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ep14:姉と耳かきがしたい
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23時、部屋のドアをノックする音。
「優斗、今、ちょっといい?」
姉の声だ。僕は思う、貴方なら24時間365日年中無休いつでもウェルカムである。
「ネットのセールで買っちゃったんだけど・・・」
「なに?それ?耳かき?」
「そう、これね、耳かきの先にカメラが付いてるの」
その耳かきは、先端にカメラが付いていて、姉のスマホに無線で繋がり、その映像が映し出されていた。
「この耳かきで掃除すると耳の中が丸見えなのっ!!凄くない?!優斗っ!!」
こんな無邪気な姉が本当に愛しい。
「優斗っ、これで貴方の耳掃除してあげるから・・・。ほら、ここに頭置いて」
ベッドに腰かけた姉の膝枕が僕を待っている。最高過ぎるだろ、こんなの・・・。
姉の太ももに頭を乗せると、しっかりと張りのある脚が僕の頭を支えた。姉はパジャマの長ズボンを履いていた。本当は生足に触れたかったが、これで十分幸せだ。
「うわ~見て見てっ」
姉がスマホの画面を僕にみせる。
「すごーい。耳毛ボーボーだよっ!ボーボー!!」
弟の耳の中を見てボーボーとか喜んで言わないで欲しい。恥ずかしいじゃないか。
「えっ?耳毛がこんなに生えてるの・・・おかしい?」
「ううん?お姉ちゃんもボーボーだった」
お姉ちゃんもボーボーなのかよ。・・・・・・興奮するじゃないか。
僕の耳の奥に耳かきが侵入してくる。
「ああ~。でも残念。あなた最近、耳掃除したでしょ・・・」
「うーん。3日前くらいにしたかな・・・?」
「これは、してるわ・・・。ちょっとぉ・・・。お姉ちゃんが掃除する分を取り置きしてくれないと・・・」
「そんな事言われても・・・。でも、凄く気持ち良いよ・・・・・・」
「そう?」
コリコリコリコリ・・・・・・・・・。心地良い音が耳の中にこだまする。眠くなってしまいそうだ。
「はい、左耳終わり。優斗、今度右耳やるから反対向いて・・・」
僕は、右耳が上になるように体ごと反転した。僕の顔は姉の方を向く。この向きの方が幸せ指数が高い。まるで、自分が姉の子に産まれて、彼女に世話をしてもらっている気分になる。彼女の体温や匂いもこの向きの方が強く感じる。思わず呼吸が荒くなる。ハァハァハァ・・・・・・。
「うん?どうしたの?優斗?苦しいの・・・?」
「あ・・・うん?大丈夫。気持ち良いよ・・・。眠くなっちゃいそうだ・・・」
「このままベッドで寝ちゃえば・・・?」
「いや・・・、今度は、お姉ちゃんの耳を僕が掃除してあげるよ」
「ええ・・・?いいの・・・?」
「もちろん」
その時、僕のスマートフォンに着信があった。
「あっ・・・美咲からだ・・・何だろう?・・・もしもし?」
「あっ、お兄ちゃん、今、大丈夫?」
「あ・・・うん。・・・どうした?」
「ごめんね?こんな丑三つ時に・・・。あのね、ちょっと勉強を教えてもらおうと思って・・・。ダメ?」
「いや?・・・明日の夜とかならいいけど・・・?」
「本当?お兄ちゃん、ありがとう。また、連絡する」
「ああ、・・・あと、まだ丑三つ時じゃないよ・・・」
「知ってる・・・」
「美咲ちゃん、何だって?」
「僕に、勉強教えて欲しんだって・・・。明日の夜、美咲ここに来るから・・・」
「ふーん・・・・・・」
「あっ、今度お姉ちゃんの番ね、耳かき・・・」
