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一章
51話 お祖父様と伯父様はカンガリー先生達と同じ研究オタクです。
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父だと思っていたハゲ親父が親じゃなかった。何てこった。
確かに母は領地の離れで引き篭ってて、父と交流は全然なかった。私には優しく良い母だったけど。
あんな嫌なやつが親じゃなかったのは嬉しいけど本当の父は行方不明のまま。なぜ見つかってないんだろうな。
お母様の絵を眺めながらお母様が生きていた頃のことを思い出す。
いつも窓から外を遠くを見るような感じで過ごしてた。私に本を読んだり勉強を見てくれる時は優しくて穏やかで毎日幸せだった。
お母様は魔道具や錬金術で作ったものを外に出さなかったんだけど、オレイユ家は何を欲して離縁を渋ったのかな。
しばらくして、晩餐の用意が整ったと呼ばれた。
お義父さま達とお祖父様達はだいぶ打ち解けて良い雰囲気になってる。
ジュリアスさまも戻られたから私はお膝に乗せられてるのでお祖父様達がぽかんと。
「うちの食卓はリーシャちゃんのおかげでとても充実しておる!楽しんでくれ」
テーブルの上の圧倒的な量にもかなり引いてる気がする。お祖父様たちもやっぱり驚く量なんだよ!
今日はコンソメスープとポテトサラダ、魔牛のローストビーフなどを中心にコロッケやピザなどもいっぱい。食べる量が尋常じゃないから、コースとかまとまりは関係ないのだ。パンも籠に大量。
最初はグレーデン家の人たちの食べる勢いに唖然としていたお祖父様達は一口入ってから笑顔になって一心不乱に食べた。
「これは素晴らしい!」
「今まで食べていたものは何だったのか」
食後のデザートも量に驚愕していたけど、食べたら美味しいから止まらなくなったみたいで最後はお腹抑えてた。普通?の人たちの限界ってそうだよねって。
ここの人達がやっぱり大食漢。
お祖父様達はお式までお泊まりでお式には伯父様の奥様と子供、つまりは従兄弟、従姉妹?も来てくれるらしい。
次の日、お祖父様達は、教授とジョシュー先生と意気投合して魔導書談義したり、みんなとクッキーの袋詰め手伝ってくれたりで。
そういえば、お祝いの品をたくさん持ってきてくれてて、その中に一緒にお母様の子供の頃のお衣装や錬金術師として使っていたローブとかあって、オレイユでは感じられなかった愛情がいっぱい詰まってたよ!
お式の2日前に最終チェックでドレスの試着。お胸に余裕を持たせてくれてたけど成長ならず!パット(この世界でもあるんかい)を詰めたよね!!
髪型やお化粧まで全部チェック。私はお人形になるよ。仕立て屋さんとメイドさんとお義母さまにお任せしておけば問題ないもん。
「今夜はリーシャちゃんは私と寝起きするから」
お式が翌日となった朝にお義母さまがジュリアスさまに仰った。
「は?」
初日からずっと一緒に過ごしてきたので私もジュリアスさまも何故今更?ってなったよね。
「本来は結婚前に領地から出る娘と母が語らいをするのです。でもナタリアさまはいらっしゃらないので私がお母様なのです」
えーとそうするとお義父さまは?
「今日は二人きりで客間で過ごすので、ジュリアスもお父様と過ごしても良いのよ?」
お義母さまがにっこり笑うとお義父さまとジュリアスさまが微妙なお顔で見つめ合う。
流石にそれは・・・。
それから私はお義母さまと共にセレブエステを堪能して、客間のベットで共寝です。
ドキドキ。
お互いエステ後なのでとっても良い香りです。
お義母さまがドレスという武装を解いて、お化粧もしてないお姿なのは私が寝惚けて()騒いだ時ぐらいしか見てないので不思議。
でも大層な美人さんなのでスッピンでもすんばらしいよね~。
「さぁ、リーシャちゃん。女同士の夜よ♡」
確かに母は領地の離れで引き篭ってて、父と交流は全然なかった。私には優しく良い母だったけど。
あんな嫌なやつが親じゃなかったのは嬉しいけど本当の父は行方不明のまま。なぜ見つかってないんだろうな。
お母様の絵を眺めながらお母様が生きていた頃のことを思い出す。
いつも窓から外を遠くを見るような感じで過ごしてた。私に本を読んだり勉強を見てくれる時は優しくて穏やかで毎日幸せだった。
お母様は魔道具や錬金術で作ったものを外に出さなかったんだけど、オレイユ家は何を欲して離縁を渋ったのかな。
しばらくして、晩餐の用意が整ったと呼ばれた。
お義父さま達とお祖父様達はだいぶ打ち解けて良い雰囲気になってる。
ジュリアスさまも戻られたから私はお膝に乗せられてるのでお祖父様達がぽかんと。
「うちの食卓はリーシャちゃんのおかげでとても充実しておる!楽しんでくれ」
テーブルの上の圧倒的な量にもかなり引いてる気がする。お祖父様たちもやっぱり驚く量なんだよ!
今日はコンソメスープとポテトサラダ、魔牛のローストビーフなどを中心にコロッケやピザなどもいっぱい。食べる量が尋常じゃないから、コースとかまとまりは関係ないのだ。パンも籠に大量。
最初はグレーデン家の人たちの食べる勢いに唖然としていたお祖父様達は一口入ってから笑顔になって一心不乱に食べた。
「これは素晴らしい!」
「今まで食べていたものは何だったのか」
食後のデザートも量に驚愕していたけど、食べたら美味しいから止まらなくなったみたいで最後はお腹抑えてた。普通?の人たちの限界ってそうだよねって。
ここの人達がやっぱり大食漢。
お祖父様達はお式までお泊まりでお式には伯父様の奥様と子供、つまりは従兄弟、従姉妹?も来てくれるらしい。
次の日、お祖父様達は、教授とジョシュー先生と意気投合して魔導書談義したり、みんなとクッキーの袋詰め手伝ってくれたりで。
そういえば、お祝いの品をたくさん持ってきてくれてて、その中に一緒にお母様の子供の頃のお衣装や錬金術師として使っていたローブとかあって、オレイユでは感じられなかった愛情がいっぱい詰まってたよ!
お式の2日前に最終チェックでドレスの試着。お胸に余裕を持たせてくれてたけど成長ならず!パット(この世界でもあるんかい)を詰めたよね!!
髪型やお化粧まで全部チェック。私はお人形になるよ。仕立て屋さんとメイドさんとお義母さまにお任せしておけば問題ないもん。
「今夜はリーシャちゃんは私と寝起きするから」
お式が翌日となった朝にお義母さまがジュリアスさまに仰った。
「は?」
初日からずっと一緒に過ごしてきたので私もジュリアスさまも何故今更?ってなったよね。
「本来は結婚前に領地から出る娘と母が語らいをするのです。でもナタリアさまはいらっしゃらないので私がお母様なのです」
えーとそうするとお義父さまは?
「今日は二人きりで客間で過ごすので、ジュリアスもお父様と過ごしても良いのよ?」
お義母さまがにっこり笑うとお義父さまとジュリアスさまが微妙なお顔で見つめ合う。
流石にそれは・・・。
それから私はお義母さまと共にセレブエステを堪能して、客間のベットで共寝です。
ドキドキ。
お互いエステ後なのでとっても良い香りです。
お義母さまがドレスという武装を解いて、お化粧もしてないお姿なのは私が寝惚けて()騒いだ時ぐらいしか見てないので不思議。
でも大層な美人さんなのでスッピンでもすんばらしいよね~。
「さぁ、リーシャちゃん。女同士の夜よ♡」
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