20 / 710
一章
19話 家畜の飼料が宝の山だった件。
しおりを挟む
ニーナ達に着替えをしてもらって。
今日もなんかお人形的な仕上がり。
待っていてくれたジュリアス様にまた抱えられて食堂に行く。
「おはよう~リーシャちゃん!このパンすごいわ~」
お義母さまが早速ハイテンションでパン籠を抱えてます。
どうやらドライフルーツ入りにご満悦です。
セリウスさまとクラウスさまはナッツ派。お義父さまは歯応えが足りないっていつものパン。
そう言えばみんな揃うの待ってない。パンの匂いが気になりすぎちゃったのかしら。
ジュリアスさまも私を膝抱っこで着席して、パン籠を引き寄せる。ドライフルーツ入りを一口分にちぎって私の口に入れてから自分はそのまま齧り付く。
「うん、うまいな」
ニコって笑って今度はナッツ入りで一口分をの作業~。
まだちょっと理想的な柔らかさじゃないけど粉の種類とかもあるよね?ルルゥの探究心に賭けよう!
サラダやお肉も一口ずつ運ばれて、もう見慣れた日常になってきているので皆さん何も言わずニコニコ見てます。
ジュリアスさまは私の食べられる量と食べて良いものをちゃんと考えてくれているのでもう恥ずかしさとかはどっかに置いてきたよ。
いつものように机の上の食べ物がほぼ消えちゃって。これは酵母ちゃんが足りない危機!後でお部屋の残りの分も運ぼう。
今日も皆さん仕事や用事が有るそうなので、私は離れで何かしますって伝えたら、お義父さまとお義母さまにはハグされて、義弟のお二人は頭ぽんぽんって。嫁っていうより子供よね?
ジュリアスさまは、よしよしってしていくんだもん。
アラン達に酵母の瓶を運ぶの手伝ってもらって。ビネガー用も気にされちゃったけどそれはまだなのって伝えて。
キッチンに行ったらコックさん達がみんなパンを口に入れてるとこだった!
慌てなくても残った食事が賄いになることや味見で食べるのも仕事って知ってるから大丈夫~。
「ルルゥ、酵母瓶の追加~管理任せちゃってもいい?」
「あらぁ?お任せあれ」
「中の果物だけ全部出すの手伝ってください」
早速コックさん達が丁寧に取り出してまとめてくれたよ。
取り出した果物と新しい果物を持って馬屋に向かうことに。
荷物はニーナに持たれ、アランに抱っこで運ばれる。これいつまで続くんだろうか?
馬屋番の人に果物を渡して酵母付きの分もエサに混ぜて食べると栄養たっぷりなのであげて欲しいっていうと準備してくれる。
その間に普段のエサを鑑定~。
お米と大麦、草、トウモロコシと大豆、もち米って!
大豆とお餅ーーーーーー!!!!
もち米はお米と同種って扱いなの?
もう我慢できない!!!
「これ!研究したいから各種類全部離れに用意してもらうことって可能かしら!?」
「エサの研究ですかい?」
名目はなんでもいいから~人間も食べられるって証明できたら普通に手に入れられるようになるはずだからぁ~!!!
あまりに必死に頼むからか馬屋番の人たちもニーナ達も引いてる。
でも絶対欲しいんだよぅ。
馬達が俺たちのメシに何してるって感じで見てる気がするけど気にしてられない。
果物あげるから見逃して!
「何してるのー?」
セリウスさまがのほほんとした感じで覗く。あれ、いつもよりかっちり着込んでお洒落さん?
アラン達が説明してる間に馬達に果物を混ぜたエサをあげてみる。
モシュモシュと食べているところを見ていると酵母液の匂いとかは平気みたい。栄養良くなってツヤフサになれぇ~。
「ドーリー、リーシャは何かしら面白いことをしてくれるから何か頼まれごとをしたらなるべく叶えてやってくれ。好きなように過ごさせるのがウチの総意だからね」
馬屋番の人はドーリーさんっていうのね。
なんかセリウスさま、私が面白いことをするって言ったな?どういう意味だろう?
