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二章
74話 違う蜂蜜を出して貰って味見するの。
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夕ご飯の前にお義父さまの抱っこで本邸に戻って、マックス達に蜂蜜と蜜蝋が無いか尋ねてみた。
蜜蝋は髪の手入れや手荒れに使われてるから侍従か侍女に聞けば持ってきてくれるらしい。
ニーナに石鹸くらいのサイズを貰ってきてもらう事に。
蜂蜜はわりと大きな瓶が出てきた。かなりお高そうな良い瓶が数種類。
採取された領地毎に味と香りが違うからルルゥがいろいろ取り寄せてるらしい。
違いのわかる漢・・・ん?レディか?
味の差はお茶やお菓子の時に気にするとして。
せっかく出してもらったのでお肉料理にちょっと使ってもらおう。
フリュアの実を搾った薄味の醤油と蜂蜜でお肉を漬けてもらって、焼いたのを少しとタルタルソースをば。
醤油が濃ければタルタル無くても良いんだけどね。
後はサツマイモに蜂蜜絡めて大学芋もどき。ついでにカボチャにも蜂蜜絡めてもらった。甘すぎかな?でもみんな甘党だから良いか。
それを夕食に少し足してもらう感じに出してもらおうとしたらすでにお義父さまもお義母さまも味見してたよ!
「うむ。蜂蜜を期待してしまったらすぐ食べたくなるのも道理!」
「良い香りがしたと思ったらリーシャちゃんったらまた美味しいものを考えてくれたのね♡」
比べようが無いとはいえ、相変わらず貴族の行動とは思えないよ。
テーブルで待つと言う選択肢は無いのよね。
蜂蜜効果でお肉が柔らかく円やかになるって思い出したから試しただけなんだけど、いつもと違う味ってだけでかなりテンション上がる。薄くても醤油はやっぱり使いたい。
このままここで食事が始まったら大変なのでコックさん達と侍従侍女さん達が大慌てで料理を運び始めて、ハロルドがお二人をさり気なく移動させる。プロの仕事だよ。
ジュリアスさまが帰ってきたのを知らされたので玄関ホールまでお迎えに行こうとしたら、ハロルドに抱っこされた。ハロルドもチェイスさんにまだ任せたく無いらしい。
アラン達の時には誰も何も言わなかったのになぁ?
私を視界に捉えたジュリアスさまが笑顔になって、早足で側まできて上着をハロルドに預けてから私を受け取った。
チェイスさんが「うわーベタ甘ー」って呟いてる。
いつもより少しお疲れ気味なのはやっぱりサーキスさまが居ないからかな?
夕ご飯で相変わらず私に餌付けしつつ自分のお口にもどんどん運んでるんだけど、蜂蜜で漬けたお肉料理、お気に召したらしい。
疲労回復にも良いしね。
みんなタルタルソースも大好きだから余計に蜂蜜醤油ソースのお肉料理にツボったのかも。
お芋カボチャも優しいお味のオヤツだからみんな喜んでくれた。
もちろん他にもたくさん用意されてるんだけどね。
養蜂箱についてジュリアスさまが本邸や離れに無害でも魔獣が出るのは好ましく無いと言ったんだけど、お義母さまが蜜ミツバチや一角ウサギ程度なら子供でも討伐出来るから良いのではなくて?って言うものだから、困ってしまった。
私が思いついちゃったばかりに。
蜜蝋を巣箱に塗らなきゃなかなか来ないだろうから、蜜蝋塗るのはやめとこうかな?
しかし今まで出てこなかったモノが出てきちゃったのは心配だな。庭に植えた物に何か誘因があるのかしら?
買って貰った物以外は、野原とかから持ち帰ったのだけだけど、魔の森産はまだ植えてないし、なんでだろう?
夜のお茶タイムが終わって、お風呂でプチエステをして貰ってから寝所に。
ジュリアスさまも湯上がりで肌も髪もしっとり。色っぽいです。
ニーナ達にしっかり拭いて貰ってるけど、ドライヤーなんて無いから私もしっとり。
いつもジュリアスさまが魔法で温風を出してくれて乾かしてくれます。
2人でぬくぬくとお布団に入るとギュッと抱きしめてもらえて幸せ。
「いつもいる奴がいないと調子狂うなぁ」
ジュリアスさまが今日のお仕事について少しため息。セバスチャンも有能だけど軍部についてはサーキスさまの方が当然詳しいから仕方ないよね。
後2日、なんとか頑張って~。
って言うか普段お休みの時どうしてるんだろ?
ちなみにチェイスさんの短刀投げに関してはジュリアスさまもお義母さまも超怒ってた。大物が急襲してきたなら仕方ないけど小物で大した攻撃力も持たない一角ウサギ程度で刃物を主人に向けるなって。
サーキスさま達が戻ってきたら鍛錬をいつもよりスパルタで受けることになったらしい。ベテランなのに。
巣箱に対してはジュリアスさまは空き地とかで試すのなら気にしないけど魔獣魔物に耐性のない私に危険が有るのが心配らしい。
蜜蝋を塗る話を説明したら、空き地に蜜が採れる植物を育てさせて、蜜蝋塗った巣箱を設置して観察することにして、離れの方は塗らずに様子見してみようってなった。
今日はたくさんお話をしてそのまま就寝。
賄いを食べたチェイスさんが兵舎のご飯よりおいしくて(兵舎も超ハイレベルだよ)、私が突発的に新しいご飯を作ったりするのを知って、アラン達が戻ってきても常駐したいって懇願してたとニーナが苦笑いで教えてくれた。
みんな食い意地が張ってる。私だけじゃ無いのね☆
蜜蝋は髪の手入れや手荒れに使われてるから侍従か侍女に聞けば持ってきてくれるらしい。
ニーナに石鹸くらいのサイズを貰ってきてもらう事に。
蜂蜜はわりと大きな瓶が出てきた。かなりお高そうな良い瓶が数種類。
採取された領地毎に味と香りが違うからルルゥがいろいろ取り寄せてるらしい。
違いのわかる漢・・・ん?レディか?
味の差はお茶やお菓子の時に気にするとして。
せっかく出してもらったのでお肉料理にちょっと使ってもらおう。
フリュアの実を搾った薄味の醤油と蜂蜜でお肉を漬けてもらって、焼いたのを少しとタルタルソースをば。
醤油が濃ければタルタル無くても良いんだけどね。
後はサツマイモに蜂蜜絡めて大学芋もどき。ついでにカボチャにも蜂蜜絡めてもらった。甘すぎかな?でもみんな甘党だから良いか。
それを夕食に少し足してもらう感じに出してもらおうとしたらすでにお義父さまもお義母さまも味見してたよ!
「うむ。蜂蜜を期待してしまったらすぐ食べたくなるのも道理!」
「良い香りがしたと思ったらリーシャちゃんったらまた美味しいものを考えてくれたのね♡」
比べようが無いとはいえ、相変わらず貴族の行動とは思えないよ。
テーブルで待つと言う選択肢は無いのよね。
蜂蜜効果でお肉が柔らかく円やかになるって思い出したから試しただけなんだけど、いつもと違う味ってだけでかなりテンション上がる。薄くても醤油はやっぱり使いたい。
このままここで食事が始まったら大変なのでコックさん達と侍従侍女さん達が大慌てで料理を運び始めて、ハロルドがお二人をさり気なく移動させる。プロの仕事だよ。
ジュリアスさまが帰ってきたのを知らされたので玄関ホールまでお迎えに行こうとしたら、ハロルドに抱っこされた。ハロルドもチェイスさんにまだ任せたく無いらしい。
アラン達の時には誰も何も言わなかったのになぁ?
私を視界に捉えたジュリアスさまが笑顔になって、早足で側まできて上着をハロルドに預けてから私を受け取った。
チェイスさんが「うわーベタ甘ー」って呟いてる。
いつもより少しお疲れ気味なのはやっぱりサーキスさまが居ないからかな?
夕ご飯で相変わらず私に餌付けしつつ自分のお口にもどんどん運んでるんだけど、蜂蜜で漬けたお肉料理、お気に召したらしい。
疲労回復にも良いしね。
みんなタルタルソースも大好きだから余計に蜂蜜醤油ソースのお肉料理にツボったのかも。
お芋カボチャも優しいお味のオヤツだからみんな喜んでくれた。
もちろん他にもたくさん用意されてるんだけどね。
養蜂箱についてジュリアスさまが本邸や離れに無害でも魔獣が出るのは好ましく無いと言ったんだけど、お義母さまが蜜ミツバチや一角ウサギ程度なら子供でも討伐出来るから良いのではなくて?って言うものだから、困ってしまった。
私が思いついちゃったばかりに。
蜜蝋を巣箱に塗らなきゃなかなか来ないだろうから、蜜蝋塗るのはやめとこうかな?
しかし今まで出てこなかったモノが出てきちゃったのは心配だな。庭に植えた物に何か誘因があるのかしら?
買って貰った物以外は、野原とかから持ち帰ったのだけだけど、魔の森産はまだ植えてないし、なんでだろう?
夜のお茶タイムが終わって、お風呂でプチエステをして貰ってから寝所に。
ジュリアスさまも湯上がりで肌も髪もしっとり。色っぽいです。
ニーナ達にしっかり拭いて貰ってるけど、ドライヤーなんて無いから私もしっとり。
いつもジュリアスさまが魔法で温風を出してくれて乾かしてくれます。
2人でぬくぬくとお布団に入るとギュッと抱きしめてもらえて幸せ。
「いつもいる奴がいないと調子狂うなぁ」
ジュリアスさまが今日のお仕事について少しため息。セバスチャンも有能だけど軍部についてはサーキスさまの方が当然詳しいから仕方ないよね。
後2日、なんとか頑張って~。
って言うか普段お休みの時どうしてるんだろ?
ちなみにチェイスさんの短刀投げに関してはジュリアスさまもお義母さまも超怒ってた。大物が急襲してきたなら仕方ないけど小物で大した攻撃力も持たない一角ウサギ程度で刃物を主人に向けるなって。
サーキスさま達が戻ってきたら鍛錬をいつもよりスパルタで受けることになったらしい。ベテランなのに。
巣箱に対してはジュリアスさまは空き地とかで試すのなら気にしないけど魔獣魔物に耐性のない私に危険が有るのが心配らしい。
蜜蝋を塗る話を説明したら、空き地に蜜が採れる植物を育てさせて、蜜蝋塗った巣箱を設置して観察することにして、離れの方は塗らずに様子見してみようってなった。
今日はたくさんお話をしてそのまま就寝。
賄いを食べたチェイスさんが兵舎のご飯よりおいしくて(兵舎も超ハイレベルだよ)、私が突発的に新しいご飯を作ったりするのを知って、アラン達が戻ってきても常駐したいって懇願してたとニーナが苦笑いで教えてくれた。
みんな食い意地が張ってる。私だけじゃ無いのね☆
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