女神に可哀想と憐れまれてチート貰ったので好きに生きてみる

紫楼

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一章

ストレス解消は

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 メールはおおまかに、
 
 光らせてごめんなさい。
 光ると思ってなかった。
 チョコ好き。
 もう来ないなんて言わないで~
 次からは光らせないようにするから。
 チョコ美味しい。
 もう光らないから。

が言葉を変えていろいろ入ってた。
 とりあえずチョコが相当気に入ったのはわかった。

 今日はもう贈り物たくさんしたから良いでしょ。

 俺はちょっと作り置きをしたい。
 別に弁当買えるし、ファストフードも買えるから必要無いっちゃ無い。

 でもたまに無性に作りたくなる。
 
 今日は牛肉の煮込むのとチャーシューな。

 棚にある鍋を出して、スマホで牛タンとスジ肉、モモ肉、ヒレ肉、赤ワインと香草、豚ロース肉etcを選んで、ついでに今夜の酒も選ぶ。

 牛煮込みは普通は一種類の肉でやるんだろうけど、俺は欲張りで色々食べたい。どうせ長時間煮込むんだから全部良い感じに煮込めるじゃん。
 
 まずは牛肉を一口サイズに切って。
 塩胡椒、小麦粉まぶしてオリーブオイルでちょっと焼きー。
 潰したにんにくとよく炒めた玉ねぎ入れてー。
 手順は適当。
 ワインとブーケガルニとお水とコンソメキューブをポーイ。バターとバルサミコ酢足して。
 俺はトマトは使わない派。
 アクをとりとり。
 あとで煮込み終わってから、塩胡椒、醤油や、オイスターソース、蜂蜜とかで味調整。

 煮込んでる間にチャーシュー。
 肉をフォークでたくさん刺してタコ紐で縛って。
 軽く表面を焼いて。
 生姜にニンニク、長ネギ、お酒、味醂、醤油を入れた鍋にドボーン。

 待つ間に卵を茹でる。
 最後にチャーシューのタレで漬ける用。

 仕込みは済んだので、タバコとビール再開。

 途中で鍋の中かき混ぜるのを繰り返す。

 ふー。俺は酒のつまみのためなら頑張れる派。

 ・・・お取り寄せの方が美味いか。まぁ、たまに作るのはストレス解消だ。

 飲み物をブランデーに変えてソファでまったり。

 ネットショップを覗く。かなりラインナップが増えた。本は買える。
 もしかして新刊も出てくるのか!?
 俺は海賊王の誕生を見ることが出来るのか?マジか。
 楽しみが増えた。
 
 スクロールしていくと香水とかもあるし、健康グッズもある。
 
 あ、ス○ルプDー!!
 当面ハゲの心配は無さそうだが予防はすべき?
 よし、コンデショナーも買うぞ。
 ボディシャンプーもついでだ。良い匂いのを買う。

 あ、ワックスやムース買えばもう少し髪型で遊べる。

 そう言えば、女神さまもシャンプーとか欲しいよな。
 ヴェールたちもいるかな。
 男はみんなス○ルプDー。リ○ップでも良いぞ。
 女神さまには高級なのを、男神さまにはハゲ用を。神はハゲないとか狡いこと言わないよな。うん。

 最後はタバコ。今度はシガリロを試そう。
 シガリロとリトルシガーって一緒かと思ってたぞ。
 シガリロの方がより葉巻に近い。
 フィルター無しがあったのでそれを三カートン。二つは神様分ね。そっちで分けてくれ。

 フィルター無しなら、ぱっと見、薬屋の葉っぱ巻きに見えなくもない。ない・・・?
 匂いでバレるか。

 早速一本。
 うん。うま~。
 舌にジュワッとくる刺激が好きだ。
 ブランデーを一口。

 うーん。贅沢な気分。
 
 あ、鍋。

 慌てて鍋を見に行って蓋を開けるとすでに美味しそうな匂い。
 肉をひっくり返して、アクをちょっと取って。
 
 ソファに戻って、収納から生チョコを取り出す。
 ブランデーの香りがするチョコ食べてブランデー飲む。くぅー。

 生チョコって罪深いよね。止まらないやめられないよ。

 ちょっとうとうとしながら過ごして、煮込みが良い感じになったので火を止めた。
 
 ゆで卵とタレをジップロックに入れて。

 鍋の方は馴染ませるためにしばし置く。

 この部屋の中は時間経過がないのだけど、料理の仕込みはできて、仕上がった物は時間停止ななるっぽい。
 他の食材も劣化がない。
 不思議だね。

 有難いことに限っては気にせず受け入れる。
 都合よく行こうじゃないの。

 火事の心配は元から無かったのかもだけど、火は消したので寝る。

 なんかソファで寝ちゃうけど、寝室はある。でもソファの居心地がいいのは何故だろう。
 

 スマホの目覚ましはたまに気付かないよな。
 俺は目覚まし投げたりしないけど、先輩は寝起きに新品のスマホ投げて荒れてたことがある。
 寝ぼけてでもそんなことするのはDV気質だと思うんだが実際はどうだろうな。家庭内のことは外からわからん。

 そんなことはどうでもいいんだった。

 起きてまずタバコ。順調にヘビースモーカーだ。
 シャワー浴びて、髪を乾かす。
 〈乾燥〉魔法も素晴らしいと思う。

 ワックスを使って前髪とサイドを少し癖付け。
 編み込みとかピンでどうこうはしたことがないので無理だ。
 何か魔法を考えたら出来るかな。
 今日は黒い服で、ギルドにしか行かないので上着はカーデ風の軽い服にした。
 
 コーヒー淹れて、お昼はバーガーにしようかなっとスマホチェック。
 
 なんとファストフード店の並びでコンビニのフードも使える。
 カフェもあるぞ。コンビニのカフェオレ好きなんだ。

 ハンバーガーとチキンとサンドイッチ、ピザ、牛丼屋と選び放題だ。
 
 やっぱマ○ドとケ○タは最強。
 でも俺ロッ○リアのポテトが結構好き。
 ピザも捨てがたいなー。
 まぁ順番に網羅しよう。

 家を出る前に一本。

 ・・・自由に吸える国を探そう。うん。

 部屋に戻って、下に降りるとすでに冒険者はみんなでた後だった。

 ちょっと寝坊だな。

「坊や、おはよう」
「おはよう、エンマさん」

 今日はウィンナーがたっぷりのポトフに黒パン。
 
「ボルクさん、お昼までにお肉引き取ってるから」
「おう」

 ごちそうさまして、鍵を預けて外に出る。

 ギルドはすでに朝の混雑は終わったようだ。





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