30 / 764
一章
28話 家畜の餌は争奪戦になりそうだけどダメだよ?
しおりを挟む
今日は念願の馬さん牛さん鶏さん達のご飯をまとめ買いしたやつが届いてたので。
離れにやって来ましたー!イェェェイ!
辺境伯家名物《少し欲しいと言ったら量がなんかすごい》が発動してるけど気にしなーい。慣れたから。倉庫の天井いっぱいまで積んじゃうのはどうかと思ったけど。
本日のお供もニーナとアランとジェイク。
メイドの二人はお部屋の掃除と衣装の手入れです。
日本人なら米だろう?餅だろう?
いや、若い人はパン食が多いらしいけど。でもおにぎりやピラフ、ドリアっていっぱい素敵なモノに変身する優れもの!
米粉でパンやケーキも好きーーーー!
お餅だって、雑煮にぜんざい、牡丹餅、あられにもなるんだよー。
栗おこわ食べたーい!
トウモロコシも届いたのは乾燥した粒だけど、スープに入れたり粉にしてトルティーヤやパンだって出来る。
トウモロコシの採れたても季節になったら手に入るかな?
餌としてはそれぞれの家畜に合わせて配合を変えてるっぽいので、個別に分けられててラッキー。
とりあえず精米したいんだけど籾摺り?石臼?どうしようかな。
多分すぐに大量に必要になるから精米機とか作ったほうがいいよねぇ。
でもお米食べたい。
籾摺りで少ししてみよう。
瓶と擂粉木でガシガシ。全く力が足りないよ!見兼ねたアランが代わってくれた。
「こんな感じでやればいいですか?」
って物凄い手際で籾が剥がれていく。ジェイクまでもうひと瓶持ち出してゴリゴリー。
二人とも私の扱いに慣れて来た!
あっという間にに白くなっていく。冷静になると海苔がないって思い出したのでピラフがいいかな?
私最近学習したの!材料を途中で取りに行って貰うからルルゥがついて来ちゃうって。
なので私のマジックボックスにいきなり使いたくなった時用にって少し材料をストックしてあるの。
お米をしっかり洗米して、土鍋っぽいのでブイヨンスープ、ベーコン、お野菜少し。あと手に入れたばかりのトウモロコシを入れて炊くのだー ♪
炊き上がるまでに今度はトウモロコシを粉にするためにすり鉢でチャレンジ。
やっぱりフードプロセッサーとかジューサーはいるねぇ。
結局トウモロコシもアラン達がやってくれた。私も筋肉欲しいな。
簡単コーンスープ作って。ピラフも炊けて。
トルティーヤは野菜とハム。組み合わせとか気にしなーい!
私とニーナとアランとジェイクの分で4人分。残りはジュリアスさまたちに取っておこう。
「いただきまーす♪」
もぐもぐ。お米美味しい。ちょっと粘り気があるタイプみたいだけど美味しい。
私はピンツヤが好きだけど、お米さまがあるだけで嬉しいよぅ。
ニーナはトルティーヤが良いみたい。パンに慣れてるからこっちの方が馴染みいいかも。
アランとジェイクは
「これは腹持ちが良さそうです」
「コーンスープ?は優しい味で好きです」
って。二人とも初めてのお米でも喜んでくれた。
んー、味噌と醤油と味○素もほっしー。
焼きおにぎりに磯部焼き~。
お米と餅米を手に入れたので無敵!!
トウモロコシは少し甘味が足りない気がするのでいつか畑に連れて行ってもらって、農家の人と相談したい。お馬さん達も美味しくなったら喜ぶよね?
ふー、満足満足ってお腹摩っていたら、ニーナ達が苦笑いで私を・・・私の後ろを見てる。
ルルゥが扉を半分開けて恨めしそうに覗いてた!怖っ!!
いつもより登場が遅かったねぇ。
無茶苦茶怖いんで、取り置き分を出して食べてる時に作り方を説明。
「家畜の餌・・・買い占めたらダメよねぇ?」
って言い出したので理性は残っているようだけど目が怖い。
毎年の生産量が決まってるんだから消費量が一気に変わると困るよね!これはジュリアスさま達に早急に相談しなくちゃ。
こっちの世界のお米やトウモロコシが美味しく食べられるってわかって良かった。家畜さん達に被害が出ないように頂こう。ね?ルルゥ?
離れに山盛り積んであった飼料を本邸に9割持って行って、夕飯にはピラフ、コーンスープ、トルティーヤで、お肉もいっぱい。
ピラフはドライカレー味も用意したよ。
なんかお義父さまがドライカレー味に感動して涙目になっていた。ん?辛かったのかも?
ジュリアスさまとセリウスさまとサーキスさまとセバスチャンが、農家さんの雇用促進と農地の開拓について相談し始めちゃって。おおおぅ、お仕事増やしちゃったって凹んでたら、お義母さまが、
「辺境の地で仕事が増えるのは領民にとっても領地にとっても良い事なのよ、やりたい事があれば気にせずにおやりなさい」
って言ってくれたの。
寝る前にはジュリアスさまも、
「領民の仕事増えることはありがたい事なんだ、リーシャのおかげで引退した騎士達の仕事の選択肢が増える。ありがとう」
ニコニコ笑ってくれて腕枕で胸元に抱き込んでくれた。
「それに美味しいものが増えるのも嬉しいな」
って、額にちゅってしてくれて、背中ポンポンって。あ・まーーーい!
嬉しくってジュリアスさまの胸元にギュッてしちゃった。テレる。
また美味しいもの作ろう!
離れにやって来ましたー!イェェェイ!
辺境伯家名物《少し欲しいと言ったら量がなんかすごい》が発動してるけど気にしなーい。慣れたから。倉庫の天井いっぱいまで積んじゃうのはどうかと思ったけど。
本日のお供もニーナとアランとジェイク。
メイドの二人はお部屋の掃除と衣装の手入れです。
日本人なら米だろう?餅だろう?
いや、若い人はパン食が多いらしいけど。でもおにぎりやピラフ、ドリアっていっぱい素敵なモノに変身する優れもの!
米粉でパンやケーキも好きーーーー!
お餅だって、雑煮にぜんざい、牡丹餅、あられにもなるんだよー。
栗おこわ食べたーい!
トウモロコシも届いたのは乾燥した粒だけど、スープに入れたり粉にしてトルティーヤやパンだって出来る。
トウモロコシの採れたても季節になったら手に入るかな?
餌としてはそれぞれの家畜に合わせて配合を変えてるっぽいので、個別に分けられててラッキー。
とりあえず精米したいんだけど籾摺り?石臼?どうしようかな。
多分すぐに大量に必要になるから精米機とか作ったほうがいいよねぇ。
でもお米食べたい。
籾摺りで少ししてみよう。
瓶と擂粉木でガシガシ。全く力が足りないよ!見兼ねたアランが代わってくれた。
「こんな感じでやればいいですか?」
って物凄い手際で籾が剥がれていく。ジェイクまでもうひと瓶持ち出してゴリゴリー。
二人とも私の扱いに慣れて来た!
あっという間にに白くなっていく。冷静になると海苔がないって思い出したのでピラフがいいかな?
私最近学習したの!材料を途中で取りに行って貰うからルルゥがついて来ちゃうって。
なので私のマジックボックスにいきなり使いたくなった時用にって少し材料をストックしてあるの。
お米をしっかり洗米して、土鍋っぽいのでブイヨンスープ、ベーコン、お野菜少し。あと手に入れたばかりのトウモロコシを入れて炊くのだー ♪
炊き上がるまでに今度はトウモロコシを粉にするためにすり鉢でチャレンジ。
やっぱりフードプロセッサーとかジューサーはいるねぇ。
結局トウモロコシもアラン達がやってくれた。私も筋肉欲しいな。
簡単コーンスープ作って。ピラフも炊けて。
トルティーヤは野菜とハム。組み合わせとか気にしなーい!
私とニーナとアランとジェイクの分で4人分。残りはジュリアスさまたちに取っておこう。
「いただきまーす♪」
もぐもぐ。お米美味しい。ちょっと粘り気があるタイプみたいだけど美味しい。
私はピンツヤが好きだけど、お米さまがあるだけで嬉しいよぅ。
ニーナはトルティーヤが良いみたい。パンに慣れてるからこっちの方が馴染みいいかも。
アランとジェイクは
「これは腹持ちが良さそうです」
「コーンスープ?は優しい味で好きです」
って。二人とも初めてのお米でも喜んでくれた。
んー、味噌と醤油と味○素もほっしー。
焼きおにぎりに磯部焼き~。
お米と餅米を手に入れたので無敵!!
トウモロコシは少し甘味が足りない気がするのでいつか畑に連れて行ってもらって、農家の人と相談したい。お馬さん達も美味しくなったら喜ぶよね?
ふー、満足満足ってお腹摩っていたら、ニーナ達が苦笑いで私を・・・私の後ろを見てる。
ルルゥが扉を半分開けて恨めしそうに覗いてた!怖っ!!
いつもより登場が遅かったねぇ。
無茶苦茶怖いんで、取り置き分を出して食べてる時に作り方を説明。
「家畜の餌・・・買い占めたらダメよねぇ?」
って言い出したので理性は残っているようだけど目が怖い。
毎年の生産量が決まってるんだから消費量が一気に変わると困るよね!これはジュリアスさま達に早急に相談しなくちゃ。
こっちの世界のお米やトウモロコシが美味しく食べられるってわかって良かった。家畜さん達に被害が出ないように頂こう。ね?ルルゥ?
離れに山盛り積んであった飼料を本邸に9割持って行って、夕飯にはピラフ、コーンスープ、トルティーヤで、お肉もいっぱい。
ピラフはドライカレー味も用意したよ。
なんかお義父さまがドライカレー味に感動して涙目になっていた。ん?辛かったのかも?
ジュリアスさまとセリウスさまとサーキスさまとセバスチャンが、農家さんの雇用促進と農地の開拓について相談し始めちゃって。おおおぅ、お仕事増やしちゃったって凹んでたら、お義母さまが、
「辺境の地で仕事が増えるのは領民にとっても領地にとっても良い事なのよ、やりたい事があれば気にせずにおやりなさい」
って言ってくれたの。
寝る前にはジュリアスさまも、
「領民の仕事増えることはありがたい事なんだ、リーシャのおかげで引退した騎士達の仕事の選択肢が増える。ありがとう」
ニコニコ笑ってくれて腕枕で胸元に抱き込んでくれた。
「それに美味しいものが増えるのも嬉しいな」
って、額にちゅってしてくれて、背中ポンポンって。あ・まーーーい!
嬉しくってジュリアスさまの胸元にギュッてしちゃった。テレる。
また美味しいもの作ろう!
780
お気に入りに追加
1,875
あなたにおすすめの小説
伯爵令嬢の秘密の知識
シマセイ
ファンタジー
16歳の女子高生 佐藤美咲は、神のミスで交通事故に巻き込まれて死んでしまう。異世界のグランディア王国ルナリス伯爵家のミアとして転生し、前世の記憶と知識チートを授かる。魔法と魔道具を秘密裏に研究しつつ、科学と魔法を融合させた夢を追い、小さな一歩を踏み出す。
【完結】捨てられた双子のセカンドライフ
mazecco
ファンタジー
【第14回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞作】
王家の血を引きながらも、不吉の象徴とされる双子に生まれてしまったアーサーとモニカ。
父王から疎まれ、幼くして森に捨てられた二人だったが、身体能力が高いアーサーと魔法に適性のあるモニカは、力を合わせて厳しい環境を生き延びる。
やがて成長した二人は森を出て街で生活することを決意。
これはしあわせな第二の人生を送りたいと夢見た双子の物語。
冒険あり商売あり。
さまざまなことに挑戦しながら双子が日常生活?を楽しみます。
(話の流れは基本まったりしてますが、内容がハードな時もあります)
異世界ゆるり紀行 ~子育てしながら冒険者します~
水無月 静琉
ファンタジー
神様のミスによって命を落とし、転生した茅野巧。様々なスキルを授かり異世界に送られると、そこは魔物が蠢く危険な森の中だった。タクミはその森で双子と思しき幼い男女の子供を発見し、アレン、エレナと名づけて保護する。格闘術で魔物を楽々倒す二人に驚きながらも、街に辿り着いたタクミは生計を立てるために冒険者ギルドに登録。アレンとエレナの成長を見守りながらの、のんびり冒険者生活がスタート!
***この度アルファポリス様から書籍化しました! 詳しくは近況ボードにて!

ペットたちと一緒に異世界へ転生!?魔法を覚えて、皆とのんびり過ごしたい。
千晶もーこ
ファンタジー
疲労で亡くなってしまった和菓。
気付いたら、異世界に転生していた。
なんと、そこには前世で飼っていた犬、猫、インコもいた!?
物語のような魔法も覚えたいけど、一番は皆で楽しくのんびり過ごすのが目標です!
※この話は小説家になろう様へも掲載しています

今日も学園食堂はゴタゴタしてますが、こっそり観賞しようとして本日も萎えてます。
柚ノ木 碧/柚木 彗
恋愛
駄目だこれ。
詰んでる。
そう悟った主人公10歳。
主人公は悟った。実家では無駄な事はしない。搾取父親の元を三男の兄と共に逃れて王都へ行き、乙女ゲームの舞台の学園の厨房に就職!これで予てより念願の世界をこっそりモブ以下らしく観賞しちゃえ!と思って居たのだけど…
何だか知ってる乙女ゲームの内容とは微妙に違う様で。あれ?何だか萎えるんだけど…
なろうにも掲載しております。

聖女転生? だが断る
日村透
恋愛
生まれ変わったら、勝ち逃げ確定の悪役聖女になっていた―――
形ばかりと思っていた聖女召喚の儀式で、本当に異世界の少女が訪れてしまった。
それがきっかけで聖女セレスティーヌは思い出す。
この世界はどうも、前世の母親が書いた恋愛小説の世界ではないか。
しかも自分は、本物の聖女をいじめて陥れる悪役聖女に転生してしまったらしい。
若くして生涯を終えるものの、断罪されることなく悠々自適に暮らし、苦しみのない最期を迎えるのだが……
本当にそうだろうか?
「怪しいですわね。話がうますぎですわ」
何やらあの召喚聖女も怪しい臭いがプンプンする。
セレスティーヌは逃亡を決意した。
ぼっちな幼女は異世界で愛し愛され幸せになりたい
珂里
ファンタジー
ある日、仲の良かった友達が突然いなくなってしまった。
本当に、急に、目の前から消えてしまった友達には、二度と会えなかった。
…………私も消えることができるかな。
私が消えても、きっと、誰も何とも思わない。
私は、邪魔な子だから。
私は、いらない子だから。
だからきっと、誰も悲しまない。
どこかに、私を必要としてくれる人がいないかな。
そんな人がいたら、絶対に側を離れないのに……。
異世界に迷い込んだ少女と、孤独な獣人の少年が徐々に心を通わせ成長していく物語。
☆「神隠し令嬢は騎士様と幸せになりたいんです」と同じ世界です。
彩菜が神隠しに遭う時に、公園で一緒に遊んでいた「ゆうちゃん」こと優香の、もう一つの神隠し物語です。
無一文で追放される悪女に転生したので特技を活かしてお金儲けを始めたら、聖女様と呼ばれるようになりました
結城芙由奈@コミカライズ発売中
恋愛
スーパームーンの美しい夜。仕事帰り、トラックに撥ねらてしまった私。気づけば草の生えた地面の上に倒れていた。目の前に見える城に入れば、盛大なパーティーの真っ最中。目の前にある豪華な食事を口にしていると見知らぬ男性にいきなり名前を呼ばれて、次期王妃候補の資格を失ったことを聞かされた。理由も分からないまま、家に帰宅すると「お前のような恥さらしは今日限り、出ていけ」と追い出されてしまう。途方に暮れる私についてきてくれたのは、私の専属メイドと御者の青年。そこで私は2人を連れて新天地目指して旅立つことにした。無一文だけど大丈夫。私は前世の特技を活かしてお金を稼ぐことが出来るのだから――
※ 他サイトでも投稿中
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる