136 / 764
二章
131話
しおりを挟む
久しぶりにご令嬢なドレス、フルバージョン?
パニエとかモリモリ。
コルセットは免除されてるけど重いんだよねぇ。
「すでに厨房から漂う匂いが美味しそうだから父上達がルルゥから離れないんだ~」
廊下でカチあったセリウスさまが笑って教えてくれたけど、セリウスさまもすでに味見しましたね?
微かにイカ焼きに使ったタレの香りがしますよ。
そりゃお義父さま達はルルゥのご飯に飢えちゃってるから仕方ないね。ニックス達のご飯も美味しいけど何故かちょっと違うんだな~。
アズライトとポムとティムがすでに厨房でおねだり攻撃をして馬屋にある小屋にまとめて入れられたらしい。
アズライトについてはまたポムみたいに拾って来たくらいに思われたんだけどトカゲに擬態した古代竜だと伝えたら、みんな一瞬固まったけど深く考えるのをやめたのか流された。
食堂に入ればすでにクラウスさまとリックさまが食前のオヤツ?をつまみながら談笑してる。
お義父さま達は席にいないので厨房なんだろう。
ジュリアスさまがいつも通り私を抱っこしたまま着席したのを見てリックさまが若干驚いたみたい。
「思いの外大事にしてるようで何よりですね」
リックさまは陛下から色々聞いて来てるだろうから、きっと私について報告もするんだろうな。
少ししてお義父さま達が入って来て席に着いたのでお食事タイムの始まりです。
まずはスープとサラダ類がデデーンと出された。
コンソメにクランゴとイェンゲ、白身のお魚にお野菜で。
魚骨や牛骨はまだ煮込めてないからコンソメ使ったんだろうな。
ハーブも効いてて良い感じの海鮮スープ。
「このコリコリしたのがたまらんのぅ」
どうやらイカの食感は受け入れられた。
「ぷりぷりしたのも美味しいわぁ♪」
シャコもどきも大丈夫みたい。
ジュリアスさまやサーキスさま、騎士さん達も気に入ってたから大丈夫だとは思っていてもやっぱ心配だもの。
ハジャンクのカルパッチョもどきやたこわさも出て来て。
白ワインに合うねってリックさまが言うもんだから少しシンッとしちゃった。
みなさん私の前ではあまり飲まないようにしてくれてるからね☆
「ハロルド、リックさまにワインをお出しして」
お義母さまがそう手配するとリックさまが首を傾げる。
「おほほ、最近食べるのに夢中でお酒は遠ざかっておりましたの、気が効かなくて申し訳けなかったですわ」
あくまでも私のせいじゃないと言ってくれる優しさが痛いです~。
「いや、私だけというのも・・・」
ハロルドが少し良さげなワインを持ってくると、ちょっと困り顔でリックさまが遠慮しようとするので、お義父さまが一杯お付き合いすることに。
「しばらく滞在されるのだから遠慮など要らぬぞ。ここ辺境で気を使っていたら食いはぐれてしまうぞ」
あはは、お酒は食事の内ですかね?
たこわさには日本酒がいいんだけど無いからね~。
ワインを飲みながらハジャンク(タコ)のカルパッチョ、羨ましいなー。
「ああ、やはりワインに合います」
お客様をおもてなしするのは当たり前なので良いけど、羨ましいなぁ。
頭の上でジュリアスさまが苦笑した気配。私がお酒羨ましいと思ってるのバレちゃうよね。
お魚の蒸し焼きとお肉のステーキも出て来て、私のお腹はもう限界。
あとはジュリアスさまが食べてくれる。
まだ魚介類のレシピは伝えきってないから、明日はパエリアとかお願いしよう。
食後のデザートにお酒風味のチーズを使ったケーキが出て来た。
ルルゥの思いやりが詰まってる。
他にも色々買い込んできた果物を使ったタルトが出た。
お義母さまがホールで7台くらい食べたんだけどどこに消えてるのってくらいお腹はほっそり。ヤバーい。
バニラビーンズはまだ使われてないんだけどこれはやっぱり開いてはいけない扉が開いちゃうかも。
ルルゥ不足が極まると食欲が促進されちゃうんだろか?
クラウスさまが頬を引き攣らせてる。
でもお義父さまは愛妻が嬉しそうで何よりって感じでニコニコ。
ジュリアスさまとクラウスさまはスルー?気にしたらキリがないみたいな達観の域に入ってるよう。
お客様であるリックさまはさすがに驚いたようだった。
「グレーデンの紅き薔薇が美食家とは聞き及んでおりましたが・・・」
言葉が続かないみたい。
「はは、リーシャがいろんな料理を教えてくれたから食事が楽しくなったのだ」
お義父さまがさりげなくフォロー?
「確かにこちらでいただく料理はどれも斬新で素晴らしいお味で私はここ数日で腹回りが気になりはじめましたよ」
あら?グレーデンの人たちは太らないみたいだけど王都の人はやばいかしら?
「訓練に混ざればすぐ落ちますよ」
セリウスさま、多分リックさまにグレーデンの騎士団の訓練させたら死んじゃうから。
「・・・いや私は文系なので・・・魔力を使えば消費できますし・・・」
リックさまは運動系がお嫌いとみた。すぐさまお断りしてる。
「そうですか?では魔法騎士との対戦も良さそうですね」
あくまでも訓練に引き入れたいみたい?
「セリウス、リックさまはリーシャの師としてお見えになったのだ。無理に誘うな」
ジュリアスさまが嗜めるとセリウスさまが残念そうにひいた。
「ははは・・・リーシャさま、ルドガーさまに仕上がっている魔道具を見せていただきましたがなかなか面白い着眼点だと思いました。柔軟な発想が新しいものを生み出せるのでしょうね」
地球にあってこちらにないから不便を感じたものとか、そういう方向で思いついたものだから別に新しくはないかな?
褒めてもらうと申し訳ない気持ち。
「明日は身体をしっかり休めてもらって明後日からポーション作りの基礎をお教えしましょう」
あ、1日お休みもらえた。
良かった~。
「じゃ、明日はロジャーに健康診断してもらいましょうね~」
おふ、空いた時間に予定を詰められるパターン!
「あら、じゃあレシピを教えてもらう時間も取れそうね~☆」
調理がひと段落したルルゥが顔を出した。
うん、いや、確かにいろいろ作って欲しいから良いんだけど。
ちょっとまったりしたいなっていう雰囲気になれる時間が全くないぞ~。
食事のあと、ジュリアスさまがセリウスさまと仕事のお話があるとの事で執務室に。
私は寝る時間までお義母さまとソファにてずっと抱っこちゃんになった。
お義父さまが変わって欲しそうにしてたけど絶対に離さないって感じで。
ほんの二週間ばかり離れてただけだけどこんなに思ってもらえて幸せだなぁ。
戻ってきたジュリアスさまが苦笑いで私を受け取って解散。
相変わらず私は自力で歩くことがないのでした。
パニエとかモリモリ。
コルセットは免除されてるけど重いんだよねぇ。
「すでに厨房から漂う匂いが美味しそうだから父上達がルルゥから離れないんだ~」
廊下でカチあったセリウスさまが笑って教えてくれたけど、セリウスさまもすでに味見しましたね?
