51 / 764
一章
49話 〈花嫁さんのお菓子〉をやってみたいと思っちゃったのです。
しおりを挟む
私はふと思い出した。
お嫁さんのお菓子と言う田舎の風習を!
って言ってもおばあちゃんの田舎でもほぼ廃れてた気はするんだけど。
紅白餅は食べ方も教えないと謎の物体なので餅まきは無しだけど、つきたてのお餅を出すのは面白いかも?
お式見に来てくれたお子様達にちょっとしたお菓子を渡すのはどうかな!!
投げるのはどれくらい密集するとか分かんないし危ないしダメよねぇ。
ウエディングハイ!!ってやつかしら?
もうじきドレス着てお式して、きちんと奥さんになるんだぞーって気分が盛り上がってきました!
朝ごはんの後のお茶タイムに、お義母さまと相談です。ギリギリに何言い出すのこの子って思われちゃうかな?って口に出してから思っちゃった。
「あらあら素敵ね♡リーシャちゃん、領民にも気を遣ってくれるのねぇ」
何か良い方に思って貰った!申し訳ない。
「おちびちゃん達がお祝いにお花を持ってきてくれるからお返しでお菓子渡すのは良いと思うわ~」
「お花?」
「そうよ~自分で詰んできて小さな花束だったり花冠だったり、思い思いのお祝いをしてくれるのよ~♡可愛いの~私の時も最高の花嫁にして貰えたわ♫」
すごい!何それ萌える☆
「振る舞いで食べ物もいっぱい出すから、お菓子はクッキーとかでどうかしらね」
むちゃくちゃ美味しいもの作る~!!
「かわいい型のクッキー作ってみます~」
「良いわね!」
日持ちはアイテムボックスがあるので考えないで味重視で作ろう~。
お式まで日が迫ってきてるので出来るだけたくさん作れるようにしなくちゃ。
ルルゥたちは料理とお土産でフル回転になっちゃうから、クッキーは離れでニーナ達に手伝ってもらって作ろう。
「うふふ、リーシャちゃんが嬉しそうで私も幸せよ」
教授達にはお式までお勉強を休みたいのと、お菓子作りにためにしばらくは魔道具とかも作らないって伝えたら、魔導書の写本を進めるって事なので他の無難な?のもお渡ししたよ。無難なはずなのにブルブルしてた。解せぬ。
本邸のキッチンは何気に増改築されてるし、ちょこちょこ人が増えてる。兵舎と従者棟のコックさん達も交代でレシピを学びにきてるんだって。
「人はどんどん育ってるからドンと任せなさい!」
クッキー作りにルルゥが参戦だって。
目新しいものは作らないよ?
お昼を食べたあと、何故かルルゥに抱っこされて離れに向かった。
「さぁさぁ、クッキー作りましょう!」
すごいテンション高いじゃん。
結局オーツ麦クッキーとビスケット、卵ボーロを作りたいなーって思って、ナッツ入れたり、カカオニブ入れたり。
ちょっと大人向けに紅茶の葉を粉にして混ぜたりハーブ入りも作ったり。
思いつくままを数日間繰り返すことに。
余った卵白はメレンゲクッキーとラングドシャ、スフレに。
スフレは出来立てが美味しいので本邸のキッチンでみんなと食べたよ。
ふわふわで美味しかったのでお義母さまとクラウスさまが虜になっちゃった。
ふわふわが好きみたいだったので、ふわとろオムレツを出したら、鶏を増やそうとか魔鳥のたまごは大きいとかまた大変な事言い出しちゃった。
卵はお国違えば生食厳禁な危険食べ物だから鶏舎作るなら衛生管理と除菌殺菌滅菌に気をつけないとだね。
識別用の魔道具もいるかなぁ。
たまごふわふわも作りたいけど、お出汁なくてコンソメ味しか出来ないし、卵が産む鳥類が絶滅しそうな気がしたのでやめとこう。
でも卵って有能だからみんな大好きなのは仕方ないよね。
だし巻き卵食べたいなぁ。
新婚旅行で海連れてってもらえるから、鰹節か魚醤があると良いなぁ。せめて昆布とか。
欲を言えば、カニ、エビ、タコ、貝、海苔欲しいな。
海の中潜ってでもゲットしたいんだなぁ。
お嫁さんのお菓子と言う田舎の風習を!
って言ってもおばあちゃんの田舎でもほぼ廃れてた気はするんだけど。
紅白餅は食べ方も教えないと謎の物体なので餅まきは無しだけど、つきたてのお餅を出すのは面白いかも?
お式見に来てくれたお子様達にちょっとしたお菓子を渡すのはどうかな!!
