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二章
62話 へインの街で。
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到着した街はヘインって名で、前回のバザールっぽいお店並びじゃ無くて店舗が点在してる感じ。
あっち(ディゴーの街って言うんだって)は他国や他領への通行が便利でこっちは魔の森が近いから冒険者とかが取って来た素材を卸すところ?ここにあちこちの商人が仕入れに来るので商売より仕入れの人の出入りが多いんだって。
冒険者向けの道具やご飯屋は多い。
今回ここに連れて来てくれたのは、私が森に行きたいって言ってたから魔の森とは違う方の森もあるからそっちに行くついで?
近いうちに王都とか旅行に行くから、今回はグレーデン領のニッチなところを見せたいんだって。
まぁデートって言うより視察?感がすごいけど、どこに行っても初だし、リーシャも自領か王都の学園しか外に出てなかったから何もかも目新しいから嬉しい。
布屋さんは冒険者用に丈夫な素材が多くて、皮屋さんはお店入ってすぐに魔獣の頭が飾ってあってちょっとびっくりして抱っこしてくれてたジュリアスさまを抱きしめちゃって首絞めちゃったよ!
数種類の滑した皮とモフモフした毛皮を買ってもらった。毛皮はソファに掛けたい。
ここは寒くはならないらしいけど、暑すぎにもならないからふわふわを楽しむのだ。
少し柔らかい丈夫な皮はマジックバッグとか作ってみたいなーって思ってるんだけど、なんかまた変な顔されちゃう気もするから、様子見てチャレンジ!
「リーシャ、うちのルルゥほどではないがここの料理は変わった味で美味しいぞ」
街の奥まった場所にあった食堂に案内してくれたのは、冒険者が狩ってきてすぐに捌いたお肉や、魔の森で採れた野草や果物が使われてて、独特な料理が出るお店なんだって。
独特ってちょっと怖いな!?
「おやっさん、ホーンブルのレアステーキのを・・・あとこれとこれ・・・」
ここでも私を膝抱っこしつつ、慣れた感じで色々注文してるんだけど、ブラックソースってなんだろう?
別の席でサーキスさまが手書きのメニューを指差しつつ、アランやジェイク、ニーナにどんなものか簡単に説明しつつ注文をまとめてる。
私もメニューを眺めて見るんだけど、基本は焼く蒸すが多いから種類は少なくて、魔獣の種類と味付け?塩だけじゃないのが素晴らしい!んだけど、イマイチわなんない。
ダムラソース、フリュアソースってなんだろう?
木の実とかまだ食べたことのないものから作れるのかな?超気になるけど、コックさんの秘蔵レシピかも?
最初に来たのはターラサラダっていう、どう見ても自然薯の短冊切りしたやつとレタスっぽい葉っぱのサラダ!!!
自然薯!?森で取れるのかな?
ジュリアスさまが私の口にひと匙入れてくれる。
「トロローーうぅ」
思わず口に出ちゃったのをジュリアスさまが聞き留めて不思議そうな顔して覗いてる。
サラダのドレッシングが木の実油とお塩とレモン?だから絶妙になんか違うって思っちゃうんだけど海外の味と思えば有りなのかも?
でも自然薯があるのがわかって嬉しい。
「美味しいです~」
いやちょっとだし醤油が欲しいんだけどね!贅沢は言ってらんないから。
「そうか?この変わった歯応えが面白いだろう?」
料理に面白さは求めてないけど、焼く蒸すの塩味の世界にいたらここの味付けは美味しいとかより面白いってなるのかな?
旨みを感じるより変わってるって言う目新しさが新鮮で嬉しいかも?
私もトムヤンクン初めて食べた時はどう表現すべきか悩んだもん。何回か食べていくうちに美味しさがわかったような?
四川の本場の味っていうお店に入った時は味より辛さでびっくりして、美味しさはわかんなかった。違うお店で日本人寄りの味になってるお店では普通に楽しめた。
食べ物は環境で好みが育つんだよ。きっとね。
辛すぎる物にはついに慣れなかったけど、クミちゃんは激辛好きで10辛マシマシーホッキョクーとかやってたの。翌日、喉とお尻が危険だけどやめられないんだって。・・・元気かな。
目の前に出されたステーキが大盛りどころかマウンテン!!
外でも山になるほどの量食べるんだね?
サーキスさまやアランやジェイクもわりとマウンテン。マジか。
ニーナは・・・2人前くらい。他の山を見た後じゃたしかに小鳥の餌程度だねェ。
早速ジュリアスさまが切り分けて数種類用意されたソース?を少し付けて私の口にイン。
「・・・んにゅ?」
「どうした?」
すでに数口自分の口に運んでたジュリアスさまが別のソースを付けてまた私の口に。
食べさせるのか質問に答えさせるのか分けて欲しいな?
って口の中に広がった味が、ほのかに遠くに醤油がいる気がする?
ソースの小皿を手に取って匂いを嗅いでみる。
黒っぽいソースがやっぱり醤油の香りがほのかにしてる。
コーミソースでもデミグラスソースでもウスターソースでもなく。醤油。ちょっと違うけどでも醤油。
これの出所くらいは聞いても許されるかな!?
他のソースも試したくてジュリアスさま催促する。
私の様子を見て何か見つけたんだなって理解してくれたようで、一口ずつゆっくり食べさせてくれた。
・・・胡麻油っぽいのあるーーーー!
あっち(ディゴーの街って言うんだって)は他国や他領への通行が便利でこっちは魔の森が近いから冒険者とかが取って来た素材を卸すところ?ここにあちこちの商人が仕入れに来るので商売より仕入れの人の出入りが多いんだって。
冒険者向けの道具やご飯屋は多い。
今回ここに連れて来てくれたのは、私が森に行きたいって言ってたから魔の森とは違う方の森もあるからそっちに行くついで?
近いうちに王都とか旅行に行くから、今回はグレーデン領のニッチなところを見せたいんだって。
まぁデートって言うより視察?感がすごいけど、どこに行っても初だし、リーシャも自領か王都の学園しか外に出てなかったから何もかも目新しいから嬉しい。
布屋さんは冒険者用に丈夫な素材が多くて、皮屋さんはお店入ってすぐに魔獣の頭が飾ってあってちょっとびっくりして抱っこしてくれてたジュリアスさまを抱きしめちゃって首絞めちゃったよ!
数種類の滑した皮とモフモフした毛皮を買ってもらった。毛皮はソファに掛けたい。
ここは寒くはならないらしいけど、暑すぎにもならないからふわふわを楽しむのだ。
少し柔らかい丈夫な皮はマジックバッグとか作ってみたいなーって思ってるんだけど、なんかまた変な顔されちゃう気もするから、様子見てチャレンジ!
「リーシャ、うちのルルゥほどではないがここの料理は変わった味で美味しいぞ」
街の奥まった場所にあった食堂に案内してくれたのは、冒険者が狩ってきてすぐに捌いたお肉や、魔の森で採れた野草や果物が使われてて、独特な料理が出るお店なんだって。
独特ってちょっと怖いな!?
「おやっさん、ホーンブルのレアステーキのを・・・あとこれとこれ・・・」
ここでも私を膝抱っこしつつ、慣れた感じで色々注文してるんだけど、ブラックソースってなんだろう?
別の席でサーキスさまが手書きのメニューを指差しつつ、アランやジェイク、ニーナにどんなものか簡単に説明しつつ注文をまとめてる。
私もメニューを眺めて見るんだけど、基本は焼く蒸すが多いから種類は少なくて、魔獣の種類と味付け?塩だけじゃないのが素晴らしい!んだけど、イマイチわなんない。
ダムラソース、フリュアソースってなんだろう?
木の実とかまだ食べたことのないものから作れるのかな?超気になるけど、コックさんの秘蔵レシピかも?
最初に来たのはターラサラダっていう、どう見ても自然薯の短冊切りしたやつとレタスっぽい葉っぱのサラダ!!!
自然薯!?森で取れるのかな?
ジュリアスさまが私の口にひと匙入れてくれる。
「トロローーうぅ」
思わず口に出ちゃったのをジュリアスさまが聞き留めて不思議そうな顔して覗いてる。
サラダのドレッシングが木の実油とお塩とレモン?だから絶妙になんか違うって思っちゃうんだけど海外の味と思えば有りなのかも?
でも自然薯があるのがわかって嬉しい。
「美味しいです~」
いやちょっとだし醤油が欲しいんだけどね!贅沢は言ってらんないから。
「そうか?この変わった歯応えが面白いだろう?」
料理に面白さは求めてないけど、焼く蒸すの塩味の世界にいたらここの味付けは美味しいとかより面白いってなるのかな?
旨みを感じるより変わってるって言う目新しさが新鮮で嬉しいかも?
私もトムヤンクン初めて食べた時はどう表現すべきか悩んだもん。何回か食べていくうちに美味しさがわかったような?
四川の本場の味っていうお店に入った時は味より辛さでびっくりして、美味しさはわかんなかった。違うお店で日本人寄りの味になってるお店では普通に楽しめた。
食べ物は環境で好みが育つんだよ。きっとね。
辛すぎる物にはついに慣れなかったけど、クミちゃんは激辛好きで10辛マシマシーホッキョクーとかやってたの。翌日、喉とお尻が危険だけどやめられないんだって。・・・元気かな。
目の前に出されたステーキが大盛りどころかマウンテン!!
外でも山になるほどの量食べるんだね?
サーキスさまやアランやジェイクもわりとマウンテン。マジか。
ニーナは・・・2人前くらい。他の山を見た後じゃたしかに小鳥の餌程度だねェ。
早速ジュリアスさまが切り分けて数種類用意されたソース?を少し付けて私の口にイン。
「・・・んにゅ?」
「どうした?」
すでに数口自分の口に運んでたジュリアスさまが別のソースを付けてまた私の口に。
食べさせるのか質問に答えさせるのか分けて欲しいな?
って口の中に広がった味が、ほのかに遠くに醤油がいる気がする?
ソースの小皿を手に取って匂いを嗅いでみる。
黒っぽいソースがやっぱり醤油の香りがほのかにしてる。
コーミソースでもデミグラスソースでもウスターソースでもなく。醤油。ちょっと違うけどでも醤油。
これの出所くらいは聞いても許されるかな!?
他のソースも試したくてジュリアスさま催促する。
私の様子を見て何か見つけたんだなって理解してくれたようで、一口ずつゆっくり食べさせてくれた。
・・・胡麻油っぽいのあるーーーー!
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