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姉・・・かも?
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大学行って帰ってきたら、猫耳がいる生活。
オタ青年にはたまらない萌えシュチュだ。
蛇のミズメさんは、下半身が蛇でうろつくのをやめてほしい。
「今日は江戸時代メシにゃん」
「気まぐれ定食ですにゃん」
帰って来てすぐに食事に呼ばれる。
果たして江戸時代メシとは。
玄米飯にメザシに大根、梅干し、味噌汁。
ん。普通にヘルシーなだけ。
「昔はご飯に煮干しの時もあったにゃ」
「梅干しとご飯だけの家もあったですにゃん」
猫又の言う昔って、どれくらいかな。
「これくらいがちょうどいい」
「私はおかわりする」
あずきちゃんと秘書のお腹は一緒にしたらダメだと思う。
小学生サイズのあずきちゃんとボンバーな秘書だもの。
「俺はご飯お代わりできればいいかな」
厨房はあずきちゃんの城なので、入れない。
俺は一人暮らしになって自炊が面倒で粗食になってたから、味噌汁があるだけで十分だ。
一食に三品を毎日作るとか面倒じゃん。
食えるだけありがたい。
母さんが生きてた頃は、時間に余裕がある時はわりと作ってくれたけど、冷凍食品や弁当買って来たりも普通にあった。
俺も炒飯やカレーくらいは作れるけど、一人だと出来合い買った方が安いしね。
人に作って貰うなら文句は言っちゃいけない。
実際、あずきちゃんの料理は、田舎のオカンな感じで美味いんだ。
そんなまったりした数日を過ごし。
ここに越して来た姉の財産管理って言っても特別することがない。
血縁者置いとけばオッケー??
俺アパートに残ってたまにここに来るだけで良かった気もするんだよ。
居心地は悪くないけど、元の暮らしに戻る時嫌になりそうだろ。
あずきちゃんの美味い飯、猫又と蛇の添い寝って言う萌えそうで萌えない日々。
たまにお稲荷さんにアゲ尽くしなお弁当持って顔出したり、雪音さんに冷凍ケーキ持って行ったりして。
車の免許は筆記は一発、運転が二回で受かった。ドSを横に乗せて練習してたから教官にビビらずに済んだのは良かった。
筆記の時、友達同士らしい女の子が
「あー、みっちゃん久しぶり~!みっちゃん何回め?私六回目ぇ~」
「え、私は初めて」
「マッジー?」
って話してるのを聞いて、卒検が難しいのかとドキドキしたよ。
ずっとドキドキして過ごしたけど受かってて「ほ」っとしたら、さっきの女の子が、
「いやぁーん!また落ちたぁ!」
って騒いでて周りもちょっとシーンとした。
みっちゃんは受かってたみたいで、知らないふりしてコソコソっと帰った。
あの子が難しいのかと思わせてくれたおかげで気合が入ってテストを受けれたのかも。
しかし七回目・・・受け続けるガッツはすごいけど受験料バカにならないなぁ。
で、車の運転ができるけど、大学まではなんとなくバイクで行ってる。
なんかツレに足にされそうだから。
一緒に遊ぶとかならいいけどね。
大学から帰って来たらまた猫又ちゃんとミズメさんが飛びついて来た。
「舜さまぁ~!!蘭さまの足取りが掴めましたにゃー」
「蘭さま、カスピ海行ってたですにゃ」
ん?キプロスとかじゃなかったっけ。
「カスピ海ヨーグルトの種でも欲しかったですかにゃ」
いや、知らん。
「秘書が現地に飛びましたにゃん」
「連絡入ってカバンに荷物ザバザバ入れて行ったですにゃん」
ええ、投資とか放置でいいの?
「舜さまに伝言、『特に期待してない。何もするな。書類確認以外はミズメか雪音ができる』ってことですにゃん」
それは喜んでいいんか。
「ミズメさん。投資やるの?」
「暇つぶしにはなる。あずきと一緒に見てれば良いだけだしな」
ほほう。投資とはそんな気楽で良いものなのか。
友達は損切りがどうとかやってたけど。
「まぁ一ヶ月くらいは戻って来ぬだろうから気楽に過ごせ」
ドSさまがいないなんて不安しかないよ。
猫叉とあずきちゃんがほんのり寂しげでお稲荷さんたちも落ち着かないようなので、みんなで集まったり。
雪音さんのブリザードでカチコチになったりしつつ、秘書の帰りを待つことになった。
あ、投資はあずきちゃんがミズメさんとやってくれました。
あずきちゃんが気になる銘柄とか買うと跳ねる。マジか。
俺もこっそり小さく買ってみたら少し儲かった。
「気が小さいのだ。私たちがいれば全勝なのに」
ええ~、蛇は確かに縁起がいいけどあずきちゃはなんで?
「言ってなかったですか?」
「何を?」
あずきちゃんはくるんと前転するかのようにしてぽふんと姿を変えた。
いや!なんも変わってないよね?
割烹着と着物着た子供から着物着た子供!!
「座敷童のあずきちゃんですにゃ!」
あー、日本昔話のイメージのままおかっぱの童ですね!
「家主の去った屋敷で消えるのを待っていたら。蘭に捕獲された」
姉さん、拉致!!未成年略取!!!
「ああ、私は三百七十五歳」
マジっすか。
「洋館に座敷童・・・」
「私の部屋は和室。厠も和式。蘭が拘って作ってくれた」
まぁ神社と冷蔵庫コンテナ用意するくらいだから和室くらいね!
あ、でも厠は洋式のほうが楽じゃない。
俺、若いけど和式は腰がギャってなるよ・・・。
オタ青年にはたまらない萌えシュチュだ。
蛇のミズメさんは、下半身が蛇でうろつくのをやめてほしい。
「今日は江戸時代メシにゃん」
「気まぐれ定食ですにゃん」
帰って来てすぐに食事に呼ばれる。
果たして江戸時代メシとは。
玄米飯にメザシに大根、梅干し、味噌汁。
ん。普通にヘルシーなだけ。
「昔はご飯に煮干しの時もあったにゃ」
「梅干しとご飯だけの家もあったですにゃん」
猫又の言う昔って、どれくらいかな。
「これくらいがちょうどいい」
「私はおかわりする」
あずきちゃんと秘書のお腹は一緒にしたらダメだと思う。
小学生サイズのあずきちゃんとボンバーな秘書だもの。
「俺はご飯お代わりできればいいかな」
厨房はあずきちゃんの城なので、入れない。
俺は一人暮らしになって自炊が面倒で粗食になってたから、味噌汁があるだけで十分だ。
一食に三品を毎日作るとか面倒じゃん。
食えるだけありがたい。
母さんが生きてた頃は、時間に余裕がある時はわりと作ってくれたけど、冷凍食品や弁当買って来たりも普通にあった。
俺も炒飯やカレーくらいは作れるけど、一人だと出来合い買った方が安いしね。
人に作って貰うなら文句は言っちゃいけない。
実際、あずきちゃんの料理は、田舎のオカンな感じで美味いんだ。
そんなまったりした数日を過ごし。
ここに越して来た姉の財産管理って言っても特別することがない。
血縁者置いとけばオッケー??
俺アパートに残ってたまにここに来るだけで良かった気もするんだよ。
居心地は悪くないけど、元の暮らしに戻る時嫌になりそうだろ。
あずきちゃんの美味い飯、猫又と蛇の添い寝って言う萌えそうで萌えない日々。
たまにお稲荷さんにアゲ尽くしなお弁当持って顔出したり、雪音さんに冷凍ケーキ持って行ったりして。
車の免許は筆記は一発、運転が二回で受かった。ドSを横に乗せて練習してたから教官にビビらずに済んだのは良かった。
筆記の時、友達同士らしい女の子が
「あー、みっちゃん久しぶり~!みっちゃん何回め?私六回目ぇ~」
「え、私は初めて」
「マッジー?」
って話してるのを聞いて、卒検が難しいのかとドキドキしたよ。
ずっとドキドキして過ごしたけど受かってて「ほ」っとしたら、さっきの女の子が、
「いやぁーん!また落ちたぁ!」
って騒いでて周りもちょっとシーンとした。
みっちゃんは受かってたみたいで、知らないふりしてコソコソっと帰った。
あの子が難しいのかと思わせてくれたおかげで気合が入ってテストを受けれたのかも。
しかし七回目・・・受け続けるガッツはすごいけど受験料バカにならないなぁ。
で、車の運転ができるけど、大学まではなんとなくバイクで行ってる。
なんかツレに足にされそうだから。
一緒に遊ぶとかならいいけどね。
大学から帰って来たらまた猫又ちゃんとミズメさんが飛びついて来た。
「舜さまぁ~!!蘭さまの足取りが掴めましたにゃー」
「蘭さま、カスピ海行ってたですにゃ」
ん?キプロスとかじゃなかったっけ。
「カスピ海ヨーグルトの種でも欲しかったですかにゃ」
いや、知らん。
「秘書が現地に飛びましたにゃん」
「連絡入ってカバンに荷物ザバザバ入れて行ったですにゃん」
ええ、投資とか放置でいいの?
「舜さまに伝言、『特に期待してない。何もするな。書類確認以外はミズメか雪音ができる』ってことですにゃん」
それは喜んでいいんか。
「ミズメさん。投資やるの?」
「暇つぶしにはなる。あずきと一緒に見てれば良いだけだしな」
ほほう。投資とはそんな気楽で良いものなのか。
友達は損切りがどうとかやってたけど。
「まぁ一ヶ月くらいは戻って来ぬだろうから気楽に過ごせ」
ドSさまがいないなんて不安しかないよ。
猫叉とあずきちゃんがほんのり寂しげでお稲荷さんたちも落ち着かないようなので、みんなで集まったり。
雪音さんのブリザードでカチコチになったりしつつ、秘書の帰りを待つことになった。
あ、投資はあずきちゃんがミズメさんとやってくれました。
あずきちゃんが気になる銘柄とか買うと跳ねる。マジか。
俺もこっそり小さく買ってみたら少し儲かった。
「気が小さいのだ。私たちがいれば全勝なのに」
ええ~、蛇は確かに縁起がいいけどあずきちゃはなんで?
「言ってなかったですか?」
「何を?」
あずきちゃんはくるんと前転するかのようにしてぽふんと姿を変えた。
いや!なんも変わってないよね?
割烹着と着物着た子供から着物着た子供!!
「座敷童のあずきちゃんですにゃ!」
あー、日本昔話のイメージのままおかっぱの童ですね!
「家主の去った屋敷で消えるのを待っていたら。蘭に捕獲された」
姉さん、拉致!!未成年略取!!!
「ああ、私は三百七十五歳」
マジっすか。
「洋館に座敷童・・・」
「私の部屋は和室。厠も和式。蘭が拘って作ってくれた」
まぁ神社と冷蔵庫コンテナ用意するくらいだから和室くらいね!
あ、でも厠は洋式のほうが楽じゃない。
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