投げるのはどれくらい密集するとか分かんないし危ないしダメよねぇ。
ウエディングハイ!!ってやつかしら?
もうじきドレス着てお式して、きちんと奥さんになるんだぞーって気分が盛り上がってきました!
朝ごはんの後のお茶タイムに、お義母さまと相談です。ギリギリに何言い出すのこの子って思われちゃうかな?って口に出してから思っちゃった。
「あらあら素敵ね♡リーシャちゃん、領民にも気を遣ってくれるのねぇ」
何か良い方に思って貰った!申し訳ない。
「おちびちゃん達がお祝いにお花を持ってきてくれるからお返しでお菓子渡すのは良いと思うわ~」
「お花?」
「そうよ~自分で詰んできて小さな花束だったり花冠だったり、思い思いのお祝いをしてくれるのよ~♡可愛いの~私の時も最高の花嫁にして貰えたわ♫」
すごい!何それ萌える☆
「振る舞いで食べ物もいっぱい出すから、お菓子はクッキーとかでどうかしらね」
むちゃくちゃ美味しいもの作る~!!
「かわいい型のクッキー作ってみます~」
「良いわね!」
日持ちはアイテムボックスがあるので考えないで味重視で作ろう~。
お式まで日が迫ってきてるので出来るだけたくさん作れるようにしなくちゃ。
ルルゥたちは料理とお土産でフル回転になっちゃうから、クッキーは離れでニーナ達に手伝ってもらって作ろう。
「うふふ、リーシャちゃんが嬉しそうで私も幸せよ」
教授達にはお式までお勉強を休みたいのと、お菓子作りにためにしばらくは魔道具とかも作らないって伝えたら、魔導書の写本を進めるって事なので他の無難な?のもお渡ししたよ。無難なはずなのにブルブルしてた。解せぬ。
本邸のキッチンは何気に増改築されてるし、ちょこちょこ人が増えてる。兵舎と従者棟のコックさん達も交代でレシピを学びにきてるんだって。
「人はどんどん育ってるからドンと任せなさい!」
クッキー作りにルルゥが参戦だって。
目新しいものは作らないよ?
お昼を食べたあと、何故かルルゥに抱っこされて離れに向かった。
「さぁさぁ、クッキー作りましょう!」
すごいテンション高いじゃん。
結局オーツ麦クッキーとビスケット、卵ボーロを作りたいなーって思って、ナッツ入れたり、カカオニブ入れたり。
ちょっと大人向けに紅茶の葉を粉にして混ぜたりハーブ入りも作ったり。
思いつくままを数日間繰り返すことに。
余った卵白はメレンゲクッキーとラングドシャ、スフレに。
スフレは出来立てが美味しいので本邸のキッチンでみんなと食べたよ。
ふわふわで美味しかったのでお義母さまとクラウスさまが虜になっちゃった。
ふわふわが好きみたいだったので、ふわとろオムレツを出したら、鶏を増やそうとか魔鳥のたまごは大きいとかまた大変な事言い出しちゃった。
卵はお国違えば生食厳禁な危険食べ物だから鶏舎作るなら衛生管理と除菌殺菌滅菌に気をつけないとだね。
識別用の魔道具もいるかなぁ。
たまごふわふわも作りたいけど、お出汁なくてコンソメ味しか出来ないし、卵が産む鳥類が絶滅しそうな気がしたのでやめとこう。
でも卵って有能だからみんな大好きなのは仕方ないよね。
だし巻き卵食べたいなぁ。
新婚旅行で海連れてってもらえるから、鰹節か魚醤があると良いなぁ。せめて昆布とか。
欲を言えば、カニ、エビ、タコ、貝、海苔欲しいな。
海の中潜ってでもゲットしたいんだなぁ。
706
お気に入りに追加
1,875
あなたにおすすめの小説
伯爵令嬢の秘密の知識
シマセイ
ファンタジー
16歳の女子高生 佐藤美咲は、神のミスで交通事故に巻き込まれて死んでしまう。異世界のグランディア王国ルナリス伯爵家のミアとして転生し、前世の記憶と知識チートを授かる。魔法と魔道具を秘密裏に研究しつつ、科学と魔法を融合させた夢を追い、小さな一歩を踏み出す。
【完結】捨てられた双子のセカンドライフ
mazecco
ファンタジー
【第14回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞作】
王家の血を引きながらも、不吉の象徴とされる双子に生まれてしまったアーサーとモニカ。
父王から疎まれ、幼くして森に捨てられた二人だったが、身体能力が高いアーサーと魔法に適性のあるモニカは、力を合わせて厳しい環境を生き延びる。
やがて成長した二人は森を出て街で生活することを決意。
これはしあわせな第二の人生を送りたいと夢見た双子の物語。
冒険あり商売あり。
さまざまなことに挑戦しながら双子が日常生活?を楽しみます。
(話の流れは基本まったりしてますが、内容がハードな時もあります)
異世界ゆるり紀行 ~子育てしながら冒険者します~
水無月 静琉
ファンタジー
神様のミスによって命を落とし、転生した茅野巧。様々なスキルを授かり異世界に送られると、そこは魔物が蠢く危険な森の中だった。タクミはその森で双子と思しき幼い男女の子供を発見し、アレン、エレナと名づけて保護する。格闘術で魔物を楽々倒す二人に驚きながらも、街に辿り着いたタクミは生計を立てるために冒険者ギルドに登録。アレンとエレナの成長を見守りながらの、のんびり冒険者生活がスタート!
***この度アルファポリス様から書籍化しました! 詳しくは近況ボードにて!

ペットたちと一緒に異世界へ転生!?魔法を覚えて、皆とのんびり過ごしたい。
千晶もーこ
ファンタジー
疲労で亡くなってしまった和菓。
気付いたら、異世界に転生していた。
なんと、そこには前世で飼っていた犬、猫、インコもいた!?
物語のような魔法も覚えたいけど、一番は皆で楽しくのんびり過ごすのが目標です!
※この話は小説家になろう様へも掲載しています

今日も学園食堂はゴタゴタしてますが、こっそり観賞しようとして本日も萎えてます。
柚ノ木 碧/柚木 彗
恋愛
駄目だこれ。
詰んでる。
そう悟った主人公10歳。
主人公は悟った。実家では無駄な事はしない。搾取父親の元を三男の兄と共に逃れて王都へ行き、乙女ゲームの舞台の学園の厨房に就職!これで予てより念願の世界をこっそりモブ以下らしく観賞しちゃえ!と思って居たのだけど…
何だか知ってる乙女ゲームの内容とは微妙に違う様で。あれ?何だか萎えるんだけど…
なろうにも掲載しております。

聖女転生? だが断る
日村透
恋愛
生まれ変わったら、勝ち逃げ確定の悪役聖女になっていた―――
形ばかりと思っていた聖女召喚の儀式で、本当に異世界の少女が訪れてしまった。
それがきっかけで聖女セレスティーヌは思い出す。
この世界はどうも、前世の母親が書いた恋愛小説の世界ではないか。
しかも自分は、本物の聖女をいじめて陥れる悪役聖女に転生してしまったらしい。
若くして生涯を終えるものの、断罪されることなく悠々自適に暮らし、苦しみのない最期を迎えるのだが……
本当にそうだろうか?
「怪しいですわね。話がうますぎですわ」
何やらあの召喚聖女も怪しい臭いがプンプンする。
セレスティーヌは逃亡を決意した。
ぼっちな幼女は異世界で愛し愛され幸せになりたい
珂里
ファンタジー
ある日、仲の良かった友達が突然いなくなってしまった。
本当に、急に、目の前から消えてしまった友達には、二度と会えなかった。
…………私も消えることができるかな。
私が消えても、きっと、誰も何とも思わない。
私は、邪魔な子だから。
私は、いらない子だから。
だからきっと、誰も悲しまない。
どこかに、私を必要としてくれる人がいないかな。
そんな人がいたら、絶対に側を離れないのに……。
異世界に迷い込んだ少女と、孤独な獣人の少年が徐々に心を通わせ成長していく物語。
☆「神隠し令嬢は騎士様と幸せになりたいんです」と同じ世界です。
彩菜が神隠しに遭う時に、公園で一緒に遊んでいた「ゆうちゃん」こと優香の、もう一つの神隠し物語です。
無一文で追放される悪女に転生したので特技を活かしてお金儲けを始めたら、聖女様と呼ばれるようになりました
結城芙由奈@コミカライズ発売中
恋愛
スーパームーンの美しい夜。仕事帰り、トラックに撥ねらてしまった私。気づけば草の生えた地面の上に倒れていた。目の前に見える城に入れば、盛大なパーティーの真っ最中。目の前にある豪華な食事を口にしていると見知らぬ男性にいきなり名前を呼ばれて、次期王妃候補の資格を失ったことを聞かされた。理由も分からないまま、家に帰宅すると「お前のような恥さらしは今日限り、出ていけ」と追い出されてしまう。途方に暮れる私についてきてくれたのは、私の専属メイドと御者の青年。そこで私は2人を連れて新天地目指して旅立つことにした。無一文だけど大丈夫。私は前世の特技を活かしてお金を稼ぐことが出来るのだから――
※ 他サイトでも投稿中
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる