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二章
66話 ポムってなんかすごいらしい。
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昨日はデートで楽しかった~☆
ちゃんと夫婦仲も前進するようにジュリアスさまは私のペースで?考えてくれてるので安心していられる。
王様が「いいヤツ」って言ってたの、本当に良く人を見てたんだなぁって。
私のことは多分調べてたとしても性格とかジュリアスさまとの相性とか未知だったと思うんだけど、ジュリアスさまやグレーデン家の人たちなら無体な扱いをせず、愛情を持って接すると信頼してるから、問題だらけの私を任せたんだろう。
私(リーシャ)は今幸せってはっきり言える場所に居られて嬉しい。
今もがっちりジュリアスさまに抱きしめられて筋肉プルルンなお胸に密着。
前世?の彼氏とかは大学や職場での出会いでちょっとスポーツしてる程度の細身だった。
マッチョなんてかっこいいなって舞台や漫画の世界で楽しむ程度で生で触れ合う機会なんて無かったんだもの。
まさかこんな美しい筋肉を持った騎士さんと結婚できるだなんて想像も出来ないじゃん!
いきなり違う世界ですぐさま辺境に送られて、あまり物事深く考えずに今日まで来ちゃって能天気だなって我ながら思うけど、急性アルコール中毒死なんて自業自得だし、リーシャの記憶があるから何だか自分の行動でも物語を見てるみたいな?そんな感覚なんだけど、流石にもう馴染んできたって言うか?
私はちゃんとリーシャとして生きてくんだって頭も心もついて来たし、違和感も無い。
正直前世のこともっと気にならないのかな?って自分でも思うんだけど、クミちゃんに申し訳ない気持ちはあるんだけど、死んじゃったもんは仕方ないって。家族もびっくりしただろうし、流石に逆縁って言うにも早すぎたからごめんなさいなんだけど、何故か深く考えられない。フィルターでも掛かってんのかな?
ともかく私は今を大事にしたいなって。
都合がいいかもなんだけど、ちゃんとみんなで幸せになりたいんだ。
胸元でムフーって張り切ってたからか、ジュリアスさまが起きちゃってくすくす笑ってる。
「リーシャ、くすぐったい。何をそんなに力んでるんだ?」
私上半身を胸元に抱き上げてにっこりと笑ってくれるジュリアスさまは今日もカッコいい。
「力んだわけじゃ無いんです~ただ幸せだなぁって思って嬉しかったの」
「・・・そうか。そう言ってくれると嬉しいな」
大きな手で私の頭を撫でてくれて頬やこめかみにキスしてくれる。
今日からジュリアスさまは通常にお仕事。
王都に行くまでに色々調整しないとらしい。セリウスさまやクラウスさまが残ってくれるからあまり大変じゃ無いけど、領主であり騎士団を纏めるトップでもあるから任せっきりには出来ないみたい。
前に私も領主一家としてのお仕事をしないとって聞いたら、まずはこの地に慣れて、この地について知ってくれればいいって。
お義母さまが順々教えてくれるからゆっくり学べば良いと言ってもらってる。
そもそも補佐官や執事、家令と優秀な人材が揃ってるから心配は要らないそうだ。
奥様のお仕事は社交って聞いたからそっちは苦手だしどうしようって思うんだけど、お義母さまが得意だし、将来的にセリウスさまとクラウスさまのお嫁さんが担えるだろうから心配しなくていいって。
お義母さまや私のように辺境に落ち着きたい女性のが稀有だからきっと王都のタウンハウスにいる方を選ぶだろうからって。
その話をしてた時に二人とも「辺境に住めない嫁なんていらなーい」って。
お婿さんとか王都勤務とか考えてないんだって。
辺境の騎士団を辞める気はなくて、結婚も貴族の立場にこだわらないんだって。
二人とも騎子爵は持ってて、お義父さまから爵位を譲ってもらうことも可能だけど、騎士団に所属していられるなら爵位を貰うと他の仕事が増えるから要らないらしい。
だから嫁取りもめんどくさい繋がりがない家からならってかなり消極的。
まぁ結婚は強制してもいい事なんかないからちゃんと良い人が見つかって幸せになって欲しい。
グレーデン家は政略とか義務とかで決めないって。
私のことは王様の強引な命令だったけど、基本は自由なんだって。
私に子供が出来なくてもセリウスさまたちの子に、セリウスさまたちに子供が出来なくてもお義父さまのご兄弟の子たち、孫たちから後継を決めればいいから何も気負わなくても良いからねって、ここに来たばかりの頃に丁寧に優しく説明されてる。
でも私は出来れば子沢山希望!!
美形遺伝子に仕事してもらって可愛い子をいっぱい産むんだ!
ジュリアスさまとちゃんと致して、いずれはコウノトリさんやらキャベツ畑さんやらなんでも良いから恵まれると良いね!
さて、朝食食べて、私はジュリアスさまをお仕事に送り出してから、カンダルー教授とジョシュー先生で魔導書の古代語の翻訳を手伝う予定。
ちなみにポムはキッチンで盗み食いをしたのでルルゥに怒られて、ハロルドに教育的指導として首輪とリードを付けられて決められた時間以外に食堂に行かないように躾けるそうだ。
いくら可愛くても盗み食いはダメだよ。
鑑定の結果は、ちょっと謎の項目があった。
《モニパル♂2才・土の精霊の加護》
精霊がいるのか!?
