感情を失った男の子

俺の名前は獬(かい)新高校1年生だ!
俺は!明日の入学式が楽しみで
仕方がなかった
親とも明日の話で盛り上がり
気付いたら寝る時間だった
そして!朝になり。朝ごはんを食べて歯磨きをして顔を洗い!
制服に着替え。カバンを背負って!
いってきまーす!とドアを開けて
学校に向かった
そして!学校に着いて
とうとう!入学式が始まるぞと
ドキドキしながら待っていた!
だが。しかし。悲劇は突然起きたんです。
獬くんー!と叫ばれ
先生の方に行って
先生どうしました?と聞き
でも。先生の顔は
とても悲しそうだった。
え。どうしたんですか?って聞いたら
君のお父さんが。事故で緊急搬送された。と言われた
僕は。そこで泣き崩れてしまった
僕は思いました。
なんで僕のお父さんがって。
もう。正直パニックでした。
そして。先生に
すぐに病院に行くぞって言われ
連れていかれました
そこに。お母さんと事故にあった
お父さんがいました。
お母さんは泣き崩れてしまってた。
お父さんは意識不明だ。
僕は。病院の先生に聞いた。
お父さんは助かるんですか。って聞いたら
病院の先生はこう答えた
正直。きついでしょう…
僕はその瞬間感情を失ってしまった。
そして。家に帰ってきたら
僕は。すぐに自分の部屋に行きました。
そして。引きこもりになってしまいました。
僕は。どうすればいいんだと
ずっと悩んで悩んで。
でも。感情を失った僕に
涙ひとつも出ないんです。
そして。
僕はこう思ってしまった
僕なんかが。
入学式に行ったから
こうなったんだ
僕の責任だと。
もう。どうでもいいよと。
僕はずっと寝込んでしまいました。
僕のお母さんは
獬と呼び
ご飯置いとくよと優しい声で
言ってくれました。
でも。僕には
その優しさが怖かったです。
心の中では
お母さんごめんねと謝ってたけど。
でも。
お母さん本人には言えなかった。
そう僕は
感情を失った男の子だから。
24h.ポイント 0pt
0
小説 192,455 位 / 192,455件 エッセイ・ノンフィクション 8,138 位 / 8,138件

あなたにおすすめの小説

最後に何言うの

暗黙 了
エッセイ・ノンフィクション
あなたは最後に何をいいますか?当たり前の毎日。そんな毎日が永遠では、ない。年寄りは、動作が遅くてイライラしますか、口うるさい親は迷惑、成績が悪い子供はだめですか、美人じゃないとだめですか、給料が安いのはだれのせいですか?全ての人に問いたい。人あなたは永遠ではないことを。

「乳がんサバイバーのある日, 9年目の再発 ーそれでも僕は生きて行く!ー」

真人 ーMahitoー
エッセイ・ノンフィクション
真人-Mahito-(♀)です。 乳がんサバイバー9年目にして、再発しました。(ステージ4とかではない。取り敢えず、まだ、何とか) 凹みましたが、凹んでいる暇はなく生きて――生活して行かなければなりません。 右往左往しつつ、揺蕩う-たゆたう-とも沈まず――徒然書いていければ、と思い、アカウントを取ってエッセイを書かせて頂くことにしました。 (声に出していく-書く-こと-も、乗り越えて行く大事なプロセスだから)  僕自身が消化するためではある日記ですが、(今回再発なのですが)元々乳がんの中でも”小葉がん”という少々レアなタイプで情報が割と少ないのです。流れ流れて、必要としている誰かに”大丈夫だよ”、”しんどくないワケじゃないけれど、大丈夫、何とかなるよ”と届けばいい……とも願っています。

あなたと私の壊れかけた世界

Euclase
エッセイ・ノンフィクション
壊れかけた世界が壊れるまでのお話

ちょっと大人な体験談はこちらです

神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない ちょっと大人な体験談です。 日常に突然訪れる刺激的な体験。 少し非日常を覗いてみませんか? あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ? ※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに  Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。 ※不定期更新です。 ※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

夫が寵姫に夢中ですので、私は離宮で気ままに暮らします

希猫 ゆうみ
恋愛
王妃フランチェスカは見切りをつけた。 国王である夫ゴドウィンは踊り子上がりの寵姫マルベルに夢中で、先に男児を産ませて寵姫の子を王太子にするとまで嘯いている。 隣国王女であったフランチェスカの莫大な持参金と、結婚による同盟が国を支えてるというのに、恩知らずも甚だしい。 「勝手にやってください。私は離宮で気ままに暮らしますので」

ゴルハラ~ゴルフハラスメント体験談~

もっくん
エッセイ・ノンフィクション
僕が中途で入社したメーカーの営業部がとにかくゴルフ、ゴルフの部署で、ゴルフハラスメントと名付けたくなるようなゴルフ第一主義の部署でした。 結局うんざりしてすぐ辞めてしまったのですが、その部署に配属されてからゴルフがきっかけで辞めるまでの体験談をお話しします。

浅い法華経

weo
エッセイ・ノンフィクション
以前からここで何度も書き換えたり整理し直したりを繰り返した法華経体験記の最終形態のつもり。 「法華経推理」は物語で、日本に法華経を広めた日蓮(ただし架空の日蓮)と、その日蓮が残したメモをもとに法華経を調べるうちに、法華経はお経ではなく生き物ではないかと思い始めた女性の話。 「日記の抜粋」は私自身のこと。かつてここで書いた、膨大過ぎた日記を要約したもの。「法華経推理」の元になったもの。 これは法華経という実体がないと言われるお経を、実はそれは人間の取扱説明書だと解釈して、そのメカニズムを日記や物語でなんとか解明したいという私の足掻きの足跡。 何せお経のことなので頭がこんがらがる話だが、ある種の推理小説として捉えたらいいかも知れない。 という、あくまでお経に興味があって、何より読む根気のある人用の話。

マルチ勧誘を受けた話

もっくん
エッセイ・ノンフィクション
マルチ商法に興味も無かった僕 偶然を装った勧誘者のペースに乗せられ、時には色仕掛け(?)に乗せられ危ういところで脱出した体験談です。 念のため、勧誘されたってだけで実際のマルチ商法には一切加担していません。

処理中です...