簡単に・・・。
「ダメ元でいいぞ。カマランからのが入るからな」
お魚食べたい~から始まってとんでもないことになってるよ。
「自分の領地内であれば簡易転移陣を置くのも可能だしの」
なるほど!海行きやすくなるのかぁ。
他国だと転移陣使ったら密入国になっちゃう!
「まぁ今回のハーボットの問題ではかなり領地取り上げや降格が出るだろうから振り分けで大変だろうのぅ。ちょうど良いからもらってしまおう」
オレイユの領地はどうなるんだろうな。カイダールお父さまだったらどうして欲しいかなぁ?私に運営は無理だから良い人に渡って欲しい。
お吸い物を手に取ろうとしたらジュリアスさまが持ってくれた。
「リーシャ、このスープもうまいな」
お吸い物のお出汁の味を気に入ってくれたらしい。ブシの実が使えるようになったらもっとバージョンアップするから!
「貝と魚と海藻でたくさん旨味が出るんです」
「ほう、それは素晴らしいな」
明日は小豆を使ってみようかな。
何かいきなりアッガスの話が出てビックリだし物騒だし精神的に疲れたから甘いのにしよう。
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