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一章
神様フリーダム
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相変わらず空気椅子なティアランシアとふよふよ浮かぶドリアス。
と、なぜかコタツで寛いでるヴェールとシャルマとアムジスかな?
で、なぜゲーム機??違うのか?なんだあれ。女神が二人キャッキャッと遊んでいる。
「やっほー!やっと来てくれた!」
「何か用だった?」
ドリアスに抱きつかれた。男のハグは要らない。
「町を出るって言うから~ちょっと心配でぇ、いつも貢物貰いっぱなしだし、追加をあげようかなぁって?」
貢物はチートを貰ったお礼だから追加は過剰じゃないの?
「ティアランシアが最初はお取り寄せ最低限って言ってたのに今はすごい選べるから十分じゃない?」
「いいからもっと欲しがってよ」
なぜ?
何で駄々っ子なんだよ。ドリアスは中学生くらいな見た目だからそこまでイラつかないけど、神様何歳なんだ。
「成、お前はその衣装にこだわりがあるんだよね?」
「うん」
大まかに言えばビジュアル系が好きで、他には中世ヨーロッパ風コスとかが好き。
平凡中年な日本人の俺じゃキツいけど今は大丈夫!!
そりゃ前も髪型とかメイクしてとかそうとう頑張ればイケるかもしれなかったけど。特殊メイク並みの技術は才能だと思う。俺は無理。
「なのでこの〈隠者〉の指輪ー」
シャルマが横からニュッと指輪を出して来た。シャルマもドリアスと同じくらいの姿だから兄弟みたいだな。
「顔見知り以外には成の姿がぼんやりに見えるよ。顔も服装も印象に残らず居るのはわかるけどなんかボヤッとする」
なるほど、金持ちがいるとか美形が居るって印象が残らないってことかな?
って言うか、コイツらずっと俺の行動見てるな?
「成が興味を持ったり、お前に害意が無ければ普通に見えるはずよ」
なるほど、極端に人を弾いちゃう感じではないと。
「成、前の人生のせいか人との関わりを深くしたくないようだからね、全部弾くと良くないから、良い出会いは大事にしなよ」
んー、お付き合いは最低限が楽な生き方だよ。ここの町の人たちは気に入ってる方だけど。
パリピには理解出来ないだろうけど、隠キャは「自分の時間」がないとしんどい。
それで最期が一人でもそう言う生き方をして来た自分の選択だって思う。
あれ?なんで結婚・・・ああ、外堀埋められて面倒だった。そうだ。面倒くさがりのせいだった。
「これ、それはもう忘れていい。やめておけ」
俺の頭をコツンとしたのは、魔法と医学の神アルタート。白髪ロン毛のナイスガイだ。
「そうよぉ~女は嫌になって別れた男なんて豆の粒ほど覚えてないのよぅ」
ゲーム機の方からメルティアが言う。
向こうが忘れてるのは別にいいんだけど。なんかこうモヤっとねぇ?イラッとが後からくるの、ないかなぁ。
「ほれ、刀を打ってやったぞい。前のに合わせて見たが色は赤にしておいたぞ」
コタツからヴェールがポイっと投げて来たのは赤い鞘の太刀。
また凄い業物作っちゃったんだろうなぁ。
抜くのが怖い。でも制作者がワクワク見つめてるぞ。
抜いて見た刀身は白光?透明じゃないけどクリスタルとかそんな感じの刃だよ。
「魔力の通りの良いアダマントとオリハルコン、神界の宝石を使った最高傑作じゃ!美味い酒を飲んだらガツンと閃いて打ったぞ!地上のドワーフどもに自慢せい!我の腕を超えてみせよと!!」
それ見せられないよ!!
メールだと紳士的だったのにハッチャケたおじさんか。
「込める魔力で刀身が帯びる色が変わって綺麗だぞ!ネオンと言うのだったか?地球は面白い」
俺の記憶を好き放題漁ってるんじゃないだろうな。
ネオンカラーの日本刀なんてないぞ。
あ!あれか!ライブのペンライト!!
確か刀のゲームのグッズでなんか呟き見かけたぞ。
これを振る俺、厨二で悲しい。でもめっちゃ凄い刀なんだぜ。ちゃんと洋風アレンジもされていて、俺が思うカッコいいデザインより洗練されてめっちゃ好み。
「ステキなカタナヲアリガウゴザイマス」
「そうかそうか!もっと作ってやるからな」
「トテモウレシイ」
ファンタジーゲームのレアだと思えばかなりテン上げなんだよ。俺が現実に使うのはちょっとヤバいけど。
鞘も笄も下緒も柄も鍔もめっちゃ好みだけど、絶対記憶を探ってる。
俺は刀の名前には詳しくないけど、時代劇が好きだった。上様最高。
今後は危険な場所には太刀と脇差を腰に差して歩くしかないのか。
〈隠者〉の指輪があるなら和風ゴスもイケる。ポルドスではそうしようかな。
「ねぇお話終わった??」
メルティアとフォルティナが俺を見上げてくる。と言っても身長差は無いので二人が前屈みに上目でポーズを取っている状態だ。
「何ですか?」
「あれ!あれのゲームが欲しいの!ヴェールとアルタートに似た物を作って貰ったんだけどやっぱり本物がやって見たいのぉ」
俺の両腕にぶら下がるのは欲しい物をねだる時のあのアンナ・・・。
「「ストップストップ!!」」
ドリアスとシャルマが割って入ってくる。
「もう~!お色気は禁止だってば!成が闇堕ちするから!」
モヤモヤした俺、ハッと意識を取り戻す。
「「ええ~!あんなのと一緒にしないで欲しいわぁ!おねだりだけしないもの!!」」
確かに万倍美人で腕に当たる感触が違う・・・・。
「「ね~⭐︎」」
ごほん。ここでは心の声も丸裸だった。
「でね!お取り寄せでゲームの本体とカード?とカードを印刷する機械を買って欲しいの」
ダイレクトおねだりは約定違反では?
ティアランシアを見ると顔を背けられた。
「成~、私たちこの着せ替えでいろんな服が着たいの~」
なんか、姉貴と妹が兄貴と俺におねだりする時タッグを組んでたのを思い出した。
おねだりに負けるのは姉貴と妹のせいだ。多分。こっちが折れるまでうるさい。
兄貴なんかそこに嫁と娘だ。女家族が多い男は家で肩身が狭い。
「何のゲーム?」
「おしゃ○魔女♡」
んー?どうやら着せ替え系ゲームらしい。姪っ子もなんかやってたなぁ。
ショップ検索していろんな種類があったので適当にポチポチ。
今やってるのは何なんだ?
種類がめっちゃある。オッさん分からないよ!
ゲーセンの筐体はほとんど買えない物だった気がするのでSwitchやDSとかプレステとか本体とソフト買うからそっちで楽しんでくれ。
ゲーム用液晶テレビもか。
「あー、ある程度揃っていれば我がそれを超えた物を作ってみせる!!」
あ、そうなの。この世界に合わせた使い勝手の良い物に進化させてくれ。
結構飛んでったなぁ。
でも刀と指輪の方が高そうだ。
-------------------------
調整と約束の女神 ティアランシア
創造神 ドリアス
火と鍛治の神 ヴェール
戦と戦略の神 グラディウス
大地と多産の女神 フォルティナ
魔法と医学の神 アルタート
愛と激情の女神 メルティア
時空神 シャルマ
旅と商売の神 アムジス
最高神 ディヤウス
海神 オーズ
と、なぜかコタツで寛いでるヴェールとシャルマとアムジスかな?
で、なぜゲーム機??違うのか?なんだあれ。女神が二人キャッキャッと遊んでいる。
「やっほー!やっと来てくれた!」
「何か用だった?」
ドリアスに抱きつかれた。男のハグは要らない。
「町を出るって言うから~ちょっと心配でぇ、いつも貢物貰いっぱなしだし、追加をあげようかなぁって?」
貢物はチートを貰ったお礼だから追加は過剰じゃないの?
「ティアランシアが最初はお取り寄せ最低限って言ってたのに今はすごい選べるから十分じゃない?」
「いいからもっと欲しがってよ」
なぜ?
何で駄々っ子なんだよ。ドリアスは中学生くらいな見た目だからそこまでイラつかないけど、神様何歳なんだ。
「成、お前はその衣装にこだわりがあるんだよね?」
「うん」
大まかに言えばビジュアル系が好きで、他には中世ヨーロッパ風コスとかが好き。
平凡中年な日本人の俺じゃキツいけど今は大丈夫!!
そりゃ前も髪型とかメイクしてとかそうとう頑張ればイケるかもしれなかったけど。特殊メイク並みの技術は才能だと思う。俺は無理。
「なのでこの〈隠者〉の指輪ー」
シャルマが横からニュッと指輪を出して来た。シャルマもドリアスと同じくらいの姿だから兄弟みたいだな。
「顔見知り以外には成の姿がぼんやりに見えるよ。顔も服装も印象に残らず居るのはわかるけどなんかボヤッとする」
なるほど、金持ちがいるとか美形が居るって印象が残らないってことかな?
って言うか、コイツらずっと俺の行動見てるな?
「成が興味を持ったり、お前に害意が無ければ普通に見えるはずよ」
なるほど、極端に人を弾いちゃう感じではないと。
「成、前の人生のせいか人との関わりを深くしたくないようだからね、全部弾くと良くないから、良い出会いは大事にしなよ」
んー、お付き合いは最低限が楽な生き方だよ。ここの町の人たちは気に入ってる方だけど。
パリピには理解出来ないだろうけど、隠キャは「自分の時間」がないとしんどい。
それで最期が一人でもそう言う生き方をして来た自分の選択だって思う。
あれ?なんで結婚・・・ああ、外堀埋められて面倒だった。そうだ。面倒くさがりのせいだった。
「これ、それはもう忘れていい。やめておけ」
俺の頭をコツンとしたのは、魔法と医学の神アルタート。白髪ロン毛のナイスガイだ。
「そうよぉ~女は嫌になって別れた男なんて豆の粒ほど覚えてないのよぅ」
ゲーム機の方からメルティアが言う。
向こうが忘れてるのは別にいいんだけど。なんかこうモヤっとねぇ?イラッとが後からくるの、ないかなぁ。
「ほれ、刀を打ってやったぞい。前のに合わせて見たが色は赤にしておいたぞ」
コタツからヴェールがポイっと投げて来たのは赤い鞘の太刀。
また凄い業物作っちゃったんだろうなぁ。
抜くのが怖い。でも制作者がワクワク見つめてるぞ。
抜いて見た刀身は白光?透明じゃないけどクリスタルとかそんな感じの刃だよ。
「魔力の通りの良いアダマントとオリハルコン、神界の宝石を使った最高傑作じゃ!美味い酒を飲んだらガツンと閃いて打ったぞ!地上のドワーフどもに自慢せい!我の腕を超えてみせよと!!」
それ見せられないよ!!
メールだと紳士的だったのにハッチャケたおじさんか。
「込める魔力で刀身が帯びる色が変わって綺麗だぞ!ネオンと言うのだったか?地球は面白い」
俺の記憶を好き放題漁ってるんじゃないだろうな。
ネオンカラーの日本刀なんてないぞ。
あ!あれか!ライブのペンライト!!
確か刀のゲームのグッズでなんか呟き見かけたぞ。
これを振る俺、厨二で悲しい。でもめっちゃ凄い刀なんだぜ。ちゃんと洋風アレンジもされていて、俺が思うカッコいいデザインより洗練されてめっちゃ好み。
「ステキなカタナヲアリガウゴザイマス」
「そうかそうか!もっと作ってやるからな」
「トテモウレシイ」
ファンタジーゲームのレアだと思えばかなりテン上げなんだよ。俺が現実に使うのはちょっとヤバいけど。
鞘も笄も下緒も柄も鍔もめっちゃ好みだけど、絶対記憶を探ってる。
俺は刀の名前には詳しくないけど、時代劇が好きだった。上様最高。
今後は危険な場所には太刀と脇差を腰に差して歩くしかないのか。
〈隠者〉の指輪があるなら和風ゴスもイケる。ポルドスではそうしようかな。
「ねぇお話終わった??」
メルティアとフォルティナが俺を見上げてくる。と言っても身長差は無いので二人が前屈みに上目でポーズを取っている状態だ。
「何ですか?」
「あれ!あれのゲームが欲しいの!ヴェールとアルタートに似た物を作って貰ったんだけどやっぱり本物がやって見たいのぉ」
俺の両腕にぶら下がるのは欲しい物をねだる時のあのアンナ・・・。
「「ストップストップ!!」」
ドリアスとシャルマが割って入ってくる。
「もう~!お色気は禁止だってば!成が闇堕ちするから!」
モヤモヤした俺、ハッと意識を取り戻す。
「「ええ~!あんなのと一緒にしないで欲しいわぁ!おねだりだけしないもの!!」」
確かに万倍美人で腕に当たる感触が違う・・・・。
「「ね~⭐︎」」
ごほん。ここでは心の声も丸裸だった。
「でね!お取り寄せでゲームの本体とカード?とカードを印刷する機械を買って欲しいの」
ダイレクトおねだりは約定違反では?
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「成~、私たちこの着せ替えでいろんな服が着たいの~」
なんか、姉貴と妹が兄貴と俺におねだりする時タッグを組んでたのを思い出した。
おねだりに負けるのは姉貴と妹のせいだ。多分。こっちが折れるまでうるさい。
兄貴なんかそこに嫁と娘だ。女家族が多い男は家で肩身が狭い。
「何のゲーム?」
「おしゃ○魔女♡」
んー?どうやら着せ替え系ゲームらしい。姪っ子もなんかやってたなぁ。
ショップ検索していろんな種類があったので適当にポチポチ。
今やってるのは何なんだ?
種類がめっちゃある。オッさん分からないよ!
ゲーセンの筐体はほとんど買えない物だった気がするのでSwitchやDSとかプレステとか本体とソフト買うからそっちで楽しんでくれ。
ゲーム用液晶テレビもか。
「あー、ある程度揃っていれば我がそれを超えた物を作ってみせる!!」
あ、そうなの。この世界に合わせた使い勝手の良い物に進化させてくれ。
結構飛んでったなぁ。
でも刀と指輪の方が高そうだ。
-------------------------
調整と約束の女神 ティアランシア
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大地と多産の女神 フォルティナ
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