「あとドーリー、俺のクイーンの準備して。これから隣街まで行ってくるから」
お出かけ衣装だったのね~イケメン五割り増し。
「お土産買ってくるからね♪」
お仕事じゃなくてデートかしら?リア充ってやつだわ。キラキラしてるもん。
お願いした飼料達は次の仕入れの時に入手してくれるって事になったので良かった。
さて、離れにって思ったら、
「失礼します」
ってアランに普通に抱き上げられた。
自分で歩いていくようになるにはいつになるんだろう?
ニーナはもう慣れちゃってるし、何か違うって思うんだけど!
何だっけ。少年探偵のあのボードみたいなの作ったら良いのかしら?普通にキックボード?それともセグ○ェイ?
ここにきて全く魔道具弄ってないし、ちょっと本気で考えようかな?
今日もなんかお人形的な仕上がり。
待っていてくれたジュリアス様にまた抱えられて食堂に行く。
「おはよう~リーシャちゃん!このパンすごいわ~」
お義母さまが早速ハイテンションでパン籠を抱えてます。
どうやらドライフルーツ入りにご満悦です。
セリウスさまとクラウスさまはナッツ派。お義父さまは歯応えが足りないっていつものパン。
そう言えばみんな揃うの待ってない。パンの匂いが気になりすぎちゃったのかしら。
ジュリアスさまも私を膝抱っこで着席して、パン籠を引き寄せる。ドライフルーツ入りを一口分にちぎって私の口に入れてから自分はそのまま齧り付く。
「うん、うまいな」
ニコって笑って今度はナッツ入りで一口分をの作業~。
まだちょっと理想的な柔らかさじゃないけど粉の種類とかもあるよね?ルルゥの探究心に賭けよう!
サラダやお肉も一口ずつ運ばれて、もう見慣れた日常になってきているので皆さん何も言わずニコニコ見てます。
ジュリアスさまは私の食べられる量と食べて良いものをちゃんと考えてくれているのでもう恥ずかしさとかはどっかに置いてきたよ。
いつものように机の上の食べ物がほぼ消えちゃって。これは酵母ちゃんが足りない危機!後でお部屋の残りの分も運ぼう。
今日も皆さん仕事や用事が有るそうなので、私は離れで何かしますって伝えたら、お義父さまとお義母さまにはハグされて、義弟のお二人は頭ぽんぽんって。嫁っていうより子供よね?
ジュリアスさまは、よしよしってしていくんだもん。
アラン達に酵母の瓶を運ぶの手伝ってもらって。ビネガー用も気にされちゃったけどそれはまだなのって伝えて。
キッチンに行ったらコックさん達がみんなパンを口に入れてるとこだった!
慌てなくても残った食事が賄いになることや味見で食べるのも仕事って知ってるから大丈夫~。
「ルルゥ、酵母瓶の追加~管理任せちゃってもいい?」
「あらぁ?お任せあれ」
「中の果物だけ全部出すの手伝ってください」
早速コックさん達が丁寧に取り出してまとめてくれたよ。
取り出した果物と新しい果物を持って馬屋に向かうことに。
荷物はニーナに持たれ、アランに抱っこで運ばれる。これいつまで続くんだろうか?
馬屋番の人に果物を渡して酵母付きの分もエサに混ぜて食べると栄養たっぷりなのであげて欲しいっていうと準備してくれる。
その間に普段のエサを鑑定~。
お米と大麦、草、トウモロコシと大豆、もち米って!
大豆とお餅ーーーーーー!!!!
もち米はお米と同種って扱いなの?
もう我慢できない!!!
「これ!研究したいから各種類全部離れに用意してもらうことって可能かしら!?」
「エサの研究ですかい?」
名目はなんでもいいから~人間も食べられるって証明できたら普通に手に入れられるようになるはずだからぁ~!!!
あまりに必死に頼むからか馬屋番の人たちもニーナ達も引いてる。
でも絶対欲しいんだよぅ。
馬達が俺たちのメシに何してるって感じで見てる気がするけど気にしてられない。
果物あげるから見逃して!
「何してるのー?」
セリウスさまがのほほんとした感じで覗く。あれ、いつもよりかっちり着込んでお洒落さん?
アラン達が説明してる間に馬達に果物を混ぜたエサをあげてみる。
モシュモシュと食べているところを見ていると酵母液の匂いとかは平気みたい。栄養良くなってツヤフサになれぇ~。
「ドーリー、リーシャは何かしら面白いことをしてくれるから何か頼まれごとをしたらなるべく叶えてやってくれ。好きなように過ごさせるのがウチの総意だからね」
馬屋番の人はドーリーさんっていうのね。
なんかセリウスさま、私が面白いことをするって言ったな?どういう意味だろう?
「あとドーリー、俺のクイーンの準備して。これから隣街まで行ってくるから」
お出かけ衣装だったのね~イケメン五割り増し。
「お土産買ってくるからね♪」
お仕事じゃなくてデートかしら?リア充ってやつだわ。キラキラしてるもん。
お願いした飼料達は次の仕入れの時に入手してくれるって事になったので良かった。
さて、離れにって思ったら、
「失礼します」
ってアランに普通に抱き上げられた。
自分で歩いていくようになるにはいつになるんだろう?
ニーナはもう慣れちゃってるし、何か違うって思うんだけど!
何だっけ。少年探偵のあのボードみたいなの作ったら良いのかしら?普通にキックボード?それともセグ○ェイ?
ここにきて全く魔道具弄ってないし、ちょっと本気で考えようかな?
690
お気に入りに追加
1,792
あなたにおすすめの小説
十三回目の人生でようやく自分が悪役令嬢ポジと気づいたので、もう殿下の邪魔はしませんから構わないで下さい!
翠玉 結
恋愛
公爵令嬢である私、エリーザは挙式前夜の式典で命を落とした。
「貴様とは、婚約破棄する」と残酷な事を突きつける婚約者、王太子殿下クラウド様の手によって。
そしてそれが一度ではなく、何度も繰り返していることに気が付いたのは〖十三回目〗の人生。
死んだ理由…それは、毎回悪役令嬢というポジションで立ち振る舞い、殿下の恋路を邪魔していたいたからだった。
どう頑張ろうと、殿下からの愛を受け取ることなく死ぬ。
その結末をが分かっているならもう二度と同じ過ちは繰り返さない!
そして死なない!!
そう思って殿下と関わらないようにしていたのに、
何故か前の記憶とは違って、まさかのご執心で溺愛ルートまっしぐらで?!
「殿下!私、死にたくありません!」
✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼
※他サイトより転載した作品です。
三回も婚約破棄された小リス令嬢は黒豹騎士に睨まれる~実は溺愛されてるようですが怖すぎて気づきません~
鳥花風星
恋愛
常に何かを食べていなければ魔力が枯渇してしまい命も危うい令嬢ヴィオラ。小柄でいつも両頬に食べ物を詰めこみモグモグと食べてばかりいるのでついたあだ名が「小リス令嬢」だった。
大食いのせいで三度も婚約破棄されてしまい家族にも疎まれるヴィオラは、ひょんなことからとある騎士に縁談を申し込まれる。
見た目は申し分ないのに全身黒づくめの服装でいつも無表情。手足が長く戦いの際にとても俊敏なことからついたあだ名が「黒豹騎士」だ。
黒豹に睨まれ怯える小リスだったが、どうやら睨まれているわけではないようで…?
対照的な二人が距離を縮めていくハッピーエンドストーリー。
我儘令嬢なんて無理だったので小心者令嬢になったらみんなに甘やかされました。
たぬきち25番
恋愛
「ここはどこですか?私はだれですか?」目を覚ましたら全く知らない場所にいました。
しかも以前の私は、かなり我儘令嬢だったそうです。
そんなマイナスからのスタートですが、文句はいえません。
ずっと冷たかった周りの目が、なんだか最近優しい気がします。
というか、甘やかされてません?
これって、どういうことでしょう?
※後日談は激甘です。
激甘が苦手な方は後日談以外をお楽しみ下さい。
※小説家になろう様にも公開させて頂いております。
ただあちらは、マルチエンディングではございませんので、その関係でこちらとは、内容が大幅に異なります。ご了承下さい。
タイトルも違います。タイトル:異世界、訳アリ令嬢の恋の行方は?!~あの時、もしあなたを選ばなければ~
【完結】悪役令嬢だったみたいなので婚約から回避してみた
もふきゅな
恋愛
春風に彩られた王国で、名門貴族ロゼリア家の娘ナタリアは、ある日見た悪夢によって人生が一変する。夢の中、彼女は「悪役令嬢」として婚約を破棄され、王国から追放される未来を目撃する。それを避けるため、彼女は最愛の王太子アレクサンダーから距離を置き、自らを守ろうとするが、彼の深い愛と執着が彼女の運命を変えていく。
【完結】僻地の修道院に入りたいので、断罪の場にしれーっと混ざってみました。
櫻野くるみ
恋愛
王太子による独裁で、貴族が息を潜めながら生きているある日。
夜会で王太子が勝手な言いがかりだけで3人の令嬢達に断罪を始めた。
ひっそりと空気になっていたテレサだったが、ふと気付く。
あれ?これって修道院に入れるチャンスなんじゃ?
子爵令嬢のテレサは、神父をしている初恋の相手の元へ行ける絶好の機会だととっさに考え、しれーっと断罪の列に加わり叫んだ。
「わたくしが代表して修道院へ参ります!」
野次馬から急に現れたテレサに、その場の全員が思った。
この娘、誰!?
王太子による恐怖政治の中、地味に生きてきた子爵令嬢のテレサが、初恋の元伯爵令息に会いたい一心で断罪劇に飛び込むお話。
主人公は猫を被っているだけでお転婆です。
完結しました。
小説家になろう様にも投稿しています。
愛なんてどこにもないと知っている
紫楼
恋愛
私は親の選んだ相手と政略結婚をさせられた。
相手には長年の恋人がいて婚約時から全てを諦め、貴族の娘として割り切った。
白い結婚でも社交界でどんなに噂されてもどうでも良い。
結局は追い出されて、家に帰された。
両親には叱られ、兄にはため息を吐かれる。
一年もしないうちに再婚を命じられた。
彼は兄の親友で、兄が私の初恋だと勘違いした人。
私は何も期待できないことを知っている。
彼は私を愛さない。
主人公以外が愛や恋に迷走して暴走しているので、主人公は最後の方しか、トキメキがないです。
作者の脳内の世界観なので現実世界の法律や常識とは重ねないでお読むください。
誤字脱字は多いと思われますので、先にごめんなさい。
他サイトにも載せています。
【完結】乙女ゲーム開始前に消える病弱モブ令嬢に転生しました
佐倉穂波
恋愛
転生したルイシャは、自分が若くして死んでしまう乙女ゲームのモブ令嬢で事を知る。
確かに、まともに起き上がることすら困難なこの体は、いつ死んでもおかしくない状態だった。
(そんな……死にたくないっ!)
乙女ゲームの記憶が正しければ、あと数年で死んでしまうルイシャは、「生きる」ために努力することにした。
2023.9.3 投稿分の改稿終了。
2023.9.4 表紙を作ってみました。
2023.9.15 完結。
2023.9.23 後日談を投稿しました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる