勇者に憧れて 〜死んだと思えば大体なんだって出来る! 世界を変えれない僕は自分を変えることにしました。

遥か昔、魔族、エルフ族、人族、ドワーフ族、獣人族が争う世界では、巨大な魔力を秘めた魔石を巡る戦いが続いていた。

王子ロイ・ラインハルトは、魔族の王が魔石を使って他国を侵略しようと画策していることを知り、各国の代表による一騎打ちで決着をつける案を提案する。

一ヶ月後、各国の代表と魔族の幹部が激突する戦いが始まり、三日三晩の激戦の末、勇者が魔王を倒し魔石を破壊した。

しかし、勇者も命を落とし、見届け人のロイ王子は帰国後、争いを招く貴族を排除し、魔族と人族を統一したライン王国を建国する。こうして多民族国家が成立し、平和が訪れた。

それから五十年後、ライン王国は繁栄し、争いのない世界が築かれていた。

その中で、リズ・ヴァートリーという少年が勇者に憧れ、祖父と共に旅をしながら、将来の夢に向かって成長していく物語が始まる。
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