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一章
16話 見た目と味が一致しない果物に戸惑いつつ甘い物を作ります。
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今日も起きたら筋肉です。
もちろん服着てますが胸元肌蹴けてお色気ムンムンですが!匂い嗅いだり変態行為は我慢ですよ!
人肌って心地いいですねー。ハァ。
今日は何するのか聞いてませんが買ってもらった果物を傷まないウチに使うのだ。
優しい皆様とジュリアスさまのお膝の上で(もう何も言えない)お肉盛りの食卓を囲んでると
「リーシャちゃん、魔術の教師が来るまで少しかかるからルークに少しの間任せるぞ」
ってお義父さまが。
サーキスさまかー、ちょっとスパルタされそうな雰囲気だな~。
「はい。ありがとうございます」
魔力の循環が良くなれば少しは身長とこの胸が成長するかもなんだから!頑張るぞー!
一人鼻息荒くしてたら、ジュリアスさまが頭をポンポンしてくれる。
お義母さまとお茶をしてからニーナを連れて調理場へ。
一応朝食と洗い物が済んだ後を狙ったつもり。でもお昼の準備の邪魔かもしれない。
「あら、リーシャさま」
不安になって端っこで覗いてたらルルゥが声をかけてくれた。
「ルルゥ、果物を少し弄りたいんだけど今い良いかしら?」
「ええ、大丈夫よ~」
リンゴっぽい【カプルと】葡萄っぽい【アカポ】を出してもらってニーナに布で拭いてもらう。
雑貨屋さんで買ってもらったいろんなサイズの瓶を煮沸消毒してもらって。
お砂糖【シュガル】はちょっとお高めだけど好きに使っていいって言ってもらったので遠慮なく。
酵母用とビネガー用を準備。
ビネガー用をちょっとリキュール状態で頂きたいって思ってるのは内緒。
分量うろ覚えだから成功したらいいなぁくらいの気持ちで!
瓶は離れだと毎日管理できるか自信無かったから、ジュリアスさまとの主寝室の隣に用意して貰った私の部屋に運んで貰った。
私の作業を側で見てるルルゥと他のマッチョ料理人さんたち。今の状態で説明するのムズイので成功してからのお楽しみでっす!で通したよ。
残った果物でフルーツタルトとジャムを作ろうとしたらこの国に無いみたいでまた驚かれちゃった。
バターが無かったのでマッチョな料理人さんに搾りたて牛乳をひたすらシェイクしてもらった。
シェイクしてくれた人にカプルを焼いてバター付けたのを一番に味見して貰ったら泣き出して、不味かったの?って焦ったら
「うーまーいーぞーぉ!」
って崩れ落ちてびっくり。
ニーナとルルゥにも渡したら海老反りになった。そんなに?!
なんかみんなプルプルしてて怖いからタルト生地用意して10個分焼いてもらう。
カプルを砂糖煮して。
ジャム用は混ぜるの人任せにして煮込む。
落ち着いたっぽい人にカスタード用に混ぜるのお願いしたら、初めてっぽいけどバターのようになるって張り切っちゃって。混ぜ過ぎーーーー!!
カプル、アカポ、パプもジャムに仕上がったから果物を飾り付けるのに少し塗った。甘すぎたかな?
味見に少しずつ切り分けたんだけど、果物の味が見た目と一致しないから不思議感。でもそれなりに美味しい。
この国?この世界?お菓子類が少ないっぽい。砂糖が高いんじゃ仕方ないか。
この前お義父さまが買ったお土産は可愛い形のプチケーキとクッキーだったから。ケーキは蜂蜜コーティングのカステラって感じ。
バターじゃなくて木の実の油使ってるんだって。
味見してたらルルゥとニーナは天を仰いでツツーって涙してるし、なんか私を拝んでる人もいるし。怖い!!
これは私料理しない方がいいやつ!でも物足りないのも嫌ー!
ルルゥがこの前の香辛料のこと聞いてきたけどここでカレーのルー作ったら匂いが染みついちゃうから別の部屋の方がいいよって。
でもまた今度ねって言ったら凹んだ。
気がついたんだけどお昼ご飯間に合わなくない?!
慌ててると、匂いに釣られたらしいお義父さまとお義母さまがすでにタルトをホール食いしてた。
いつの間に!!!
ルルゥが慌てて指示飛ばしてとにかく薄切り肉にして焼いたよ!
従者や使用人さんたちのご飯は別の調理場で担当の人達が作ってるらしくて少し安心。
お義父さまとお義母さまがタルトのお皿を天に掲げて踊り出したのでこの世界ヤベェって思ったよ。
ルルゥが他のお菓子も教えてね♡ってお願いしてきたので、みんなのリアクション怖いからちょっとヤダなって思っちゃったよ。
でもキャラメルナッツタルトとかモンブランタルトは食べたいし、生クリームもバタークリームも好きだから全部ルルゥに丸投げに出来る様になるとありがたいね!
お昼に何か聞きつけた3人息子さんが慌ててやってきたんだけど、セバスチャンが死守してくれた3種1ピースずつ以外はお義父さまとお義母さまが食べちゃってた。
んと結構あったよね?
3人ともすんごく喜んでくれて嬉しかったんだけど、食べるものがお肉から甘味に入れ替わったらなんかやばくない?
って事でお酒のおつまみ系食材を探してカロリーオフに気を遣おう!
結局ルルゥたちはしばらくタルトを極めるため作りまくって、毎日タルト出てくるんだけどね!
__________________
ちょっとだけ、セリフと誤字直しました。
調理シーンや何か作るシーンは適当です。
お菓子作りは好きだけどそこまで詳しくないのでかなり端折ってなんとなく。
あとそこ拘っちゃうと進まないのでリーシャの欲望赴くまま進めます~
もちろん服着てますが胸元肌蹴けてお色気ムンムンですが!匂い嗅いだり変態行為は我慢ですよ!
人肌って心地いいですねー。ハァ。
今日は何するのか聞いてませんが買ってもらった果物を傷まないウチに使うのだ。
優しい皆様とジュリアスさまのお膝の上で(もう何も言えない)お肉盛りの食卓を囲んでると
「リーシャちゃん、魔術の教師が来るまで少しかかるからルークに少しの間任せるぞ」
ってお義父さまが。
サーキスさまかー、ちょっとスパルタされそうな雰囲気だな~。
「はい。ありがとうございます」
魔力の循環が良くなれば少しは身長とこの胸が成長するかもなんだから!頑張るぞー!
一人鼻息荒くしてたら、ジュリアスさまが頭をポンポンしてくれる。
お義母さまとお茶をしてからニーナを連れて調理場へ。
一応朝食と洗い物が済んだ後を狙ったつもり。でもお昼の準備の邪魔かもしれない。
「あら、リーシャさま」
不安になって端っこで覗いてたらルルゥが声をかけてくれた。
「ルルゥ、果物を少し弄りたいんだけど今い良いかしら?」
「ええ、大丈夫よ~」
リンゴっぽい【カプルと】葡萄っぽい【アカポ】を出してもらってニーナに布で拭いてもらう。
雑貨屋さんで買ってもらったいろんなサイズの瓶を煮沸消毒してもらって。
お砂糖【シュガル】はちょっとお高めだけど好きに使っていいって言ってもらったので遠慮なく。
酵母用とビネガー用を準備。
ビネガー用をちょっとリキュール状態で頂きたいって思ってるのは内緒。
分量うろ覚えだから成功したらいいなぁくらいの気持ちで!
瓶は離れだと毎日管理できるか自信無かったから、ジュリアスさまとの主寝室の隣に用意して貰った私の部屋に運んで貰った。
私の作業を側で見てるルルゥと他のマッチョ料理人さんたち。今の状態で説明するのムズイので成功してからのお楽しみでっす!で通したよ。
残った果物でフルーツタルトとジャムを作ろうとしたらこの国に無いみたいでまた驚かれちゃった。
バターが無かったのでマッチョな料理人さんに搾りたて牛乳をひたすらシェイクしてもらった。
シェイクしてくれた人にカプルを焼いてバター付けたのを一番に味見して貰ったら泣き出して、不味かったの?って焦ったら
「うーまーいーぞーぉ!」
って崩れ落ちてびっくり。
ニーナとルルゥにも渡したら海老反りになった。そんなに?!
なんかみんなプルプルしてて怖いからタルト生地用意して10個分焼いてもらう。
カプルを砂糖煮して。
ジャム用は混ぜるの人任せにして煮込む。
落ち着いたっぽい人にカスタード用に混ぜるのお願いしたら、初めてっぽいけどバターのようになるって張り切っちゃって。混ぜ過ぎーーーー!!
カプル、アカポ、パプもジャムに仕上がったから果物を飾り付けるのに少し塗った。甘すぎたかな?
味見に少しずつ切り分けたんだけど、果物の味が見た目と一致しないから不思議感。でもそれなりに美味しい。
この国?この世界?お菓子類が少ないっぽい。砂糖が高いんじゃ仕方ないか。
この前お義父さまが買ったお土産は可愛い形のプチケーキとクッキーだったから。ケーキは蜂蜜コーティングのカステラって感じ。
バターじゃなくて木の実の油使ってるんだって。
味見してたらルルゥとニーナは天を仰いでツツーって涙してるし、なんか私を拝んでる人もいるし。怖い!!
これは私料理しない方がいいやつ!でも物足りないのも嫌ー!
ルルゥがこの前の香辛料のこと聞いてきたけどここでカレーのルー作ったら匂いが染みついちゃうから別の部屋の方がいいよって。
でもまた今度ねって言ったら凹んだ。
気がついたんだけどお昼ご飯間に合わなくない?!
慌ててると、匂いに釣られたらしいお義父さまとお義母さまがすでにタルトをホール食いしてた。
いつの間に!!!
ルルゥが慌てて指示飛ばしてとにかく薄切り肉にして焼いたよ!
従者や使用人さんたちのご飯は別の調理場で担当の人達が作ってるらしくて少し安心。
お義父さまとお義母さまがタルトのお皿を天に掲げて踊り出したのでこの世界ヤベェって思ったよ。
ルルゥが他のお菓子も教えてね♡ってお願いしてきたので、みんなのリアクション怖いからちょっとヤダなって思っちゃったよ。
でもキャラメルナッツタルトとかモンブランタルトは食べたいし、生クリームもバタークリームも好きだから全部ルルゥに丸投げに出来る様になるとありがたいね!
お昼に何か聞きつけた3人息子さんが慌ててやってきたんだけど、セバスチャンが死守してくれた3種1ピースずつ以外はお義父さまとお義母さまが食べちゃってた。
んと結構あったよね?
3人ともすんごく喜んでくれて嬉しかったんだけど、食べるものがお肉から甘味に入れ替わったらなんかやばくない?
って事でお酒のおつまみ系食材を探してカロリーオフに気を遣おう!
結局ルルゥたちはしばらくタルトを極めるため作りまくって、毎日タルト出てくるんだけどね!
__________________
ちょっとだけ、セリフと誤字直しました。
調理シーンや何か作るシーンは適当です。
お菓子作りは好きだけどそこまで詳しくないのでかなり端折ってなんとなく。
あとそこ拘っちゃうと進まないのでリーシャの欲望赴くまま進めます~
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