微かにイカ焼きに使ったタレの香りがしますよ。
そりゃお義父さま達はルルゥのご飯に飢えちゃってるから仕方ないね。ニックス達のご飯も美味しいけど何故かちょっと違うんだな~。
アズライトとポムとティムがすでに厨房でおねだり攻撃をして馬屋にある小屋にまとめて入れられたらしい。
アズライトについてはまたポムみたいに拾って来たくらいに思われたんだけどトカゲに擬態した古代竜だと伝えたら、みんな一瞬固まったけど深く考えるのをやめたのか流された。
食堂に入ればすでにクラウスさまとリックさまが食前のオヤツ?をつまみながら談笑してる。
お義父さま達は席にいないので厨房なんだろう。
ジュリアスさまがいつも通り私を抱っこしたまま着席したのを見てリックさまが若干驚いたみたい。
「思いの外大事にしてるようで何よりですね」
リックさまは陛下から色々聞いて来てるだろうから、きっと私について報告もするんだろうな。
少ししてお義父さま達が入って来て席に着いたのでお食事タイムの始まりです。
まずはスープとサラダ類がデデーンと出された。
コンソメにクランゴとイェンゲ、白身のお魚にお野菜で。
魚骨や牛骨はまだ煮込めてないからコンソメ使ったんだろうな。
ハーブも効いてて良い感じの海鮮スープ。
「このコリコリしたのがたまらんのぅ」
どうやらイカの食感は受け入れられた。
「ぷりぷりしたのも美味しいわぁ♪」
シャコもどきも大丈夫みたい。
ジュリアスさまやサーキスさま、騎士さん達も気に入ってたから大丈夫だとは思っていてもやっぱ心配だもの。
ハジャンクのカルパッチョもどきやたこわさも出て来て。
白ワインに合うねってリックさまが言うもんだから少しシンッとしちゃった。
みなさん私の前ではあまり飲まないようにしてくれてるからね☆
「ハロルド、リックさまにワインをお出しして」
お義母さまがそう手配するとリックさまが首を傾げる。
「おほほ、最近食べるのに夢中でお酒は遠ざかっておりましたの、気が効かなくて申し訳けなかったですわ」
あくまでも私のせいじゃないと言ってくれる優しさが痛いです~。
「いや、私だけというのも・・・」
ハロルドが少し良さげなワインを持ってくると、ちょっと困り顔でリックさまが遠慮しようとするので、お義父さまが一杯お付き合いすることに。
「しばらく滞在されるのだから遠慮など要らぬぞ。ここ辺境で気を使っていたら食いはぐれてしまうぞ」
あはは、お酒は食事の内ですかね?
たこわさには日本酒がいいんだけど無いからね~。
ワインを飲みながらハジャンク(タコ)のカルパッチョ、羨ましいなー。
「ああ、やはりワインに合います」
お客様をおもてなしするのは当たり前なので良いけど、羨ましいなぁ。
頭の上でジュリアスさまが苦笑した気配。私がお酒羨ましいと思ってるのバレちゃうよね。
お魚の蒸し焼きとお肉のステーキも出て来て、私のお腹はもう限界。
あとはジュリアスさまが食べてくれる。
まだ魚介類のレシピは伝えきってないから、明日はパエリアとかお願いしよう。
食後のデザートにお酒風味のチーズを使ったケーキが出て来た。
ルルゥの思いやりが詰まってる。
他にも色々買い込んできた果物を使ったタルトが出た。
お義母さまがホールで7台くらい食べたんだけどどこに消えてるのってくらいお腹はほっそり。ヤバーい。
バニラビーンズはまだ使われてないんだけどこれはやっぱり開いてはいけない扉が開いちゃうかも。
ルルゥ不足が極まると食欲が促進されちゃうんだろか?
クラウスさまが頬を引き攣らせてる。
でもお義父さまは愛妻が嬉しそうで何よりって感じでニコニコ。
ジュリアスさまとクラウスさまはスルー?気にしたらキリがないみたいな達観の域に入ってるよう。
お客様であるリックさまはさすがに驚いたようだった。
「グレーデンの紅き薔薇が美食家とは聞き及んでおりましたが・・・」
言葉が続かないみたい。
「はは、リーシャがいろんな料理を教えてくれたから食事が楽しくなったのだ」
お義父さまがさりげなくフォロー?
「確かにこちらでいただく料理はどれも斬新で素晴らしいお味で私はここ数日で腹回りが気になりはじめましたよ」
あら?グレーデンの人たちは太らないみたいだけど王都の人はやばいかしら?
「訓練に混ざればすぐ落ちますよ」
セリウスさま、多分リックさまにグレーデンの騎士団の訓練させたら死んじゃうから。
「・・・いや私は文系なので・・・魔力を使えば消費できますし・・・」
リックさまは運動系がお嫌いとみた。すぐさまお断りしてる。
「そうですか?では魔法騎士との対戦も良さそうですね」
あくまでも訓練に引き入れたいみたい?
「セリウス、リックさまはリーシャの師としてお見えになったのだ。無理に誘うな」
ジュリアスさまが嗜めるとセリウスさまが残念そうにひいた。
「ははは・・・リーシャさま、ルドガーさまに仕上がっている魔道具を見せていただきましたがなかなか面白い着眼点だと思いました。柔軟な発想が新しいものを生み出せるのでしょうね」
地球にあってこちらにないから不便を感じたものとか、そういう方向で思いついたものだから別に新しくはないかな?
褒めてもらうと申し訳ない気持ち。
「明日は身体をしっかり休めてもらって明後日からポーション作りの基礎をお教えしましょう」
あ、1日お休みもらえた。
良かった~。
「じゃ、明日はロジャーに健康診断してもらいましょうね~」
おふ、空いた時間に予定を詰められるパターン!
「あら、じゃあレシピを教えてもらう時間も取れそうね~☆」
調理がひと段落したルルゥが顔を出した。
うん、いや、確かにいろいろ作って欲しいから良いんだけど。
ちょっとまったりしたいなっていう雰囲気になれる時間が全くないぞ~。
食事のあと、ジュリアスさまがセリウスさまと仕事のお話があるとの事で執務室に。
私は寝る時間までお義母さまとソファにてずっと抱っこちゃんになった。
お義父さまが変わって欲しそうにしてたけど絶対に離さないって感じで。
ほんの二週間ばかり離れてただけだけどこんなに思ってもらえて幸せだなぁ。
戻ってきたジュリアスさまが苦笑いで私を受け取って解散。
相変わらず私は自力で歩くことがないのでした。
571
お気に入りに追加
1,875
あなたにおすすめの小説
伯爵令嬢の秘密の知識
シマセイ
ファンタジー
16歳の女子高生 佐藤美咲は、神のミスで交通事故に巻き込まれて死んでしまう。異世界のグランディア王国ルナリス伯爵家のミアとして転生し、前世の記憶と知識チートを授かる。魔法と魔道具を秘密裏に研究しつつ、科学と魔法を融合させた夢を追い、小さな一歩を踏み出す。
【完結】捨てられた双子のセカンドライフ
mazecco
ファンタジー
【第14回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞作】
王家の血を引きながらも、不吉の象徴とされる双子に生まれてしまったアーサーとモニカ。
父王から疎まれ、幼くして森に捨てられた二人だったが、身体能力が高いアーサーと魔法に適性のあるモニカは、力を合わせて厳しい環境を生き延びる。
やがて成長した二人は森を出て街で生活することを決意。
これはしあわせな第二の人生を送りたいと夢見た双子の物語。
冒険あり商売あり。
さまざまなことに挑戦しながら双子が日常生活?を楽しみます。
(話の流れは基本まったりしてますが、内容がハードな時もあります)
異世界ゆるり紀行 ~子育てしながら冒険者します~
水無月 静琉
ファンタジー
神様のミスによって命を落とし、転生した茅野巧。様々なスキルを授かり異世界に送られると、そこは魔物が蠢く危険な森の中だった。タクミはその森で双子と思しき幼い男女の子供を発見し、アレン、エレナと名づけて保護する。格闘術で魔物を楽々倒す二人に驚きながらも、街に辿り着いたタクミは生計を立てるために冒険者ギルドに登録。アレンとエレナの成長を見守りながらの、のんびり冒険者生活がスタート!
***この度アルファポリス様から書籍化しました! 詳しくは近況ボードにて!

ペットたちと一緒に異世界へ転生!?魔法を覚えて、皆とのんびり過ごしたい。
千晶もーこ
ファンタジー
疲労で亡くなってしまった和菓。
気付いたら、異世界に転生していた。
なんと、そこには前世で飼っていた犬、猫、インコもいた!?
物語のような魔法も覚えたいけど、一番は皆で楽しくのんびり過ごすのが目標です!
※この話は小説家になろう様へも掲載しています

今日も学園食堂はゴタゴタしてますが、こっそり観賞しようとして本日も萎えてます。
柚ノ木 碧/柚木 彗
恋愛
駄目だこれ。
詰んでる。
そう悟った主人公10歳。
主人公は悟った。実家では無駄な事はしない。搾取父親の元を三男の兄と共に逃れて王都へ行き、乙女ゲームの舞台の学園の厨房に就職!これで予てより念願の世界をこっそりモブ以下らしく観賞しちゃえ!と思って居たのだけど…
何だか知ってる乙女ゲームの内容とは微妙に違う様で。あれ?何だか萎えるんだけど…
なろうにも掲載しております。

聖女転生? だが断る
日村透
恋愛
生まれ変わったら、勝ち逃げ確定の悪役聖女になっていた―――
形ばかりと思っていた聖女召喚の儀式で、本当に異世界の少女が訪れてしまった。
それがきっかけで聖女セレスティーヌは思い出す。
この世界はどうも、前世の母親が書いた恋愛小説の世界ではないか。
しかも自分は、本物の聖女をいじめて陥れる悪役聖女に転生してしまったらしい。
若くして生涯を終えるものの、断罪されることなく悠々自適に暮らし、苦しみのない最期を迎えるのだが……
本当にそうだろうか?
「怪しいですわね。話がうますぎですわ」
何やらあの召喚聖女も怪しい臭いがプンプンする。
セレスティーヌは逃亡を決意した。
ぼっちな幼女は異世界で愛し愛され幸せになりたい
珂里
ファンタジー
ある日、仲の良かった友達が突然いなくなってしまった。
本当に、急に、目の前から消えてしまった友達には、二度と会えなかった。
…………私も消えることができるかな。
私が消えても、きっと、誰も何とも思わない。
私は、邪魔な子だから。
私は、いらない子だから。
だからきっと、誰も悲しまない。
どこかに、私を必要としてくれる人がいないかな。
そんな人がいたら、絶対に側を離れないのに……。
異世界に迷い込んだ少女と、孤独な獣人の少年が徐々に心を通わせ成長していく物語。
☆「神隠し令嬢は騎士様と幸せになりたいんです」と同じ世界です。
彩菜が神隠しに遭う時に、公園で一緒に遊んでいた「ゆうちゃん」こと優香の、もう一つの神隠し物語です。
無一文で追放される悪女に転生したので特技を活かしてお金儲けを始めたら、聖女様と呼ばれるようになりました
結城芙由奈@コミカライズ発売中
恋愛
スーパームーンの美しい夜。仕事帰り、トラックに撥ねらてしまった私。気づけば草の生えた地面の上に倒れていた。目の前に見える城に入れば、盛大なパーティーの真っ最中。目の前にある豪華な食事を口にしていると見知らぬ男性にいきなり名前を呼ばれて、次期王妃候補の資格を失ったことを聞かされた。理由も分からないまま、家に帰宅すると「お前のような恥さらしは今日限り、出ていけ」と追い出されてしまう。途方に暮れる私についてきてくれたのは、私の専属メイドと御者の青年。そこで私は2人を連れて新天地目指して旅立つことにした。無一文だけど大丈夫。私は前世の特技を活かしてお金を稼ぐことが出来るのだから――
※ 他サイトでも投稿中
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる