さつき
5月の雨が続く気だるい日、彼女はいなくなってしまった。
僕は田舎の高校2年生だ。僕の住む地域には小中高とそれぞれ1校しかなく、ほとんどが12年間共に過ごす。
僕には、早川麻里(はやかわまり)と言う幼なじみがいる。彼女はときどきいなくなる。
僕らが住むのは小さな村だから、人がいなくなると探せば必ず見つかるはずだが、麻里だけは絶対に見つけることができない。
彼女がいつものようにいなくなってしまった日、僕は村の神社に行った。僕らは幼い頃から何かあるとそこに行って過ごすからだ。すると、僕は神社の隅に、ある本を見つけた。
そこに書いていた内容は·····
僕は田舎の高校2年生だ。僕の住む地域には小中高とそれぞれ1校しかなく、ほとんどが12年間共に過ごす。
僕には、早川麻里(はやかわまり)と言う幼なじみがいる。彼女はときどきいなくなる。
僕らが住むのは小さな村だから、人がいなくなると探せば必ず見つかるはずだが、麻里だけは絶対に見つけることができない。
彼女がいつものようにいなくなってしまった日、僕は村の神社に行った。僕らは幼い頃から何かあるとそこに行って過ごすからだ。すると、僕は神社の隅に、ある本を見つけた。
そこに書いていた内容は·····
目次
感想
あなたにおすすめの小説
夜明けなんて来ない
香桐れん
青春
「将来の夢はプロ野球選手」。
小さい頃から少年野球チームでエースだった「俺」は、
高校球児として甲子園を沸かせ、
果ては念願のプロ野球選手となる――はずだった。
夢を絶たれて絶望のどん底に突き落とされた「俺」の運命は。
エブリスタ投稿済作品。
小説家になろう 等、他の小説投稿サイトにも投稿させていただいております。
---
表紙作成:かんたん表紙メーカー
写真素材:Gabriele Motter
君がくれた箱庭で
Daiwa
青春
少年はふと死のうと思った。
屋上へと軽やかに足を運んだ。
扉を開けた先に待っていたのは、
生きる少女と生い茂る緑だった。
これは梅雨入り前の初夏の出来事だった
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
春休みに起きた不幸がきっかけで少年の人生は少しずつ軋み始めていた。そしてついに些細なきっかけから死のうと思ったのだった。立ち入り禁止の誰もいないはずの屋上で待ち受けていたのは少女と生い茂る緑。彼女は問う、「人生とは何か」と。少年と少女のひと夏の出会いが互いの人生を大きく変える。生きるとは何か。どうすれば生きられるのか。人生とは何なのか。大人達が首を傾けては小難しい説教をする問題に、青くて臭い少年少女が2人だけの答えを見つけるお話です。
注意:本作品は執筆しながら公開をしています。そのためすでに公開した章を後から加筆・修正する可能性があります。その都度お知らせはしますが、あらかじめご了承ください。
募集:表紙や挿絵、キャラデザなど絵の提供をして頂ける方を募集しています
広くて狭いQの上で
白川ちさと
青春
ーーあなたに私の学園の全てを遺贈します。
私立慈従学園 坂東和泉
若狭透は大家族の長男で、毎日のように家事に追われている。
そんな中、向井巧という強面の青年が訪れて来た。彼は坂東理事長の遺言を透に届けに来たのだ。手紙には学園長と縁もゆかりもない透に学園を相続させると書かれていた――。
四人の学生が理事長の遺した謎を解いていく、謎解き青春ミステリー。
土俵の華〜女子相撲譚〜
葉月空
青春
土俵の華は女子相撲を題材にした青春群像劇です。
相撲が好きな美月が女子大相撲の横綱になるまでの物語
でも美月は体が弱く母親には相撲を辞める様に言われるが美月は母の反対を押し切ってまで相撲を続けてる。何故、彼女は母親の意見を押し切ってまで相撲も続けるのか
そして、美月は横綱になれるのか?
ご意見や感想もお待ちしております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる