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一章
18話 胡椒の木をゲットしたよ。酵母パンやっとデビュー!!
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あれから数日、酵母たちに空気を入れてちょっと振ったり。
少しだけ泡泡してきて順調な感じ。
柔らかパンまであと少し。
お酢も欲しいからビネガーも待ってるけどちょっと先ね。
ドレッシングやマヨネーズに使いたい。
流石に私に構いまくってる日々は続かなくてちょっとホッとしたのは内緒。
手が空いてる時は離れで買ってもらった調味料を少しずつ調べてる。鑑定でどんなものかはわかるけど分量はね。カレー粉の黄金レシピを作るよ!
サーキスさまとのお買い物の時に買ってもらった調味料の中にチリソースとオリーブオイルみたいなのがあったのでサラダ用にアレンジできないかな。
そう言えば鍛冶屋さんに寸胴やフライパンと鉄板も頼めた。最初お嬢ちゃんに使えるのかぁ?って言われちゃったけど一緒に来てくれたルルゥが凄んでちょっとびっくり事件だったよ。でも私サイズと食堂用に何セットか頼んでこれはもう一緒に作る気満々だね!
すり鉢も大中小欲しかったからどこに売ってるのかと思ったらちゃんと料理用の道具店があった。お鍋と小さいナイフと下ろし金、泡立て機、計量機、全部そろって感激!
ほくほくしてたら「ご機嫌ねぇ」ってルルゥもニコニコしてくれた。
その日の馬車の帰り道に少し雑草の多い道があったから一回降ろしてもらった。
ローズマリーやレモングラスがある。その少し奥になんか系統の違うあれは、胡椒の木じゃないですかね?何でこんなとこに!
全部回収でしょ!もちのろん。
胡椒の木はそこまで大きくなくてこれを当てにしてそうな痕跡は無さそうなので、根っこを掘って持ち帰る!
アランとジャックがびっくりしてるけど、これはお肉が美味しくなるステキなものなのー!
私の必死さにルルゥとニーナも手伝って掘り起こしてくれたよ。
庭師の人に手伝ってもらって胡椒の木を植えてもらった。うまく根付いて欲しいな。
ハーブたちは種がいるんだろうか?根っこでも育つのかしら?根っこすごかったけど出来るだけ引っこ抜いて持ってきた。
ルルゥが使ってたのは肉料理に向く系のローリエやセージだからあまり知られてないっぽいのね。あと雑草扱い?
庭師の人も変な顔してたし。
元の世界でも増えまくるからミントを庭に植えるなとかいってたもんね。
でも私、紅茶はアールグレイのあのベルガモットの香りが好きだし、ハーブティーも好きだからラベンダーとか欲しい。
この世界の紅茶は今のところシンプルなストレートなの。基本ミルクで。
上手に使えるかわかんないけどとりあえず確保出来たのはラッキー。
詰んできた分のハーブをじっくり鑑定して干して麻袋に入れた。
朝起きてまだ早い時間だったのでジュリアスさまを起こさずに隣の部屋に移動。やっと酵母がそれっぽくなっていたので匂い確認して大丈夫、鑑定しても状態異常なしだったので厨房に瓶ごと持って走る。
着替えてないけど厨房でパン焼く前にルルゥに会わなくては!
途中アランに呼び止められたけど、ごめん後にして!
「ルルゥルルゥ~!!」
「あらぁおはよう。リーシャさま。どうしたのぅ?」
ちょうど朝ごはんを仕込んでいてまさに他のコックさんたちがパンを捏ねてたので間に合ったー!
「あのね!パンってあと30分くらい焼くの遅くなっても朝ごはんに間に合う?」
「一回で焼ききれないから後の分なら間に合うわよ~」
やったー!私はルルゥにパンに酵母液を混ぜて焼きたいって説明。
これを瓶詰めにしてたのをルルゥも見てたから興味津々に聞いてくれた。
パン捏ねてた人にリンゴを取った酵母液を渡して。分量(うろ覚え)を指定して混ぜてもらう。失敗したら大変だから全部混ぜようとしないで~!!
発酵待ちの間にルルゥにナッツやドライフルーツが欲しいっていうとでっかい麻袋で出してくれる。そんなには要らないです。
お肉焼いたり忙しくしてるのを横目に見てて、パン焼いてもらうのおやつかお試しで空き時間にしたら良かったとか反省。
酵母ちゃんがいい感じだったから興奮しちゃった。
酵母の作り方は前に見てもらっていたので、暗所で毎日2回くらい空気入れて瓶を振るって伝えて。パンがいい感じになったら今後の作成、管理をお願いすることに。
膨らんできた生地にドライフルーツやナッツを混ぜてもらってあとは焼くだけになった。
手持ち無沙汰になったので一旦部屋に戻ろうって思ったら扉側に壁に持たれてジュリアスさまが見守ってくれてた。
「リーシャ、一人で目が覚めるのは寂しいな?」
って笑いながらガウンを掛けてくれた。
私は寝巻きのままだったことを思い出してしまったと思ったんだけど、ルルゥたちも一切気にして無かったから全然気が付かなかったよ。でも子供向きのフリルワンピースで生地も薄くないから、前の世界なら普通に外にお出かけしてるお洒落なワンピースだし恥ずかしくないもん~。
ニーナたちも廊下に控えていて、予定より早く起こしちゃったんだろうな。ごめんね。
ジュリアスさまに抱き上げられて部屋に戻りました。
少しだけ泡泡してきて順調な感じ。
柔らかパンまであと少し。
お酢も欲しいからビネガーも待ってるけどちょっと先ね。
ドレッシングやマヨネーズに使いたい。
流石に私に構いまくってる日々は続かなくてちょっとホッとしたのは内緒。
手が空いてる時は離れで買ってもらった調味料を少しずつ調べてる。鑑定でどんなものかはわかるけど分量はね。カレー粉の黄金レシピを作るよ!
サーキスさまとのお買い物の時に買ってもらった調味料の中にチリソースとオリーブオイルみたいなのがあったのでサラダ用にアレンジできないかな。
そう言えば鍛冶屋さんに寸胴やフライパンと鉄板も頼めた。最初お嬢ちゃんに使えるのかぁ?って言われちゃったけど一緒に来てくれたルルゥが凄んでちょっとびっくり事件だったよ。でも私サイズと食堂用に何セットか頼んでこれはもう一緒に作る気満々だね!
すり鉢も大中小欲しかったからどこに売ってるのかと思ったらちゃんと料理用の道具店があった。お鍋と小さいナイフと下ろし金、泡立て機、計量機、全部そろって感激!
ほくほくしてたら「ご機嫌ねぇ」ってルルゥもニコニコしてくれた。
その日の馬車の帰り道に少し雑草の多い道があったから一回降ろしてもらった。
ローズマリーやレモングラスがある。その少し奥になんか系統の違うあれは、胡椒の木じゃないですかね?何でこんなとこに!
全部回収でしょ!もちのろん。
胡椒の木はそこまで大きくなくてこれを当てにしてそうな痕跡は無さそうなので、根っこを掘って持ち帰る!
アランとジャックがびっくりしてるけど、これはお肉が美味しくなるステキなものなのー!
私の必死さにルルゥとニーナも手伝って掘り起こしてくれたよ。
庭師の人に手伝ってもらって胡椒の木を植えてもらった。うまく根付いて欲しいな。
ハーブたちは種がいるんだろうか?根っこでも育つのかしら?根っこすごかったけど出来るだけ引っこ抜いて持ってきた。
ルルゥが使ってたのは肉料理に向く系のローリエやセージだからあまり知られてないっぽいのね。あと雑草扱い?
庭師の人も変な顔してたし。
元の世界でも増えまくるからミントを庭に植えるなとかいってたもんね。
でも私、紅茶はアールグレイのあのベルガモットの香りが好きだし、ハーブティーも好きだからラベンダーとか欲しい。
この世界の紅茶は今のところシンプルなストレートなの。基本ミルクで。
上手に使えるかわかんないけどとりあえず確保出来たのはラッキー。
詰んできた分のハーブをじっくり鑑定して干して麻袋に入れた。
朝起きてまだ早い時間だったのでジュリアスさまを起こさずに隣の部屋に移動。やっと酵母がそれっぽくなっていたので匂い確認して大丈夫、鑑定しても状態異常なしだったので厨房に瓶ごと持って走る。
着替えてないけど厨房でパン焼く前にルルゥに会わなくては!
途中アランに呼び止められたけど、ごめん後にして!
「ルルゥルルゥ~!!」
「あらぁおはよう。リーシャさま。どうしたのぅ?」
ちょうど朝ごはんを仕込んでいてまさに他のコックさんたちがパンを捏ねてたので間に合ったー!
「あのね!パンってあと30分くらい焼くの遅くなっても朝ごはんに間に合う?」
「一回で焼ききれないから後の分なら間に合うわよ~」
やったー!私はルルゥにパンに酵母液を混ぜて焼きたいって説明。
これを瓶詰めにしてたのをルルゥも見てたから興味津々に聞いてくれた。
パン捏ねてた人にリンゴを取った酵母液を渡して。分量(うろ覚え)を指定して混ぜてもらう。失敗したら大変だから全部混ぜようとしないで~!!
発酵待ちの間にルルゥにナッツやドライフルーツが欲しいっていうとでっかい麻袋で出してくれる。そんなには要らないです。
お肉焼いたり忙しくしてるのを横目に見てて、パン焼いてもらうのおやつかお試しで空き時間にしたら良かったとか反省。
酵母ちゃんがいい感じだったから興奮しちゃった。
酵母の作り方は前に見てもらっていたので、暗所で毎日2回くらい空気入れて瓶を振るって伝えて。パンがいい感じになったら今後の作成、管理をお願いすることに。
膨らんできた生地にドライフルーツやナッツを混ぜてもらってあとは焼くだけになった。
手持ち無沙汰になったので一旦部屋に戻ろうって思ったら扉側に壁に持たれてジュリアスさまが見守ってくれてた。
「リーシャ、一人で目が覚めるのは寂しいな?」
って笑いながらガウンを掛けてくれた。
私は寝巻きのままだったことを思い出してしまったと思ったんだけど、ルルゥたちも一切気にして無かったから全然気が付かなかったよ。でも子供向きのフリルワンピースで生地も薄くないから、前の世界なら普通に外にお出かけしてるお洒落なワンピースだし恥ずかしくないもん~。
ニーナたちも廊下に控えていて、予定より早く起こしちゃったんだろうな。ごめんね。
ジュリアスさまに抱き上げられて部屋に戻りました。
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