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おまけ 1
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ちょっとばかしR表現が少~しもしかすると所々に何とは無しにちょくちょく出てくるかもしれません。そこまでではないはず……ですが一応気をつけていただければなと思います。
あー、仕事行きたくねぇ、いや失業したんだっけ、と未だ回らない脳を覚ましながら、やけにふかふかの布団から起き上がると知らない部屋に居た。
──え!?ここ何処?
部屋を彷徨いて目の端に留まった鏡を何とは無しに見る。
「え、誰これ?俺?これ俺誰!?」
鏡の中の見目が整った人物は俺と同じ動きをする。つまり……誰だよ!???
「旦那様、如何なさいましたか?」
騒ぎを聞きつけたのか渋めの老紳士──後で聞いたがミルラムという名前だそうだ──が部屋に入って来た。
俺は記憶が無いということにして──実際こいつが持ってる記憶も無いしまるっきりの嘘ではない、老紳士に自分に関することを聞いた。
自分は誰なのか
ここは何処で何という国なのか
家族は居るのか
ミルラムの話を統合すると、どうやらここは『アルティメット・ファンタジア2』の世界だろうという結論に至った。
8ビットのハードでの最後の方に発売されたロールプレイングゲームで、攻略本まで買ってやってはいましたけれども……
こっちの容量がいっぱいいっぱいになったので寝ることにした。はやい話が現実逃避な訳だが、俺んちのせんべい布団では味わえないフカフカベッドを堪能したい。どうせ夢かもしれないんだから。
夢なのに現実逃避?どっちがどっちだ。そんなことを考えてるうちに眠りに落ちたようだった。
目覚めた時、床の硬さをダイレクトに伝えるペラペラのせんべい布団でも、ましてや築何年かは知らないがややガタがきてる六畳のアパートでもないことに、まだどう思っていいか自分でも分からなかった。が、俺は一度死んで転生したということなんだろうか。
起きた気配を察したのかミルラムさんが入ってくる。メイドさんがお世話してくれるのではと淡い期待を胸に抱いたのは内緒だ。というか絶対うまく対応出来ないからミルラムさんで少しほっとした。
久しぶりにまともな朝食を取れたことに満足してぼんやりと過ごしている。いや、これからの事を考えなければ。
気になったのはカミーユという名の息子のこと。俺の記憶が正しければ、カミーユは魔王側についた人物で、後半戦うことになるボスキャラの一人だ。
全体攻撃魔法の《吹けよ風、呼べよ嵐!マウンテンストーム!》にどれだけ苦しめられたことか……!昔のゲームだから直前にセーブされてることなんて無く、最後に取れるセーブポイントからでも数時間掛かる巻き戻し作業を何度迎えたと思ってやがる!
主人公レオンの親友だと思ってたカミーユが父であるアークライト国王を殺し敵対するというドラマティックな展開も、何度も繰り返されれば茶番と化す。王様また死んでーら、と思うのも無理は無い。開発はもう少しバランス調整した方が良かったと思う。
……とにかく、ゲームにはカミーユの両親は出て来ず──容量の問題かもしれないが、ゲームだから気にしたことは無かったなぁ──更にカミーユが敵側についたことから、カミーユの両親、つまり俺ことマキシムとその妻はカミーユによって殺されたんじゃないだろうか。
待て、待て待て、普通に言ってるが〈俺〉に〈妻〉と〈息子〉だと!?前世だってずっと独り身でアレ……ゴニョゴニョだったのに気が付いたら妻子持ちとか!つまりこの場合俺はど、じゃなくてえーと、そう!どっちになるんでしょうか。というか何故結婚した直後くらいに転生しなかった……!?
涙を噛み締めながら今後のことを考える。オーケー、俺は冷静だ。ちょっと用を足しに、あらイケメンはこっちもイケメンなんですね、いやいや前世の俺だって本気出せば……ふざけるなーーーー!!
……オーケー、俺は、冷静だ……
とにかく、俺は死にたくないのでカミーユには真っ当な道を歩んでもらう。原作なんて知るか!死人にゃ分からんね!
ということでカミーユを構うことにした。「父ちゃんだぞー」と言ったらミルラムさんに注意された。これでも貴族らしいからそのように振る舞えということだそうだ。そういうことがスマートに出来てれば社会人として人並みに扱えてもらえたのかなあ。おっと、目にゴミが入っちまったようだぜ、へへへ……
カミーユはすぐに俺のことを「とーさま」と呼んで慕ってくれた。ものすごく嬉しい。ちょっと前までは子供なんてバカなクソガキくらいにしか思ってなかったのに。まさかこんな風に子供と接せられる日が来るなんて、これが歳をとるって事なら案外悪くないな。
メイドさんたちからは距離を感じたので俺ですいません!って思ってたらミルラムから以前の俺の態度を聞いて納得した。そりゃ誰もお世話しに来ないよ。マキシムってクソ野郎だな、殺されても当然だわ。
あとミルラムに“さん”付けしたら注意されたので付けないようにしたけど慣れない。
これからの目標は家族や屋敷の人たちと仲良くなる事、原作ルートを回避する事。
その為にまずは家族で一緒に食事をしよう!
あー、仕事行きたくねぇ、いや失業したんだっけ、と未だ回らない脳を覚ましながら、やけにふかふかの布団から起き上がると知らない部屋に居た。
──え!?ここ何処?
部屋を彷徨いて目の端に留まった鏡を何とは無しに見る。
「え、誰これ?俺?これ俺誰!?」
鏡の中の見目が整った人物は俺と同じ動きをする。つまり……誰だよ!???
「旦那様、如何なさいましたか?」
騒ぎを聞きつけたのか渋めの老紳士──後で聞いたがミルラムという名前だそうだ──が部屋に入って来た。
俺は記憶が無いということにして──実際こいつが持ってる記憶も無いしまるっきりの嘘ではない、老紳士に自分に関することを聞いた。
自分は誰なのか
ここは何処で何という国なのか
家族は居るのか
ミルラムの話を統合すると、どうやらここは『アルティメット・ファンタジア2』の世界だろうという結論に至った。
8ビットのハードでの最後の方に発売されたロールプレイングゲームで、攻略本まで買ってやってはいましたけれども……
こっちの容量がいっぱいいっぱいになったので寝ることにした。はやい話が現実逃避な訳だが、俺んちのせんべい布団では味わえないフカフカベッドを堪能したい。どうせ夢かもしれないんだから。
夢なのに現実逃避?どっちがどっちだ。そんなことを考えてるうちに眠りに落ちたようだった。
目覚めた時、床の硬さをダイレクトに伝えるペラペラのせんべい布団でも、ましてや築何年かは知らないがややガタがきてる六畳のアパートでもないことに、まだどう思っていいか自分でも分からなかった。が、俺は一度死んで転生したということなんだろうか。
起きた気配を察したのかミルラムさんが入ってくる。メイドさんがお世話してくれるのではと淡い期待を胸に抱いたのは内緒だ。というか絶対うまく対応出来ないからミルラムさんで少しほっとした。
久しぶりにまともな朝食を取れたことに満足してぼんやりと過ごしている。いや、これからの事を考えなければ。
気になったのはカミーユという名の息子のこと。俺の記憶が正しければ、カミーユは魔王側についた人物で、後半戦うことになるボスキャラの一人だ。
全体攻撃魔法の《吹けよ風、呼べよ嵐!マウンテンストーム!》にどれだけ苦しめられたことか……!昔のゲームだから直前にセーブされてることなんて無く、最後に取れるセーブポイントからでも数時間掛かる巻き戻し作業を何度迎えたと思ってやがる!
主人公レオンの親友だと思ってたカミーユが父であるアークライト国王を殺し敵対するというドラマティックな展開も、何度も繰り返されれば茶番と化す。王様また死んでーら、と思うのも無理は無い。開発はもう少しバランス調整した方が良かったと思う。
……とにかく、ゲームにはカミーユの両親は出て来ず──容量の問題かもしれないが、ゲームだから気にしたことは無かったなぁ──更にカミーユが敵側についたことから、カミーユの両親、つまり俺ことマキシムとその妻はカミーユによって殺されたんじゃないだろうか。
待て、待て待て、普通に言ってるが〈俺〉に〈妻〉と〈息子〉だと!?前世だってずっと独り身でアレ……ゴニョゴニョだったのに気が付いたら妻子持ちとか!つまりこの場合俺はど、じゃなくてえーと、そう!どっちになるんでしょうか。というか何故結婚した直後くらいに転生しなかった……!?
涙を噛み締めながら今後のことを考える。オーケー、俺は冷静だ。ちょっと用を足しに、あらイケメンはこっちもイケメンなんですね、いやいや前世の俺だって本気出せば……ふざけるなーーーー!!
……オーケー、俺は、冷静だ……
とにかく、俺は死にたくないのでカミーユには真っ当な道を歩んでもらう。原作なんて知るか!死人にゃ分からんね!
ということでカミーユを構うことにした。「父ちゃんだぞー」と言ったらミルラムさんに注意された。これでも貴族らしいからそのように振る舞えということだそうだ。そういうことがスマートに出来てれば社会人として人並みに扱えてもらえたのかなあ。おっと、目にゴミが入っちまったようだぜ、へへへ……
カミーユはすぐに俺のことを「とーさま」と呼んで慕ってくれた。ものすごく嬉しい。ちょっと前までは子供なんてバカなクソガキくらいにしか思ってなかったのに。まさかこんな風に子供と接せられる日が来るなんて、これが歳をとるって事なら案外悪くないな。
メイドさんたちからは距離を感じたので俺ですいません!って思ってたらミルラムから以前の俺の態度を聞いて納得した。そりゃ誰もお世話しに来ないよ。マキシムってクソ野郎だな、殺されても当然だわ。
あとミルラムに“さん”付けしたら注意されたので付けないようにしたけど慣れない。
これからの目標は家族や屋敷の人たちと仲良くなる事、原作ルートを回避する事。
その為にまずは家族で一緒に食事をしよう!
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