精霊の加護って当たり前につく物じゃないらしいのでレア魔獣だって。
とりあえず今後は食材だけじゃ無くて生き物も鑑定する癖つけようと思った。
ちゃんと夫婦仲も前進するようにジュリアスさまは私のペースで?考えてくれてるので安心していられる。
王様が「いいヤツ」って言ってたの、本当に良く人を見てたんだなぁって。
私のことは多分調べてたとしても性格とかジュリアスさまとの相性とか未知だったと思うんだけど、ジュリアスさまやグレーデン家の人たちなら無体な扱いをせず、愛情を持って接すると信頼してるから、問題だらけの私を任せたんだろう。
私(リーシャ)は今幸せってはっきり言える場所に居られて嬉しい。
今もがっちりジュリアスさまに抱きしめられて筋肉プルルンなお胸に密着。
前世?の彼氏とかは大学や職場での出会いでちょっとスポーツしてる程度の細身だった。
マッチョなんてかっこいいなって舞台や漫画の世界で楽しむ程度で生で触れ合う機会なんて無かったんだもの。
まさかこんな美しい筋肉を持った騎士さんと結婚できるだなんて想像も出来ないじゃん!
いきなり違う世界ですぐさま辺境に送られて、あまり物事深く考えずに今日まで来ちゃって能天気だなって我ながら思うけど、急性アルコール中毒死なんて自業自得だし、リーシャの記憶があるから何だか自分の行動でも物語を見てるみたいな?そんな感覚なんだけど、流石にもう馴染んできたって言うか?
私はちゃんとリーシャとして生きてくんだって頭も心もついて来たし、違和感も無い。
正直前世のこともっと気にならないのかな?って自分でも思うんだけど、クミちゃんに申し訳ない気持ちはあるんだけど、死んじゃったもんは仕方ないって。家族もびっくりしただろうし、流石に逆縁って言うにも早すぎたからごめんなさいなんだけど、何故か深く考えられない。フィルターでも掛かってんのかな?
ともかく私は今を大事にしたいなって。
都合がいいかもなんだけど、ちゃんとみんなで幸せになりたいんだ。
胸元でムフーって張り切ってたからか、ジュリアスさまが起きちゃってくすくす笑ってる。
「リーシャ、くすぐったい。何をそんなに力んでるんだ?」
私上半身を胸元に抱き上げてにっこりと笑ってくれるジュリアスさまは今日もカッコいい。
「力んだわけじゃ無いんです~ただ幸せだなぁって思って嬉しかったの」
「・・・そうか。そう言ってくれると嬉しいな」
大きな手で私の頭を撫でてくれて頬やこめかみにキスしてくれる。
今日からジュリアスさまは通常にお仕事。
王都に行くまでに色々調整しないとらしい。セリウスさまやクラウスさまが残ってくれるからあまり大変じゃ無いけど、領主であり騎士団を纏めるトップでもあるから任せっきりには出来ないみたい。
前に私も領主一家としてのお仕事をしないとって聞いたら、まずはこの地に慣れて、この地について知ってくれればいいって。
お義母さまが順々教えてくれるからゆっくり学べば良いと言ってもらってる。
そもそも補佐官や執事、家令と優秀な人材が揃ってるから心配は要らないそうだ。
奥様のお仕事は社交って聞いたからそっちは苦手だしどうしようって思うんだけど、お義母さまが得意だし、将来的にセリウスさまとクラウスさまのお嫁さんが担えるだろうから心配しなくていいって。
お義母さまや私のように辺境に落ち着きたい女性のが稀有だからきっと王都のタウンハウスにいる方を選ぶだろうからって。
その話をしてた時に二人とも「辺境に住めない嫁なんていらなーい」って。
お婿さんとか王都勤務とか考えてないんだって。
辺境の騎士団を辞める気はなくて、結婚も貴族の立場にこだわらないんだって。
二人とも騎子爵は持ってて、お義父さまから爵位を譲ってもらうことも可能だけど、騎士団に所属していられるなら爵位を貰うと他の仕事が増えるから要らないらしい。
だから嫁取りもめんどくさい繋がりがない家からならってかなり消極的。
まぁ結婚は強制してもいい事なんかないからちゃんと良い人が見つかって幸せになって欲しい。
グレーデン家は政略とか義務とかで決めないって。
私のことは王様の強引な命令だったけど、基本は自由なんだって。
私に子供が出来なくてもセリウスさまたちの子に、セリウスさまたちに子供が出来なくてもお義父さまのご兄弟の子たち、孫たちから後継を決めればいいから何も気負わなくても良いからねって、ここに来たばかりの頃に丁寧に優しく説明されてる。
でも私は出来れば子沢山希望!!
美形遺伝子に仕事してもらって可愛い子をいっぱい産むんだ!
ジュリアスさまとちゃんと致して、いずれはコウノトリさんやらキャベツ畑さんやらなんでも良いから恵まれると良いね!
さて、朝食食べて、私はジュリアスさまをお仕事に送り出してから、カンダルー教授とジョシュー先生で魔導書の古代語の翻訳を手伝う予定。
ちなみにポムはキッチンで盗み食いをしたのでルルゥに怒られて、ハロルドに教育的指導として首輪とリードを付けられて決められた時間以外に食堂に行かないように躾けるそうだ。
いくら可愛くても盗み食いはダメだよ。
鑑定の結果は、ちょっと謎の項目があった。
《モニパル♂2才・土の精霊の加護》
精霊がいるのか!?
精霊の加護って当たり前につく物じゃないらしいのでレア魔獣だって。
とりあえず今後は食材だけじゃ無くて生き物も鑑定する癖つけようと思った。
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