「あっ、もういいよ。・・・お姉ちゃん、もう寝る・・・。オヤスミ」
「ああ、おやすみ・・・・・・」
「優斗、今、ちょっといい?」
姉の声だ。僕は思う、貴方なら24時間365日年中無休いつでもウェルカムである。
「ネットのセールで買っちゃったんだけど・・・」
「なに?それ?耳かき?」
「そう、これね、耳かきの先にカメラが付いてるの」
その耳かきは、先端にカメラが付いていて、姉のスマホに無線で繋がり、その映像が映し出されていた。
「この耳かきで掃除すると耳の中が丸見えなのっ!!凄くない?!優斗っ!!」
こんな無邪気な姉が本当に愛しい。
「優斗っ、これで貴方の耳掃除してあげるから・・・。ほら、ここに頭置いて」
ベッドに腰かけた姉の膝枕が僕を待っている。最高過ぎるだろ、こんなの・・・。
姉の太ももに頭を乗せると、しっかりと張りのある脚が僕の頭を支えた。姉はパジャマの長ズボンを履いていた。本当は生足に触れたかったが、これで十分幸せだ。
「うわ~見て見てっ」
姉がスマホの画面を僕にみせる。
「すごーい。耳毛ボーボーだよっ!ボーボー!!」
弟の耳の中を見てボーボーとか喜んで言わないで欲しい。恥ずかしいじゃないか。
「えっ?耳毛がこんなに生えてるの・・・おかしい?」
「ううん?お姉ちゃんもボーボーだった」
お姉ちゃんもボーボーなのかよ。・・・・・・興奮するじゃないか。
僕の耳の奥に耳かきが侵入してくる。
「ああ~。でも残念。あなた最近、耳掃除したでしょ・・・」
「うーん。3日前くらいにしたかな・・・?」
「これは、してるわ・・・。ちょっとぉ・・・。お姉ちゃんが掃除する分を取り置きしてくれないと・・・」
「そんな事言われても・・・。でも、凄く気持ち良いよ・・・・・・」
「そう?」
コリコリコリコリ・・・・・・・・・。心地良い音が耳の中にこだまする。眠くなってしまいそうだ。
「はい、左耳終わり。優斗、今度右耳やるから反対向いて・・・」
僕は、右耳が上になるように体ごと反転した。僕の顔は姉の方を向く。この向きの方が幸せ指数が高い。まるで、自分が姉の子に産まれて、彼女に世話をしてもらっている気分になる。彼女の体温や匂いもこの向きの方が強く感じる。思わず呼吸が荒くなる。ハァハァハァ・・・・・・。
「うん?どうしたの?優斗?苦しいの・・・?」
「あ・・・うん?大丈夫。気持ち良いよ・・・。眠くなっちゃいそうだ・・・」
「このままベッドで寝ちゃえば・・・?」
「いや・・・、今度は、お姉ちゃんの耳を僕が掃除してあげるよ」
「ええ・・・?いいの・・・?」
「もちろん」
その時、僕のスマートフォンに着信があった。
「あっ・・・美咲からだ・・・何だろう?・・・もしもし?」
「あっ、お兄ちゃん、今、大丈夫?」
「あ・・・うん。・・・どうした?」
「ごめんね?こんな丑三つ時に・・・。あのね、ちょっと勉強を教えてもらおうと思って・・・。ダメ?」
「いや?・・・明日の夜とかならいいけど・・・?」
「本当?お兄ちゃん、ありがとう。また、連絡する」
「ああ、・・・あと、まだ丑三つ時じゃないよ・・・」
「知ってる・・・」
「美咲ちゃん、何だって?」
「僕に、勉強教えて欲しんだって・・・。明日の夜、美咲ここに来るから・・・」
「ふーん・・・・・・」
「あっ、今度お姉ちゃんの番ね、耳かき・・・」
「あっ、もういいよ。・・・お姉ちゃん、もう寝る・・・。オヤスミ」
「ああ、おやすみ・・・・・・」
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